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医療事務の通信講座おすすめ5社を費用・合格率・就職サポートで徹底比較【2026年最新】

医療事務の通信講座は費用が13,000円台から49,000円超まで大きな差があり、合格実績・学習サポート・就職支援の内容もそれぞれ異なります。

資格の種類や就職を希望する医療機関の種類によっても向いている講座が変わるため、知名度だけで選ぶと後悔するケースがあります。

本記事では2026年7月時点で公式サイトにて医療事務の通信講座サービスと料金情報が確認できた5社を費用・合格率・学習サポート・就職支援の4軸で比較し、目的別におすすめの講座をわかりやすく解説しています。

この記事を読めばわかること
  • 2026年時点で受講できる医療事務通信講座5社の費用・合格率・サポートの違い
  • 教育訓練給付金を活用した実質負担額の算出と対象講座の確認方法
  • 就職先(病院・クリニック・調剤薬局)ごとに評価される資格の違い
  • 現在受験できる医療事務資格の種類と難易度の整理
  • 育児や仕事と両立しながら続けられる通信講座の選び方

医療事務の通信講座|目的で変わる正しい選び方

医療事務の通信講座は、取得できる資格の種類・受講料の実質負担・学習期間・就職サポートの4つを基準に比較すると、自分の目的に合った1社が明確に絞り込めます。

費用だけで選ぶと、サポート体制が手薄で途中から学習が止まってしまうことがあります。

また、就職サポートだけを重視して選んでも、取得できる資格が希望の職場で評価されていなければ意味がありません。

まず自分が通信講座に何を求めているかを明確にしてから、それぞれの軸で各講座を比較していくことをおすすめします。

取得できる資格の種類で選ぶ

通信講座で目指せる医療事務の資格は複数あり、難易度・試験頻度・医療現場での認知度がそれぞれ異なるため、就職を目指す前に取得したい資格を先に確認してから講座を選ぶことが大切です。

現在、医療事務の通信講座で主に対応している資格は以下の3種類です。

資格名主催団体合格率の目安試験の頻度受験形式
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)日本医療教育財団非公表年12回(毎月)在宅受験
医療事務認定実務者試験全国医療福祉教育協会90%前後毎月第4日曜日在宅・会場
医療事務管理士技能認定試験技能認定振興協会80%前後毎月在宅受験

※ 合格率は各主催団体および通信講座各社が公表しているデータを参照しています。

医療事務技能審査試験は、公益社団法人全日本病院協会と事業提携している試験です。

昭和49年の開始から累計受験者数が171万人を超え、合格者数も99万人以上に上ります。

医療機関への採用場面での認知度が高く、全国各地の専門学校や短大でも取得目標として広く設定されている資格です。

医療事務認定実務者試験は、全国医療福祉教育協会が2024年度に公表した受講生合格率が94.4%です。

テキストを参照しながら在宅で受験できる形式のため、初めて医療事務を学ぶ方や、育児・家事と並行して資格を目指したい方に適しています。

なお、かつて医療事務系の最難関として知られた診療報酬請求事務能力認定試験は、主催団体の解散にともない2025年12月14日実施の第63回試験をもって終了しています。

2026年7月時点では新規受験ができないため、通信講座選びの際は対象外として確認することが必要です。

取得したい資格が決まると、対応する通信講座が自然と絞り込まれます。

複数の資格が気になる場合は、就職を目指す医療機関の種類や規模を先に想定してから資格を決めると、選択が整理しやすいでしょう。

受講料と教育訓練給付金を使った実質費用で選ぶ

一般教育訓練給付金の対象講座を選べば、受講料の20%相当をハローワークから受け取れるため、費用面での実質負担を大きく下げることができます。

教育訓練給付金は、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に、支払った受講費用の一部が支給される制度です。

財源は雇用保険で、窓口はハローワークになります。

一般教育訓練の場合、給付率は受講費用の20%で、上限は10万円です。

受給できるのは、雇用保険の一般被保険者(在職者)または一般被保険者であった方(離職後1年以内)のうち、通算3年以上の被保険者期間がある方です。

2026年7月時点で、医療事務の通信講座のうち一般教育訓練給付金の対象として確認されているのは3社です。

実質負担額の目安を以下の表にまとめました。

講座名受講料(税込)給付金の支給額目安(20%)実質負担額の目安
ユーキャン 医療事務講座49,000円9,800円約39,200円
ヒューマンアカデミー 医療事務講座 eラーニングコース47,300円9,460円約37,840円
ニチイ学館 医療事務通信講座(医科)47,850円9,570円約38,280円

※ 実質負担額は給付金の支給額を差し引いた概算です。給付を受けるには要件の確認と申請手続きが必要です。

給付金の申請は受講修了日の翌日から1ヶ月以内に行う必要があります。

申請を忘れると給付を受けられなくなるため、受講前にハローワークの窓口で支給要件を照会しておくと安心でしょう。

給付金の対象外となる講座でも、費用自体が低く設定されているケースがあります。

資格の大原の医療事務3級合格コース(Webコース)は14,200円から受講でき、ソラストの教材は13,200円から購入できます。

給付金を使えない状況でも、費用を抑えて学べる選択肢が存在します。

学習期間とサポート体制の手厚さで選ぶ

育児や仕事と並行して学ぶ場合は、標準学習期間だけでなく、万が一ペースが落ちたときに備えた最長受講期間があるかどうかが、最後まで続けられるかどうかを左右します。

医療事務の通信講座の標準学習期間はおおむね3〜4ヶ月です。

最長受講期間に余裕があるかどうかを事前に確認しておくことをおすすめします。

講座名標準学習期間最長受講期間質問サポートeラーニング
ユーキャン 医療事務講座4ヶ月8ヶ月1日3問まであり
ヒューマンアカデミー 医療事務講座3ヶ月公式サイトでご確認ください無制限あり(主体)
ニチイ学館 医療事務通信講座3ヶ月公式サイトでご確認くださいあり一部あり
キャリカレ 医療事務講座3ヶ月最長800日無制限あり
資格の大原 医療事務講座コースにより異なる公式サイトでご確認くださいあり(添削含む)Webコースあり
ソラスト 医療事務教材設定なし設定なしなしなし

※ 最長受講期間は各社公式サイトの記載を参照しています。

変更になる場合があるため、申込前に公式サイトで最新情報を確認してください。

質問サポートの内容も重要な確認ポイントです。

ユーキャンは1日3問の質問制限があるものの、テキスト・添削・デジタルサポートを組み合わせた自己解決できる設計が充実しています。

ヒューマンアカデミーとキャリカレは質問回数に制限を設けておらず、疑問が生じたときにすぐ相談できる環境を重視する方に向いています。

ソラストは教材の販売のみで、質問対応・添削指導といったサポートはありません。

自分でスケジュールを管理しながら学習できる方や、テキストを手元に置いておくことを主な目的とする方向けの選択肢です。

就職・転職サポートの有無で選ぶ

医療事務として就職・転職することを最終目標にしているなら、資格取得後の就職サポートが整った講座を選ぶことで、就職活動の入口が変わります。

通信講座の就職サポートには、主に以下の3つの種類があります。

通信講座の就職サポート
  • 求人情報の提供(全国の医療機関の求人を案内)
  • 履歴書・職務経歴書の添削指導
  • 面接対策や就活アドバイスの提供

ニチイ学館は全国の医療機関との雇用ネットワークを構築しており、修了生が医療機関への就職情報を受け取れる体制を整えています。

医療業界に特化した就職支援という点では、他社と比べて強みがあります。

ヒューマンアカデミーも講座修了後の就職支援制度を設けており、履歴書添削や就活相談を受けられます。

医療機関の採否は、資格の有無に加え、志望動機・希望の勤務時間・実務経験なども関係します。

サポートはあくまで支援であり、就職活動は自分自身で取り組むことが前提です。

就職よりもスキルアップや育児後の復職準備が目的の場合は、就職サポートの充実度よりも費用・学習期間・資格の取りやすさを優先して選ぶとよいでしょう。

医療事務の通信講座おすすめ5選|各社の特徴と費用を徹底解説

以下で紹介する5社は、2026年7月時点で公式サイトにおいて医療事務の通信講座サービスと料金情報が確認できた講座に絞っています。

各社の特徴・費用・サポート体制を順に解説していきます。

ユーキャン

医療事務 通信講座
10年間の合格者75,000名突破 在宅受験に対応 試験は毎月実施 マークシート方式でテキスト参照可 添削は全3回 質問は1日3問まで対応
受講料(税込) 49,000円 一括払い。分割払いは3,300円×15回(総計49,500円)
目指せる資格 医療事務認定実務者(R)試験 全国医療福祉教育協会。学科・実技それぞれ正答率60%以上が合格の目安
標準学習期間 4ヵ月 受講開始から8ヵ月まで指導
サポート・特典 一般教育訓練給付金の対象 リスキリング制度の利用で受講料の最大70%還元。就職ガイドを配布

※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください

ユーキャンの医療事務講座は、過去10年間(2015〜2024年実施分)で75,792名の合格実績を持ち、フルカラーテキストとスマホ学習を組み合わせた設計で未経験からでも学習を進めやすい通信講座です。

通信教育の分野で長年の実績を持つユーキャンが提供する医療事務講座は、医療事務認定実務者試験を目指す内容で構成されています。

試験は毎月実施されており、受講期間中であれば自宅でテキストを参照しながら受験できる形式です。

マークシート方式のため記述式の試験に不安を感じる方でも取り組みやすく、初めて医療事務を学ぶ方に広く選ばれています。

講座の基本情報は以下のとおりです。

項目内容
運営株式会社ユーキャン
対象資格医療事務認定実務者試験
受講料(一括)49,000円(税込・送料当社負担)
受講料(分割)3,300円 × 15回(総計49,500円・税込)
給付金対象一般教育訓練給付金(受講料の20%・最大9,800円)
実質負担額の目安約39,200円(給付金適用後)
標準学習期間4ヶ月
最長受講期間8ヶ月
添削3回(修了課題含む)
質問サポート1日3問まで
デジタルサポートデジタルテキスト・WEBテスト・スケジュール管理
公式サイトhttps://www.u-can.co.jp/医療事務/

※ 料金・制度情報はユーキャン公式サイト(2026年7月時点)をもとに記載しています。

申込前に最新情報を公式サイトでご確認ください。

教材はメインテキスト3冊とフルカラーの副教材セットで構成されています。

副教材には、学習サポート集・試験対策問題集(練習問題・レセプト実習)・添削課題集・ガイドブックが含まれており、テキスト学習と実践演習を並行して進められる設計です。

スマートフォンやパソコンから利用できるデジタルサポートでは、動画コンテンツやWEBテストが用意されており、移動中や育児の合間など机に向かえない時間帯でも学習を継続できます。

テキスト学習とデジタル学習を組み合わせるハイブリッド設計は、生活リズムが不規則な方や時間の確保が難しい方に向いています。

就職サポートとして就職活動のノウハウをまとめた就職ガイドが提供されており、履歴書の書き方や面接対策の基礎を確認できます。

就職ガイドはあくまでも自己学習のための参考資料として活用する形になります。

注意点として、質問サポートは1日3問という制限があります。

学習序盤や試験直前は疑問が集中しやすい時期ですが、1日3問の上限内に収まらない場合は翌日に持ち越す必要があります。

質問を送る前に、テキストや添削のフィードバックを先に読み込んでから送付すると、制限内で効果的に活用できるでしょう。

また、診療報酬点数はテキスト制作時点の数値が使用されており、改定が行われても受講期間中の試験は教材記載の点数で受験できる仕組みになっています。

点数の最新情報ではなく、請求業務の基本的な仕組みと考え方を身につけることが学習の中心です。

ユーキャンの医療事務講座が向いている人の特徴は以下のとおりです。

ユーキャンの医療事務講座が向いている人の特徴
  • 合格実績の規模と安心感を重視する方
  • スマホ学習と紙テキストを組み合わせて柔軟に学びたい方
  • 在宅受験・テキスト持ち込み可の試験で着実に合格を目指したい方
  • 教育訓練給付金を活用して費用を抑えたい方
  • 月1回の試験機会を活かして早期合格を狙いたい方

その反面、質問が多くなりそうな方や、就職斡旋まで含めた手厚いサポートを希望する方には、他の選択肢も合わせて検討することをおすすめします。

ヒューマンアカデミー通信講座

医療事務 通信講座
eラーニングコース キャリアアップサポート制度あり 添削は全3回 教材は一括発送 医科2級とのセット講座もあり 医療事務コンピュータ講座も併設
受講料(税込) 47,300円 一括払い。教育ローン分割は初回4,404円+月々4,100円×11回
目指せる資格 公式サイトに明記なし 講座ページに取得できる資格名の記載を確認できず
標準学習期間 3ヶ月 在籍期間6ヶ月・eラーニング視聴期間6ヶ月。延長サポートの対象外
サポート・特典 一般教育訓練給付制度の対象 受講料の最大20%がハローワークより支給。ヒューマンリソシアへの就業を支援

※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください

ヒューマンアカデミーの医療事務講座は、2023年の試験合格実績91.4%を公表しており、全学習コンテンツをeラーニングで完結できる設計と、回数無制限の質問サポートが特徴の通信講座です。

もともとたのまなという名称で知られていた講座で、2024年4月よりヒューマンアカデミー通信講座として正式にブランドを統一しています。

通信教育でありながら、動画講義・模擬問題・質問機能をすべてスマートフォンやパソコン上で完結できる仕組みが整っており、机に向かって紙のテキストだけで学ぶ従来型とは異なるアプローチをとっています。

講座の基本情報は以下のとおりです。

項目内容
運営ヒューマンアカデミー株式会社
対象資格医療事務認定実務者試験(全国医療福祉教育協会)
受講料(通常)47,300円(税込)
分割払い初回4,404円 + 月々4,100円 × 11回
給付金対象一般教育訓練給付金(受講料の20%)
リスキリング補助金対象
標準学習期間3ヶ月
在籍期間6ヶ月(延長サポートなし)
eラーニング視聴期間6ヶ月
添削3回
質問サポート無制限
試験合格実績91.4%(2023年実績)
公式サイトhttps://haec.athuman.com/shop/g/g1245T073/

※ 料金・制度情報はヒューマンアカデミー通信講座公式サイト(2026年7月時点)をもとに記載しています。

キャンペーン価格は期間限定のため、申込前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

eラーニングの設計には、弱点の可視化機能が組み込まれています。

模擬問題をオンラインで解答すると、自分がよく間違える箇所が一目でわかる仕組みで、苦手分野に絞った復習ができます。

模擬問題は何度でも繰り返し解答でき、試験に向けての準備を自分のペースで進められます。

紙の教材も送付されますが、あくまでも補助的な役割です。

主な学習はeラーニングの動画講義が中心で、テキスト2冊・診療報酬完全攻略マニュアル・レセプト作成問題集・診療報酬明細書が一式届きます。

受験料は通常5,000円のところ、ヒューマンアカデミーの受講生は団体受験扱いで4,500円で受験できます。

試験はテキスト・参考書・電卓の持ち込みが可能なマークシート方式で、在宅で受験できます。

毎月1回実施されているため、自分の学習進度に合わせて受験日を選ぶことができます。

就職サポートは、同グループのヒューマンリソシア株式会社が担当するキャリアアップサポート制度を利用できます。

派遣社員・期間雇用社員・正職員の3つの雇用形態から条件に合った求人を紹介する体制で、専任コーディネーターによる個別面談も行われます。

講座の修了や資格取得が完了していなくても、受講中から就業サポートを受けられる点は、早期就職を目指す方にとって便利な仕組みです。

注意点として、在籍期間は6ヶ月固定で、延長サポートは対象外です。

育児や仕事の繁忙期に学習が滞りやすい方は、標準3ヶ月より余裕を持って6ヶ月以内に学習を終えられるか、事前にスケジュールを確認することをおすすめします。

また、教材は2024年度の診療報酬改定に対応したバージョンが使用されています。

公式サイトによると、対象とする医療事務認定実務者試験は現在も同バージョンに準拠した内容で実施されているため、資格取得には問題ありませんが、最新の診療報酬点数については別途確認が必要です。

ヒューマンアカデミーの医療事務講座が向いている人の特徴は以下のとおりです。

ヒューマンアカデミーの医療事務講座が向いている人の特徴
  • スマホやパソコンで動画を中心に学びたい方
  • 質問を遠慮なく何度でもしたい方
  • 6ヶ月以内に集中して資格を取得したい方
  • 就職サポートまで一括して対応できる講座を探している方
  • 教育訓練給付金またはリスキリング補助金を活用したい方

ニチイ学館

医療事務 通信講座
医療事務教育50年以上のノウハウ 厚生労働省認定教材を使用 受講から修了試験までWEBで完結 ポイント動画・WEBテキストあり 質問は何度でも可能 通学授業を5回まで無料聴講できる
受講料(税込) 47,850円 教材費込み。学生割引・紹介割引・受講経験割引は各10%OFF、ペア割引15%OFF
目指せる資格 メディカル クラーク(R)(医科・医療事務) 日本医療教育財団。インターネット(IBT)試験で在宅受験が可能
標準学習期間 3ヵ月 無料延長制度で最長6ヵ月まで延長可能
サポート・特典 無料復習制度・全額キャッシュバック制度 不合格時は修了後1年以内なら通学講義を何度でも無料聴講可。修了生アンケートの満足度は有効回答2,466件ベース

※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください

ニチイ学館の医療事務通信講座は、医療事務教育50年以上の実績を持ち、厚生労働省認定教材を使用した通信講座で、医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)の取得を目指せる講座です。

ニチイ学館は医療・介護分野に特化した教育機関として、全国の医療機関と深いつながりを持っています。

通信コースはWEBで受講から試験まで完結できる設計で、2026年6月施行の診療報酬改定に対応した最新の学習内容で学べます。

講座の基本情報は以下のとおりです。

項目内容
運営株式会社ニチイ学館(まなびネット)
対象資格メディカルクラーク(医科・医療事務)医療事務技能審査試験
受講料(教材費込)47,850円(税込)
給付金対象一般教育訓練給付金(受講料の20%)
標準受講期間3ヶ月
最長受講期間6ヶ月(無料延長制度で最長3ヶ月延長)
質問サポート無制限
試験形式IBT(インターネット受験)毎月複数回
教材の認定厚生労働省認定教材(1984年1月13日認定)
キャッシュバックニチイへ就職した場合に受講料全額キャッシュバック(課税対象)
公式サイトhttps://www.e-nichii.net/iryo/iryojimu/course/tsushin/

※ 料金・制度情報はニチイまなびネット公式サイト(2026年7月時点)をもとに記載しています。

申込前に最新情報を公式サイトでご確認ください。

ニチイの医療事務通信講座が他の2社と大きく異なるのは、対象資格の種類です。

ユーキャンとヒューマンアカデミーが医療事務認定実務者試験を目標とするのに対し、ニチイは医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)に対応しています。

この試験は1974年から実施され、日本医療教育財団が公益社団法人全日本病院協会と提携して運営する試験で、累計受験者数が171万人を超える医療事務系の試験の中で最大規模のものです。

取得資格の種類を重視して講座を選ぶ場合、この違いは事前に確認しておくことをおすすめします。

使用教材は厚生労働省認定教材です。

認定年月日は1984年1月13日で、普通職業訓練(短期課程)として正式に認定を受けた教材を使用している点は、他の医療事務通信講座とは異なる特徴です。

学習サポートの内容は以下のとおりです。

学習サポートの内容
  • ポイント動画(スマホでの視聴に対応、つまずきやすい箇所を講師が解説)
  • WEBテキスト(移動中や休憩中のスキマ学習に対応)
  • 質問サポート機能(回数無制限、疑問点を早期解消)
  • チャレンジ問題(一問一答形式、解答・解説付きで何度でも挑戦可能)
  • 確認テスト(カリキュラム別の習熟度確認)
  • 学習進捗管理(受講生専用サイトから確認)

不合格になった場合は、修了後1年以内の間、通学コースの授業を無料で聴講できる無料復習制度があります。

また、受講期間中に5回まで通学授業に参加できる無料聴講制度も設けられており、通信コースでありながら通学授業のサポートを部分的に利用できます。

全額キャッシュバック制度は、ニチイの医療事務スタッフとして就職し所定の適用条件を満たした場合に、受講料47,850円が全額返還される制度です。

就職支援と費用負担の軽減を同時に実現できる仕組みですが、キャッシュバックは課税対象になるため、手取り金額は受け取り時の税額によって変わります。

割引制度は複数の種類が用意されています。

割引制度割引率適用条件
紹介割引10%OFFニチイ受講経験者からの紹介
学生割引10%OFF学生の方
受講経験割引10%OFFニチイの講座受講経験者
ペア割引15%OFF2名以上での申し込み

これらの割引と教育訓練給付金は、条件によって併用方法が異なります。

給付金の対象金額はキャンペーン価格や割引適用後の金額が基準となる場合があるため、申込前にニチイまなびネットへ直接確認することをおすすめします。

ニチイ学館の通信講座が向いている人の特徴は以下のとおりです。

ニチイ学館の通信講座が向いている人の特徴
  • 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)を取得したい方
  • 厚生労働省認定教材での学習を重視する方
  • ニチイへの就職を視野に入れており、全額キャッシュバックも活用したい方
  • 不合格の場合も復習サポートが受けられる安心感を重視する方
  • 通信コースでも通学の授業に部分参加したい方

注意点として、通信コースのeラーニング環境は他の2社よりも紙テキストが中心の設計です。

動画学習に特化したスマホ完結型を求める方には、ヒューマンアカデミーのほうが向いているでしょう。

資格のキャリカレ

医療事務 通信講座
受講者数1.1万人 メインテキストは2冊・厚さ約0.5cm 日本レセプト学会理事長が全面監修 紙とWEBの両方で学習できる サポート期間内は質問無制限 就・転職サポートあり
受講料(税込) 16,800円 Cコース(学習サポート期間600日)の夏メガ得SALE価格。通常48,700円・65%OFF。2026年8月18日まで
目指せる資格 公式サイトに明記なし 在宅受験で資格取得できると記載。具体的な資格名の記載を確認できず
標準学習期間 3ヶ月 1日わずか30分の学習で3ヶ月。最長800日間サポート(コースにより異なる)
サポート・特典 何度でも無料で質問可能 専任講師による添削指導つき。職務経歴書の作成代行・面接ガイドブックを提供

※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください

キャリカレの医療事務講座は、最長800日のサポート期間と合格後に2講座目が無料で受講できる特典が特徴で、学習期間を自分でコントロールしながら資格取得を目指せる通信講座です。

株式会社キャリアカレッジジャパン(キャリカレ)が運営する本講座は、就実大学教授・日本レセプト学会理事長を務める大友達也先生が全面監修した教材を使用しています。

教材の設計思想は現場で本当に必要な知識に絞ることで、メインテキストは2冊(厚さ約0.5cm)にコンパクトにまとめています。

この薄さは意図的な設計で、膨大な専門用語を網羅するのではなく、実務で使われる頻出項目に絞った構成になっています。

講座の基本情報は以下のとおりです。

項目AコースBコースCコース
学習サポート期間800日700日600日
標準学習期間3ヶ月3ヶ月3ヶ月
添削回数3回3回3回
テキスト4冊4冊4冊
WEBテキストありありあり
音声読み上げ機能ありありあり
項目内容
運営株式会社キャリアカレッジジャパン
対象資格医療事務(一般財団法人 日本能力開発推進協会・JADP認定)
受験料5,600円(税込)※学費に含まれない
合格基準得点率70%以上
試験形式在宅受験・テキスト持ち込み可・随時受験可能
給付金対象対象外
就職サポートあり(キャリアコーディネーター・職務経歴書作成代行・面接合格ガイドブック)
合格特典2講座目を無料で受講可能(100以上の講座から選択)
受講者数累計1.1万人(2025年5月21日時点)
返品制度8日以内返品可能
公式サイトhttps://www.c-c-j.com/course/welfare/iryo/

※ 受講料はコース・申込方法・実施中のキャンペーンにより異なります。

定期的に大幅割引キャンペーンが実施されるため、申込前に必ず公式サイトで最新の受講料をご確認ください。

キャリカレの最大の特徴は、コースによって異なるサポート期間の長さです。

Aコースは最長800日(約2年2ヶ月)、Bコースは700日、Cコースは600日と、他の講座と比べてサポート期間の上限が長く設定されています。

育児や仕事の都合でまとまった学習時間が取れない時期があっても、延長手続きなしで自動的にサポートが継続されます。

学習スタイルは紙テキストとWEBテキストの両対応です。

WEBテキストには音声読み上げ機能がついており、家事や通勤など手が離せない状況での耳からの学習(ながら学習)にも使えます。

紙とデジタルを場面に応じて切り替えられる設計は、学習習慣が定着しにくい方にとって継続しやすい環境といえます。

就職・転職サポートの内容は他の講座と異なる点があります。

キャリアコーディネーターが希望に沿った求人を紹介するだけでなく、職務経歴書をプロが代わりに作成するサービスと、採用担当者へのヒアリングをもとに作成した面接合格ガイドブックが提供されます。

書類作成の代行サービスは他の医療事務講座では一般的ではなく、就活に不安を感じている方にとっては心強い支援です。

合格後の2講座目無料特典は、100以上の対象講座から1つを選んで無料で受講できる制度です。

調剤薬局事務・介護事務・歯科助手など関連する医療系資格の講座も対象に含まれています。

ダブルライセンスを目指している方や、合格後に別分野へのスキルアップを考えている方には選択肢が広がる特典です。

注意点として、教育訓練給付金の対象外であるため、ユーキャン・ヒューマンアカデミー・ニチイと比べると給付金による費用軽減は受けられません。

また、対象資格はJADP認定の医療事務資格で、日本医療教育財団が運営するメディカルクラークとは異なる資格です。

受験資格はキャリカレのカリキュラムを修了した方に限られており、カリキュラム修了後1年以内に受験する必要があります。

キャリカレの医療事務講座が向いている人の特徴は以下のとおりです。

キャリカレの医療事務講座が向いている人の特徴
  • 育児や仕事で学習ペースが不規則になりやすく、長期サポートが必要な方
  • 紙とデジタルを組み合わせて学びたい方
  • 合格後に関連資格の取得もあわせて検討したい方
  • 就職支援の中で職務経歴書の作成代行まで希望する方

その反面、教育訓練給付金を利用したい方や、医療機関での認知度が高いメディカルクラーク取得を目指す方には向いていません。

ソラスト

医療事務 通信講座
教材のみの販売 2026年度診療報酬改定に対応 メインテキスト3冊・116ユニット構成 1回5分のスキマ学習が可能 医科診療報酬点数表が付属 スタンダードコースも併売
受講料(税込) 18,700円 教材のみ8点セット。送料無料。申込後の返金は不可
目指せる資格 医科 医療事務管理士(R) 技能認定振興協会(JSMA)。在宅試験は年12回・マークシート形式。受験料7,500円
標準学習期間 2〜5ヶ月 段階的に区切ったカリキュラムで自分のペースに合わせて学習
サポート・特典 サポート・添削なし(教材のみ) 質問対応や添削指導は含まれない。テキストは2026年3月末時点の情報にもとづく

※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください

ソラストの医療事務教材は、スタンダードコースが14,300円、マスターコースが18,700円(いずれも税込・送料無料)と、他の通信講座と比べて大幅に低価格で購入できる教材販売型のサービスです。

株式会社ソラストは、全国の病院やクリニックの医療事務業務の運営受託を手がける企業です。

その現場経験と50年以上の医療教育ノウハウをもとに開発された教材で、全国の医療系専門学校や職業訓練の講座でも使用されています。

重要な点として、ソラストの提供は教材の販売のみです。

質問対応・添削指導・就職サポートといった学習支援サービスは含まれていないため、他の4社が提供する通信講座とは性質が異なります。

教材の基本情報は以下のとおりです。

項目スタンダードコースマスターコース
価格(税込・送料無料)14,300円18,700円
教材点数7点8点
メインテキスト3冊(89ユニット)3冊(116ユニット)
標準学習時間30〜40時間55〜110時間
標準学習期間1〜3ヶ月2〜5ヶ月
対象レベル初〜中級中〜上級
目標資格医療事務技能認定(JSMA)医科 医療事務管理士(JSMA)
受験料5,000円(税込)7,500円(税込)
テキスト版2026年度版2026年度版
質問・添削サポートなしなし
返金不可不可
公式サイトhttps://solasto-learning.com/courses/c_iryou/c_0117/https://solasto-learning.com/courses/c_iryou/c_0110/

※ 上記情報はソラスト教育サービス公式サイト(2026年7月時点)をもとに記載しています。

メインテキストは89ユニット(スタンダード)または116ユニット(マスター)に分割されており、1つのユニットをポイントを絞って学ぶ構成になっています。

1回5分からのスキマ学習を想定したユニット設計で、まとまった学習時間が取れない場合でも少しずつ積み上げていけます。

テキストは2026年度の診療報酬改定に対応した最新版が提供されています。

スタンダードコースとマスターコースの間にはステップアップの仕組みがあります。

スタンダードコースの医療事務技能認定試験に合格すると、マスターコースの目標資格である医科 医療事務管理士試験の学科試験が最大6ヶ月間免除されます。

段階的にスキルを積み上げていく場合、まずスタンダードコースで基礎を固め、その後マスターコースへ移行するルートが費用と学習量の両面でバランスが取れています。

試験はいずれもインターネット試験または在宅試験(毎月開催)で、テキストを参照しながら受験できるマークシート形式です。

試験会場への移動や暗記の負担がなく、自分の学習進捗に合わせて受験日を選べます。

注意点として、ソラストの提供は教材の販売のみで、購入後の返金は一切できません。

学習上の疑問が生じても講師への質問はできないため、独学の経験がある方や、医療現場での実務経験がある方、テキスト中心の学習が得意な方に向いています。

就職活動のサポートも含まれていないため、資格取得後の就職活動は自分自身で行う必要があります。

ソラストの医療事務教材が向いている人の特徴は以下のとおりです。

ソラストの医療事務教材が向いている人の特徴
  • とにかく費用を抑えて資格取得だけを目的にしている方
  • すでに医療機関で働いており、資格で知識を補完したい方
  • 独学での学習に慣れており、サポートがなくても続けられる方
  • 段階的に上位資格を目指したい方

その反面、未経験から医療事務を目指す方や、疑問をすぐ解消しながら学びたい方、就職サポートまで含めて通信講座を選びたい方には、ユーキャン・ヒューマンアカデミー・ニチイ学館・キャリカレのいずれかを検討することをおすすめします。

就職先から逆算して選ぶ医療事務の資格と通信講座

就職先となる医療機関の種類によって、採用担当者が評価しやすい資格や実際に求められるスキルが異なるため、目指す職場から逆算して通信講座を選ぶと、資格取得後の就職活動の軸が整理されます。

医療事務の求人は病院・クリニック・調剤薬局と職場によって業務内容が大きく変わります。

資格の認知度や必要とされるスキルが異なる点を先に理解してから講座を選ぶと、取得した資格を就職活動で効果的に活用できるでしょう。

大病院・総合病院への就職を目指す場合

大病院・総合病院での医療事務を目指すなら、業界での認知度が高い医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)の取得が、履歴書に記載する資格として評価されやすい選択肢です。

厚生労働省の医療施設動態調査によると、2025年12月末時点で全国の病院数は約8,000施設です。

大規模病院では業務の分業化が進んでおり、受付担当・会計担当・レセプト担当と役割が分かれているケースが多くあります。

医療事務として入職した後、レセプト専門の部署やDPC(診断群分類包括評価)に関わる業務へ移る可能性もあり、幅広い知識の土台が求められます。

メディカルクラークは、公益社団法人全日本病院協会と事業提携している日本医療教育財団が運営する試験で、病院組織との関係が深い資格です。

昭和49年の開始から累計受験者数が171万人を超えており、大規模病院の採用担当者に認知されている可能性が他の資格より高い傾向があります。

職場の特徴向いている資格対応する講座
大病院・総合病院医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)ニチイ学館
大病院・総合病院医科 医療事務管理士(キャリアアップ向き)ソラスト マスターコース

大規模病院のレセプト業務は、外来だけでなく入院分のレセプト作成にも対応する必要があります。

入院レセプトへの対応を視野に入れる場合は、外来のみを対象とした入門レベルの資格より、より上位の学習内容に対応したソラストのマスターコース(医科 医療事務管理士)も検討の対象になるでしょう。

クリニック・個人診療所への就職を目指す場合

クリニック・診療所への就職を目指すなら、まず医療事務認定実務者試験やメディカルクラークなど取得しやすい資格からスタートするのが現実的な選択です。

厚生労働省の医療施設動態調査によると、2025年12月末時点で一般診療所は全国に105,604施設あります。

診療所はクリニックとも呼ばれ、内科・皮膚科・整形外科など地域の身近な医療機関がほとんどです。

医療事務の求人数が最も多い職場でもあり、資格取得後の就職先として選択肢が広い点が大きな特徴です。

クリニックでは受付・会計・レセプト作成をひとりで幅広く担当することが多く、専門的なスキルより即戦力としての対応力が重視される傾向があります。

採用においても資格の種類より、実際の仕事への意欲や対人スキルを重視する医療機関も多いことから、合格率の高い資格で確実に取得してから就職活動に臨む戦略が有効です。

医療事務認定実務者試験全国医療福祉教育協会 合格率90%前後ユーキャン、ヒューマンアカデミー
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)日本医療教育財団ニチイ学館
医療事務(JADP認定)日本能力開発推進協会キャリカレ
医療事務技能認定技能認定振興協会(JSMA)ソラスト スタンダードコース

いずれの資格もクリニックでの就職活動に活用できますが、合格率と費用の両面でバランスが取れているのは、医療事務認定実務者試験を目指すユーキャンとヒューマンアカデミーです。

教育訓練給付金も活用できるため、コストを抑えながら資格取得を目指せます。

調剤薬局での勤務を目指す場合

調剤薬局での勤務を目指す場合は、医療事務の資格よりも調剤薬局事務専用の資格が求められるため、医療事務の通信講座とは別に調剤薬局事務の学習が必要です。

厚生労働省の衛生行政報告例によると、2024年3月末時点で全国の薬局数は62,828軒です。

調剤薬局では処方箋の受付・調剤報酬の算定・調剤レセプトの作成など、病院やクリニックとは異なる業務体系があります。

診療報酬と調剤報酬はそれぞれ別の法律・計算体系で管理されており、医療事務で学ぶ診療報酬の知識がそのまま通用するわけではありません。

医療事務の資格を持っていても、調剤薬局の業務では調剤薬局事務の学習内容が別途必要です。

この点を踏まえると、調剤薬局への就職を第一目標にする場合は、最初から調剤薬局事務の通信講座を選ぶほうが就職活動に直結した学習になります。

就職先主な業務必要な資格の種類
病院・クリニック診療報酬算定・外来レセプト医療事務系の資格
調剤薬局調剤報酬算定・調剤レセプト調剤薬局事務系の資格

紹介した5社のうち、ニチイ学館とヒューマンアカデミーは調剤薬局事務の通信講座も別途用意しています。

すでに医療事務の資格取得後に調剤薬局へのキャリアチェンジを考えている方や、最初から調剤分野を目指す方は、これらの講座も合わせて確認するとよいでしょう。

なお、医療事務の知識は調剤薬局での業務にも間接的に役立つ場面があります。

保険制度の基礎や患者応対のスキルは共通しているため、医療事務の資格を取得してから調剤薬局事務を追加学習するキャリアパスも選択肢のひとつです。

医療事務の資格の種類と難易度 通信講座を選ぶ前に確認すること

医療事務の資格はすべて民間資格で、主催団体・試験形式・難易度がそれぞれ異なるため、通信講座を選ぶ前に目標とする資格の特徴を把握しておくことが大切です。

医療事務に国家資格はなく、複数の民間団体が独自の試験制度を運営しています。

資格ごとに認知度や難易度が異なり、取得後に思っていた資格とは違ったとならないよう、試験の仕組みと通信講座との対応関係を確認してから受講を決めるとよいでしょう。

資格名主催団体難易度の目安試験形式対応講座
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)日本医療教育財団中程度在宅・年12回ニチイ学館
医療事務認定実務者試験全国医療福祉教育協会比較的やさしい在宅・毎月ユーキャン・ヒューマンアカデミー
医科 医療事務管理士技能認定試験JSMA技能認定振興協会やや難しいIBT・在宅・毎月ソラスト マスターコース
医療事務(JADP認定)日本能力開発推進協会比較的やさしい在宅・随時キャリカレ

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)の特徴と難易度

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)は、一般財団法人 日本医療教育財団が昭和49年から実施する試験で、50年超の実績を持ち累計受験者数が171万人を超える医療事務分野最大規模の試験です。

同財団が公表している情報によると、50年間の累計で受験者数171万人に対して合格者は99万人以上です。

また、公益社団法人全日本病院協会と事業を提携しており、病院組織との関係が深い試験として医療業界で広く認知されています。

全国の専門学校・短大・大学・職業訓練校等でも団体受験校として多数登録されており、資格の知名度は医療事務系の中でもトップクラスです。

試験は医科と歯科に分かれており、在宅で受験できます。

毎月1回年12回実施されているため、学習の進み具合に合わせて受験日を選べます。

試験科目は診療報酬請求事務の知識と患者接遇の2分野で、窓口業務に必要な実践的な能力が問われる内容です。

合格者にはメディカルクラークの称号が付与されます。

対応する通信講座はニチイ学館の医療事務通信コースで、メディカルクラーク(医科)の取得を目標に設定しています。

医療事務認定実務者試験の特徴と難易度

医療事務認定実務者試験は、全国医療福祉教育協会が実施する試験で、受験資格に制限がなく在宅でテキストを参照しながら受験できるため、医療事務の入門資格として選ばれやすい試験です。

全国医療福祉教育協会が公表している2025年度の試験実績によると、出願者数6,358人、受験者数6,252人、合格者4,604人、合格率73.6%でした。

受験者全体の合格率は約7割台で、テキスト参照可という受験条件からも入門段階の方が取り組みやすい設計となっています。

試験は毎月第4日曜日に実施され、会場またはオンラインで受験できます。

試験科目は学科問題(マークシート30問)と実技問題(外来1症例のレセプト作成)で、受験料は7,700円(税込)です。

ヒューマンアカデミーの受講生に対しては団体受験の扱いで4,500円に割引されます。

対応する通信講座はユーキャンとヒューマンアカデミーの2社です。

いずれも教育訓練給付金の対象となっており、費用面での負担軽減が見込めます。

医療事務管理士技能認定試験の特徴と難易度

医科 医療事務管理士技能認定試験は、JSMA技能認定振興協会が運営する試験で、1965年(昭和40年)に日本で最初に始まった医療事務の資格試験です。

JSMA技能認定振興協会は、株式会社ソラストが1965年に創業した歴史を持つ組織で、同社の医療事務現場のノウハウを反映した試験制度を運営しています。

全国の医療機関・専門学校・短大・大学に認知されており、医療事務の実務で必要とされる診療報酬算定とレセプト点検の能力を証明する資格です。

試験はインターネット試験(IBT)と在宅試験(毎月開催)の2形式があり、テキストを参照しながら受験できます。

学科試験(法規・保険請求事務・医学一般)と実技試験(レセプト作成)が課されます。

医療事務技能審査試験や医療事務認定実務者試験と比べると、入院レセプトを含む実技試験の比重が大きく、難易度は高めです。

受験料は7,500円(税込)です。

この資格を目標とする通信講座は、ソラストの医療事務講座マスターコースです。

ソラストの医療事務講座スタンダードコースで取得できる医療事務技能認定試験に合格すると、医療事務管理士試験の学科試験が最大6ヶ月間免除される仕組みも設けられています。

診療報酬請求事務能力認定試験の特徴と難易度

診療報酬請求事務能力認定試験は、2025年12月14日実施の第63回試験をもって終了しており、2026年7月時点では新規受験ができない状態です。

この試験は公益財団法人 日本医療保険事務協会が主催していましたが、同協会が2026年3月31日をもって解散したため、試験も廃止されました。

医療事務系の試験の中では難関として知られ、病院勤務の医療事務職のキャリアアップ資格として機能していました。

合格済みの資格についての有効期限はなく、過去に取得した方は引き続き履歴書への記載が可能です。

合格証明書の再発行受付は2026年2月27日をもって終了しています。

通信講座を選ぶ際には、この試験を対象として掲げている古い情報に注意が必要です。

2026年7月時点で、この試験に向けた通信講座の新規受講に意味はないため、他の資格を目標として講座を選びましょう。

医療事務の通信講座についてよくある質問

医療事務の通信講座を検討するなかで多く寄せられる疑問をまとめました。

講座選びの判断材料としてご参照ください。

Q医療事務の通信講座は未経験でも合格できますか?
A

合格できます。

主要な医療事務の資格試験はほぼすべてが受験資格なしで、テキストを参照しながら在宅で受験できる形式のため、医療の専門知識がまったくない状態からでも取り組めます。

ユーキャン・ヒューマンアカデミー・ニチイ学館・キャリカレ・ソラストはいずれも未経験からの受講を前提に教材を設計しています。

難易度が比較的低い医療事務認定実務者試験では、全国医療福祉教育協会が公表した2025年度の全体合格率が73.6%であることからも、正しく学習を進めれば合格できる見込みが得られます。

Q医療事務の通信講座はどのくらいの期間で資格が取れますか?
A

標準学習期間は講座によって異なりますが、3〜4ヶ月が一般的な目安です。

ソラストのスタンダードコースは最短1ヶ月を目標としており、ユーキャンは標準4ヶ月、ヒューマンアカデミー・ニチイ・キャリカレは標準3ヶ月で設定されています。

育児や仕事と並行して学ぶ場合は実際にはこれより時間がかかるケースも多いため、最長受講期間に余裕があるかどうかも合わせて確認することをおすすめします。

キャリカレは最長800日のサポート期間を設けており、ライフスタイルが不規則な方に向いています。

Q教育訓練給付金は医療事務の通信講座でも使えますか?
A

使える講座と使えない講座があります。

2026年7月時点で一般教育訓練給付金の対象として確認されているのは、ユーキャン・ヒューマンアカデミー・ニチイ学館の3社です。

キャリカレ・ソラストは対象外です。

一般教育訓練給付金の給付率は受講料の20%で、上限は10万円です。

受給には雇用保険の被保険者期間が通算3年以上(初回受給の場合は1年以上)あることが要件で、申請はハローワークへ受講修了後1ヶ月以内に行います。

受講前にハローワークの窓口で支給要件を照会しておくと安心でしょう。

Q医療事務の資格は国家資格ですか?
A

国家資格ではありません。

医療事務に関わるすべての資格は民間資格で、複数の民間団体がそれぞれ独自の認定制度を運営しています。

国家資格に該当しないため、受験にあたって学歴・年齢・実務経験などの受験資格が設けられていないものがほとんどです。

キャリカレのJADP認定医療事務資格のように、対応する通信講座のカリキュラムを修了していることが受験要件になっているケースもあります。

どの資格を目指すにしても、受験資格の有無は事前に確認しておきましょう。

Q育児中や仕事をしながら医療事務の通信講座で学べますか?
A

学べます。

医療事務の通信講座はすべて在宅学習が前提で、通学の必要がなく自分のペースで進められます。

スマートフォンでのeラーニングに対応しているヒューマンアカデミーやユーキャンは、まとまった時間が取れない方が隙間時間を使って学習を積み重てやすい設計です。

また、キャリカレは最長800日のサポート期間を設けており、延長手続きなしでサポートが継続するため、育児の合間に少しずつ学習を進めたい方でも安心して受講を続けられます。

ニチイは最長6ヶ月まで無料で延長できる制度もあります。

Q通信講座で取った医療事務の資格は就職活動で役立ちますか?
A

就職活動で役立ちます。

ただし資格があれば必ず採用されるというものではありません。

厚生労働省の医療施設動態調査によると、2025年12月末時点で一般診療所だけで全国に105,604施設あります。

全国にあまねく医療機関が存在するため、資格を持つことで書類選考での評価が高まる機会は多くあります。

その反面、採用の判断には資格の有無だけでなく、窓口での患者対応力・コミュニケーション能力・希望の勤務条件との一致なども大きく関係します。

資格取得後は実際の就職活動に向けた準備も並行して進めることをおすすめします。

Q医療事務の通信講座は独学と何が違いますか?
A

最大の違いは、学習の体系化とサポートの有無です。

通信講座では試験に出やすい内容に絞られたカリキュラムが提供され、添削指導や質問サポートが付くため、独学よりも効率的に学習を進められます。

独学の場合はテキストの選定から学習の順序設計まで自分で行う必要があります。

また、キャリカレのJADP認定医療事務資格のように、対応する通信講座のカリキュラム修了を受験要件としている資格もあります。

この場合、独学では受験自体ができないため、目指す資格が通信講座の修了を必要とするかどうかを事前に確認しておく必要があります。

費用面では通信講座は13,000〜49,000円程度かかりますが、独学はテキスト代のみで済みます。

どちらが向いているかは、自己管理能力や学習にかけられるコストのバランスで判断するとよいでしょう。

本記事の作成にあたり、以下の公的機関および信頼性の高い機関の公式情報を参照しています。

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