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転職エージェントを使いたいけれど、どれを選べばいいかわからない。
そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
リクルートエージェント・doda・マイナビ転職AGENTなど主要10サービスを、求人数・サポート体制・定着率などの公式データをもとに徹底比較しました。
20代の初めての転職から40代のハイクラス転職まで、年代と状況に合ったエージェントの選び方や、複数社を賢く使いこなす方法も解説します。

転職エージェントのおすすめランキングを選ぶ際、求人数・サポート体制・利用者の転職成功実績という3つの軸で評価することが重要です。
以下では2026年時点の最新情報をもとに、実際の登録者数や求人件数などの公式データを根拠として各サービスを紹介します。
| 順位 | サービス名 | 運営会社 | 公開求人数 | 特に向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | リクルートエージェント | 株式会社インディードリクルートパートナーズ | 約80万件(非公開約29万件・2026年8月30日時点) | 転職活動を広く効率的に進めたい人全般 |
| 2位 | doda | パーソルキャリア株式会社 | 約28万8,000件(2026年9月10日時点) | 転職サイトとエージェントを併用したい人 |
| 3位 | マイナビ転職AGENT | 株式会社マイナビ | 約14万件(非公開約3万3,000件・2026年8月時点) | 20〜30代・第二新卒 |
| 4位 | パソナキャリア | 株式会社パソナ | 非公開(全体の約60%が非公開求人) | 丁寧なサポート重視・年収600万円以上 |
| 5位 | ビズリーチ | 株式会社ビズリーチ | 非公開(年収1,000万円以上が5割以上・2026年1月末) | 年収500万円以上のミドル〜ハイクラス |
| 6位 | JACリクルートメント | 株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント | 非公開 | 管理職・外資系・グローバル志望 |
| 7位 | レバテックキャリア | レバテック株式会社 | 約5万9,000件(2026年8月時点) | ITエンジニア・Web系職種 |
| 8位 | ハタラクティブ | レバレジーズ株式会社 | 非公開(未経験OK求人82.8%) | 既卒・第二新卒・未経験 |
| 9位 | リクナビNEXT | Indeed Japan株式会社 | 181万件以上(転職サイト・2026年9月10日時点) | 自分のペースで求人を探したい人 |
| 10位 | type転職エージェント | 株式会社キャリアデザインセンター | 求人総数37,989件(非公開26,914件・2026年9月10日時点) | 一都三県でIT・営業職を目指す20〜30代 |
上の表は各社の公式サイト情報をもとに作成しています。
求人数は時期によって変動するため、最新状況は各公式サイトでご確認ください。
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
リクルートエージェントは、転職支援実績No.1(厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および4ヶ月以上の有期雇用の合計人数、2025年度実績を自社集計、2026年5月時点)を誇る、日本最大規模の転職エージェントです。
転職エージェントを初めて使う人から、キャリアアップを目指す経験者まで、幅広い層に対応できる求人の多さと、専任キャリアアドバイザーによる一貫したサポートが最大の強みといえます。
求人数の圧倒的な規模が、他サービスとの最大の差別化要素です。
2026年8月時点で公開求人数は約80万件、非公開求人数は約29万件にのぼります。
採用人数ベースで合算すると100万件を超える規模であり、業界・職種・エリアを問わずに選択肢を持てる点が特徴的です。
求人数が多いだけでなく、1977年の創業以来積み上げてきた企業との関係性から、市場に出回らない非公開案件を独自ルートで保有しているのも注目すべき点です。
非公開求人には、企業の戦略ポジションや高待遇案件が含まれるケースも多く、登録することで初めてアクセスできる求人があります。
リクルートエージェントが提供するサポートの内容は以下のとおりです。
転職活動中は応募から選考結果まで、自分専用の管理ページで進捗を一元管理できます。
スマートフォンアプリやLINE連携機能も使えるため、在職中で時間が取りにくい方でも隙間時間に活動しやすい設計です。
リクルートエージェントが特に向いているのは以下のような方です。
とはいえ、規模が大きい分、キャリアアドバイザーの対応の丁寧さには個人差があるという声もあります。
担当者との相性が合わないと感じた場合は、遠慮なく変更を申し出るのがよいでしょう。
連絡頻度が気になる場合は、初回面談時に希望を伝えておくと調整してもらえる場合があります。
リクルートエージェントの登録・利用は求職者にとって完全無料です。
費用は採用企業側が成功報酬として負担する仕組みのため、求職者が金銭的なリスクを負うことはありません。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社インディードリクルートパートナーズ |
| 本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1丁目9番2号 グラントウキョウサウスタワー |
| 創業 | 1977年 |
| 資本金 | 3億5,000万円 |
| 従業員数 | 約6,312名(Gビズインフォ掲載情報) |
| 公開求人数 | 約80万件(2026年8月30日時点) |
| 非公開求人数 | 約29万件(2026年8月30日時点、採用予定人数ベース) |
| 転職支援実績 | No.1(厚生労働省「人材サービス総合サイト」2025年度実績) |
| 利用料金 | 無料(求職者) |
| 対応エリア | 全国・海外対応(オンライン面談可) |
| 公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
dodaは、転職エージェントと転職サイトの2つの機能を1つのサービスで利用できる点が最大の特徴です。
キャリアアドバイザーによるサポートを受けながら、自分でも求人を検索・応募できるため、転職活動のスタイルに合わせて使い分けられます。
2026年9月時点の公開求人数は約28万8,000件にのぼり、リクルートエージェントに次ぐ規模を誇ります。
会員登録者数は2026年6月末時点で約1,099万人に達しており、業界でも屈指の利用者数を持つサービスです。
オリコン顧客満足度調査では転職エージェント部門で5年連続トップ5に選出されており、利用者からの評価も安定しています。
dodaのエージェントサービスでは、専任のキャリアアドバイザーが転職活動をトータルでサポートします。
具体的なサポート内容は以下のとおりです。
サイト機能と組み合わせることで、担当者に紹介してもらう求人だけでなく、自分で検索した求人にも直接応募できます。
2つのルートを持てることが、選択肢を広げる上で実質的に役立ちます。
また、dodaにはパートナーエージェントサービスという仕組みがあります。
国内630社以上の転職エージェント、約7,800名のキャリアアドバイザーと連携しており、地域特化型や業界特化型のエージェントからもスカウトを受け取れる点が他サービスにはない特徴です。
dodaが特に向いているのは以下のような方です。
とはいえ、大手サービスであるため担当者の対応には個人差があり、登録直後はメールや電話の連絡頻度が高くなることがあります。
連絡頻度は担当者に伝えると調整してもらえる場合が多いため、最初の面談で希望を明確に伝えておくとよいでしょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
| 本社所在地 | 東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー21F |
| 設立 | 1989年 |
| 資本金 | 11億2,700万円 |
| 従業員数 | 約6,721名(doda掲載情報) |
| 公開求人数 | 約28万8,000件(2026年9月10日時点) |
| 会員登録者数 | 約1,099万人(2026年6月末時点) |
| 利用料金 | 無料(求職者) |
| 対応エリア | 全国・海外対応(オンライン面談可) |
| 公式サイト | https://doda.jp/ |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
マイナビ転職AGENTは、株式会社マイナビが運営する総合型の転職エージェントです。
2025年12月17日に「マイナビAGENT」からブランドリニューアルし、総合求人サイト「マイナビ転職」との連携を強化しました(株式会社マイナビ プレスリリース、2025年12月17日)。
求人メディアの情報力と人材紹介の専門性を組み合わせ、求人検索からキャリア相談・応募・内定までを一体で支援する体制に移行しています。
20代・30代の若手層と第二新卒の転職支援に強みがあり、オリコン顧客満足度調査「転職エージェント」部門では2026年1月5日発表の調査で4年連続の総合1位(70.8点、有効回答3,432人)です。
評価項目別では「利用のしやすさ」で2年連続、「担当者の対応」で初めての1位です(オリコン顧客満足度調査2026)。
マイナビ転職AGENTが他のサービスと異なる点のひとつは、企業側の情報収集に専任の「リクルーティングアドバイザー」を置いていることです。
このアドバイザーが担当企業に定期的に訪問し、求人票には載っていない社内の雰囲気・採用担当者の本音・面接で重視されるポイントを収集します。
その情報をキャリアアドバイザーが求職者へのサポートに活かす仕組みは、マッチング精度の高さと高い定着率につながっています。
マイナビの公式サイトによると、同サービス経由で入社した人の90日定着率は98.6%、3ヵ月以内の入社決定率は82.5%(いずれも2023年10月1日〜2024年9月30日のマイナビ人材紹介サービスでの実績)となっています。
単に転職先を紹介するだけでなく、入社後の定着まで意識した支援体制を整えているといえます。
サポートの具体的な内容は以下のとおりです。
2026年8月時点の公開求人数は約14万件、非公開求人数は約3万3,000件であり、業種別ではIT・通信系が全体の33.6%と最も多い構成です。
製造業・メーカー系も25.7%を占めており、工学・理系バックグラウンドの方にも対応できる求人の幅があります。
また、求人全体の約80%が非公開となっているため、登録後に初めて出会える案件が多いことも特徴のひとつです。
マイナビ転職AGENTが特に向いているのは以下のような方です。
とはいえ、ミドル層・ハイクラス層向けの求人はリクルートエージェントやビズリーチと比べると手薄な傾向があります。
年収800万円超のポジションを目指す方は、他のエージェントと並行利用するとよいでしょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社マイナビ |
| 本社所在地 | 東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 |
| 設立 | 1973年8月15日 |
| 資本金 | 21億210万円 |
| 従業員数 | 約8,070名(マイナビ単体・2025年12月時点) |
| 公開求人数 | 約14万件(2026年8月時点) |
| 非公開求人数 | 約3万3,000件(2026年8月時点) |
| 90日定着率 | 98.6%(2023年10月〜2024年9月実績、公式サイト掲載) |
| 3ヵ月以内の入社決定率 | 82.5%(同期間) |
| 利用料金 | 無料(求職者) |
| 対応エリア | 全国30拠点(2026年5月時点)、オンライン面談可 |
| 公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
パソナキャリアは、1976年創業のパソナグループが運営するハイクラス特化型の転職エージェントです。
累計転職支援実績は59万人以上、取引実績企業は3万社以上にのぼり、国内上場企業の約7割と取引関係を持つという実績は、総合型エージェントの中でも際立っています。
パソナキャリアが他エージェントと一線を画す点は、コンサルタントの質に対するこだわりです。
独自の「認定シニアコンサルタント」制度を設けており、一定の基準を満たしたコンサルタントのみが上位資格を取得できる仕組みです。
オリコン顧客満足度調査「転職エージェント」部門の「担当者の対応」項目では、2019年から2025年まで7年連続で1位を獲得してきました。
2026年1月5日発表の調査では総合5位(68.8点)となり、「ハイクラス・ミドルクラス転職」部門では総合4位(74.0点)です(オリコン顧客満足度調査2026)。
取り扱う求人の特徴として、全体の約60%が非公開求人であり、公開求人においても約半数が年収800万円以上のポジションです。
管理職・部長クラスから事業責任者クラスまでの求人を幅広く保有しており、キャリアアップや年収アップを明確な目標として持つ転職者に向いています。
パソナキャリア公式サイトの発表によると、転職後の年収アップ率は61.7%に達しています。
また、全国47都道府県すべてに拠点を持つ点も、他の総合型エージェントにはない特徴です。
首都圏に求人が集中しがちなハイクラス転職の分野で、地方在住の方や地方への転職を希望する方にも対応できる体制が整っています。
サポートの内容は以下のとおりです。
パソナキャリアが特に向いているのは以下のような方です。
とはいえ、若手・20代前半の転職者や経験が浅い方に対しては、ハイクラス特化の性質上、紹介できる求人が限られることがあります。
キャリアの浅い段階では、マイナビ転職AGENTやハタラクティブなどとの併用をやハタラクティブなどとの併用を検討するとよいでしょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社パソナ |
| 本社所在地 | 東京都港区南青山3-1-30 |
| 創業 | 1976年 |
| 累計転職支援実績 | 59万人以上 |
| 取引実績企業数 | 3万社以上 |
| 上場企業との取引割合 | 国内上場企業の約7割 |
| 転職後の年収アップ率 | 61.7%(公式サイト掲載) |
| 非公開求人割合 | 全体の約60% |
| 対応エリア | 全国47都道府県(拠点あり) |
| 顧客満足度 | 94.56%(公式サイト掲載) |
| 利用料金 | 無料(求職者) |
| 公式サイト | https://www.pasonacareer.jp/ |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
ビズリーチは、管理職・専門職・グローバル人材などの即戦力・ハイクラス層に特化した会員制のスカウト型転職サービスです。
2009年のサービス開始以来、日本にダイレクトリクルーティング文化を定着させた草分け的存在であり、2026年1月末時点で年収1,000万円以上の求人が全掲載求人の5割以上を占めています。
他の転職エージェントと根本的に異なる点は、ビズリーチ自体が求人を紹介するエージェントではなく、企業とヘッドハンターが直接スカウトを送るプラットフォームであることです。
職務経歴書を登録すると、ビズリーチに掲載している企業の採用担当者や、一定の審査を通過したヘッドハンターから直接スカウトが届く仕組みです。
スカウトを受け取ることで、自分の市場価値を客観的に知ることができます。
2026年4月末時点で累計導入企業数は43,900社以上、登録ヘッドハンター数は9,400人以上にのぼります。
プラチナスカウトと呼ばれる、企業面談・面接が確約された質の高いスカウトが届く点も特徴で、転職活動の効率化につながります。
ビズリーチは無料のスタンダードステージと、有料のプレミアムステージの2プランを用意しています。
2024年4月以降、スカウトはすべてプラチナスカウトに一本化されており、無料・有料を問わずスカウトの閲覧・返信が可能です。
| プラン | 月額料金 | 主な機能 |
|---|---|---|
| スタンダードステージ(無料) | 0円 | プラチナスカウトの閲覧・返信、公募・特集求人への応募 |
| プレミアムステージ(有料) | 月額5,478円(税込) | 全求人の検索・閲覧・応募、ヘッドハンターのプロフィール詳細閲覧 |
プレミアムステージの主な追加機能は、非公開求人を含むすべての求人への自己応募権です。
受動的にスカウトを待つだけでなく、自分から能動的に求人を探して応募したい方にとって有効なオプションです。
初回は1週間の無料お試し期間も用意されています。
スカウトを受け取るには審査を通過する必要があり、ビズリーチの登録ユーザー層は即戦力人材が中心です。
公式サイトでは管理職・専門職・グローバル人材を対象としており、一般的に年収500万円以上・管理職経験者・高度な専門スキルを持つ人材が登録対象の目安とされています。
転職エージェントのような個別面談やキャリアカウンセリングが必要な方には、別のサービスと組み合わせる活用が現実的です。
ビズリーチが特に向いているのは以下のような方です。
とはいえ、20代前半や転職回数が少ない方、専門スキルや管理職経験のない方にはスカウトが届きにくい傾向があります。
転職エージェントによる積極的なサポートを求める方は、リクルートエージェントやマイナビ転職AGENTと並行利用するとよいでしょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ビズリーチ(ビジョナル株式会社の完全子会社) |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー |
| サービス開始 | 2009年4月 |
| 親会社 資本金 | 66億3,100万円(ビジョナル株式会社、2025年7月末時点) |
| グループ従業員数 | 2,808名(ビジョナルグループ、2025年7月31日時点) |
| 累計導入企業数 | 43,900社以上(2026年4月末時点) |
| 登録ヘッドハンター数 | 9,400人以上(2026年4月末時点) |
| 年収1,000万円以上の求人割合 | 5割以上(2026年1月末時点) |
| 利用料金 | 無料(スタンダードステージ)/月額5,478円・税込(プレミアムステージ) |
| 公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
JACリクルートメントは、1975年のロンドン創業を起源に持つグローバル人材紹介会社であり、日本では1988年から事業を展開している東証プライム上場の転職エージェントです。
管理職・専門職・エグゼクティブ層を対象としたハイクラス転職に特化しており、外資系企業や海外進出企業への転職支援において業界内でも際立った実績を持ちます。
JACリクルートメントが他の転職エージェントと根本的に異なるのは、企業と求職者の双方を1人のコンサルタントが担当する「両面型」の体制です。
多くのエージェントは企業担当と求職者担当を分ける分業型を採用しているのに対し、JACでは同一のコンサルタントが企業の採用背景・課題・職場の実情を直接把握した上で求職者に情報を共有します。
求人票には記載されない社内事情や面接官が重視するポイントまで踏み込んだアドバイスができるのは、両面型ならではの強みです。
この体制は「両面型人材紹介会社として国内最大規模」と評されており、マッチング精度の高さとミスマッチ防止において高い評価を受けています。
オリコン顧客満足度調査「ハイクラス・ミドルクラス転職」部門では、2019年から2026年まで8年連続の総合1位です(オリコン顧客満足度調査2026)。
JACのコンサルタントは業界・職種別の専門チームに分かれています。
製造業・IT・金融・コンサルティング・ヘルスケア・エネルギーなど各業界の専門知識を持ったコンサルタントが対応するため、業界固有の転職市場や求人の実情について具体的なアドバイスを得られます。
グローバル対応力もJACの大きな特徴です。
シンガポール・マレーシア・インドネシア・タイ・韓国・ベトナム・インド・イギリス・ドイツ・オランダ・アメリカの海外11ヵ国に拠点を持ち、これらのネットワークを活かした海外勤務ポジションや外資系企業への転職支援が可能です。
英文レジュメの作成・添削にも対応しており、グローバルなキャリアを目指す方には他のサービスにはない強みがあります。
サポートの内容は以下のとおりです。
JACリクルートメントが特に向いているのは以下のような方です。
とはいえ、20代前半や管理職・専門職経験がない方には紹介できる求人が限られる傾向があります。
ハイクラスに特化したサービスのため、経験・スキルの棚卸しが不十分な状態では活用しにくい面もあります。
リクルートエージェントなど総合型エージェントで求人の幅を確保しながら、JACで専門性の高い求人にアプローチする併用戦略が現実的です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント |
| 本社所在地 | 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング14階 |
| 日本での事業開始 | 1988年 |
| 資本金 | 6億7,226万円 |
| 従業員数 | 連結2,453名/単体2,049名(2026年3月末時点) |
| 上場市場 | 東証プライム(証券コード2124) |
| 国内拠点数 | 13拠点 |
| グループ拠点数 | 12ヵ国36拠点(日本を含む・海外は11ヵ国) |
| 利用料金 | 無料(求職者) |
| 公式サイト | https://www.jac-recruitment.jp/ |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
レバテックキャリアは、ITエンジニア・Webデザイナー・クリエイター職に完全特化した転職エージェントです。
レバテック株式会社(レバレジーズ株式会社の完全子会社)が運営しており、2005年から20年近くにわたりIT人材の転職支援を専門に行ってきた実績を持ちます。
ITエンジニア向け仕事探し支援サービスとして、認知率・登録率が業界No.1であることが、GMOリサーチ&AI株式会社の調査によって確認されています。
レバテックキャリアの最大の強みは、担当するキャリアアドバイザー自身がIT業界に精通している点です。
JavaやPython、AWSやDockerといった技術スタックの話が通じる専門アドバイザーが対応するため、スキルセットの棚卸しや転職市場での強みの整理が深いレベルで行えます。
総合型エージェントでは技術的な説明を一から噛み砕かなければならない場面も多い一方、レバテックキャリアでは現場レベルの話ができる点を評価するエンジニアが多いです。
公式サイトによると、転職後に年収アップを実現した利用者の割合は5人に4人であり、うち3人に2人は年収が70万円以上増加しています。
これはエンジニア職の市場価値が転職によって引き出されやすいという特性に加え、年収交渉を専門に行えるアドバイザーの存在が後押ししている結果です。
2026年8月時点の公開求人数は約5万9,000件にのぼり、IT・Web系職種に絞った求人数としては業界内でも有数の規模です。
リモートワーク可能な求人の割合も高く、2026年5月時点では全公開求人のうち約64%がリモートワーク対応となっています。
地方在住のエンジニアが都市部の好条件求人に挑戦しやすい環境が整っています。
サービス全体の累計登録者数は、レバテックサービス全体で68万人以上(2026年4月時点のプレスリリースによる)にのぼっており、IT人材からの支持の高さを数字でも確認できます。
サポートの内容は以下のとおりです。
レバテックキャリアが特に向いているのは以下のような方です。
とはいえ、IT・Web系以外の職種や業種には対応していないため、エンジニア職以外の転職には向きません。
また、実務経験がほとんどない未経験者には紹介できる求人が限られることがあります。
他職種への転職を視野に入れる場合は、総合型エージェントと組み合わせて利用するとよいでしょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | レバテック株式会社 |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 24F・25F |
| 設立 | 2017年8月1日 |
| 資本金 | 6,000万円 |
| 株主 | レバレジーズ株式会社(100%) |
| 公開求人数 | 約5万9,000件(2026年8月時点) |
| リモート可求人割合 | 約64%(2026年5月時点) |
| 年収アップ率 | 5人に4人が年収アップ、3人に2人は70万円以上アップ(公式サイト掲載) |
| レバテックサービス累計登録者数 | 68万人以上(2026年4月時点) |
| 業界認知率・登録率 | ITエンジニア向け支援サービスNo.1(GMOリサーチ&AI調査) |
| 利用料金 | 無料(求職者) |
| 公式サイト | https://career.levtech.jp/ |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
ハタラクティブは、フリーター・既卒・第二新卒・正社員未経験者に特化した就職・転職支援エージェントです。
レバレジーズ株式会社が2013年から運営しており、サービス開始から2026年3月までの累計カウンセリング実績は26万件以上にのぼります。
学歴・職歴・空白期間の有無を問わず正社員就職を目指せる体制が整っており、キャリアの第一歩を踏み出す方を対象にしたエージェントです。
ハタラクティブの公式サイトによると、取り扱う求人の82.8%が未経験者歓迎です。
総合型エージェントの求人は経験者優遇が多く、職歴の浅い方が応募できる求人を見つけにくい場面があります。
ハタラクティブはその構造を逆転させており、登録した時点から大多数の求人に応募資格がある状態でスタートできます。
内定実績については、2023年12月〜2024年1月に面接を実施した求職者のうち内定が出た割合が80.6%に達しています。
この数値を支える要因のひとつが、書類通過率96%以上というマッチング精度の高さです。
ハタラクティブでは求職者と企業のマッチングを丁寧に行い、採用可能性の高い求人だけを紹介する姿勢が、高い書類通過率につながっています。
また、入社後3ヶ月の定着率は92%です。
単に内定を獲得するだけでなく、入社後に長く働き続けられるかどうかまで意識したマッチングが行われていることが数字からも確認できます。
サポートの内容は以下のとおりです。
ハタラクティブが特に向いているのは以下のような方です。
とはいえ、30代以上の方や、管理職経験・高度な専門スキルを持つ方には向いていません。
年収アップを主目的とした転職には求人の幅が限られるため、キャリアアップを優先する場合はリクルートエージェントやdodaと使い分けるとよいでしょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 24F・25F |
| 設立 | 2005年4月 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| サービス開始 | 2013年 |
| 累計カウンセリング実績 | 26万件以上(サービス開始〜2026年3月) |
| 未経験OK求人割合 | 82.8%(公式サイト掲載) |
| 内定率 | 80.6%(2023年12月〜2024年1月実績、公式サイト掲載) |
| 書類通過率 | 96%以上(公式サイト掲載) |
| 入社後3ヶ月定着率 | 92%(2024年4月〜2025年3月入社者対象、公式サイト掲載) |
| 利用料金 | 無料(求職者) |
| 公式サイト | https://hataractive.jp/ |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
リクナビNEXTは、Indeed Japan株式会社が運営する国内最大級の転職サイトです。
転職エージェントとは異なり、専任アドバイザーは付かず、求職者が自分のペースで求人を検索・応募するスタイルが基本です。
2026年9月時点の掲載求人数は181万件以上にのぼり、業界・職種・エリアを問わず日本最大規模の求人データベースを持ちます。
リクナビNEXTはランキング中の他サービスとは性質が異なります。
転職エージェントのように書類添削や面接対策のサポートが必要な方ではなく、自分で情報を収集しながら主体的に転職活動を進めたい方に向いているサービスです。
在職中で担当者とのやり取りの時間を取りにくい方や、転職時期を焦らずに情報収集を続けたい方にとって使いやすい設計になっています。
リクナビNEXTの主な機能は以下の4つです。
スカウトサービスは、職務経歴や転職希望条件を匿名で登録しておくと、興味を持った企業から直接オファーが届く仕組みです。
現職にばれる心配がない匿名設定のため、在職中でも安心して活用できます。
自分では気づかなかった業界・職種からのアプローチがある点も、転職の選択肢を広げるメリットになります。
グッドポイント診断は、リクルートのキャリア開発ノウハウをもとに開発された無料の自己分析ツールです。
診断結果は8,568通りと細かく分類されており、「冷静沈着」「独創性」「決断力」など18種類の強みから自分に該当する5つが特定されます。
この診断結果は自己PR・志望動機の作成にも活用でき、転職書類作成の出発点として役立てる方が多いです。
リクルートの就職みらい研究所が2024年卒大学生を対象に実施した「就職プロセス調査」によると、就職活動で苦労したことのトップは自己分析(53.5%)でした。
転職活動でも同様に自己分析を苦手とする方は多く、グッドポイント診断はその課題を補う実用的なツールとして評価されています。
リクナビNEXTが特に向いているのは以下のような方です。
とはいえ、書類添削・面接対策・年収交渉といったサポートは受けられないため、これらを必要とする方はリクルートエージェントやdodaのエージェントサービスとの併用が効果的です。
リクナビNEXTとリクルートエージェントを組み合わせることで、自力で探す求人と専門家が紹介する非公開求人の両方にアクセスできます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | Indeed Japan株式会社 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1丁目9番2号 グラントウキョウサウスタワー |
| 掲載求人数 | 181万件以上(2026年9月10日時点) |
| サービス形態 | 転職サイト(エージェントサービスなし) |
| グッドポイント診断 | 無料・18種類の強みから5つを診断・8,568通りの結果 |
| スカウト機能 | 匿名レジュメ登録で企業から直接オファーが届く |
| 利用料金 | 無料(求職者) |
| 公式サイト | https://next.rikunabi.com/ |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
type転職エージェントは、1993年設立の株式会社キャリアデザインセンターが運営する転職エージェントです。
東証プライム市場上場企業として、エンジニア採用に強い転職サイト「type」を母体に持ち、ITエンジニア・Web・営業職を中心とした一都三県特化の転職支援を25年以上にわたって展開してきた実績を持ちます。
type転職エージェントの最大の特徴は「手厚さ」を軸にした3つのサポート体制です。
公式サイトでは「選び方」「受かり方」「決め方」の3軸でのサポートを掲げており、単に求人を紹介するだけでなく、求職者が自分に合う求人を見極め、選考を通過し、納得のいく意思決定ができるまでを一貫して支援します。
転職後6ヶ月以内の離職率から算出した定着率は97.4%にのぼります。
これは2023年4月〜2024年3月に入社した無期雇用就職者を対象とした公式データです。
入社後の早期離職が少ない理由のひとつは、アドバイザーが転職後のキャリアプランやライフプランまで踏まえた上で意思決定をサポートする姿勢にあります。
また、年収アップ希望者の年収アップ率は約5人に4人に達しており、type転職エージェントの公式サイトに掲載されています。
2026年9月10日時点の求人総数は37,989件、うち非公開求人数は26,914件です。
非公開求人が全体の約71%を占めており、登録して初めてアクセスできる質の高い求人が多数揃っています。
取り扱う職種の中心はIT・エンジニア、営業、管理部門・マーケティング、ハイキャリア(役員・管理職)であり、それぞれに職種専任のキャリアアドバイザーが配置されています。
アドバイザー1人が担当する求職者は月10〜15名と少人数制です。
大手エージェントの平均担当数が40名超とされる中、type転職エージェントはこの少人数制を採用ページ上で明記しており、一人ひとりへの対応の丁寧さを体制として担保しています。
サポートの内容は以下のとおりです。
対応エリアは主に一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)です。
ただしITエンジニア・プログラマーについては関東以外に関西・九州・中部・北海道にも対応しており、IT人材であれば首都圏以外からも活用できます。
type転職エージェントが特に向いているのは以下のような方です。
とはいえ、首都圏以外の地方在住の方や、ITエンジニア・営業以外の幅広い職種の選択肢が必要な方には、リクルートエージェントやdodaとの併用を検討するとよいでしょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
| 本社所在地 | 東京都港区赤坂3-21-20 赤坂ロングビーチビル |
| 設立 | 1993年7月8日 |
| 資本金 | 5億5,866万円 |
| 従業員数 | 768名(2025年9月30日現在) |
| 上場市場 | 東証プライム市場(証券コード2410) |
| 求人総数 | 37,989件(2026年9月10日時点) |
| 非公開求人数 | 26,914件(同上) |
| 転職後定着率 | 97.4%(2023年4月〜2024年3月入社者、公式サイト掲載) |
| 対応エリア | 主に一都三県(ITエンジニアは一部全国対応) |
| 利用料金 | 無料(求職者) |
| 公式サイト | https://type.career-agent.jp/ |

転職エージェントは年代によって選ぶべきサービスが異なります。
マイナビキャリアリサーチラボの転職動向調査2026年版によると、2025年の年代別転職率は20代が12.0%、30代が9.0%、40代が6.8%と各世代でそれぞれ異なる動向を示しており、求めるものも転職市場での立ち位置も年代ごとに明確に違います。
20代は可能性の広さ、30代は専門性・実績の評価、40代以降は即戦力としての価値提示が転職成功の鍵となるため、エージェント選びもそれに合わせて変える必要があります。
20代の転職で最優先すべきポイントは、求人の幅広さと育成支援の充実度です。
パーソルキャリア株式会社が発表した「年代別 転職時の年収変動レポート(2025年度上期版)」によると、20代の平均決定年収額は2019年度上期比で13%増加しており、転職による年収アップが現実的に狙える年代になっています。
20代は求人側からも採用意欲が高く、企業が若手中途人材の獲得競争を強めているため、複数のサービスを使って選択肢を広げることが有効です。
20代前半・第二新卒・フリーターなど正社員歴の短い方は、書類通過率と内定率の高さを軸にエージェントを選ぶと失敗が少ないです。
ハタラクティブのように未経験歓迎求人が全体の8割以上を占めるサービスを選ぶことで、職歴の薄さを理由に書類で落とされるリスクを大幅に下げられます。
マイナビ転職AGENTも20代の支持が厚く、手厚い面接対策と丁寧な伴走スタイルが初めての転職活動に向いています。
20代後半でIT・エンジニア系へのキャリアチェンジを狙う場合は、レバテックキャリアが技術領域に特化したアドバイザーを配置しており、スキルセットを正確に評価した上で年収交渉まで対応してもらえます。
20代が転職エージェントを選ぶ際に確認したいポイントは次のとおりです。
1社だけに頼らず、リクルートエージェントのような総合型エージェントで求人の絶対数を確保しながら、年代特化型を並行利用することが実際の選考機会を最大化する方法です。
30代の転職は、スキルと実績を正確に「市場価値」として言語化できるかどうかが成否を分けます。
厚生労働省「令和6年雇用動向調査」によると、2024年に転職した30〜34歳のうち前職より賃金が1割以上増加した人は36.0%で、前年の30.4%から5.6ポイント上昇しました。
35〜39歳も35.3%(前年比+7.7ポイント)で、30代は年収交渉の成果が数字に表れやすい年代です。
一方で、エージェントの質によって提案される求人の水準や年収交渉力に差が出るため、エージェント選びの精度が重要になります。
30代前半は総合型エージェントとハイクラス系エージェントの両軸を使うのが効果的です。
リクルートエージェントやdodaで求人の幅を確保しつつ、JACリクルートメントやパソナキャリアで管理職・専門職ポジションの非公開求人にアクセスする方法が、30代の転職成功率を高めます。
マネジメント経験や特定領域の専門スキルを持つ方は、JACリクルートメントの両面型コンサルタントを活用することで、企業の採用背景まで踏み込んだ提案を受けられます。
30代後半になると採用側からの「即戦力」への期待がさらに高まり、求人数は絞られてきます。
この年代ではビズリーチのスカウト型サービスと組み合わせて、企業から直接アプローチを受けながら市場価値を客観的に確認するアプローチが有効です。
転職活動の開始前に自分の強みと実績を数値で整理しておくことが、30代の転職では特に重要になります。
30代がエージェントを選ぶ際に確認したいポイントは次のとおりです。
40代の転職は、2021年以降転職率が継続して上昇しており、マイナビキャリアリサーチラボの調査によると40代の転職率は2025年に前年比+0.7ptとなっています。
以前は「35歳転職限界説」という言葉が流通していましたが、企業のミドル層採用ニーズが高まる現在では、40代が即戦力の管理職・エグゼクティブとして評価される場面が増えています。
dodaが2025年度上期のデータとして発表した年収変動レポートでは、40代の転職時に決定年収800万円以上の割合が5%増加しており、高い専門性や管理職経験を持つ方には確実に門が開かれています。
40代の転職エージェント選びで最も重視すべきは、ハイクラス求人へのアクセスと業界専門知識を持つコンサルタントの存在です。
JACリクルートメントは40代の管理職・エグゼクティブ転職において国内最大規模の両面型コンサルタント体制を持ち、企業の採用背景から求められる人物像まで具体的に共有してもらえます。
ビズリーチのスカウトサービスを併用することで、通常の求人検索では出会えない企業から直接アプローチを受けることも可能です。
グローバル企業や外資系への転職を検討している場合は、海外11ヵ国に拠点を持つJACが強みを発揮します。
40代は転職活動の期間が長期化しやすいという傾向があります。
準備段階からエージェントに相談して市場価値を把握し、自身のキャリアを整理する時間を設けることが、納得のいく転職につながります。
40代がエージェントを選ぶ際に確認したいポイントは次のとおりです。
厚生労働省「令和6年雇用動向調査」では、2024年の転職入職者のうち前職より賃金が増加した人は40.5%、1割以上増加した人は29.4%で、いずれも2015年以降で最も高い水準です。
年代別に1割以上増加した割合を見ると、20〜24歳が38.5%、25〜29歳が37.9%、30〜34歳が36.0%、35〜39歳が35.3%、40〜44歳が33.2%、45〜49歳が29.1%です。
20代から40代前半までは3人に1人以上が1割超の年収アップを実現しており、40代でも全体平均を上回っています。

民間調査でも同じ傾向です。
マイナビ「転職動向調査2026年版(2025年実績)」によると、転職後の平均年収は533.7万円で転職前より19.2万円増え、増加額が最も大きい年代は30代(+32.4万円)、次いで20代(+21.5万円)でした。
50代のみ4.5万円の減少です(株式会社マイナビ、2026年3月発表)。

転職エージェントとは、求職者と採用企業の間に入り、マッチングから内定までを代行・支援する有料職業紹介事業者のことです。
厚生労働省の定める職業安定法に基づき厚生労働大臣の許可を受けた事業者のみが運営できるサービスであり、法的にも信頼性が担保された仕組みです。
人材紹介会社には3つの形態があります。
本記事のランキングは一般登録型を中心に、スカウト型・両面型を含めて比較しています(分類はオリコン顧客満足度調査による)。
厚生労働省「令和6年度職業紹介事業報告書の集計結果(速報)」によると、2024年度の有料職業紹介による常用就職件数は888,993件にのぼっており、転職エージェントが日本の労働移動を支える重要なインフラとして機能していることが数字からも確認できます。
転職エージェントは求職者から料金を受け取らず、採用が成立した時点で企業側から成功報酬を受け取る収益モデルを採っています。
採用報酬の相場は採用者の想定年収の概ね30〜35%とされており、厚生労働省の集計によると2024年度の常用就職1件あたりの平均手数料は約103万円となっています。
同じ集計によると、有料職業紹介事業の手数料収入は2024年度に約9,835億円で前年度比17.6%増でした。
常用就職件数の伸び(5.3%増)より手数料収入の伸びが大きく、常用就職1件あたりの手数料は前年度比10.9%増となっています。
手数料は採用者の年収に連動するため、エージェント側にも年収交渉へ取り組む動機がある構造です。
つまり転職希望者にとっての費用は完全無料であり、相談・書類添削・面接対策・年収交渉といったサポートのすべてを0円で受けることができます。
この「成功報酬型の仕組み」がある以上、エージェント側にも転職を成功させるインセンティブが働くため、求職者と運営側の利害が一致しやすい構造になっています。
サービスの流れは一般的に次のとおりです。
これらのサポートはすべてキャリアアドバイザーが担当し、転職活動全体を伴走するスタイルが基本です。
転職エージェントと転職サイトは名称が似ているため混同されがちですが、利用者の役割とサポートの深さがまったく異なります。
| 比較項目 | 転職エージェント | 転職サイト |
|---|---|---|
| 主な活動主体 | アドバイザーが主導 | 求職者が自分で行う |
| 求人の種類 | 公開求人・非公開求人の両方 | 主に公開求人 |
| 書類作成サポート | 添削・フィードバックあり | なし |
| 面接対策 | 企業別の傾向情報を提供 | なし |
| 年収交渉 | 代行可能 | 自分で行う |
| 求人への応募 | アドバイザーが代行・推薦 | 自分で応募 |
| 利用料金 | 求職者は無料 | 求職者は無料 |
| 活動ペース | アドバイザーのスケジュールに合わせる | 自分のペースで進める |
転職サイトは自分で求人を探し応募する「セルフサービス型」であるのに対し、転職エージェントはキャリアのプロが伴走する「フルサポート型」という位置づけです。
どちらが優れているという話ではなく、転職活動に割ける時間やサポートへのニーズによって使い分けるのが現実的です。
在職中で忙しい方・転職活動が初めての方・年収交渉が苦手な方には転職エージェントが向いており、自分のペースで情報収集したい方・既に応募先が絞れている方には転職サイトが向いています。
実際には両方を並行利用するケースが多く、転職エージェントで非公開求人にアクセスしながら、転職サイトで公開求人を幅広くチェックするスタイルが転職活動の選択肢を最大化します。
転職エージェントを活用する主なメリットは次の4点に集約されます。
1つ目は非公開求人へのアクセスです。
大手転職エージェントが保有する求人の多くは転職サイトに掲載されておらず、登録者にしか紹介されません。
リクルートエージェントの非公開求人は約29万件(2026年8月時点)にのぼります。
2つ目は書類選考の通過率向上です。
アドバイザーは企業が重視する評価軸を把握した上で職務経歴書の添削を行うため、自己応募に比べて書類通過率が高まる傾向があります。
3つ目は年収交渉の代行です。
応募者が直接企業と年収を交渉するのはハードルが高いですが、エージェントを介することで専門家が代行してくれます。
4つ目は企業の内部情報を得られる点です。
求人票には書かれない職場の雰囲気・離職率・選考のポイントといった情報を、アドバイザーが事前に共有してくれます。
注意点としては、エージェントの担当者との相性が転職活動の質に影響する点があります。
担当者が合わないと感じた場合は変更を申し出るか、別のエージェントに切り替えることも選択肢です。
また、エージェント側が早期に決定させようとする場合もあるため、納得のいかない求人への応募を急かされる場合は自分の意志を明確に伝えることが重要です。

状況によって転職エージェントに求めるものは大きく変わります。
求人数を優先したい人、未経験から職種を変えたい人、IT職種でキャリアアップしたい人など、置かれた状況が違えば最適なエージェントも異なります。
自分の状況を正確に把握した上で、それに合ったサービスを選ぶことが転職成功の第一歩です。
初めての転職では、何から手をつければよいかわからない状態で転職活動が始まることが多いです。
履歴書・職務経歴書の書き方、面接での答え方、志望動機の伝え方など、知っておくべき基礎が多く、独力で進めようとすると準備不足のまま選考に臨むリスクがあります。
初めての転職には、サポートの手厚さと求人の幅広さを両立したエージェントを選ぶのが現実的です。
リクルートエージェントとマイナビ転職AGENTの2社が、初めての転職には特に向いています。
リクルートエージェントは公開・非公開合計で国内最大規模の求人データベースを持ち、あらゆる業界・職種の選択肢を最初から比較検討できます。
マイナビ転職AGENTは20代・第二新卒のサポートに実績が厚く、キャリアアドバイザーが転職活動の進め方から丁寧に説明してくれる体制が整っています。
dodaはエージェント機能と求人サイト機能を同時に持つため、自分で探しながらプロのサポートも受けるというハイブリッドな使い方ができます。
初めての転職でやりがちな失敗のひとつに、「1社だけに絞る」ことがあります。
各エージェントが保有する求人は重複しない部分も多いため、リクルートエージェントを軸に、マイナビ転職AGENTを補完として使う2社並行利用が、選択肢を最大化する方法として効果的です。
未経験・異業種への転職は、「自己応募では書類選考すら通らない」という壁に直面することが多いです。
これは企業が求人票に「経験者優遇」と記載していなくても、実際の選考では経験を問われることが多いためです。
未経験転職では、そもそも未経験歓迎求人を豊富に持つエージェントを選ぶことが前提条件になります。
20代のフリーター・既卒・第二新卒が未経験から正社員を目指す場合、ハタラクティブが最適解です。
取り扱い求人の82.8%が未経験歓迎であり、書類通過率96%以上という数値が示すとおり、職歴の薄さを理由に書類落ちするリスクが大幅に下がります。
マイナビ転職AGENTも第二新卒・未経験歓迎求人が充実しており、キャリアの軸がまだ定まっていない方でも、アドバイザーと一緒に方向性を整理しながら進められます。
IT・エンジニア職への未経験転職を目指す場合は、レバテックキャリアが業界専門の知識を持つアドバイザーによる支援を提供しており、技術的な素養を持つ未経験者の選考対策まで踏み込んでもらえます。
ただし完全未経験の場合は別のサービスも検討が必要です。
異業種への転職で注意すべきは、職歴が評価されにくい分、「なぜその業種に転職したいのか」という志望動機の説得力が選考結果に大きく影響する点です。
エージェントを活用して、自分の経験の中から新しい業種でも活かせるスキルを言語化してもらうことが、書類・面接の双方で有利になります。
年収アップを目的とした転職や、管理職・エグゼクティブポジションへの転職では、エージェントの持つ求人の質と年収交渉力が成否を左右します。
一般的な転職エージェントでは取り扱いが少ない高年収求人・非公開のエグゼクティブ案件にアクセスするためには、ハイクラス特化型のサービスを選ぶ必要があります。
パーソルキャリアが公表した「年代別転職時の年収変動レポート(2025年度上期版)」によると、2025年度上期のdodaエージェント利用者全体で転職者数が2019年比1.6倍以上に増加しており、売り手市場を背景に年収アップを実現する転職が広がっています。
この環境を活かすためにも、年収交渉の実績を持つエージェントを選ぶことが重要です。
年収600万円以上・管理職・専門職への転職を目指す方にはパソナキャリアとJACリクルートメントが有力な選択肢です。
パソナキャリアは年収アップ率61.7%という公式掲載の実績を持ち、非公開求人が全体の60%を占めています。
JACリクルートメントは両面型コンサルタントが企業と求職者の双方を担当するため、企業が求める人物像と求職者のスキルを正確にすり合わせた上で年収交渉を進められます。
スカウト型のビズリーチは、年収1,000万円以上の求人が全体の5割以上を占めており、外資系・グローバル企業への転職を視野に入れる方の選択肢として外せません。
ビズリーチに登録することで企業やヘッドハンターから直接アプローチを受けながら、自分の市場価値を客観的に確かめることができます。
年収アップ転職を成功させるための選択のポイントは次のとおりです。
JACリクルートメントは、オリコン顧客満足度調査「ハイクラス・ミドルクラス転職」部門で、調査開始の2019年から2026年まで8年連続の総合1位(76.1点)です。
「利用のしやすさ」「担当者の対応」「紹介求人」「交渉力」の全4項目でも2021年から6年連続で1位です(オリコン顧客満足度調査2026、決定時年収600万円以上の1,794人が対象)。
同部門の2位はマイナビ転職AGENT(74.3点)、3位はdoda(74.1点)、4位はパソナキャリア(74.0点)、5位はリクルートエージェント(73.3点)です。

楽天インサイトが2026年1〜2月に実施した「転職エージェント」顧客満足度調査(直近1年以内にエージェント経由で面接した2,942人が対象)でも、JAC Recruitmentが総合1位でした。
2位Geekly、3位マイナビ転職エージェント、4位doda、5位リクルートエージェントの順で、同調査では満足度に最も影響する項目が「コンサルタントの対応力」と分析されています(楽天インサイト顧客満足度2026)。
2つの第三者調査で同じサービスが1位になっている点は、年収交渉の実績を重視する場合の判断材料になります。
IT・エンジニア職の転職では、技術スタックの理解がないアドバイザーに担当されると、的外れな求人を紹介されたり、面接で求められる技術スキルの対策が不十分になったりするリスクがあります。
ITエンジニアの転職では、技術領域に精通した専門アドバイザーを持つエージェントを選ぶことが最優先条件です。
レバテックキャリアはITエンジニア向け仕事探し支援サービスとして認知率・登録率ともに業界No.1であることがGMOリサーチ&AI株式会社の調査で確認されており、公開求人約5万9,000件(2026年8月時点)のうちリモート可能な求人が約64%を占めます。
5人に4人が年収アップを実現しており、IT職種の転職において実績面でも信頼できるサービスです。
type転職エージェントはIT・Web・エンジニア職を得意分野とし、一都三県に強い特化型エージェントです。
アドバイザー1人あたり月10〜15名という少人数制で、企業ごとの技術面接の傾向情報まで共有してもらえます。
転職後6ヶ月以内の定着率97.4%という高い水準は、ミスマッチの少ないマッチングが実現できていることの表れです。
IT職種の転職でリクルートエージェントを使う場合も、IT専任のキャリアアドバイザーが在籍しているため、総合型の圧倒的な求人数とIT専門知識を組み合わせた支援を受けることができます。
| 状況 | 優先して使うべきエージェント |
|---|---|
| 初めての転職・全業種対応 | リクルートエージェント・マイナビ転職AGENT・doda |
| 未経験・20代・フリーター | ハタラクティブ・マイナビ転職AGENT |
| 年収アップ・管理職・ハイクラス | パソナキャリア・JACリクルートメント・ビズリーチ |
| ITエンジニア・Web職 | レバテックキャリア・type転職エージェント |
| 外資系・グローバル転職 | JACリクルートメント・ビズリーチ |
本記事の10社以外にも、第三者調査で上位に入るサービスがあります。
オリコン顧客満足度調査2026「転職エージェント」部門ではエン エージェントが総合2位(70.7点)、ワークポートが6位(68.5点)に入り、楽天インサイトの2026年調査ではIT・Web特化のGeeklyが総合2位でした。
IT職種での転職、または担当者の対応を重視する場合は、10社と併せて比較する価値があります。
看護師・医療職の転職サイトについては、同サイト内の看護師の転職サイトおすすめ21選で解説しています。
転職エージェントが得意とするのは、今の経験を活かして職場を変える転職です。
未経験の職種に移る場合は求人の選択肢が限られるため、国家資格を取得して職種を変えるルートも比較対象になります。
厚生労働大臣指定の専門実践教育訓練を受講すると、雇用保険から教育訓練経費の50%(年間上限40万円)が支給され、資格取得と1年以内の就職で70%、賃金が5%以上上昇すると80%(年間上限64万円)まで上がります(厚生労働省「教育訓練給付制度」、令和6年10月以降開講の講座)。
平成医療学園専門学校の柔道整復師科・鍼灸師科はこの指定講座で、いずれも独立開業権のある国家資格の3年制課程です(平成医療学園専門学校「専門実践教育訓練給付金制度」)。

転職エージェントに登録してから内定までの流れは、「登録・面談・求人紹介・書類選考・面接・内定・条件交渉・退職準備」という順序で進み、全体の所要期間は一般的に3〜6ヶ月が目安です。
マイナビが正社員を対象に実施した「転職活動実態調査(2025年)」によると、初めて転職活動を行う方が内定を得るまでの平均期間は約2.1ヶ月で、全体の8割近くが3ヶ月以内に内定先を決めています。
在職しながら転職活動を進める方は、スケジュール管理が成否を左右するため、各ステップで何をすべきかを事前に把握しておくことが重要です。
最初のステップは転職エージェントへの会員登録です。
多くのエージェントはウェブサイトから5〜10分程度で無料登録が完了します。
氏名・生年月日・現職の情報・希望条件などの基本情報を入力すると、数日以内にエージェント側から面談の日程調整の連絡が届きます。
登録直後に気をつけたいのは、在職中の身バレリスクです。
リクナビNEXTやビズリーチなどのサービスでは、現在の勤務先にレジュメが閲覧されないよう「現職非公開設定」が用意されています。
登録時にこの設定を確認・有効化しておくことで、在職中でも安心して活動を始められます。
複数エージェントへの同時登録は一般的な方法であり、各社が保有する求人が異なるため、2〜3社への同時登録が選択肢を広げる上で効果的です。
ただし管理の手間が増えるため、3社を超える登録は情報過多になりやすく注意が必要です。
会員登録後、最も重要なプロセスが初回面談です。
これはエージェントが求職者の経歴・スキル・転職理由・希望条件を把握するための場であり、以降の求人紹介の質はこの面談で決まるといっても過言ではありません。
面談はオンラインまたは電話で行われるケースが大半で、所要時間は60〜90分程度です。
面談では以下の内容が主に確認されます。
面談前に職務経歴を整理しておくと、アドバイザーが市場価値を正確に評価しやすくなり、より精度の高い求人提案につながります。
「これまでに何をやり、どのような成果を出したか」を数字で言語化しておくことが、面談を有益にする最短の準備です。
初回面談から数日以内に、アドバイザーから求人の提案が届きます。
提案される求人は、求職者が設定した条件に合致した公開求人と、転職サイトには掲載されない非公開求人の両方です。
気になる求人があれば応募の意志を伝えると、アドバイザーが応募書類を企業に提出します。
マイナビが実施した転職活動実態調査(2025年)によると、書類選考の通過率は約30%とされており、10社に応募して3社程度が書類通過する計算になります。
この通過率を上げるために、アドバイザーは職務経歴書の添削と、企業が評価するポイントに合わせた書き方のアドバイスを行います。
自己応募では気づきにくい「この経験をどう伝えれば刺さるか」をプロの視点でフィードバックしてもらえる点が、エージェント経由の応募の実質的なメリットです。
応募する企業数の目安は、在職中であれば3〜5社を同時並行するのが現実的です。
対応しきれない数に応募するとフォローが不十分になり、かえって通過率が下がるリスクがあります。
書類選考を通過すると面接の案内が届きます。
転職面接の平均回数は2〜3回で、dodaのデータでは2回が67%、3回が25%を占めています。
各面接の位置づけは以下のとおりです。
面接の回数と各段階の担当者は企業規模や職種によって異なります。
一次・二次面接を通過した段階で内定の可能性は高まりますが、最終面接でも油断はできません。
エージェントを活用する場合、各企業の面接傾向・過去に聞かれた質問・面接官が重視するポイントを事前に共有してもらえます。
この情報を活かした個別対策が、面接通過率を高める上で大きな差になります。
内定が出たら、エージェントが企業との年収・入社日・条件面の交渉を代行します。
年収交渉を自分で行うのは心理的なハードルが高く、関係性を壊したくないという心理から希望を言い出せない方も多いですが、エージェント経由であれば交渉をプロに委ねることができます。
内定承諾後は、現職への退職の申し出が必要です。
一般的に就業規則では退職の申し出は1〜2ヶ月前が多く、この退職準備期間と入社日の調整をエージェントが仲介してくれます。
厚生労働省「令和2年転職者実態調査」によると、転職活動を始めてから離職するまでの期間が「1ヶ月以上3ヶ月未満」が28.8%と最多であり、在職中の活動が一般的です。
入社日が決まれば転職活動は完了ですが、多くのエージェントは入社後1〜3ヶ月程度のフォローも行っており、定着状況の確認や入社後の悩み相談にも対応しています。
| ステップ | 主な内容 | 目安期間 |
|---|---|---|
| 1. 登録・面談予約 | ウェブ登録・日程調整 | 登録当日〜3日 |
| 2. 初回面談 | 経歴確認・希望条件の整理 | 登録後1〜2週間 |
| 3. 求人紹介・応募 | 書類添削・企業への応募 | 面談後1〜2週間 |
| 4. 書類選考・面接 | 書類審査・1〜3回の面接 | 応募後2〜4週間 |
| 5. 内定・条件交渉 | 年収・入社日の調整 | 最終面接後1〜2週間 |
| 6. 退職準備・入社 | 現職の退職手続き | 内定後1〜2ヶ月 |

複数の転職エージェントを併用することは、転職活動の成功率を高める上で有効な戦略です。
各エージェントが保有する求人は重複しない部分が多く、1社だけに頼ると出会える求人の総数が制限されます。
マイナビが2025年に実施した「転職活動実態調査」によると、転職活動で内定を獲得した人の応募社数の中央値は5社程度であり、複数の経路から求人情報を収集することが現実的な戦略として根づいています。
転職エージェントを複数登録すべき理由は、各社の保有求人が異なるという単純な事実に尽きます。
リクルートエージェントが公開・非公開合計で約100万件超の求人を保有する一方、dodaは公開求人だけで約29万件、パソナキャリアは業種・職種を絞った高年収求人に強みを持ちます。
同じ「ITエンジニア・東京・年収600万円以上」という条件で検索しても、各社が紹介できる具体的な求人はまったく異なります。
最適な登録社数は2〜3社です。
1社だけでは求人の幅が限られ、3社を超えると面談・書類添削・面接対策のスケジュール管理が煩雑になり、1社1社への対応の質が下がるリスクがあります。
2〜3社のうち1社を「総合型エージェント(リクルートエージェント・dodaなど)」、もう1社を「自分の状況に合った特化型エージェント」として組み合わせるのが、機能的に最も効率がよい構成です。
在職中で時間が限られる方は、多くても2社に抑えることをすすめます。
エージェントとのやり取りは電話・メール・面談の対応を含むため、3社以上になると平日夜や週末だけで消化しきれない場合があります。
複数エージェントを効果的に活用する核心は、「各社に異なる役割を持たせる」ことです。
同じタイプのエージェントを2社登録しても、提案される求人が重複するだけで効果が分散します。
総合型と特化型を1社ずつ組み合わせることで、量と質の両軸を同時に確保できます。
総合型エージェントの役割は、求人の絶対数を確保することです。
リクルートエージェントやdodaは業界・職種・地域を問わない幅広い求人を保有しており、転職市場全体の状況を俯瞰するベースとして機能します。
転職活動の序盤は、総合型で市場感を把握することを優先するとよいでしょう。
特化型エージェントの役割は、特定の強みを深掘りすることです。
ハイクラス転職を目指すならJACリクルートメントやパソナキャリア、ITエンジニアならレバテックキャリア、20代・未経験ならハタラクティブと、自分の状況に合ったサービスを選ぶことで、総合型では得られない専門知識と求人の質を補完できます。
具体的な組み合わせ例を以下に整理します。
| 状況 | 総合型(ベース) | 特化型(補完) |
|---|---|---|
| 全年代・全職種で幅を確保したい | リクルートエージェント | doda |
| 20代・未経験から正社員を目指す | マイナビ転職AGENT | ハタラクティブ |
| 年収アップ・管理職を狙う30〜40代 | リクルートエージェント | JACリクルートメントまたはパソナキャリア |
| ITエンジニアとしてキャリアアップ | リクルートエージェント | レバテックキャリア |
| 外資系・グローバル転職を目指す | doda | JACリクルートメント |

複数エージェントを使う上で見落とされがちなのが、各社への情報共有の質です。
アドバイザーが精度の高い求人を提案できるかどうかは、求職者がどれだけ正確な情報を伝えているかにかかっています。
転職理由・希望年収・希望業種の本音・転職の緊急度などを曖昧にしたまま進めると、的外れな求人の紹介が続き、双方の時間が無駄になります。
複数のエージェントに登録している場合、「他社にも登録しています」と伝えることは問題ありません。
エージェント側も複数社への並行利用を前提としており、正直に伝えることで「この求人は他社でも紹介されているかもしれない」という前提でより独自性の高い求人を優先的に紹介してもらえる場合があります。
また、1社で面接が進んでいる段階で別のエージェントへの登録を検討する場合は、タイミングを意識することが大切です。
すでに内定交渉の段階に入っていると、新たな登録先での面談・書類準備・応募のサイクルを回す時間的余裕がなくなります。
複数登録は転職活動の序盤〜中盤(求人を探している段階)で行うのが最も効果的です。
複数のエージェントを使いこなす上で理解しておくべきなのが、エージェントとの付き合い方の作法です。
転職エージェントは成功報酬型のビジネスモデルであるため、採用が成立することへの動機があります。
担当者から応募を急かされたり、自分の希望と少しずれた求人を何度も紹介されたりする場合は、担当者の変更をリクエストするか、別のエージェントに切り替えることが正当な選択肢です。
エージェントを活用しながらも、最終的な判断は自分で行う姿勢を崩さないことが重要です。
提案された求人が本当に自分のキャリアに合っているかを、自分自身でも評価する目を持つことが、転職の満足度を左右します。
また、内定を承諾した時点で、他のエージェントへの登録を終了するマナーも大切です。
他社のエージェントへ内定の報告と活動終了の旨を伝えることで、お互いの信頼関係が保たれます。
転職エージェントは求職者に対して完全無料です。
費用は採用が決まった時点で採用企業側から支払われる成功報酬で賄われており、登録・面談・書類添削・面接対策・条件交渉のすべてを0円で利用できます。
途中でサービスを終了したり、紹介された企業への入社を断ったりしても、求職者に費用が発生することはありません。
適切な設定を行えば在職中の転職活動が現職にばれることはありません。
リクルートエージェントやdodaなどの主要エージェントは、現在の勤務先にレジュメが閲覧されないよう「現職非公開設定」を用意しています。
登録時または設定画面でこの機能を有効にすることで、在職中でも安心して転職活動を進められます。
ビズリーチなどのスカウト型サービスも同様の匿名設定があります。
転職エージェントは民間の有料職業紹介事業者であり、担当者が求人紹介から面接対策・年収交渉まで一貫して個別サポートを行います。
ハローワークは厚生労働省が運営する無料の公共職業安定所で、主に求人情報の提供と職業相談を担っています。
転職エージェントは非公開求人へのアクセスや個別の選考対策が受けられる点が大きな違いです。
専門性の高い転職や年収交渉が必要な場合は転職エージェント、地元の中小企業求人を幅広く探したい場合はハローワークと使い分けるとよいでしょう。
転職を考え始めた段階で登録するのが正解です。
「まだ転職するか決めていない」「情報収集だけしたい」という状態での登録も多くのエージェントで歓迎されており、転職相談のみでの利用も可能です。
希望する入社時期から逆算して3〜6ヶ月前に登録を始めると、求人探し・書類準備・面接・退職準備のスケジュールに余裕が生まれます。
転職市場の状況は時期によって変動するため、早めに登録して相場観を把握しておくことが後の意思決定に役立ちます。
担当者の変更を申し出ることができます。
転職エージェント各社は担当変更の依頼を受け付けており、多くの場合はフォームや電話で申請できます。
「希望条件に合わない求人が続く」「連絡が少なくサポートが薄い」「価値観が合わない」といった理由での変更は珍しくなく、遠慮は不要です。
変更が難しいと感じる場合は、別のエージェントへの切り替えも選択肢です。
複数のエージェントを利用している場合は、相性のよいアドバイザーのいるサービスに比重を移せばよいだけです。
多くのエージェントは利用期間の制限を設けていませんが、登録後3〜6ヶ月程度が活動のサポートが最も手厚い時期です。
一部のエージェントでは登録から一定期間後にフォローが減少する場合があります。
転職の意志が固まっている場合は、登録後すぐに面談を進めて早期に活動を軌道に乗せることが効果的です。
すぐに転職しない場合でも、情報収集として登録を継続することは問題ありません。
複数登録は不利になりません。
業界の慣習として複数のエージェントを並行利用することは一般的であり、エージェント側も前提として理解しています。
複数社に登録していることを各社に正直に伝えても問題なく、むしろ担当アドバイザーが他社と差別化するために独自性の高い求人を優先的に紹介しようとする場合があります。
同じ求人を複数のエージェントから同時に応募することは避けるべきです。
企業側に重複応募として認識され、選考に影響が出る場合があります。
今の経験を活かして条件を上げたい場合はエージェント、職種そのものを変えたい場合は資格取得ルートが向いています。
未経験職種の求人はエージェントでも紹介数が限られるため、厚生労働大臣指定の専門実践教育訓練(雇用保険から受講費用の50〜80%を支給)も含めて比較すると判断しやすくなります。
参考・引用元