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TOEIC通信講座は「どれを選べばいいかわからない」という声が絶えないジャンルです。
月額2,000円台のサブスク型からカリキュラム型の5万円超まで料金も形式も異なり、自分に合わない講座を選ぶとお金と時間を無駄にしかねません。
一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の公表データによると、2024年度のTOEIC L&R公開テストの平均スコアは615点。
就職・転職・昇進で評価される730点以上を目指す受験者が増え続けています。
本記事では2026年7月時点の各社公式情報をもとに、目的・スコア・学習スタイル別に7講座を徹底比較します。

TOEICの通信講座選びで迷ったとき、まず決めるべきなのは「何のためにスコアを上げたいか」という目的です。
コスパ重視・初心者・短期集中・スキマ時間活用など、状況が異なれば最適な講座も変わります。
以下では4つの目的に分けて、結論から先にお伝えします。
| 目的 | おすすめ講座 | 料金の目安 |
|---|---|---|
| コスパ重視でまず試したい | スタディサプリENGLISH / Z会 Adaptie | 月額2,000〜3,900円 |
| 英語が苦手な初心者 | ユーキャン / スタディング | 34,000〜42,900円 |
| 短期間でハイスコアを狙う | TAC / 資格の大原 | 30,000〜54,000円 |
| 社会人がスキマ時間で継続したい | スタディング / スタディサプリENGLISH | 月額2,178円〜 |
上記はあくまで傾向であり、同じ講座でも人によって向き不向きがあります。各カテゴリの詳細は以下で解説します。
「とにかく費用を抑えながら始めてみたい」という人には、月額制のサブスクリプション型が選択肢として有力です。
スタディサプリENGLISHのTOEIC対策ベーシックプランは月額2,178円(税込)で利用でき、関正生講師監修の動画講義や模試が使い放題になります。
月払いに比べ年間一括払いでは実質月額1,815円まで抑えられるため、試験まで数ヶ月ある方であれば一括払いがよいでしょう。
Z会のAdaptieも同様にサブスク型で、12ヶ月一括払いなら月額2,900円から受講できます。
AIが約3,900問の中から受講者の理解度に合わせて最適な問題を出題する仕組みが特徴で、問題演習の量をしっかり確保したい方に向いています。
計画を立てるのが苦手な方は、カリキュラムが整備されたコース型講座の検討もおすすめです。
英語の勉強から長く離れていた方や、中学・高校レベルの英文法からやり直したい方には、カリキュラムが段階的に設計された講座が安心です。
ユーキャンのTOEIC L&R TEST対策講座は、初心者向けの「はじめてから500点コース」が35,000円(税込)、ビジネス活用を見据えた「650点攻略コース」が39,000円(税込)で受講できます。
全国100以上の大学・累計35万人超の利用実績を誇るオンライン学習システム「スーパー英語」を採用しており、スマホ・タブレット・PCで学習が完結します。
標準学習期間は3ヶ月ですが、受講開始から6ヶ月間は学習システムを利用できるため、多少のペース乱れにも対応できる点が初心者に向いています。
スタディングのTOEIC対策講座(アルクとの共同開発)は、600点コース(通常42,900円、キャンペーン時34,320円)と800点コース(通常49,500円、キャンペーン時39,600円)の2コースを用意しています。
TOEIC満点(990点)取得の早川講師による動画講義と、画面の指示に沿って進む学習ナビ機能が特徴で、「何から手をつければいいかわからない」という初学者でも迷いなく学習を進めやすい設計になっています。
アルクが長年培った英語学習ノウハウと、スタディングが得意とするオンライン学習システムが組み合わさった点も信頼感につながっています。
TOEICに初めて挑戦する方が特に意識したいのが、リスニングとリーディングの配点バランスです。
TOEIC L&R TESTはリスニング(Part 1〜4)が495点満点、リーディング(Part 5〜7)が495点満点の合計990点構成となっています。
初心者段階ではリスニングのほうが得点を伸ばしやすい傾向があり、ユーキャンの550点コースもリスニングに比重を置いたカリキュラム設計を採用しています。
まず音に慣れるところから始めると、スコアアップの実感を得やすいでしょう。
「3〜4ヶ月で700点以上を取りたい」「転職活動が迫っているのでスコアを急ぎたい」という方には、体系的なカリキュラムと質問サポートが充実した専門校系の通信講座が力を発揮します。
TACのTOEIC L&R TEST対策講座は、目標スコアごとにコースが細かく分かれています。
英文法の基礎から始める「受験準備基本英文法+αコース」が19,800円(税込)、650点目標の「650点FOR BIZコース」が32,000円(税込)、750点目標の「750点FOR BIZコース」が36,000円(税込)、900点目標の「900点総合コース」が54,000円(税込)となっています。
各コースとも入学金不要で、Web通信・DVD通信・教室講座・ビデオブース講座の4つの受講形式から選択できます。
通信受講者でも受講期間中は自習室や教室聴講を利用できるフォロー制度があるため、学習環境を整えたい方に向いています。
資格の大原のTOEIC L&R攻略講座も、段階的なスコアアップを目的とした設計です。
550点コース(30,000円・税込)は400〜500点程度の方を対象に、リスニング強化を軸に全14回の講義を提供します。
750点コース(34,000円・税込)は500〜600点程度の方が対象で、リーディングの実力強化に注力します。
860点以上を目指すアドバンス上級コース(35,700円・税込)では、速読力と実戦テクニックを集中的に磨きます。
なお、大原グループの講座に初めて申し込む際は入学金6,000円(税込)が別途必要な点は事前に確認しておくとよいでしょう。
アガルートのTOEIC講座は、単科講座が充実している点が他社と異なる特徴です。
「解答スキルマスター&解答速度超スピードUP実演講座」が10,780円(税込)と比較的取り組みやすい価格設定で、500〜700点から900点以上を目指す中上級者の解法テクニック習得に特化しています。
「Complete Guide to the TOEIC Test解説講座」は43,780円(税込)で、700点以上を目指す方が全セクションを体系的に学べる内容です。
初心者向けの「TOEIC基礎英語力完成講座」は21,780円(税込)で、受験時代以上の英語力を取り戻したい大学生・社会人向けに設計されています。
スコアを100点上げるために必要な学習時間の目安は、一般に200〜300時間と言われています。
週に20時間を確保できれば3〜4ヶ月、週10時間であれば5〜6ヶ月が目安です。
短期集中で結果を出すには、単に講義を視聴するだけでなく、演習問題と模試を繰り返して問題形式に慣れることが欠かせません。
仕事をしながらTOEICを勉強する場合、「まとまった時間が取れない」という壁に多くの人がぶつかります。
通信講座を選ぶ際には、スマホ1台で学習が完結するか、スキマ時間に5〜10分単位で学べるかどうかが継続のカギになります。
スタディングはスマホ完結型の設計に特に力を入れており、動画・テキスト・問題演習・模試のすべてをスマホ上で受講できます。
移動中の電車内や昼休みの10分を積み重ねるだけで、1日の学習量を確保できる構造になっています。
受講期限は決済完了から7ヶ月間とやや短めに設定されているため、「期限があるから頑張れる」と感じる方には向いており、逆に長期間かけてじっくり進めたい方はほかの講座も比べてみるとよいでしょう。
スタディサプリENGLISHは、継続率91%という実績が公表されています。
アプリを開くと連続学習日数が表示される仕組みや、1日の学習目標を設定できる機能など、習慣化を後押しする設計が施されているため、モチベーション維持が課題という方にも取り組みやすい環境です。
社会人が通信講座を選ぶ際は、料金だけでなく「受講期限の長さ」と「スマホ対応の充実度」を合わせて確認することをおすすめします。
仕事の繁忙期に学習が止まっても、受講期限内に取り戻せる余裕があるかどうかが、最終的なスコアアップにつながります。

TOEICの通信講座は、運営母体や学習スタイル・価格帯によって大きく性格が異なります。
以下では、2026年7月時点の公式サイト情報をもとに、主要7講座を詳しく解説します。
料金・コース内容・サポート体制・向いている人の観点から整理しましたので、講座選びの判断材料にしてください。
| 講座名 | 受講形式 | 料金の目安(税込) | 目標スコア |
|---|---|---|---|
| スタディング(アルク共同開発) | オンライン完結 | 34,320円〜49,500円 | 600点・800点 |
| アガルート | オンライン完結 | 10,780円〜43,780円 | 400点〜900点以上 |
| ユーキャン | オンライン・テキスト | 35,000円〜39,000円 | 500点・650点 |
| スタディサプリENGLISH | アプリ・オンライン | 月額2,178円〜 | 〜730点以上 |
| Z会 Adaptie | オンライン完結 | 月額2,900円〜 | 400点〜990点 |
| 資格の大原 | Web通信・映像通学 | 30,000円〜35,700円 | 550点〜860点以上 |
| TAC | Web通信・DVD・教室 | 19,800円〜54,000円 | 500点〜900点 |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください
スタディングのTOEIC対策講座は、スマホだけで完結するオンライン通信講座の中で、コースの体系性と価格のバランスが取れた選択肢です。
東証上場企業のKIYOラーニング株式会社が運営するスタディングと、英語教育分野で50年以上の実績を持つアルクが共同開発した点に大きな特徴があります。
アルクはキクタン(英単語帳)シリーズや、全国の大学・企業研修で採用される英語学習プログラムを長年手がけてきた会社です。
そのアルクが開発した学習メソッドを、スタディングのデジタル学習プラットフォームに組み込んでいる点が、他のオンライン専業講座との大きな差別化ポイントといえます。
コースは目標スコアに応じて2種類が用意されており、「完全攻略600点コース」と「完全攻略800点コース」から選択します。
600点コースは、初心者・英語から離れていた方を主な対象としています。
1日50〜60分、3ヶ月間のカリキュラムが1日単位で設計されており、毎日何を学べばよいかが明確です。
動画講義は計82回(合計約6時間)で、単語・文法・リスニング問題のデイトレーニングが48回、週次の演習テストが9回、模試が1回の構成です。
公式サイトのFAQによれば、本講座のみで追加教材なしに600点突破を目指せる分量を提供しているとのことです。
800点コースは、600点前後のスコアをすでに持っている方が次のステップとして選ぶコースです。
5ヶ月間のカリキュラムで、1〜3ヶ月目は語彙力・文法・ヒアリングの基礎強化、4〜5ヶ月目はPart 3・4・7で必要な「超速解力」の養成に集中します。
動画講義は計100回(合計約8時間)、演習テストは週次で全20回と、600点コースよりも問題演習の量が充実しています。
担当講師は、TOEIC L&R TEST満点(990点)保持者の早川幸治氏です。
動画は1回あたり5分前後とコンパクトに設計されており、通勤・昼休み・就寝前など細切れの時間で学びやすい長さになっています。
学習ツール面では、AIによる検索・説明機能、WEBテキスト、マイノート機能、学習進捗レポート、勉強仲間SNSなど、継続を後押しする機能が豊富です。
特に「学習フロー」機能は、次にやるべき学習単元を自動でガイドするため、計画を立てる習慣がない方でも迷わず進められます。
質問サポートは有料オプション扱いで、英語学習アドバイザー(ESAC認定)に直接質問できる「パーソナルトレーナーチケット」を別途購入する形式です。
チケット3枚で4,950円、10枚で12,500円(各税込)となっています。
10枚付きの「安心パック」は600点コースが52,900円、800点コースが59,500円です。
通常版と安心パックのどちらが合うかは、学習中に質問が出やすいタイプかどうかで判断するとよいでしょう。
受講期限は決済完了日から7ヶ月後の月末までです。
標準カリキュラムの600点コース(3ヶ月)・800点コース(5ヶ月)に対し、余裕を持った設定になっています。
期限後も継続したい場合は、更新版を別途購入することで4ヶ月延長できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | KIYOラーニング株式会社(東証グロース上場)/ アルク共同開発 |
| コース | 完全攻略600点コース / 完全攻略800点コース |
| 通常料金(税込) | 600点コース 42,900円 / 800点コース 49,500円 |
| キャンペーン料金(税込) | 600点コース 34,320円 / 800点コース 39,600円(2026年8月31日まで) |
| 安心パック(税込) | 600点コース 52,900円 / 800点コース 59,500円 |
| 受講期限 | 決済完了日から7ヶ月後の月末まで |
| 学習スタイル | スマホ・PC・タブレット(オンライン完結) |
| 担当講師 | 早川幸治氏(TOEIC L&R TEST満点) |
| 質問サポート | 有料オプション(パーソナルトレーナーチケット) |
| 無料体験 | あり(初回講座が無料) |
| 公式サイト | https://studying.jp/toeic/ |
スタディングが特に向いているのは、毎日決まった時間を確保するのが難しい社会人や、「何から始めればいいかわからない」という初〜中級者です。
カリキュラムが1日単位で組まれているため、学習の方針を自分で決める手間がかからず、講座の指示に従うだけで着実に進められます。
注意点としては、紙のテキストや教材が送付されない完全オンライン型のため、手書きノートや紙の問題集で学ぶほうが定着しやすいという方には向かない可能性があります。
また、受講期限が7ヶ月と定まっているため、仕事の繁忙期が長く続く時期に申し込む場合は、開始タイミングをよく考えてみるとよいでしょう。
※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください
アガルートアカデミーのTOEIC講座は、「目的別の単科講座を組み合わせて受講できる」という点で、他の通信講座とは設計思想が大きく異なります。
1つの総合コースに申し込む形式ではなく、自分の弱点や目標スコアに応じて必要な講座だけを選択できるため、すでにある程度のスコアを持っている方が特定のパートだけを強化したい場合にも使いやすい構成です。
アガルートは司法試験・宅建士・社会保険労務士など難関資格で実績を積み上げてきた予備校であり、講師の質の高さと出るところに絞った解説は、TOEIC講座にも同様の姿勢が反映されています。
2026年7月時点で公式サイトに掲載されているTOEIC講座は、次の4種類です。
入門レベルから上級まで目的に応じた4講座のラインナップ
アガルートのTOEIC講座は、400点未満の入門層から900点以上を目指す上級層まで、幅広いレベルに対応しています。
各講座の内容と料金は以下のとおりです。
「TOEIC中高英語総復習講座」は、現状のスコアが400点に届かない方や英語に強い苦手意識を持っている方向けの入門講座です。
中学・高校レベルの必須英文法を短時間でインプットすることに特化しており、講義時間は約8.5時間、視聴期限は365日です。
担当は五十嵐未知子講師で、ご自身もフルタイムで働きながらTOEIC990点を取得した経緯を持ちます。
文化的背景や言語学の観点から英語と日本語の違いを解説するアプローチで、丸暗記ではなく理解を通じた学習が可能です。
料金は21,780円(税込)で、フルカラーテキストと問題集が発送されます。
「TOEIC基礎英語力完成講座」は、大学生・社会人向けに英語の基礎力全体を底上げするための講座です。
「受験時代が一番英語力があった」という方を主な対象に、英文法の重要ポイント30テーマと精読30テーマで構成されています。
第二言語習得論を専門とする寺島よしき講師が担当し、英語を語順のまま理解する力を約30時間かけて養成します。
視聴期限は365日、料金は21,780円(税込)です。
TOEIC対策を始める前の基礎固めとして位置づけられており、受講後にTOEICの演習に移行すると効果が出やすい設計です。
「重要英単語マスター1000」との2講座パックも32,780円(税込)で用意されており、単品合計から約15%引きとなります。
「TOEIC解答スキルマスター&解答速度超スピードUP実演講座」は、すでに500〜700点台のスコアを持っている方が900点以上を狙うための中上級者向け講座です。
4講座の中で最も料金が抑えられており、10,780円(税込)で受講できます。
担当の轟義昭講師が実際に問題を解く様子を動画で収録した「実演型」の構成が最大の特徴で、解答スピード・判断のタイミング・捨て問の見極めなど、テキストだけでは学べない実戦感覚を視覚的に習得できます。
講義時間は約5時間(リスニング2時間、リーディング3時間)で、問題冊子と解説冊子が発送されます。
視聴期限は365日です。
「Complete Guide to the TOEIC Test解説講座」は、700点以上を目標とする中上級者向けの演習中心型講座です。
多数の大学が正課授業で採用している教材「Complete Guide to the TOEIC Test, Fourth Edition」をテキストとして使用し、寺島よしき・村木美央・杉原由紀の3名の講師が全セクションを解説します。
講義時間は約47時間と4講座中最大のボリュームで、ReadingとListeningをバランス良く学習できる設計です。
料金は43,780円(税込)で、テキスト本体と解答冊子が発送されます。
視聴期限は365日で、12回分割払い(手数料無料)の場合は月々3,648円から受講できます。
| 講座名 | 対象レベル | 講義時間 | 料金(税込) | 視聴期限 |
|---|---|---|---|---|
| TOEIC中高英語総復習講座 | 400点未満・英語苦手層 | 約8.5時間 | 21,780円 | 365日 |
| TOEIC基礎英語力完成講座 | 大学生・社会人の基礎固め | 約30時間 | 21,780円 | 365日 |
| TOEIC解答スキルマスター講座 | 500〜700点から900点以上 | 約5時間 | 10,780円 | 365日 |
| Complete Guide to the TOEIC Test解説講座 | 500〜600点から700点以上 | 約47時間 | 43,780円 | 365日 |
支払い方法はクレジットカード・銀行振込・教育クレジットローン・コンビニ決済・ペイジーに対応しています。
アガルートでは10回まで分割手数料が無料のローン制度があり、43,780円の講座を12回分割払いにした場合、月々3,648円で受講できます。
また、既存受講生割引や家族割引など最大20%OFFの各種割引制度も用意されており、2つ目以降の講座を追加する場合はコストを抑えられます。
無料体験・受講相談の活用がおすすめ
アガルートはすべてのTOEIC講座について、無料会員登録後に資料請求・無料体験が可能です。
サンプルテキストの郵送と、会員限定の無料公開講座の視聴が申し込め、実際の講義のスタイルや難易度を受講前に確認できます。
また、最短10分から受けられるオンライン受講相談も設けており、「どの講座を選べばよいかわからない」という方は専門スタッフに直接相談してから申し込む流れがよいでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社アガルート |
| TOEIC講座の種類 | 4講座(単科選択制) |
| 料金範囲(税込) | 10,780円〜43,780円 |
| 視聴期限 | 365日(全講座共通) |
| 学習スタイル | オンライン動画講義+テキスト郵送 |
| 分割払い | 10回まで手数料無料ローンあり |
| 割引制度 | 受講生割引・家族割引(最大20%OFF) |
| 無料体験 | 無料会員登録で利用可能 |
| 受講相談 | オンライン(最短10分〜) |
| 公式サイト | https://www.agaroot.jp/english/ |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください
ユーキャンのTOEIC L&R TEST対策講座は、1954年創業の通信教育大手ユーキャンが提供するTOEIC専門講座です。
宅建士・簿記・保育士など100以上の講座で長年の実績を誇るユーキャンが、TOEIC向けに開発した特化型オンライン学習システム「スーパー英語」を軸にした講座で、2026年7月時点では3つのコースが用意されています。
ユーキャンの最大の特徴は、スマホ・タブレット・PC対応のオンライン学習システム「スーパー英語」を中心に学習が進む点にあります。
スーパー英語は全国100以上の大学に導入されており、累計35万人を超える利用実績を持つシステムです。
従来の「紙の教材が大量に届く」通信講座のイメージとは異なり、問題演習をスマホでこなすeラーニング型の設計になっているため、隙間時間で学びやすい環境が整っています。
3コースの選択肢と対象レベル
ユーキャンのFAQには、コース選択の目安として以下の基準が示されています。
「はじめてから500点コース」は現在のスコアが450点未満、または中学英語に自信がない方が対象です。
「650点攻略コース」はスコア450点以上、英検準2〜2級程度の英語力を持つ方が対象で、ビジネスシーンで使える英語力の習得を目指します。
「はじめて受けるTOEICコース」は、スコア300点未満または10年以上英語から離れていた初級者向けのコースとして設置されています。
学習の核となるスーパー英語の仕組み
スーパー英語での学習は、単語・文法・リスニング・読解の4本柱を「ラウンド・メソッド」と呼ばれる繰り返し学習方式で進めます。
1日の推奨学習時間は15〜30分(週6日・3ヶ月間)と設定されており、負担感が少ない設計になっています。
1回の演習は5分程度から取り組めるため、出勤前・昼休み・就寝前などのわずかな時間でも継続しやすい構造です。
500点コースの収録問題数は約1,200問、650点コースは約1,392問で、実力診断テスト2回と理解度テスト3回がシステム内に搭載されています。
オリジナルの「カルテ機能」は、学習時間・レッスン進捗・理解度をグラフ化して表示するもので、日々の成長が可視化されることでモチベーションを維持しやすい設計になっています。
副教材として、英文法の基礎をまとめた「基礎文法おさらいバイブル」(B5判・120ページ)が自宅に郵送されます。
TOEIC頻出の文法項目がコンパクトにまとまっており、スーパー英語での演習で不正解になった問題や苦手な文法分野を紙でしっかり確認したいときに活用できます。
受講期限と返品制度
標準学習期間は3ヶ月ですが、受講開始から6ヶ月後まではスーパー英語を利用できます。
仕事の繁忙期などで一時的に学習が止まっても、6ヶ月以内に再開できる点は忙しい社会人にとって安心材料になります。
また、教材到着後8日以内であれば返品対応が可能です。
返品時の送料はユーキャン側の負担で対応する旨が記載されており、教材の内容を確認してから続けるかどうか判断できます。
注意点として、スーパー英語は動画講義形式ではなく問題演習中心の設計です。
講師が解説する映像授業を受けながら体系的に学びたいという方には向かない可能性があります。
また、650点を超えて700点・800点を目指したい方向けのコースは現状では用意されていないため、高スコアを狙う段階になったら他の講座への移行を検討するとよいでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ユーキャン(1954年創業) |
| コース | はじめて受けるTOEICコース / はじめてから500点コース / 650点攻略コース |
| 料金(税込) | 500点コース 35,000円 / 650点コース 39,000円 |
| 標準学習期間 | 3ヶ月(スーパー英語利用期限は6ヶ月) |
| 1日の推奨学習時間 | 15〜30分(週6日) |
| 収録問題数 | 500点コース 約1,200問 / 650点コース 約1,392問 |
| 教材形式 | オンライン学習システム「スーパー英語」+副教材テキスト郵送 |
| 添削 | なし(実力診断テスト・理解度テストはシステム内で自動採点) |
| 返品制度 | 教材到着後8日以内であれば返品可能 |
| 学習デバイス | スマホ・タブレット・PC |
| 公式サイト | https://www.u-can.co.jp/course/data/in_html/90/ |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください
スタディサプリENGLISHのTOEIC対策コースは、リクルートが運営するアプリ型オンライン英語学習サービスです。
TOEIC満点(990点)の関正生講師が監修した動画講義とパート別演習問題を、スマホアプリ1つで完結して学べる設計が特徴で、2026年7月時点の公式サイトによると翌月課金継続率は92%を記録しています。
現在提供されているのはベーシックプランのみです。
2026年3月31日にパーソナルコーチプランの新規受付が終了しており、2026年7月時点での申込受付はベーシックプランのみとなっています。
ベーシックプランの料金と内容
公式サイトの料金ページに掲載されている価格は以下のとおりです。
スタディサプリENGLISHのWebページから申込んだ場合の料金で、App StoreやGoogle Playから申込む場合は月額3,700円(税込)と異なります。
| 支払い方式 | 月あたりの費用(税込) | 一括払い総額(税込) |
|---|---|---|
| 月額払い | 3,278円 | 毎月課金 |
| 6ヶ月パック | 3,058円 | 18,348円 |
| 12ヶ月パック | 2,728円 | 32,736円 |
入会金はかかりません。
初回は1週間の無料体験が可能で、無料期間中にキャンセルすれば料金は発生しません。
また、やむを得ず途中解約する場合の返金対応も設けられており、残契約期間に応じて返金額が算出されます。
コンテンツの内訳と学習の仕組み
ベーシックプランで使えるコンテンツは大きく4種類に分かれます。
パーフェクト講義は関正生講師によるPart 1〜7のパート別動画講義で、1本あたり約5分とコンパクトな設計になっています。
約580本分の講義動画が用意されており、TOEICの頻出ポイントを「丸暗記ではなく英語の本質から理解する」アプローチで解説するのが関先生の指導スタイルです。
TEPPAN英単語は、TOEIC頻出単語を1,500語収録した単語学習機能です。
目標スコア別に4段階のレベル分けがされており、600点目標なら1〜750語、730点目標なら751〜1,090語、860点目標なら1,091〜1,320語、990点目標なら1,321〜1,500語が対象となります。
1問5秒で解く高速単語テスト形式で、スキマ時間に単語を積み上げられます。
実戦問題集はTOEIC本番形式20回分相当の問題演習コンテンツです。
TOEIC公式問題集の制作に携わったスタッフによるオリジナル問題が収録されており、新形式にも対応しています。
修了後に続けて演習できる「実戦問題集NEXT」も用意されています。
ディクテーション・シャドーイングのリスニングトレーニング機能も搭載されており、聞き取れなかった箇所の確認と発音模倣の繰り返しで、リスニング力を底上げできます。
また、TOEIC対策コースを申し込むと、日常英会話コンテンツ全1,680レッスンが無料で付いてくる特典もあります。
英語学習の幅を広げたい方には追加コストなしで活用できる点が嬉しいポイントです。
スタディサプリENGLISHの学習で特徴的なのは、関先生が公式ページのコメントで言及しているように「1駅〜2駅分の動画長さ」「信号待ちに1問解く」という発想で設計されている点です。
まとまった学習時間が取りにくい社会人を前提に、通勤・昼休み・細切れの数分を積み重ねる学習スタイルに最適化されています。
オプションで購入できる紙テキスト
ベーシックプランに追加で、紙のテキストを別途購入することができます。
パーフェクト講義2冊で2,420円、実戦問題集1冊で1,320円(いずれも税込・送料込み)が標準価格です。
アプリのコンテンツと同じ内容が紙で確認できるため、画面だけでなく紙でも学びたいという方に向いています。
注意点として、ベーシックプランには講師や専属コーチへの質問機能は含まれていません。
学習管理や勉強法のアドバイスを受けながら進めたい場合は、パーソナルコーチプランが対応していましたが、2026年3月末に新規受付を終了しているため、2026年7月時点では利用できません。
自律的に学習を続けられる方、またはモチベーション管理をアプリの仕組みで補える方に向いている講座です。
TOEIC L&R IPテスト(オンライン)の受験も別途申込みで利用でき、自宅で本番に近い形式で実力を測ることが可能です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社リクルート |
| 月額料金(税込・Web申込) | 3,278円(月払い)/ 3,058円(6ヶ月パック)/ 2,728円(12ヶ月パック) |
| 入会金 | 0円 |
| 無料体験 | 初回1週間 |
| 途中解約 | 返金対応あり(残期間に応じて算出) |
| 担当講師 | 関正生講師(TOEIC満点) |
| 講義動画 | 約580本(1本約5分) |
| 演習問題 | TOEIC本番形式20回分相当 |
| 単語 | TEPPAN英単語1,500語収録 |
| 翌月継続率 | 92%(2025年1〜12月全プランユーザー) |
| 紙テキスト | 別途購入可(パーフェクト講義2冊2,420円〜) |
| 公式サイト | https://eigosapuri.jp/toeic/ |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください
Z会Adaptie(アダプティ)は、1931年創業のZ会グループが提供するTOEIC L&R TEST専用のオンライン通信講座です。
90年以上の指導実績を持つZ会が、AI技術を学習システムに組み込んだ形で2016年に開講しました。
これまでに14,000人以上のTOEIC受験者への学習支援実績があり、公式サイトの2026年7月時点の情報によると、教材の質に対して91.7%の利用者が高い満足度を示しています。
Z会Adaptieの最大の特徴は、「72の学習ポイントに基づく構造化カリキュラム」と「約5,000問からAIが選ぶ個別最適演習」の組み合わせにあります。
この2本柱の設計が、他のサブスク型TOEIC講座と一線を画す点です。
72の学習ポイントが示す「何を学ぶか」の明確さ
Z会はTOEICの試験を徹底的に分析し、スコアアップに必要な知識・スキルを72の学習ポイントに体系化しています。
このポイントは重要度が高いものから順に攻略できる設計になっており、漫然と問題を解くのではなく「今この学習ポイントを習得しているか」という基準に沿って進む構造です。
各学習ポイントには、担当講師の田中亜由美先生(TOEIC L&R 990点・英検1級)による5〜10分の動画講義が付属しています。
動画と並行して、文章でじっくり確認できるテキストバージョンも用意されており、移動中に動画で理解して自宅でテキストを確認するという組み合わせ利用も可能です。
また、基礎文法が不安な方向けに、駒井亜紀子先生(TOEIC 990点・英検1級)担当の全22パートからなる基礎文法動画講義も別途用意されています。
AIが「今解くべき問題」を選ぶ個別演習
約5,000問の演習問題プールからAIが各受講者の理解度と目標スコアを考慮して、次に取り組むべき問題を選出します。
よくある問題演習では「難しすぎて途中離脱する」「簡単すぎて時間を無駄にする」という二極化が起きやすいですが、Adaptieは現在の実力より少し上の問題を継続的に出題する設計にすることで、効率的なスコア伸長を狙っています。
演習問題には即時採点と、Z会独自の丁寧な解説文が付いており、出題パターン別の攻略法も解説されています。
また演習画面には問題ごとに解答目安時間を表示するタイマー機能があり、本番での時間管理スキルを演習段階から意識できる設計です。
学習ポイントごとに「目標スコアまでの距離(残りの習得必要量)」が表示されるため、どこに注力すれば効果的かが一目でわかります。
4種の模試と質問サポートが受講体験を補完
模試はPre Test・Half Test・Target Test・Training Testの4種類が搭載されており、全て即時採点です。
Target Testは2時間フルサイズの本番形式模試で、学習後期の直前対策に活用できます。
各模試には成績表とPart別分析グラフが付いており、次に強化すべき領域を可視化できます。
他のサブスク型TOEIC講座と大きく異なる点として、質問サポートが無制限で付いていることが挙げられます。
オンラインフォームからいつでも質問でき、原則3営業日以内に人が回答します。
AIに頼らず人による回答を受けられる点は、Z会の通信教育としての強みがそのまま引き継がれている部分です。
また、受講中には学習継続を後押しする「応援レター」のメール配信も無料で届きます。
スコアが大幅に伸びた受講者へは「ジャンプアップ賞」としてAmazonギフトカードを贈呈する制度もあり、目標達成への動機づけになっています。
目標スコアは400点から990点まで対応しており、英語に苦手意識のある方から満点を狙う方まで幅広いレベルをカバーします。
学習ペースの目安は1日1コマ(約20〜30分)で、週6コマの集中ペースまたは週3コマの標準ペースのどちらかで進めるのが推奨です。
対応デバイスはスマートフォン・タブレット・PCで、アプリのインストールは不要なブラウザ型のWebサービスです。
ただしMacOSは公式には非対応とされており、不具合が発生してもサポート対象外となる点は事前に確認が必要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社Z会(1931年創業) |
| 対応スコア | 目標400〜990点 |
| 料金(税込) | 月払い 3,900円 / 6ヶ月一括 月3,600円(計21,600円)/ 12ヶ月一括 月2,900円(計34,800円) |
| 入金方法 | クレジットカード・口座振替(手数料無料) |
| 動画講義 | 5〜10分 × 72学習ポイント+基礎文法22パート |
| AI演習問題数 | 約5,000問 |
| 模試 | 4種類(全て即時採点・何度でも解き直し可) |
| 質問サポート | 無制限・3営業日以内に人が回答 |
| 利用デバイス | スマホ・タブレット・PC(ブラウザ型・アプリ不要) |
| 教材満足度 | 91.7%(公式アンケート) |
| 公式サイト | https://www.zkai.co.jp/ca/adaptie/ |
注意点としては、解約手続きを行う場合は前月26日までに手続きが必要です。
一括払いで途中解約する場合は残期間分が返金されます。
※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください
資格の大原のTOEIC L&R攻略講座は、公認会計士・税理士・宅建士など難関資格分野で長年の実績を持つ大原学園グループが提供するTOEIC専門講座です。
通信講座(Web通信)と通学講座(映像通学)の両方に対応しており、自宅から学ぶだけでなく全国の大原校舎内でも受講できる点が、オンライン専業の通信講座との大きな違いです。
大原のTOEIC講座を他社と比べたとき際立つのは、「スコア段階別に設計された4コース体系」と「通信受講者でも映像通学を体験できる柔軟な受講環境」です。
大原の公式ページには「1日1時間・3ヶ月で500点から730点を目指せる」とうたわれており、ベテラン講師陣による実践的な指導が大原の講座全体を支える強みとなっています。
4コースと英文法基礎講義の構成
大原のTOEIC L&R攻略講座は、目標スコアに応じて以下のコース・講座が用意されています。
550点コースは、TOEIC L&R TESTを初めて学ぶ方を対象に、比較的スコアを伸ばしやすいリスニングセクションに比重を置いたカリキュラムで設計されています。
全14回の講義で、現スコア400〜500点程度の方が550点以上を目指す内容です。
Web通信の受講料は30,000円(税込)で、初回申込者は別途入学金6,000円(税込)が必要です。
750点コースは、550点コースで習得した語彙力・文法力をベースに、リーディングセクションのさらなる強化を軸に設計されています。
現スコア500〜600点程度の方を対象に、全14回の講義でリスニングの攻略テクニックも磨きます。
Web通信の受講料は34,000円(税込)です。
550点・750点パックコースは、この2コースをセットにしたパックで、1日1時間・3ヶ月で750点以上のスコアを目指す構成です。
別々に申し込むよりも受講料が抑えられるため、最初から750点以上を目指す方にとってコストパフォーマンスのよい選択肢となっています。
アドバンス上級コースは、860点以上のハイスコアを目指す方向けのコースです。
速読力の強化を中心に実戦的な受験テクニックを学べる設計で、すでにリスニングで高いスコアを安定して取れる方や、海外出張・海外勤務を控えた方に向いた内容です。
全12回の講義で、Web通信受講料は35,700円(税込)です。
英文法基礎講義は、上記コースとは別に設定された単体の補習的講座です。
わずか4時間で中学英語からの基本英文法を総復習する設計で、英文法の基礎に自信がない方が本格的なコースに入る前の土台作りとして活用できます。
Web通信か映像通学かを選べる受講形式
大原の通信講座であるWeb通信では、PCやスマホを使って講義動画をいつでも視聴できます。
大原の公式サイトによると、1日10分でも毎日聴くことが英語力を高めるコツとされており、スキマ時間を活用した継続学習を前提にした設計です。
映像通学は大原の校舎内の設備を使って受講するスタイルで、自宅の環境に左右されず集中して学習できる環境が整っています。
どちらの受講形式でも全コースが通年開講しているため、申し込んだタイミングで学習を始めやすい設計です。
テキストは大原独自のオリジナル教材で、高頻度で出題される問題を厳選して1冊に凝縮した構成になっています。
TOEICの受験指導に特化した講師陣が解法テクニックや効率的な学習法を解説する講義と組み合わせることで、短期間でのスコアアップを狙えます。
入学金と割引制度の確認が重要
大原で初めて受講する場合、受講料に加えて入学金6,000円(税込)が別途必要です。
すでに大原の別講座を受講したことがある方は、大原受講生割引として受講料が3%OFFになります。
この割引は、過去に一般価格20,000円以上の大原の講座を申し込んだ実績がある方が対象で、インターネット申込の場合は2014年4月1日以降の受講履歴をもとに自動的に判定されます。
なお、期間限定キャンペーンや他の割引制度との併用はできません。
また、「資格フェス2026夏」として2026年8月1日から9月30日の期間中は、入学金6,000円免除・受講料5%OFFの特典が公式サイトで案内されています。
申込のタイミングでキャンペーンが実施されていないか確認しておくとよいでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 学校法人大原学園(大原学園グループ) |
| コース | 550点コース / 750点コース / 550点・750点パック / アドバンス上級コース / 英文法基礎講義 |
| 受講料(税込・Web通信) | 550点コース 30,000円 / 750点コース 34,000円 / アドバンス上級コース 35,700円 |
| 入学金 | 6,000円(税込・初回申込者のみ) |
| 回数 | 各コース全12〜14回 |
| 受講形式 | Web通信 / 映像通学(全国大原校舎) |
| 開講方式 | 通年開講 |
| 受講生割引 | 大原受講経験者は受講料3%OFF |
| 公式サイト | https://www.o-hara.jp/course/toeic/ |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください
資格の学校TACのTOEIC L&R TEST対策講座は、公認会計士・税理士・宅建士などの難関資格分野で実績を積んできたTACが提供するTOEIC専門プログラムです。
2026年7月時点の公式サイトで確認できるTOEIC L&R TESTコース群の最大の特徴は、スコア別に細分化されたコース体系・4種類の受講メディア・充実したフォロー制度という3つの柱が組み合わさっている点です。
TACのTOEIC講座はコース数が多く、初めて見ると選択肢の多さに戸惑う方もいるかもしれません。
しかし、公式サイトには「5秒でわかるコース診断サービス」が設けられており、現在のスコアと目標スコア、Adaptieの利用希望の有無を入力するだけで適切なコースが表示される設計になっています。
コースは「総合コース」と「FOR BIZコース」の2系統
TACのTOEIC講座は、Z会Adaptieが付属する「総合コース」とAdaptie付属なしの「FOR BIZコース」の2系統に分かれています。
入学金は必要なく、毎月開講しているため、申込のタイミングを選びやすい点も利点です。
500点目標の単科コースは、400点以上500点未満の方が対象です。
500点総合コースが43,700円(税込・教材費込)、500点FOR BIZコースが29,700円(税込)で、いずれも講義全24回・受講期間4ヶ月です。
650点目標の単科コースは、500点以上650点未満の方が対象です。
650点総合コースが46,000円(税込)、650点FOR BIZコースが32,000円(税込)で、講義全26回・受講期間4ヶ月です。
750点目標の単科コースは、650点以上750点未満の方が対象です。
750点総合コースが50,000円(税込)、750点FOR BIZコースが36,000円(税込)で、講義全28回・受講期間4ヶ月です。
900点目標の単科コースは、750点以上900点未満の方が対象です。
900点総合コースが54,000円(税込)、900点FOR BIZコースが40,000円(税込)で、講義全24回・受講期間4ヶ月です。
コースパックは、連続した2つの目標スコアを一度に学べる8ヶ月間のカリキュラムです。
500点&650点総合コースパックが83,200円(税込)、同FOR BIZパックが56,000円(税込)、650点&750点総合コースパックが89,200円(税込)、750点&900点総合コースパックが96,200円(税込)などが用意されています。
パックは単科2コースを別々に申し込むよりも受講料が抑えられる設計です。
英文法の基礎から始めたい方向けには、受験準備基本英文法+αコースが19,800円(税込)で提供されています。
講義全12回・受講期間4ヶ月で、400点未満の初学者がTOEIC対策の土台を築くために活用できます。
Z会Adaptieが付いた総合コースの特徴
「総合コース」には、AIが学習者の理解度に合わせて問題を選出するZ会公式eラーニングAdaptieが付属しています。
4ヶ月の単科コースにはAdaptie 4ヶ月版、8ヶ月のコースパックにはAdaptie 8ヶ月版が含まれており、講義で学んだ内容を演習で定着させるサイクルが講義とAI演習の両輪で回る構成です。
FOR BIZコースはAdaptie未付属のため価格が抑えられており、独自に演習量を確保できる方や、すでにAdaptieを別途利用している方に向いています。
4種類の受講メディアと充実のフォロー制度
TACは教室講座・ビデオブース講座・Web通信講座・DVD通信講座の4種類のメディアから受講形式を選べます。
これは本記事で紹介している7講座の中で最も多い選択肢で、自宅での通信学習を基本としながらも、気が向いたときに校舎の教室講座に出席できる柔軟性がTACならではの強みです。
Web通信・DVD通信の受講者でも、受講期間中は八重洲校・新宿校の同一コース教室講座に自由出席できる「教室フリーパス制度」が用意されています。
また、全国のTAC直営校の自習室を会員証有効期間中に利用できる点も、独学では得られない学習環境として評価されています。
フォロー制度の中で特に独自性が高いのが、無料で予約できる「オンライン個別質問・相談コーナー」です。
教室講座担当の講師陣がTOEICスコアレポートのアビリティーズメジャード(能力別正答率)を見ながら個別学習アドバイスを行う「アビメ診断」にも対応しており、「なぜ伸び悩んでいるか」を講師が一緒に分析してくれるサービスは、通信専業の講座にはない付加価値といえます。
受講前でも相談が可能なため、コース選びに迷っている段階から活用できます。
質問はオンライン個別相談のほか、学習中の疑問点をメールで送れる「質問メール」制度も用意されており、複数の窓口を使い分けられます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | TAC株式会社 |
| 対象スコア | 400点未満〜900点未満(5段階) |
| 単科コース受講料(税込) | 基本英文法19,800円 / 500点総合43,700円 / 650点総合46,000円 / 750点総合50,000円 / 900点総合54,000円 |
| パックコース受講料(税込) | 500点&650点総合83,200円 / 650点&750点総合89,200円 / 750点&900点総合96,200円 |
| 入学金 | 不要 |
| 開講方式 | 毎月開講 |
| 受講メディア | 教室講座 / ビデオブース講座 / Web通信 / DVD通信 |
| AI演習アプリ | Z会Adaptie付属(総合コースのみ) |
| 質問サポート | オンライン個別相談(無料・予約制)/ 質問メール |
| 自習室 | 全国TAC直営校で利用可能 |
| 公式サイト | https://www.tac-school.co.jp/kouza_toeic.html |

TOEIC L&R TEST対策の通信講座を選ぶとき、料金だけを比較して決めてしまうと、後から「自分の学習スタイルに合わなかった」「途中で続かなくなった」というケースに陥りやすくなります。
一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が発表した「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2025」によると、2024年度のTOEIC L&R公開テストの平均スコアは615点でした。
目標スコアと自分の現状の差を踏まえた上で、以下の5つの観点から講座を選ぶことをおすすめします。
TOEIC通信講座を選ぶ際に最初に確認すべきなのは、自分の目標スコアに対応したコースが存在するかどうかです。
目標スコアが設定されていない講座に申し込むと、学習内容のレベルが合わず、時間と費用を無駄にする可能性があります。
例えば、現在のスコアが400点台で650点以上を目指している場合と、現在700点台で900点を目指している場合では、必要な教材・学習アプローチ・演習量がまったく異なります。
以下の表は、2026年7月時点の各講座が対応しているスコアレンジの目安です。
| 講座名 | 対応スコアレンジ | 最高目標スコア |
|---|---|---|
| スタディング | 初心者〜 | 600点・800点 |
| アガルート | 400点未満〜 | 900点以上 |
| ユーキャン | 初心者〜 | 650点 |
| スタディサプリENGLISH | 初心者〜 | 730点以上 |
| Z会 Adaptie | 400点〜 | 990点 |
| 資格の大原 | 400点〜 | 860点以上 |
| TAC | 400点未満〜 | 900点以上 |
まず自分の現在のスコアを把握した上で、目標との差を確認し、差が200点以上ある場合は基礎文法・語彙の固め直しから始められる講座を、差が100点以内の場合は演習量と弱点パートの強化に特化した講座を選ぶとよいでしょう。
社会人がTOEIC通信講座を続ける上で、継続率に最も影響するのが「スマホだけで学習が完結するかどうか」という点です。
仕事をしながらTOEIC対策を進める場合、毎日まとまった学習時間を確保するのは現実的に難しいことが多くあります。
通勤電車の20分、昼休みの10分、就寝前の15分といった細切れの時間を積み重ねられるかどうかが、スコアアップの可否を大きく左右します。
スマホ対応が充実している講座としては、スタディング・スタディサプリENGLISH・Z会Adaptieが代表格です。
いずれもアプリや専用ブラウザで動画講義・問題演習・単語学習まで完結します。
ユーキャンのスーパー英語もスマホ・PC・タブレット対応で、1回5分程度から取り組める設計です。
一方、TACや資格の大原は動画講義をWeb通信で視聴できますが、テキストが紙で届く形式のため、スマホだけで完全完結するわけではありません。
紙のテキストと画面を組み合わせた学習スタイルが苦にならない方には問題ありませんが、完全にスマホだけで済ませたい方は事前に確認が必要です。
TOEIC通信講座の受講料は、月額2,000円台のサブスク型から100,000円近いコースパックまで幅広く存在します。
費用の高低だけでなく、自分が受験するTOEICの回数・目標達成までの期間・得られるサポートの質を合わせて判断することが重要です。
以下の表は、2026年7月時点の各講座の料金帯と受講期限の目安です。
| 講座名 | 料金帯(税込) | 受講期限の目安 |
|---|---|---|
| スタディング | 34,320円〜49,500円 | 7ヶ月 |
| アガルート | 10,780円〜43,780円 | 365日 |
| ユーキャン | 35,000円〜39,000円 | 6ヶ月 |
| スタディサプリENGLISH | 月額2,728円〜(12ヶ月パック) | 継続課金 |
| Z会 Adaptie | 月額2,900円〜(12ヶ月一括) | 継続課金 |
| 資格の大原 | 30,000円〜35,700円 | 通年開講 |
| TAC | 19,800円〜96,200円 | 4〜8ヶ月 |
特に注意が必要なのが、受講期限と試験受験のタイミングの関係です。
TOEIC公開テストは現在年間最大約20回前後実施されていますが、学習ペースによっては受講期限内に目標スコアを取得できないケースもあります。
受講期限が短い講座に申し込む場合は、試験スケジュールと照らし合わせて余裕をもった計画を立てることをおすすめします。
通信講座は独学と異なり、疑問を解消できる仕組みが用意されている点が強みのひとつです。
しかし、各講座によってサポート体制の内容は大きく異なります。
質問対応が手厚い講座ほど「途中で詰まって止まる」リスクが低くなります。
Z会Adaptieは人による質問サポートが無制限で付属しており、3営業日以内に回答が得られます。
TACはオンライン個別相談(予約制・無料)で講師に直接相談できる制度があり、アビメ診断にも対応しています。
アガルートは受講前から無料のオンライン受講相談が利用できます。
一方、スタディサプリENGLISHはコーチングプランの新規受付が2026年3月末に終了しており、現在のベーシックプランにはAIや自動採点中心の設計となっています。
英語を自分で理解していく力がある中上級者や、疑問が出ても自力で解決できる方には問題ありませんが、理解が追いつかないと感じやすい初心者の方は、質問サポートの有無を事前に確認しておくとよいでしょう。
講座の雰囲気・講義の難易度・UIの使いやすさは、実際に試してみないとわからない部分が大きいです。
申し込んでから「思っていたより難しかった」「アプリが使いにくかった」とならないために、無料体験を活用することが失敗リスクを下げる実用的な方法です。
2026年7月時点で無料体験や資料請求に対応している講座は以下のとおりです。
複数の講座を比較する場合は、料金表や公式サイトの情報だけでなく、実際の講義動画の解説スタイルや問題の難易度感を体験した上で判断することが、後悔しない選択につながります。

TOEIC対策は通信講座を使わなくても、市販の教材で独学することができます。
両者を比べるときに大切なのは「どちらが優れているか」ではなく、「自分の状況にどちらが合っているか」という視点です。
通信講座と独学のどちらを選ぶかによって、スコアアップまでのルートと所要期間が変わります。
独学がTOEIC対策として有効なのは、特定の条件が揃っている場合に限られます。
以下の3つが当てはまる方には、通信講座を使わず独学でも十分にスコアを伸ばせる可能性があります。
1つ目は、すでに600点以上のスコアを持っており、弱点のパートが明確にわかっている方です。
スコアレポートのアビリティーズメジャード(能力別正答率)を見て「Part 3・4のリスニングは得意だがPart 7の長文読解で時間が足りない」という具合に課題が特定できている場合、公式問題集や市販の問題集で弱点に集中した演習を積む独学スタイルが機能します。
2つ目は、英語の学習習慣がすでに身についており、自分でペースを管理できる方です。
TOEICで独学が機能しなくなる最大の理由は、仕事や日常生活の忙しさで学習が途切れることです。
毎朝30分、通勤時間に必ず取り組むといった習慣が確立している方は、通信講座の構造がなくても継続できます。
3つ目は、費用を最小限に抑えたい方です。
公式問題集1冊が約3,000円前後で購入できるため、教材費だけで見れば独学は最も安価な選択肢です。
一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が発行するTOEIC公式問題集は毎年新版がリリースされており、最新の出題形式に即した演習が可能です。
解法テクニックの習得や時間配分の感覚をつかむには、独学だけでは効率が落ちる場合があります。
特にPart 7の長文読解では「どの文を読み飛ばしてよいか」という判断力は、経験豊富な講師の解説から学ぶほうが習得が早い傾向があります。
一方、通信講座を活用するほうがスコアアップに近づきやすいのは、以下の状況にある方です。
英語から長く離れており、どこから手をつければよいかわからない方には、カリキュラムが1日単位で組まれた通信講座が有効です。
独学の場合、教材選びの段階で迷い、買い揃えた参考書を全部使いきれないまま時間だけが過ぎるケースがよく起こります。
通信講座は「今日はここをやる」という学習の道筋が最初から整っているため、迷いなく進められます。
現在のスコアが500点以下の方も通信講座との相性がよい傾向があります。
基礎的な英文法や語彙が不十分な段階では、公式問題集を解いても解説の意味が十分に理解できないことがあります。
ユーキャンの550点コースや資格の大原の550点コースのように、基礎から段階的に積み上げるカリキュラムが設計された講座を選ぶと、理解が積み重なる感覚を得やすくなります。
仕事が忙しく、学習に費やせる時間が1日15〜30分程度という方も、通信講座のほうが成果につながりやすいです。
スタディングやスタディサプリENGLISHのように、1回5分前後のショートレッスンで細切れ学習が完結する設計の講座は、「まとまった時間が取れなくて独学教材を開けなかった」という問題を回避できます。
また、モチベーション管理が苦手な方も通信講座が有効です。
受講料を支払っているという心理的プレッシャーが、「せっかく払ったから続けよう」という継続の動機づけになります。
カルテ機能や学習レポート、継続率の可視化など、習慣化を支援する機能が搭載された講座は独学では得られない継続の仕組みを提供します。
以下の表に、通信講座と独学それぞれに向いているタイプをまとめました。
| 状況 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 現在のスコアが600点以上で弱点が明確 | 独学 | 市販教材でピンポイント強化が効果的 |
| 学習習慣がすでに確立している | 独学 | カリキュラム不要で自律学習が可能 |
| 費用を最小限に抑えたい | 独学 | 公式問題集3,000円程度で対策可能 |
| 現在のスコアが500点以下 | 通信講座 | 基礎から段階的に学ぶ設計が必要 |
| 英語から長く離れていてどこから始めるか不明 | 通信講座 | 1日単位のカリキュラムで迷わず進める |
| 1日の学習時間が15〜30分程度 | 通信講座 | 5分単位のショートレッスン設計が活きる |
| モチベーション管理が苦手 | 通信講座 | 習慣化支援機能と受講料の心理的効果 |
| 解法テクニックを効率的に身につけたい | 通信講座 | 講師による実演型解説が独学より効率的 |
通信講座と独学を組み合わせる方法もあります。
例えば、スタディサプリENGLISHやZ会AdaptieのようなサブスクリプションのTOEIC講座で問題演習量を確保しながら、書店で入手できるTOEIC公式問題集を並行して解くスタイルです。
サブスク型は月額2,000〜3,900円台と負担が軽いため、公式問題集の補助教材として活用するという使い方が現実的なコストで大きな学習量を確保する方法として有効です。

TOEICは現在のスコアと目標スコアの差によって、有効な学習アプローチがまったく異なります。
一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が発表するスコア評価では、730点が「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えているレベル」、860点以上がAランクとして位置づけられています。
自分が今どのステージにいるかを把握した上で、通信講座の使い方を変えることがスコアアップの効率を高めます。
TOEICを初めて受験する方や、現在のスコアが400〜500点台の方が600点突破を目指す段階では、英語の総合的な基礎力の底上げと、TOEIC特有の問題形式への慣れを同時に進めることが求められます。
まず取り組むべきなのは、英文法の基礎の整備です。
TOEIC L&R TESTのPart 5(短文穴埋め)は文法問題が中心で、品詞・動詞の時制・接続詞・関係詞などの基本事項を確実に身につけていないと、問題集を解いても解説の意味が理解できず学習が停滞します。
ユーキャンの「はじめてから500点コース」やアガルートの「TOEIC中高英語総復習講座」は、中学・高校レベルからの英文法を短時間で整理することを目的に設計されており、基礎固めの段階で活用しやすい講座です。
語彙の習得も600点到達には欠かせません。
TOEIC頻出単語としてカバーすべき語彙数は一般に3,000〜5,000語程度とされており、スタディサプリENGLISHのTEPPAN英単語や、スタディングの日々の単語トレーニングのように、短時間で反復できる形式の単語学習機能が搭載された講座を活用することで、移動時間を単語定着に充てられます。
リスニングの基礎強化も600点台を狙う段階では重要です。
TOEIC L&R TESTのリスニングセクション(Part 1〜4)は全体の495点を占めており、初心者段階ではリスニングのほうがスコアを伸ばしやすいとされています。
1日15〜30分のリスニング学習を継続することが基礎構築のカギになります。
600点ラインは、一般的に就職・転職で英語力をアピールできる最低基準として位置づけられることが多いスコアです。
JAC Recruitmentの2026年3月時点の求人データ分析によると、TOEICを採用要件に設定している求人の中で600点以上と700点以上を合わせると全体の約6割を占めており、600点到達は求職活動で英語力を示す最初のゴールラインといえます。
600点前後のスコアを持つ方が700点台・730点台に到達する段階は、TOEIC学習の中で最もスコアが伸び悩みやすい中間地帯です。
基礎はできているのにスコアが上がらないという状態が続く場合、多くのケースで「演習量不足」か「特定パートの弱点放置」のどちらかが原因になっています。
730点はIIBCの公式評価でランクB(860点以上はランクA)に位置づけられており、受験者全体の上位20〜25%に相当するスコアです。
この水準に到達すると、ビジネスシーンで英語を運用できる素地があると評価されるため、就職・転職・昇進において一つの節目として機能します。
この段階で通信講座を活用する際の優先事項は、スコアレポートのアビリティーズメジャード(能力別正答率)を使って弱点パートを特定し、弱点に集中した演習を積むことです。
TACではオンライン個別相談でアビメ診断を講師に見てもらうことができ、「自分が何を重点的に強化すべきか」の方向性を整理しやすい環境があります。
具体的な学習アプローチとしては、Part 3・4(長文リスニング)とPart 7(長文読解)の2分野が700点台到達のカギを握ります。
Part 3・4では先読みのスピードと情報処理力、Part 7では速読力と複数文書の照合力が求められるため、問題形式別の解法テクニックを身につけることが効率的なスコアアップにつながります。
TACの650点総合コースや資格の大原の750点コースは、この中間層のスコアアップを目的とした設計になっています。
Z会Adaptieは約5,000問の演習プールから個人の理解度に合わせてAIが問題を選出する仕組みであり、弱点パートに絞った演習を自動的に継続できる点でこの段階との相性がよい講座です。
800点以上のスコアは、TOEIC受験者全体の上位約10〜15%に位置するハイスコア帯です。
JAC Recruitmentのデータによると、採用要件として800点以上を設定している求人は全体の約2割を占めており、外資系企業や海外拠点と連携するポジション、マネジメント職などで求められます。
この段階では、基礎力や頻出語彙の習得はほぼ完了しており、「時間配分と速度」「高難度問題への対処法」「ミスの種類の分析」が課題の中心になります。
リスニング(Part 3・4)では、選択肢の先読みをしながら会話の意図をつかむ精度を上げることが求められます。
リーディング(Part 7)では、複数文書を照合して解答するダブル・トリプルパッセージへの対応力と、75分で75問を解き切るスピードの両立が必要です。
この段階で演習量を増やすことには意味がありますが、同時に「なぜ間違えたか」の分析精度を上げることが800点突破のカギになります。
通信講座の活用方法としては、TACの750点・900点総合コースのように高スコア帯に特化した解法テクニックを学ぶ講座と、Z会Adaptie・スタディサプリENGLISHのように演習量を確保できるサービスを組み合わせる使い方が有効です。
アガルートの「Complete Guide to the TOEIC Test解説講座」は約47時間の講義で全セクションを体系的に網羅しており、700点以上を目指す方が問題演習と解説を合わせて学ぶ用途に適しています。
900点以上を目指す段階では、通信講座の役割はむしろ補助的なものになります。
公式問題集を繰り返し解いて自分の弱点を精緻に分析する独学スタイルが機能しやすくなる段階であり、演習量の確保とミス分析の深さが決め手になります。

TOEIC通信講座を受講しているにもかかわらずスコアが伸びない場合、多くのケースで講座の質ではなく学習の進め方に問題があります。
通信講座は自分でペースを管理しなければならない分、独学以上に「学習の質」と「学習量の配分」を意識する必要があります。
以下では、スコアが上がらない方に共通して見られるパターンを整理します。
TOEIC L&R TESTはリスニングとリーディングがそれぞれ495点満点の合計990点構成です。
スコアアップを目指す上でよくある誤解は「苦手なリーディングをまず攻略しよう」という順序で進めてしまうことです。
一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が公表しているスコア分布データによると、受験者のリスニング平均スコアはリーディング平均スコアを一貫して上回っています。
TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2025によると、2024年度の公開テストにおけるリスニング平均が334.4点、リーディング平均が280.5点でした。
この差は50点以上あります。
初心者から中級者にかけての段階では、リスニングから先に強化する戦略がスコアアップの効率を高めます。
理由は2つあります。
1つ目は、リスニングは短期間で改善が見えやすい分野であり、モチベーションを維持しながら学習を続けやすいからです。
2つ目は、リスニングの基礎力向上がリーディングの語彙・文法理解にも波及効果をもたらすからです。
音で英語を正確に処理できるようになると、目で読む際のスピードも上がります。
通信講座でリスニングを効率的に鍛える方法として有効なのが、ディクテーション(聞いた英文を書き取る)とシャドーイング(音声に続いて発音を真似る)です。
スタディサプリENGLISHのベーシックプランにはこれらのトレーニング機能が搭載されており、日常の学習の中にリスニング強化を組み込みやすい設計になっています。
スコアレポートのアビリティーズメジャードで自分のパート別正答率を確認した上で、弱点を特定してから学習の優先順位を決めることをおすすめします。
通信講座でスコアが伸び悩む方に共通して見られるパターンには、大きく4つあります。
1つ目は、動画講義を視聴するだけで演習問題に取り組んでいないケースです。
TOEICはインプットだけでスコアが上がる試験ではありません。
講義で解法テクニックを理解したあと、同じ形式の問題を繰り返し解いて「時間内に正確に判断する」訓練を積まないと、本番で知識が使えません。
Z会Adaptieの約5,000問の演習プールや、スタディサプリENGLISHのTOEIC本番形式20回分相当の問題演習は、この演習量の確保を目的とした機能です。
講義視聴と問題演習の比率を1対2程度に保つことを意識するとよいでしょう。
2つ目は、受講期限が切れる直前まで学習を先延ばしにしてしまうパターンです。
スタディングの受講期限は7ヶ月、ユーキャンは6ヶ月と、各講座によって期限が設定されています。
受講開始直後にペースを落とし、終盤に慌てて詰め込む学習スタイルでは、記憶の定着が不十分なまま受験を迎えることになります。
受講開始から最初の2ヶ月で講義の6〜7割を消化し、残りの期間を演習と模試に充てるペース配分が理想的です。
3つ目は、模試や実力テストの振り返りが不十分なケースです。
通信講座の多くには模試が含まれており、TOEIC本番形式の200問を2時間で解く体験ができます。
しかし模試を受けっぱなしにして間違えた問題の原因分析をしない場合、同じ種類のミスを繰り返すことになります。
特に「なんとなく選んだら正解した問題」と「論理的に絞り込んで正解した問題」を区別することが、安定したスコアアップにつながります。
4つ目は、目標スコアに対して受講しているコースのレベルが合っていないケースです。
例えば現在のスコアが500点の方が900点を目指して上位コースに申し込むと、講義の内容についていけずモチベーションが低下します。
コース選びの段階で「現在のスコアに対応したコース」から始めることが前提です。
TACの5秒コース診断やZ会Adaptieの現在地診断機能など、適切なレベルを判定できるツールを使ってコース選びをすることが失敗を防ぐ方法のひとつです。
| 伸び悩みのパターン | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 動画だけ見て問題を解いていない | インプット偏重 | 講義と演習の比率を1対2に調整する |
| 受講期限直前に詰め込んでいる | 学習の先延ばし | 最初の2ヶ月で講義の7割を消化する |
| 模試を受けたまま振り返りをしない | 分析不足 | 間違いの原因を種類別に分類する |
| 自分のレベルに合わないコースを受講している | コース選択のミス | コース診断ツールで適正レベルを確認する |
TOEIC通信講座で効果が出始めるまでの期間は、現在のスコアと目標スコアの差、1日の学習時間、学習の質によって異なります。
一般的な目安として、1日30〜60分の学習を継続した場合、3ヶ月程度でスコアの変化が現れ始めることが多いとされています。
スタディングの600点コースは3ヶ月・ユーキャンの各コースも標準学習期間3ヶ月と設定されており、初心者が基礎から600点台を目指す場合の最短目安が3ヶ月です。
一方、650点から750点、あるいは700点から800点という中間層のスコアアップは、差が小さくても伸ばすのに時間がかかるケースが多く、4〜6ヶ月の継続学習が現実的なラインになります。
週3時間程度の学習では3ヶ月では効果が出にくく、週10時間以上の学習を継続できれば2〜3ヶ月でスコアに変化が現れる可能性が高くなります。
受講期限内に目標スコアを達成するには、受講開始日から最初の1ヶ月の学習ペースが重要です。
最初の1ヶ月を疎かにした場合、後から取り戻すのが難しくなります。
結論として、1日15〜30分でも継続できる設計の講座を選べば、忙しい社会人でも学習を続けることは十分可能です。
スタディサプリENGLISHは1回3分から学習できるコンテンツ設計を明示しており、Z会Adaptieは1問3分程度から取り組める形式です。
スタディングも1日の学習単位を細かく分けており、スキマ時間を積み重ねることを前提に設計されています。
大切なのは「毎日の習慣」です。
まとまった時間をとろうとすると、忙しい日に「今日はできなかった」という挫折感が積み重なり、やがて学習が止まります。
逆に「通勤時間の10分だけやる」と決めておくと、たとえ短時間でも毎日継続でき、結果として累積学習量が確保されます。
週単位で見たとき、合計60〜90分の学習時間を確保できれば、3〜6ヶ月でスコアの変化を感じ始める受講者が多くいます。
毎日の学習が難しい場合は、週3〜4日を学習日と決め、1日20〜30分を集中して取り組む習慣を先につくることをおすすめします。
雇用保険に加入して一定期間働いている方は、厚生労働省が運営する「教育訓練給付制度」を活用することで、受講料の一部が戻ってきます。
一般教育訓練給付金の場合、受講費用の20%(上限10万円)が支給されます。
受給資格の基本条件は、受講開始日時点で雇用保険の一般被保険者であること、および支給要件期間が1年以上あること(初めて給付金を利用する場合)です。
過去に一度給付金を受給したことがある場合は、3年経過後に再度受給資格が得られます。
TOEIC対策講座が給付対象になるには、目標スコアが645点以上に設定されている講座であることが条件のひとつです。
厚生労働省の指定基準を踏まえると、TOEIC645点以上を目標とする講座が一般教育訓練の指定対象となります。
給付対象の講座かどうかは、厚生労働省の「教育訓練給付制度 検索システム」で確認できます。
申請手続きはハローワークで行い、講座修了後に必要書類を提出します。
支給はハローワークへの申請から約1〜2ヶ月後が目安です。
受講を検討している講座が給付対象かどうかは、事前に各講座の公式サイトで確認するか、最寄りのハローワークに問い合わせることをおすすめします。
TOEIC L&R TESTはリスニングとリーディングのみを評価する試験であり、スピーキングやライティング(話す・書く)の能力は直接的なスコアに影響しません。
このため、スコアアップだけを目標とするなら、英会話スクールとの併用は必ずしも必要ではありません。
TOEIC通信講座でインプット(語彙・文法・リスニング力)を固めながら、オンライン英会話でアウトプット練習を行うことで、英語全体の運用力が底上げされます。
リスニング力の向上という観点では、ネイティブとの会話練習が英語の音に慣れる補助的な手段になることがあります。
費用面では、TOEIC通信講座と英会話スクールを同時に受講すると月あたりのコストが大きくなるため、経済的な優先順位を明確にすることが重要です。
「まずTOEICスコアを上げる」という目的に絞るなら、TOEIC特化型の通信講座を一定期間集中して受講し、目標スコアを達成した後に英会話スクールへ移行するという段階的な進め方が現実的です。
通信講座を一定期間受講したにもかかわらずスコアが伸びなかった場合、まず原因の特定から始めることが重要です。
スコアが上がらない原因は大きく3つに分類できます。
1つ目は演習量の不足です。
講義視聴中心で問題演習が少ない場合、本番形式の問題への対応力が養われません。
受講した講座に含まれる模試を一度通しで受けてみて、スコアレポートのパート別正答率を確認することで、自分のどのパートが弱いかを特定できます。
2つ目は目標スコアとコースレベルのミスマッチです。
現在のスコアから見て難しすぎるコースを受講していた場合、より基礎的なコースへ切り替えることで学習が前進し始めることがあります。
3つ目はリスニングかリーディングのどちらか一方に偏った学習です。
TOEIC L&R TESTは両セクションのバランスを保つことがトータルスコアの向上につながります。
一方のパートだけに学習時間を集中させていた場合、もう一方のパートに注力する時期を設けることをおすすめします。
講座を一度終えた後に再学習する場合は、スタディングの更新版(受講期限後に割引価格で4ヶ月延長できる)やサブスク型のスタディサプリENGLISH・Z会Adaptieを継続利用する形で演習量を補充する方法があります。