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応用情報技術者の通信講座おすすめ5選【2026年最新】CBT対応・費用と特徴を徹底比較

応用情報技術者試験の通信講座選びに迷っていませんか。

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)のデータによると合格率は直近で22〜26%台を推移しており、適切な対策なしに突破するのは容易ではありません。

さらに2026年度からはCBT方式へ移行し、試験を取り巻く環境が大きく変わります。

本記事では公式サイトをもとにスタディング・ITEC・資格の大原・TAC・LECの5社を料金・教材・サポート・CBT対応力の観点から徹底比較。

あなたの学習スタイルや目的に合った1社を選ぶための判断材料を、300文字以内のQ&A形式も含めてわかりやすく整理しました。

この記事でわかること
  • スタディング・ITEC・大原・TAC・LECの料金・特徴・向いている人の違い
  • 2026年度CBT方式移行で講座選びに生まれた新しい視点と確認すべきポイント
  • 合格率22〜26%の難関試験を通信講座で効率よく攻略する方法
  • 独学と通信講座の費用対効果と、科目B記述対策における決定的な差
  • 後悔しない講座選びのために事前に比較すべき4つのチェックポイント

応用情報技術者の通信講座はどれがいい?厳選したおすすめ5社を比較

応用情報技術者試験の通信講座は、スタディング・ITEC・資格の大原・TAC・LECの5社が代表的な選択肢です。

各社の料金・学習スタイル・サポート体制には明確な差があるため、自分の学習状況や目的に合った講座を選ぶことが重要です。

以下の比較表で全体像を把握したうえで、各社の詳細を確認してみてください。

おすすめ5社の料金と特徴の比較

講座名料金(税込)学習スタイル科目B対策質問サポートこんな人におすすめ
スタディング43,800円〜スマホ完結動画講義ありチケット制(10枚)費用を抑えてスキマ学習したい人
ITEC19,250円〜Web+テキスト問題集中心メール・添削ありコスパ重視でじっくり取り組みたい人
資格の大原47,800円〜Web通信/映像通学記述解答テクニックあり電話・メール科目B記述対策を重視したい人
TAC73,000円〜Web通信/DVD実力テスト複数回メール(50回)講師サポートを厚くしたい人
LEC50,000円前後Web動画テクノロジ系特化教えてメイトテクノロジ系の苦手克服をしたい人

※料金は2026年7月時点の公式サイト情報に基づきます。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

スタディング

応用情報技術者講座
最安帯の43,800円 スマホ完結でCBT方式に対応 AIが苦手分野を自動分析
受講料 43,800円〜 合格コースの価格/基本情報復習付49,500円・初学者コース54,800円
質問対応 Q&Aチケット制 コースに10枚付属・追加購入も可能
教材形式 スマホ・PC完結 紙テキストなし/動画講義は1.5〜2倍速に対応
受講期限 2027年3月31日

※教育訓練給付金の対象は合格コースのみで、基本情報復習付コース・初学者コースは対象外です。2026年8月時点の情報です

スタディング応用情報技術者講座は、スマホ1台で学習が完結するオンライン特化型の通信講座です。

2026年7月時点の公式サイト情報によると、メインの合格コースは43,800円(税込)で、応用情報技術者の通信講座のなかでも最安帯の価格を実現しています。

「通信講座を使いたいけれど、費用をできるだけ抑えたい」と考えている方にとって、まず検討したい選択肢といえるでしょう。

講座の種類と料金

コース名料金(税込)対象者
合格コース43,800円IT基礎知識がある方
基本情報復習付 合格コース49,500円基本情報の復習もしたい方
ITパス・基本情報復習付 初学者コース54,800円IT初学者・知識ゼロからの方

※受講期限は2027年3月31日まで。

講座に含まれる主な教材

科目A試験対策として、動画講義76講座(合計約30時間)、WEBテキスト76講座、スマート問題集(全637問)、セレクト過去問集(全536問)、年度別過去問題集(科目A・10年分)が含まれます。

科目B試験対策では、記述対策の動画解説講座43講座(合計約17時間)、セレクト過去問集(大問62問)、直前対策模試(科目A・B各1回)が用意されています。

さらに、頻出キーワード集502語も収録されており、試験直前の総まとめにも活用できます。

スタディングが選ばれる3つの理由

まず、スマホとパソコンの両方で学習できる点が最大の強みです。

通勤や昼休みなどの細切れ時間を活用して学習を進められるため、忙しい社会人でも無理なく継続できます。

動画講義は1.5倍速・2倍速にも対応しており、スキマ時間を最大限に活かした効率的な学習が可能です。

次に、2026年度からCBT方式に移行した応用情報技術者試験への対応力です。

スタディングはもともと学習段階からパソコン・スマホを使ってオンラインで問題演習を行う設計のため、本番のCBT試験の操作感に自然と慣れることができます。

試験形式の変化に合わせた学習環境が整っている点は、2026年の試験を目指す受験生にとって大きなメリットです。

3つ目は、AI機能を使った学習管理です。

解答履歴をもとに苦手分野を自動的に分析し、優先的に復習すべき問題を提示してくれるため、無駄のない学習計画を組み立てられます。

独学では難しい学習進捗の管理が、AIのサポートによってスムーズになります。

公式サイトによると、2025年度試験では146名の合格報告が寄せられており、「2ヶ月半で合格」「文系・IT知識ゼロから一発合格」といった事例も公開されています。

短期間での合格を目指したい方に向いている講座といえます。

注意しておきたいポイント

一方で、紙のテキストは付属しておらず、すべてオンライン上での学習となります。

「紙のテキストで勉強するのが好き」という方には向かない可能性があります。

また、質問サポートはチケット制(コースに10枚付属)となっており、回数に限りがあります。

チケットを追加購入することもできますが、質問頻度が高い方はあらかじめ把握しておくとよいでしょう。

さらに、教育訓練給付金の対象は「合格コース」のみで、基本情報復習付コースや初学者コースは対象外である点も確認が必要です。

講座情報

項目内容
運営会社KIYOラーニング株式会社
受講料(税込)43,800円〜(合格コース)
受講期限2027年3月31日まで
学習スタイルスマホ・PC完結(紙テキストなし)
質問サポート学習Q&Aチケット制(10枚付属)
合格お祝い制度あり(デジタルギフト進呈)
公式サイトstudying.jp/oyojoho/

ITEC(アイテック)

応用情報技術者講座
1983年創業のIT教育専門機関 26,000問以上のオリジナル問題 公開模試に個別アドバイス付き
受講料 37,400円〜 スタンダードコース37,400円・プレミアムコース44,000円
質問対応 メールで回数制限なし 書籍・テスト・模試のいずれの疑問にも講師陣が対応
教材形式 紙の書籍+eラーニング 全国統一公開模試・動画補助教材つき
受講期限 2027年3月31日 受講期間は2026年4月1日から

※合格実績の具体的な数値は公式サイトで公開されていません。AI学習管理機能はなく自分でペース管理を行う必要があります。2026年8月時点の情報です

ITEC(アイテック)は、1983年の創業以来40年以上にわたってIT人材育成に特化してきた専門機関です。

情報処理技術者試験の通信講座のなかでも老舗中の老舗であり、26,000問以上の問題を保有するオリジナル教材の質は業界でも高く評価されています。

応用情報技術者の通信講座として、知識ゼロから始める方向けの「プレミアムコース」と、基礎知識がある方向けの「スタンダードコース」の2コースを展開しています。

自分のIT習熟度に合わせてコースを選べる点が、ITECならではの強みといえます。

講座の種類と料金

コース名料金(税込)対象者
スタンダードコース37,400円基本情報技術者合格レベルの知識がある方
プレミアムコース44,000円応用情報の基礎知識がない方・基本情報からブランクがある方

※料金は2026年7月時点の公式サイト情報に基づきます。最新情報は公式サイトでご確認ください。

※受講期間はいずれも2026年4月1日〜2027年3月31日。

2コースの違いを理解してから選ぶことが重要です。

スタンダードコースは「試験対策に特化した教材」で構成されており、基礎知識がしっかりある方が効率よく合格を目指したい場合に最適です。

プレミアムコースはスタンダードコースの教材に加えて、IT応用知識を学べる電子書籍2冊(応用知識シリーズ)が付属しており、基本情報技術者試験の合格から時間が経っている方や、IT知識を体系的に整理したい方に向いています。

教材の特徴と学習の流れ

ITECの最大の特徴は、書籍・eラーニング・公開模試という3つの教材を組み合わせた一体型の学習設計にあります。

紙の書籍でインプット学習を行い、eラーニングでアウトプット学習を繰り返し、試験前には全国統一公開模試で実力を確かめるという流れが体系的に設計されています。

スタンダード・プレミアム両コースに含まれる教材は以下の通りです。

  • 科目A試験対策書(紙の書籍)
  • 科目Bの重点対策(紙の書籍)
  • 総仕上げ問題集(紙の書籍)
  • eラーニング(WEB学習)
  • 全国統一公開模試(採点・個別アドバイス付き)
  • 動画補助教材(書籍だけでは理解しにくい箇所を動画で解説)

このうち特筆すべきは、全国統一公開模試の採点結果に「受講生個人に合わせた試験前の個別アドバイス」が付属する点です。

単に点数を返すだけでなく、その受験生の弱点に合わせた具体的なアドバイスが届くため、独学では得られない専門的なフィードバックを試験前に受けられます。

また、答案のデジタル提出サービスにも対応しており、スマートフォンで解答用紙を撮影してネット提出すると、従来の郵送より速く採点結果が返却されます。

試験直前の追い込み学習で解答を覚えているうちに見直せる仕組みは、実務的な工夫を感じます。

質問サポートについては、書籍・テスト・模擬試験のいずれの疑問についても、経験豊富な講師陣にメールで問い合わせることができます。

チケット制ではなく、コース受講者であれば疑問が生じるたびに質問できる体制が整っている点は、スタディングとの大きな違いです。

注意しておきたいポイント

スタンダードコースの37,400円という価格は、主要講座のなかでも最安帯の一つです。

コスパを重視したい方には魅力的な選択肢ですが、合格実績の具体的な数字は公式サイトでは公開されていません。

学習スタイルについても、スタディングのようなAI学習管理機能はなく、自分でペース管理を行う必要があります。

また、書籍は物理的に自宅に届く形式のため、通勤中のスマホ学習のみで完結させたい方には不向きな場合があります。

eラーニングはスマホ・タブレット・PCに対応していますが、書籍の紙面を活用した学習が前提の設計であることを理解しておくとよいでしょう。

こんな人におすすめ

紙の書籍とeラーニングを組み合わせてしっかり学習したい方、質問を気軽にできる講師サポートを重視する方、全国統一公開模試で試験前に実力を客観的に確認したい方に特に向いています。

基本情報技術者試験に合格してから時間が経っており、応用情報の試験範囲を体系的に復習しながら対策したい方にも、プレミアムコースがよいでしょう。

講座情報

項目内容
運営会社株式会社アイテック(ITEC)
受講料(税込)37,400円〜(スタンダードコース)
受講期間2026年4月1日〜2027年3月31日
学習スタイル書籍+eラーニング(紙のテキストあり)
質問サポート経験豊富な講師陣によるメール対応
公開模試全国統一公開模試(採点・個別アドバイス付)
創業1983年
公式サイトitec.co.jp

資格の大原

応用情報技術者講座
科目Bの記述対策が手厚い Web模試は講師添削つき Web通信と映像通学を選べる
受講料 47,800円〜 合格コースの価格/基本情報復習つき73,300円・模擬試験パック20,000円
質問対応 電話・メール
教材形式 紙テキスト+Web Web通信・映像通学から選択できる
受講期限 2027年2月末日 合格コースの場合

※初めて大原グループの講座を受講する場合は入学金6,000円が別途必要です。CBT方式移行に伴う模試の実施方式は公式サイトの新着情報でご確認ください。2026年8月時点の情報です

資格の大原は、公認会計士や税理士をはじめとする難関資格試験の対策で知られる大手資格スクールです。

全国に40校以上の拠点を持ち、Web通信だけでなく映像通学にも対応しているのが大きな特徴です。

応用情報技術者試験においても、科目B試験の記述問題に特化した対策が充実しており、特に「記述が苦手」という方が選びやすい講座設計になっています。

2026年7月時点の公式サイト確認によると、2026年前期・後期対応の応用情報技術者講座として「合格コース」と「基本情報復習つき合格コース」の2コースを展開しています。

講座の種類と料金

コース名学習スタイル料金(税込)対象者
合格コースWeb通信 / 映像通学47,800円受験経験者・基本情報合格者
基本情報復習つき合格コースWeb通信 / 映像通学73,300円初学者・基本情報の復習が必要な方
模擬試験パックWeb通信20,000円直前の実力確認のみ行いたい方

※料金は2026年7月時点の公式サイト情報に基づきます。

初めて大原グループの講座を受講する方は、受講料に加えて入学金6,000円(税込)が別途必要です。

最新情報は公式サイトでご確認ください。

※合格コースの受講期限は2027年2月末日まで。

コースごとの使い分けを理解する

合格コースは、基本情報技術者試験にすでに合格しているか、応用情報技術者試験の受験経験がある方向けのコースです。

科目A対策では「基本情報技術者試験の範囲に含まれていないテーマに絞って学習する」という設計になっており、既存の知識を前提に効率よく対策できます。

試験範囲を全部やり直すのではなく、差分学習で合格を狙いたい方に合っています。

基本情報復習つき合格コースは、IT知識に自信がない方や、基本情報技術者試験から時間が経っている方が対象です。

基礎知識の整理から応用情報技術者試験合格まで一貫して対応しています。

合格コースより料金は上がりますが、IT初学者が確実に合格を目指すためには基礎からカバーできるコースを選ぶとよいでしょう。

教材の内容と学習の流れ

公式サイトで確認できる合格コースの教材は次の通りです。

  • 科目A対策テキスト(1冊)
  • 科目A対策演習ドリル(1冊)
  • 科目A対策ミニテスト(Web実施)
  • 科目B対策テキスト&ドリル(3冊)
  • 科目B対策ミニテスト(Web実施)
  • 過去問題集(過去2回分収録・1冊)
  • Web模試(科目A / B 各3回、講師添削・アドバイス付き)

特に注目したいのはWeb模試の質です。

本試験と同形式の問題で演習できるだけでなく、「講師が添削・アドバイスを通じて不安や疑問を解消できる」と公式サイトに明記されています。

模試の結果を採点して返却するだけの講座が多い中、個別の講師添削まで含まれているのは大原の大きな強みといえます。

受講スタイルの選択肢が幅広い点も大原ならではです。

Web通信では自宅や移動中にスマホやPCで講義動画を視聴できます。

映像通学では全国の大原校舎のブースでDVD・映像を視聴する学習スタイルを選べます。

自宅学習だとモチベーションが続かない方にとっては、校舎という物理的な環境を活用できる映像通学がよいでしょう。

注意しておきたいポイント

Web通信の講座は開講時期が2026年5月からとなっており、前期試験(2026年11月頃予定)まで約6ヶ月の学習期間が確保できます。

とはいえ、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)のデータによると応用情報技術者試験の合格に必要な勉強時間は最低でも200時間以上とされており、社会人が仕事と並行して学ぶ場合は余裕を持って受講を開始することが大切です。

また、模試については科目A・B各3回のWeb模試が付属しているものの、CBT方式移行に伴う模試実施方式の変更については公式サイトの新着情報での案内になるとのことです。

最新情報は定期的に公式サイトを確認することをおすすめします。

こんな人におすすめ

科目Bの記述問題対策を手厚く受けたい方、Web通信と映像通学の両方から選びたい方、模試で個別講師添削を受けながら実力を確認したい方に向いています。

大手資格スクールの安心感を重視する方にとっても、大原は信頼のおける選択肢のひとつです。

講座情報

項目内容
運営会社大原学園グループ
受講料(税込)47,800円〜(合格コース)
受講期限2027年2月末日(合格コース)
学習スタイルWeb通信 / 映像通学
質問サポート電話・メール対応あり
Web模試科目A・B各3回(講師添削・アドバイス付き)
入学金6,000円(初回のみ)
公式サイトo-hara.jp

TAC

応用情報技術者講座
習熟度別の3段階コース 質問メールは最大50回 通信でも自習室を無料利用できる
受講料 87,000円〜 本科生(Web通信)の価格/上級コース67,000円〜・本科生プラス108,000円〜
質問対応 質問メール最大50回
教材形式 Web通信・DVD通信 テキスト3冊+各種問題集/デジタル教材にも対応
受講期限 前期2026年12月末・後期2027年3月末 受験期に合わせてコースを選ぶ

※入会金10,000円が別途必要です。他講座と比べて高めの価格帯ですが、早割・再受講割引などの制度を利用できる場合があります。2026年8月時点の情報です

資格の学校TACは、公認会計士・税理士・社会労務士など多くの難関資格で実績を持つ大手資格スクールです。

応用情報技術者試験の通信講座においても、プロ講師陣によるオリジナル教材と充実したフォロー体制が評価されており、質を最優先にしたい方に選ばれています。

2026年7月時点の公式サイト確認によると、応用情報技術者の通信講座は前期・後期それぞれに対して複数コースを展開しています。

受験する時期に合わせてコースを選べる設計になっており、「2026年11月頃の前期試験を目指すか」「2027年2月頃の後期試験を目指すか」によって受講するコースが異なります。

講座の種類と料金

公式サイト(2026年7月時点)で確認できる応用情報技術者向けの主要コースは以下の通りです。

前期試験対策(再販コース・Web通信)

コース名回数料金(税込)受講期限対象者
本科生プラス / A / B最大54回108,000円〜2026年12月末日入門講義で基礎復習が必要な方
本科生 / A / B最大44回87,000円〜2026年12月末日基本情報合格レベルの知識がある方
上級コース / A / B最大34回67,000円〜2026年12月末日受験経験者で科目B強化が必要な方

後期試験対策(新規コース・Web通信)

コース名回数料金(税込)受講期限対象者
本科生プラス / A / B最大54回113,000円〜(早割適用時)2027年3月末日入門講義で基礎復習が必要な方
本科生 / A / B最大44回103,000円〜(早割適用時)2027年3月末日基本情報合格レベルの知識がある方
上級コース / A / B最大34回67,000円〜2027年3月末日受験経験者で科目B強化が必要な方

※後期コースは2026年8月末日まで早割キャンペーンを実施中(最大20,000円OFF)。

最新の割引情報は公式サイトでご確認ください。

※入会金として別途10,000円が必要です。

コース体系の使い分けを理解する

TACの応用情報技術者講座は「本科生プラス」「本科生」「上級コース」の3段階構成になっており、自分の習熟度に合わせて入り口を選べる点が特徴的です。

本科生プラスは、基本情報技術者試験レベルの基礎知識をまず「入門講義」で復習してから本科生カリキュラムに進む構成です。

中小企業診断士試験や弁理士試験の科目免除を目指す方にも対応しており、IT知識のブランクが気になる方に向いています。

本科生は、基本情報技術者試験合格レベルの知識を前提としたスタンダードコースです。

科目A対策はテーマ別ポイント講義で効率よく学び、科目B対策は演習中心に進めます。

さらに、科目Bの受験分野を自由に選択できる「Aパック」「Bパック」も用意されており、自分の選択科目に合わせて受講内容を絞ることで受講料を抑えることもできます。

上級コースは、受験経験がある方向けの実践力養成コースです。

科目B試験の記述式対策を分野ごとにインプットとアウトプットを繰り返すことで、解答を導き出すための実践力を身につけることを目指しています。

教材と学習サポートの充実度

TACの強みはオリジナル教材の質の高さです。

公式サイトによると、テキストは3冊(科目A・B対応)、科目A対策問題集、科目B対策問題集、科目A総合演習レジュメ、実力テスト(3回)、科目B対策実力テスト(1回)、本試験問題集(3冊)、Web公開模試(1回)がセットになっています。

質問サポートについては、応用情報技術者講座の受講者はメールで最大50回まで質問できます。

疑問をその場で解消しながら学習を進められるため、独学での行き詰まりを防ぐ仕組みが整っています。

また、TACでは通信講座受講者でも校舎の自習室を無料で利用できます。

自宅だと集中しにくいという方が、TACの校舎環境を活用しながら通信講座を受講するという使い方も可能です。

デジタル教材はパソコン・スマホ・タブレットでいつでもテキストを読める仕様になっており、通信中の移動時間などを活用した学習にも対応しています。

CBT方式への対応

2026年度から応用情報技術者試験がCBT方式に移行したことを受け、TACは科目Bの実力テストとWeb公開模試の解答をデータで提出できる仕組みに対応しています。

本番のCBT試験を意識して、画面上で問題を見ながらPCからの解答入力を練習する環境が整っています。

注意しておきたいポイント

TACの受講料は、他の通信講座と比較すると高めの価格帯に位置します。

本科生の通常受講料が87,000円〜、本科生プラスが108,000円〜と、スタディングやITECと比較すると2〜3倍の差があります。

費用よりも教材の質・講師サポートの手厚さ・自習室利用などのトータルな学習環境を優先したい方に向いている講座です。

こんな人におすすめ

教材の品質とサポート体制を重視する方、質問を積極的に活用しながら学習を進めたい方、自習室も活用してしっかりとした学習環境を確保したい方におすすめです。

また、2026年11月頃の前期試験と2027年2月頃の後期試験の両方をカバーできるコース設定になっているため、試験日程の選択肢が広い点も魅力です。

講座情報

項目内容
運営会社TAC株式会社
受講料(税込)87,000円〜(本科生 Web通信)
受講期限前期:2026年12月末日 / 後期:2027年3月末日
学習スタイルWeb通信 / DVD通信
質問サポート質問メール(最大50回)
自習室校舎自習室の無料利用可
入会金10,000円(別途)
公式サイトtac-school.co.jp

LEC東京リーガルマインド

応用情報技術者講座
テクノロジ系に重点を置いた設計 動画・音声・PDFをダウンロード可 最大2倍速で視聴できる
受講料 47,300円〜 テキストなし47,300円・テキスト付き55,000円
質問対応 教えてメイト 受講生同士のコミュニティ型サポートが中心
教材形式 Web通信 紙テキストは付属版のみ/オフライン学習に対応
受講期限 2027年3月31日

※テクノロジ系を中心とした設計で、ストラテジ系・マネジメント系は市販教材での自学自習が前提です。2026年8月時点の情報です

LEC東京リーガルマインドは、司法試験・宅建士・社会保険労務士などの法律系資格を中心に幅広いジャンルで実績を持つ大手資格スクールです。

応用情報技術者試験の通信講座においては、テクノロジ系に重点を置いたカリキュラムが特徴で、「苦手分野を短期間で克服したい」という方に支持されています。

2026年7月時点のオンラインショップ(online.lec-jp.com)で確認したところ、2026年合格目標の応用情報技術者試験対策講座は通信Web講座形式で提供されており、テキスト付きと付属なしの2タイプから選べる設計になっています。

講座の種類と料金

コース名料金(一般価格・税込)テキスト受講期限
Web通信(テキスト付属なし)47,300円なし2027年3月31日
Web通信(テキスト付属あり)55,000円あり(紙テキスト付送付)2027年3月31日

※大学生協等の代理店申し込みでは、一般価格より割引になる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

カリキュラムの特徴「ベーシック編とアドバンスト編の2段階構成」

LECの講座は「ベーシック編」と「アドバンスト編」の2部構成で設計されています。

この2段階の学習設計が、他社と明確に差別化されている点です。

ベーシック編では、ストラテジ・マネジメント・テクノロジの基本分野を着実に習得することを目的としており、初学者でも安心して受講できる構成になっています。

インプット学習(知識習得)では基本概念や用語をまず理解することに重点を置き、出題頻度の高い分野を重点的に解説します。

アドバンスト編では、テクノロジ系の難解分野を過去問中心に学習するアウトプット重視の講義が展開されます。

科目B対策の過去問演習講義では「解き方のロジック」を徹底解説しており、暗記ではなく解法の本質を身につけることで応用力を高めていきます。

全体の講義時間は約56〜62ユニット分に及び、体系的に学べるボリュームが確保されています。

担当講師は複数名の専門講師が分担制で担当しており、各分野の専門家がそれぞれ深掘りして解説する体制が整っています。

ベーシック編を担当する黒川貴弘講師は、中小企業診断士・応用情報技術者の資格を持つITコンサルタントで、理論と実務を融合した実践的な講義が特徴です。

学習スタイルと使いやすさ

LEC応用情報技術者講座は、PC・スマートフォン両対応のWEB講義形式です。

動画・音声・PDF教材のダウンロード機能にも対応しているため、インターネット環境がない場所でもオフラインで学習を継続できます。

通勤中や移動中のスキマ時間を最大限に活用したい社会人にとって実用的な設計といえます。

講義は最大2倍速視聴に対応しており、1ユニットを短時間で受講できます。

「まとまった学習時間が取れないけれど、苦手なテクノロジ系だけ強化したい」という方に向いた講座です。

注意しておきたいポイント

LECの応用情報技術者講座は、テクノロジ系を中心に学習する設計のため、試験範囲のすべてを網羅する構成にはなっていません

公式サイトでも、テクノロジ系以外の分野については市販教材での自学自習を前提としている旨が案内されています。

ストラテジ系やマネジメント系も含めて全分野をカバーした講座を求める方には、TACや資格の大原などを検討するとよいでしょう。

また、質問サポートは「教えてメイト」というサービスで対応しており、受講生同士が相互に質問・回答できるコミュニティ型のサポートが中心です。

講師への直接質問を重視する方にとっては、他社のサポート体制との差が気になる場合があるかもしれません。

こんな人におすすめ

応用情報技術者試験のなかでもテクノロジ系の分野が苦手で、集中的に対策したい方、動画のダウンロードや倍速再生を活用してスキマ学習を積み重ねたい社会人、他の資格試験と並行して学習しており特定分野だけを補強したい方に向いています。

講座情報

項目内容
運営会社株式会社東京リーガルマインド(LEC東京リーガルマインド)
受講料(税込)47,300円〜(テキストなし)
受講期限2027年3月31日
学習スタイルWeb通信(スマホ・PC対応、動画DL可)
質問サポート教えてメイト(受講生コミュニティ)
公式サイトlec-jp.com

応用情報技術者の通信講座を選ぶ前に知っておくべき試験の基本

応用情報技術者試験は、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が実施する国家資格で、IT国家試験のスキルレベル3(全4段階)に位置づけられています。

基本情報技術者試験の上位試験にあたり、技術から管理・経営まで幅広い知識と応用力が問われます。

通信講座を選ぶ前に試験の仕組みをしっかり把握しておくことが、効率的な学習計画につながります。

応用情報技術者試験の概要と2026年度からのCBT方式への変更点

応用情報技術者試験は2026年度から大きな変化を迎えます。

IPAの発表によると、従来のペーパー方式(筆記)から、試験会場に設置されたパソコンを使って解答するCBT方式(Computer Based Testing)に移行します。

試験実施スケジュールも変わりました。

従来の春期・秋期(年2回)から、前期・後期(年2回)という名称に変更されています。

IPAが2026年7月6日に公表したスケジュールによると、令和8年度の試験日程は以下の通りです。

令和8年度(2026年度)試験スケジュール

区分申込受付期間科目A試験 実施期間科目B試験 実施期間
前期試験2026年10月6日〜11月7日2026年10月28日〜11月10日2026年11月24日〜12月6日
後期試験2027年1月27日〜2月16日2027年2月6日〜2月19日2027年3月3日〜3月15日

出典 IPA「令和8年度 応用情報技術者試験の申込受付期間及び試験実施期間について」2026年7月

CBT方式では受験者が会場・日時を自分で選択できるようになる点がメリットです。

また受験手数料は7,500円(税込)です。

なお、試験の知識範囲・出題形式・出題数・試験時間には変更はありません。

科目A試験は多肢選択式80問を150分、科目B試験は記述式11問中5問を選択して150分という構成が引き続き維持されます。

「CBTになったから難しくなる」ということはありませんが、「解答をパソコンで入力することに慣れておく」という準備は必要といえます。

さらに重要なのは、IPA発表によると現行の試験制度は2026年度の実施をもって終了し、2027年度から新試験制度に移行予定である点です。

つまり2026年度が現行制度で合格できる最後のチャンスになります。

合格率と難易度から見る通信講座が必要な理由

応用情報技術者試験の合格率は、IPAの統計情報によると長年にわたって18〜28%前後で推移してきました。

直近では令和6年度(2024年度)が26.3%、令和7年度(2025年度)春期が22.1%でした。

4〜5人に1人しか合格できない難関試験です。

合格率が低い背景には、試験範囲の広さがあります。

テクノロジ系(コンピュータ科学・プログラミング・ネットワーク・データベース等)、マネジメント系(プロジェクト管理・サービス管理等)、ストラテジ系(経営戦略・IT戦略等)という3つの大区分にわたって出題されるため、特定分野だけを集中的に学習しても合格は難しい構造になっています。

なかでも科目B試験(旧

午後試験)は記述式で、問題文を正確に読解した上で自分の言葉で解答を組み立てる力が求められます。

知識を詰め込むだけでは得点できない問題も多く、過去問演習と解法の習得が欠かせません。

独学で科目B試験対策まで完成させるのは、相当な自己管理能力が必要といえるでしょう。

こうした背景から、通信講座を活用することで「試験に出る分野に絞った効率的な学習」「科目B試験の解答ノウハウの習得」「計画的な学習スケジュール管理」が実現しやすくなります。

試験合格に必要な勉強時間の目安

応用情報技術者試験の合格に必要な勉強時間は、IT知識のベースがあるかどうかによって大きく異なります。

基本情報技術者試験に合格済みの方や、実務でIT業務に携わっている方であれば、200時間程度を目安に合格を目指せるケースがあります。

スタディングの公式サイトによると、基本情報の知識があれば週20時間(平日2時間・休日5時間)の学習ペースで約3ヶ月が目安の一例です。

IT知識がほぼない状態から始める場合や、基本情報技術者試験から長期間ブランクがある場合は、500時間前後が必要になるケースもあります。

仮に1日2時間のペースだと、8〜9ヶ月かかる計算です。

社会人が仕事と並行しながらこのペースを維持するのは容易ではありません。

こうした勉強時間の確保という観点からも、スキマ時間を活用できるスマホ完結型の通信講座や、科目B対策を効率よく学べる教材が整った講座を選ぶことが、合格への近道になります。

IT知識レベル目安の勉強時間1日2時間のペースでの期間
基本情報合格済み・IT実務経験者約200〜300時間約3〜5ヶ月
ITの基礎知識がある方約300〜400時間約5〜7ヶ月
IT初学者・長期ブランクあり約500時間以上約8ヶ月以上

※上記はあくまで目安であり、個人差があります。

後悔しない講座選びの4つのチェックポイント

応用情報技術者の通信講座を選ぶ際に、最初から明確な基準を持っておかないと「思っていた学習スタイルと違った」「サポートが薄かった」という後悔につながりやすくなります。

ここでは、受講前に必ず確認しておきたい4つのポイントを整理します。

受講料とコストパフォーマンス

応用情報技術者の通信講座は、最安値のスタディング・ITEC(スタンダード)が37,000〜44,000円台から、TACが87,000円以上と2倍以上の価格差があります。

受講料の高低だけで判断するのではなく、「その価格で何が得られるか」という視点で比較することが大切です。

価格を比較する際に確認すべき内容は主に3つです。

1つ目は教材のボリュームと質で、動画講義の時間数・問題数・テキストの有無を確認します。

2つ目は模試の回数と添削の有無で、特に科目B試験は解答の書き方を添削してもらえるかどうかが大きな差になります。

3つ目は受講期限の長さで、前期・後期の2回分の試験期間をカバーしているかどうかも確認するとよいでしょう。

講座ごとに含まれる内容が異なるため、単純に月額換算して比較するよりも「1試験あたりの実質負担額」で考えるとイメージしやすくなります。

たとえばTACのように価格が高くても、質問メール50回・自習室利用可・オリジナル教材フル装備という内容であれば、それに見合う価値を感じる方もいます。

また、各社では早割キャンペーンや再受講割引、教育訓練給付制度の対象コースが設定されている場合があります。

スタディングの「合格コース」は教育訓練給付制度の対象であり、条件を満たせば受講料の20%相当(最大10万円)が給付されます。

こうした制度の活用も視野に入れると、実質的な負担をさらに抑えられる可能性があります。

学習スタイルと教材形式

通信講座を長続きさせるためには、自分の生活スタイルに合った学習形式を選ぶことが最も重要です。

どれほど良質な教材であっても、自分のライフスタイルに合っていなければ途中で挫折するリスクが高まります。

学習スタイルは大きく2つのタイプに分かれます。

スマホ・PC完結型は、スタディングやLECのようにすべてオンラインで完結するスタイルです。

スキマ時間を最大限に活用できるため、通勤時間が長い方や日中の学習時間が取りにくい社会人に向いています。

紙のテキストは手元に残りませんが、動画DL機能やオフライン学習に対応した講座も増えています。

書籍+eラーニング型は、ITECや資格の大原のように紙のテキストとWeb学習を組み合わせるスタイルです。

「書き込みながら学びたい」「手元に教材を残したい」という方に向いています。

ただし移動中の学習は動画のみに限られるため、スキマ時間の活用は限定的になります。

また、学習ペースの管理という観点も重要です。

スタディングのようにAIが学習状況を分析して復習タイミングを提示してくれる機能があると、独学よりも効率的に知識が定着します。

自己管理に自信がない方には、こうした学習支援機能が充実した講座を選ぶとよいでしょう。

質問・添削サポートの充実度

応用情報技術者試験、特に科目B試験(記述式)の対策において、サポート体制は合否を分ける要因のひとつです。

独学と通信講座の最大の差は「詰まったときにすぐ解消できるか」にあります。

各社のサポート体制を比較すると、次のような違いがあります。

講座質問サポートの特徴
スタディングチケット制(10枚付属)。追加購入可能
ITEC経験豊富な講師陣へのメール質問が可能
資格の大原電話・メール対応あり。Web模試に講師添削つき
TAC質問メール最大50回。講師陣が直接回答
LEC教えてメイト(受講生コミュニティ)中心

科目B試験対策では、「書いた解答に対して具体的なフィードバックをもらえるか」が重要です。

大原やTACはWeb模試・実力テストの添削・個別アドバイスが含まれているため、記述の弱点を試験前に把握・修正できます。

チケット制や受講生コミュニティ型のサポートは費用を抑える代わりに対応の深さが限定的になる場合があります。

質問頻度が高い方・記述式が苦手な方は、サポートの充実度を最優先に選ぶことをおすすめします。

合格実績と受講者データ

通信講座を選ぶ際、合格実績を参考にしたいと考える方は多いでしょう。

スタディングは2025年度(令和7年度)試験で146名の合格報告が公式サイトに掲載されています。

これはお祝い制度を通じて収集されたデータで、実際の合格者数はこれより多い可能性があります。

ITECは合格体験記を公式サイトで紹介していますが、具体的な合格者数は非公開です。

TACやLECは宅建士・公認会計士など他資格での合格実績は公表しているものの、応用情報技術者試験単独の合格率は公表していません。

合格実績よりも実用的なチェック基準として、「受講者の口コミの傾向」と「自分と属性が近い合格事例があるか」を調べることをおすすめします。

たとえば「文系出身・IT初学者が6ヶ月で合格」「子育て中の社会人がスキマ学習で一発合格」といった具体的な事例がある講座は、自分と近い状況の人が結果を出しているという意味で参考になります。

いずれにしても、合格実績の数字はあくまで参考指標のひとつです。

数値の大小よりも、教材・サポート・価格・学習スタイルの4軸でトータルに判断することが、自分に合った講座を見つける近道です。

CBT方式移行で通信講座の選び方が変わる理由

2026年度から応用情報技術者試験がCBT方式に移行することで、通信講座の選び方にも新しい視点が必要になりました。

「CBT方式になっても学習内容は変わらないから関係ない」と考えるのは早計で、試験の受け方そのものが変わることで、通信講座に求められる役割も変化しています。

IPAが公表した資料によると、CBT方式とはパソコンを利用して試験会場で受験する方式で、画面に表示される問題をキーボードとマウスで解答します。

従来のように試験会場で解答用紙に手書きする形式から、完全にデジタルに切り替わるわけです。

CBT化で変わる試験スタイルと必要な対策

CBT方式への移行でまず変わるのは「解答の入力方法」です。

科目A試験(多肢選択式・80問)については選択肢をクリックする形式のため大きな影響はありませんが、科目B試験(記述式・5問解答)では問題文を画面上で読みながらキーボードで文章を入力する形になります。

紙の試験と画面上での試験では、問題の読みやすさや思考の整理方法に違いが生じる場合があります。

長文の問題文を画面でスクロールしながら読む感覚、メモ用紙(会場配布)を使いながら画面の問題を解く作業感、これらは実際に体験しておかないと本番で戸惑うリスクがあります。

IPAの発表によると、試験範囲・出題形式・出題数・試験時間に変更はないため、知識面の学習内容そのものは従来と同じです。

CBT方式を見据えた通信講座の3つの対応パターン

各通信講座のCBT対応には差があります。

  • スマホ・PC完結型の講座(スタディング等)は、学習段階からパソコン・スマホで問題演習を行う設計のため、自然とCBT形式の操作感に慣れられます
  • TACはWeb公開模試や実力テストの解答をデータ提出できる仕組みを用意しており、CBT形式での解答入力の練習が可能です
  • 紙のテキスト・書籍中心の講座(ITEC等)は知識習得に強い反面、CBT操作の慣れという観点では自主的な準備が必要になります

CBT対応講座を選ぶ際に確認すべき3つのポイント

CBT方式移行を踏まえた通信講座選びでは、従来の「コスト」「教材」「サポート」の3軸に加えて、以下の3点を確認するとよいでしょう。

通信講座の問題演習がパソコンやスマホ上で行える設計かどうかを確認します。

過去問や模擬試験をWeb上で解く経験が多いほど、本番のCBT操作に自然と慣れていきます。

スタディングやTACはこの点で強みがあります。

単に動画講義を視聴するだけでなく、本番形式に近いWeb模試が含まれているかどうかは重要なポイントです。

TACのWeb公開模試はデータ提出に対応しており、CBT形式を意識した練習が可能です。

資格の大原のWeb模試も科目A・B各3回が含まれており充実しています。

科目B対策の記述入力に慣れる機会があるか

科目B試験の記述解答をキーボードで入力する練習ができる環境があるかを確認しましょう。

手書きではなくタイピングで解答を組み立てる感覚は、意外と戸惑うものです。

普段からオンラインで記述解答を入力している受講者は、本番での入力作業に対するストレスが少なくなります。

以下の表で各講座のCBT対応状況を整理しました。

講座オンライン問題演習Web模試CBT対応コメント
スタディング全教材Web完結直前対策模試(科目A・B各1回)学習段階からCBT環境に慣れられる
ITECeラーニングあり全国統一公開模試(採点付)紙教材との併用。CBT操作は自主準備が必要
資格の大原Web通信対応Web模試(科目A・B各3回)模試はWeb実施で操作体験しやすい
TACWebフォロー完備Web公開模試(データ提出可)公式にCBT対応を表明。最も明示的
LECWeb動画・DL可おためしWeb受講ありWeb中心だが模試の明示的なCBT対応は要確認

※2026年7月時点の公式サイト情報を基に整理

CBT方式は受験者にとって「会場・日時を自分で選べる」という利便性の向上でもあります。

前期・後期の実施期間中に自分の準備が整った時点で受験できる柔軟性は、働きながら学ぶ社会人にとって大きなメリットです。

試験スタイルの変化を「慣れが必要な壁」ではなく「準備次第で有利に使える変化」として前向きに捉えてみてください。

応用情報技術者は独学と通信講座どちらがいい?

結論からいうと、応用情報技術者試験は独学でも合格できますが、通信講座を活用したほうが多くの方にとって合格までの時間と労力を大幅に削減できます。

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の統計によると合格率は直近で22〜26%台と低く、特に科目B試験の記述式対策は独学では体系的に習得しにくいことが多いためです。

独学で合格できる人の条件

応用情報技術者試験を独学で突破できる人には、いくつかの共通した特徴があります。

まず「基本情報技術者試験に合格したばかりで、IT知識が定着している」状態かどうかが大きな分岐点です。

基本情報合格直後であれば科目A試験(選択式)に必要な知識の多くがすでに身についているため、差分学習で効率よく対策を積み上げられます。

次に「自己管理能力が高く、計画的に学習スケジュールを維持できる」ことも重要です。

応用情報技術者試験の合格には最低でも200〜300時間以上の学習時間が必要とされており、これを独学で継続するには強い意志と習慣化の力が求められます。

さらに「科目B試験の記述問題に対して、自分で過去問の解答例と比較しながら改善できる」スキルがあることも条件になります。

科目B試験は問題文の読解力と論理的な記述力が問われるため、正解基準を自分で判断できないと改善が進みません。

独学が向いている人の条件
  • 基本情報技術者試験に合格済みで、IT実務経験もある
  • 毎日一定の学習時間を確保できるライフスタイルである
  • 過去問の解答例をもとに自己採点・改善できる
  • 学習コストをできる限り抑えたい

独学の最大のメリットは費用の低さです。

テキスト・問題集の購入費用は5,000〜10,000円程度に収まるため、受験料7,500円と合わせても2万円以内で受験の準備が整います。

ただしITECの公式統計では受験者の平均受験回数は1.9回とされており、独学で一発合格を逃すと追加の学習費用と時間がかかり、結果的に通信講座と大差ない出費になるケースもあります。

通信講座が向いている人の特徴

通信講座は費用がかかる分、「合格までの道筋が明確になる」「挫折を防ぐ仕組みが整っている」という強みがあります。

以下に当てはまる方は、通信講座の活用を検討することをおすすめします。

IT知識にブランクがある、またはIT系が未経験の方です。

基本情報技術者試験から数年経過している方や、文系出身でIT業務の経験が浅い方は、独学では試験範囲の全体像をつかむのに時間がかかりがちです。

通信講座では試験頻出分野に絞ったカリキュラムが設計されているため、最短ルートで必要な知識を習得できます。

科目B試験の記述式対策に不安がある方も通信講座が向いています。

科目B試験はただ知識を詰め込むだけでは対応できず、問題文の読解法と解答の構成方法をセットで習得する必要があります。

大原やTACのように講師の添削やフィードバックがある講座を使えば、自分の弱点を試験前に修正できます。

仕事や育児と並行して学習時間の確保が難しい社会人の方にも通信講座は効果的です。

スタディングのようなスマホ完結型の講座なら、通勤中・昼休み・就寝前などの細切れ時間を有効活用できます。

独学では学習計画の立て直しが難しい局面でも、講座のカリキュラムに沿って進めるだけでペースが維持できます。

独学・通信講座の比較

比較項目独学通信講座
費用目安5,000〜10,000円(教材費のみ)37,000〜108,000円程度
科目B対策自己採点・自力での改善が必要添削・解法指導が受けられる
学習ペース管理自己管理が必要カリキュラムに沿って進められる
スキマ時間活用テキスト・過去問が中心動画講義・スマホアプリで柔軟に対応
CBT対応の慣れ紙教材中心のため自主的な準備が必要Web演習で自然とCBT操作に慣れられる
向いている人IT知識が十分ある・強い自己管理力があるIT初学者・社会人・科目Bが不安な方

通信講座を選んだ場合でも、全額を1社に依存する必要はありません。

たとえば「基本的な知識習得はスタディングで効率よく行い、科目B対策だけは資格の大原の模試を単体で購入する」という組み合わせも有効です。

最近は講座の一部を単品で購入できる通信講座も増えているため、目的に合わせて柔軟に活用するとコストを抑えながら手厚い対策が実現できます。

応用情報技術者の通信講座でよくある質問

Q応用情報技術者の通信講座はどれがいい?
A

コスパ重視ならスタディング(43,800円〜)、科目B記述の添削を重視するなら資格の大原またはTAC、IT知識の基礎固めから始めたいならITECのプレミアムコースが選択肢になります。

自分の学習スタイル・IT知識レベル・サポートの重視度の3軸で絞り込むと判断しやすくなります。

Q応用情報技術者の通信講座の費用はいくら?
A

2026年7月時点では、スタディング合格コース43,800円・ITECスタンダードコース37,400円・資格の大原合格コース47,800円・TAC本科生87,000円〜・LEC東京リーガルマインド47,300円〜が主な選択肢です。

同じ「通信講座」でも含まれる教材・模試・サポートの量が異なるため、受講料だけでなく内容を比較することが大切です。

Q応用情報技術者の通信講座は独学より合格しやすい?
A

通信講座を活用した方が合格しやすい傾向があります。

特に科目B試験の記述式対策は、過去問解答例との自己比較だけでは改善が難しく、講師のフィードバックや添削があることで弱点を修正しやすくなります。

IPA統計では合格率は22〜26%台で推移しており、対策の質が合否を分けます。

Qスタディングで応用情報技術者に合格できる?
A

スタディングで合格できます。

公式サイトによると2025年度試験で146名の合格報告が寄せられており、2ヶ月半や4ヶ月半での合格事例も公開されています。

ただし紙のテキストがなく質問はチケット制のため、「書籍で学習したい」「質問を頻繁にしたい」という方には他社の検討をおすすめします。

Q応用情報技術者試験の通信講座はCBT方式に対応している?
A

各社で対応状況が異なります。

スタディングは学習段階からスマホ・PCで問題演習を行う設計のため自然とCBT操作に慣れられます。

TACはWeb公開模試の解答をデータ提出できる仕組みを整えており、公式にCBT対応を表明しています。

ITECや大原はWeb学習環境がありますが、CBT操作への慣れは自主的な準備が必要な部分もあります。

Q応用情報技術者の通信講座はいつから始めればいい?
A

2026年度前期試験(科目A試験実施期間 2026年10月28日〜11月10日)を目標にする場合、IPA公式の試験スケジュールを参考にすると、IT基礎知識がある方で最低3〜5ヶ月前、初学者であれば6ヶ月以上前には受講を開始することが理想です。

2026年7月時点であれば前期試験までまだ間に合うスケジュールです。

受講期限は各社で異なるため申し込み前に確認してください。

Q応用情報技術者の通信講座に教育訓練給付金は使える?
A

スタディングの合格コースは厚生労働省が指定する一般教育訓練給付制度の対象です。

在職中または離職後1年以内で雇用保険の加入期間が1年以上(初回は関係なし)などの条件を満たせば、受講料の20%相当(上限10万円)が給付されます。

他の講座については各社の公式サイトまたはハローワークで最新情報を確認することをおすすめします。

参考サイト

  1. ホーム
  2. 資格
  3. 応用情報技術者の通信講座おすすめ5選【2026年最新】CBT対応・費用と特徴を徹底比較