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中小企業診断士の通信講座選びで「どれが自分に合うのか」と迷っている方は多いのではないでしょうか。
講座によって料金は5万円台から30万円超まで開きがあり、合格率・添削の質・スキマ時間への対応もまったく異なります。
本記事では2026年7月時点の各社公式情報をもとに8社を徹底比較し、目的別の早見表・5つの選び方ポイント・科目別勉強時間の逆算方法まで一つにまとめました。
2次試験の口述廃止など最新の制度変更も含め、受験前に知っておきたい情報を凝縮しています。

中小企業診断士の通信講座でおすすめなのは、学習スタイルや予算によって異なりますが、費用・合格実績・サポートのバランスを総合すると、スタディング・アガルート・クレアールなどが特に評価が高いです。
一般財団法人中小企業診断協会の発表によると、2024年度(令和6年度)の1次試験合格率は27.5%、2次試験合格率は18.7%で、1次と2次を合わせたストレート合格率は約5.1%という低水準です。
この難関資格を突破するうえで、通信講座の選択が合否を大きく左右するといっても過言ではありません。
通信講座各社の受講料は、最安値の診断士ゼミナール(約5万円台)から、大手予備校のTACやLEC(20万円超)まで5倍以上の開きがあります。
しかし料金が高ければ合格率が高いとは限らず、中価格帯のアガルートが2次試験合格率44.44%(令和7年度・公式発表)という高い実績を公表しています。
本記事では2026年7月時点の公式情報をもとに、目的別のおすすめ講座と各社の費用・サポートを整理してお伝えします。
中小企業診断士の通信講座は、受験者の状況や優先事項によって最適な選択肢が変わります。
以下の表で、目的別のおすすめ講座を確認してください。
| 目的・状況 | おすすめ講座 | 理由 |
|---|---|---|
| とにかく費用を抑えたい | スタディング | 1次2次対応で最安値クラス(48,400円〜) |
| 合格率・実績重視で選びたい | アガルート | 2次合格率44.44%(令和7年度・公式) |
| 費用を抑えつつフルカラー教材で学びたい | 診断士ゼミナール | 5万円台でフルカラーテキスト・3年延長無料 |
| 長期的に安心して学びたい | クレアール | セーフティコースで2年間サポート継続 |
| 大手の手厚いサポートが欲しい | TAC・LEC | 実績ある大手予備校の通信コース |
早見表はあくまでも入口です。
各講座には独自の強みと注意点があるため、費用・教材・サポートをあわせて確認することをおすすめします。
中小企業診断士の試験は、1次試験7科目(経済学・経済政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策)と記述式の2次試験で構成されています。
この試験構造が、通信講座を選ぶ優位性に直結しています。
独学の場合、必要な勉強時間は1,200〜1,500時間程度とされていますが、通信講座を活用することで約1,000時間を目安に絞り込んだ学習が可能になります。
この差は、社会人にとって非常に大きいといえます。
特に2次試験については、独学との差が顕著に出ます。
2次試験は4事例の記述式で、答案の書き方や解答プロセスに独自のノウハウが求められます。
通信講座では講師による添削指導を受けられるため、自分では気づきにくい答案の癖や改善点を的確に把握できます。
また、社会人受験生の多くは平日の学習時間が限られています。
1講義5〜15分に細かく分割されたオンライン講座であれば、通勤時間や昼休みなどのスキマ時間を積み上げることができます。
独学でテキストだけを使った学習では、こうした隙間時間の活用には限界があります。
モチベーション管理の面でも、通信講座には優位性があります。
学習進捗の可視化やAIによる復習提案、受講仲間とのコミュニティ機能など、継続を後押しする仕組みが整っているため、途中で挫折するリスクを下げられます。
通信講座を受講して合格した方からは、「独学では整理が難しかった2次試験の解法フレームを、講義を通じて体系的に身につけられた」という声が多く聞かれます。

中小企業診断士の通信講座は、費用・合格率・サポート体制の3つの軸で各社に大きな差があります。
最安値クラスの診断士ゼミナール(54,780円)から、TAC・LECの大手予備校通信コース(20万円以上)まで料金幅は4倍近くに及びますが、費用が高い講座が必ずしも合格率も高いわけではありません。
2026年7月時点の各社公式サイト情報をもとに整理します。
中小企業診断士の通信講座を選ぶ際、まず確認したいのは「1次と2次の両方に対応しているか」という点です。
1次試験のみ対応の低価格コースも存在するため、料金だけで単純比較するのは危険です。
以下の表では、各社の1次2次対応の標準的なコース(2027年合格目標)の受講料と特徴を整理しています。
| 講座名 | 標準コース(1次2次対応)受講料の目安 | 合格率の公表 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| スタディング | 48,400円〜(ミニマム) | 非公表(合格者数公表あり) | 業界最安値クラス、スマホ完結、AIサポート |
| 診断士ゼミナール | 54,780円(プレミアフルコース) | 非公表 | フルカラーテキスト、3年間延長無料 |
| アガルート | 107,800円〜(入門カリキュラム/ライト) | 1次52.17%、2次44.44%(令和7年度公表) | 現役実務家講師による2次添削、合格特典あり |
| クレアール | 130,000円〜(1次パーフェクトコース) | 非公表 | ロジカル・チャート、事例演習50回、過去問25年分 |
| 資格の大原 | 74,800円(1次2次パススルWeb通信) | 非公表 | スマホ完結型、全33事例添削、Zoomホームルーム |
| ユーキャン | 73,000円 | 非公表(2024年再開講のため未蓄積) | 早稲田出版テキスト採用、添削8回、質問無制限 |
| LEC東京リーガルマインド | 297,000円〜(主要3科目コース・通信) | 非公表 | 実務家講師、ゼミ形式2次対策、FOCUSテキスト |
| TAC | 295,000円〜(1次2次ストレート本科生・Web通信キャンペーン価格) | 非公表(累計合格者多数) | 通学通信ハイブリッド、模試・答練が充実 |
料金はキャンペーンや早期申込割引で変動するため、最新情報は各社公式サイトで必ず確認してください。
受講料の面で注目すべきは、費用と合格実績の逆転現象です。
スタディングは最安値クラスでありながら、2025年度試験で2次試験合格者数230名と公式に実績を公表しています。
アガルートは1次2次セットで10万円以上の中価格帯に位置するものの、2次試験合格率44.44%という高い数値を出しており、費用対効果の面で特に評価が集まっています。
料金帯を整理すると大きく3つの層に分かれます。
5万円台の低価格帯(スタディング・診断士ゼミナール・ユーキャン・資格の大原)、10万〜17万円台の中価格帯(アガルート・クレアール)、そして20万円以上の高価格帯(TAC・LEC)です。
どの層を選ぶかは受験スタイルや予算だけでなく、「独学補完として使うか」「通信講座一本で合格を狙うか」という学習スタンスによっても変わります。
中小企業診断士の通信講座の合格率には、公表している講座と非公表の講座が混在しています。
2026年7月時点で合格率を公式サイトに掲載しているのは、アガルートと診断士ゼミナールの2社です。
アガルートは令和7年度試験の合格実績として、1次試験合格率52.17%(全国平均の約2.5倍)、2次試験合格率44.44%(全国平均の約3倍)を公式サイトで公表しています。
スタディング・診断士ゼミナール・クレアール・TAC・LECは合格率を公表していません。
非公表だからといって合格実績がないわけではなく、スタディングは2024年度に2次試験合格者230名という合格者数を公表しています。
TACは累計合格者が3,400名超という長期実績を掲げています。
合格率の集計方法は講座によって異なります。
「受講生全体に対する合格率」「アンケート回答者に対する合格率」など、分母が異なれば数値の意味も変わってきます。
公表数値を参照する際は、集計条件を確認するとよいでしょう。
教育訓練給付制度とは、厚生労働大臣が指定した講座を一定要件のもとで修了した場合に、受講費用の20%(上限10万円)がハローワークから支給される制度です。
雇用保険の被保険者(または被保険者であった方)が対象となります。
2026年7月時点で中小企業診断士の通信講座のうち教育訓練給付制度に対応しているのは、スタディング・アガルート・クレアール・TAC・LEC・資格の大原の6社です。
診断士ゼミナールとユーキャンは、同時点での適用状況について公式サイトでの確認をおすすめします。
以下の表で、教育訓練給付制度の適用可否を整理します。
| 講座名 | 教育訓練給付制度 | 備考 |
|---|---|---|
| スタディング | 対応 | 対象コースに限る |
| アガルート | 対応 | 対象コースに限る |
| クレアール | 対応 | 対象コースに限る |
| TAC | 対応 | 対象コース・学習メディアに限る |
| LEC東京リーガルマインド | 対応 | 対象コースに限る |
| 資格の大原 | 対応 | 対象コースに限る |
| ユーキャン | 公式サイトにて要確認 | 最新情報は公式サイトで確認 |
| 診断士ゼミナール | 非対応 | 2026年7月時点で非対応 |
たとえばTACの1次2次ストレート本科生(Web通信)に制度を適用した場合、受講費用の20%(最大10万円)が実質的に還付されるため、受講料の実質負担を大きく下げられます。
給付を受けるには講座申込み前にハローワークで受給資格の確認が必要なため、事前の手続きを忘れずに行いましょう。

中小企業診断士の通信講座おすすめ8選を、費用・合格実績・サポート体制・教材の質の観点から徹底解説します。
各講座の情報は2026年7月時点の各社公式サイトをもとにまとめています。
料金はキャンペーン等により変動する場合があるため、最新情報は各社公式サイトでご確認ください。
※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください
スタディングは、KIYOラーニング株式会社が運営するオンライン完結型の通信講座です。
中小企業診断士の通信講座における2次試験合格者数は3年連続でNo.1を公表しており、2025年度試験では1次試験合格者517名・2次試験合格者176名を輩出しています。
スタディングが多くの受験生に選ばれる最大の理由は、価格と学習効率のバランスにあります。
1次2次対応の標準コースが48,400円から始まる価格帯は、同等のサービス内容を提供する競合と比較して頭ひとつ抜けた低価格です。
また、受講者10万人超のデータをもとに構築されたカリキュラムが、試験に出やすい論点に絞った効率学習を実現しています。
スキマ時間の活用という点でも高い評価を受けています。
動画講義は1テーマ5分から視聴でき、通勤中や昼休みなど断片的な時間を積み重ねて学習を進められる設計です。
スマートフォン1台で講義・テキスト・問題演習・過去問・模試まですべて完結するため、テキストを持ち歩く必要がありません。
2次試験対策においては、2026年8月からAI添削と講師への質問無制限を組み合わせた新機能が搭載されました。
AIが過去8年分・最大300回の即時添削を行い、記述答案の課題をその場でフィードバックします。
また月1回程度の「合格伴走ライブ」で講師とリアルタイムでつながる機会もあり、モチベーション維持の仕組みが充実しています。
合格者の2人に1人がストレート合格を果たしているというデータも注目に値します。
2023〜2025年度にスタディングで2次試験に合格した655名のうち341名(52.1%)が、1次2次同一年度の突破を達成しています。
忙しい社会人でもストレート合格を狙える環境が整っているといえるでしょう。
注意点として、標準コースのみでは質問回数に上限があります。
回数無制限の質問が必要な場合は、パーフェクトサポートコースを選ぶ必要があります。
また、通常コースでは紙テキストが付属せず、冊子が必要な場合は冊子付コースまたは別途オプションを選択します。
紙テキストを重視する方には注意が必要です。
スタディングのコース・料金(2026年7月時点・公式サイト)
| コース名 | 受講料(税込) | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 1次2次合格コース ミニマム | 48,400円〜 | 動画講義中心のインプット特化型 |
| 1次2次合格コース スタンダード(冊子付) | 74,300円〜 | 基礎〜問題演習まで、Q&Aチケット10枚付 |
| 1次2次合格コース パーフェクトサポート(冊子付) | 89,700円〜 | 講師質問無制限・AI添削・合格伴走ライブ付 |
| 2次試験合格コース | 29,700円〜 | 1次合格者向け2次専用コース |
教育訓練給付制度の対象コースもあり、要件を満たせば受講料の20%(上限10万円)が支給されます。
| 運営会社 | KIYOラーニング株式会社 |
|---|---|
| 公式サイト | https://studying.jp/shindanshi/ |
| 対応試験 | 1次試験・2次試験 |
| 学習スタイル | オンライン完結(スマホ・PC・タブレット) |
| 質問サポート | Q&Aチケット制(パーフェクトサポートは無制限) |
| 2次試験添削 | AI添削(過去8年分・最大300回) |
| 合格特典 | お祝いギフト1万円分 |
| 教育訓練給付制度 | 対応(対象コースに限る) |
| 無料体験 | あり(初回講座・問題集・テキストを無料試用可) |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください
アガルートアカデミーは、株式会社アガルートが運営するオンライン専門の通信講座です。
中小企業診断士の通信講座において、令和7年度試験の1次試験合格率52.17%(全国平均の約1.5倍)、2次試験合格率44.44%(全国平均の約3倍)という高い合格実績を公式サイトで公表しており、合格率の高さを重視する受験生から特に支持を集めています。
アガルートの講座設計で際立つのは、2次試験対策の専門性の高さです。
2027年合格目標の講座から、2次試験対策をアガルートグループ傘下のコンサルティングファーム所属の現役実務家講師が担当する体制に刷新されました。
中小企業診断士の2次試験は、知識を実務的にアウトプットする能力が問われる記述式試験であるため、実際の経営コンサルティング現場を知る講師による指導は、他の通信講座にはない強みといえます。
カリキュラムの特長として、1次試験と2次試験の知識を同時にインプットする設計が挙げられます。
一般的な通信講座は1次対策と2次対策を分けて進める構成が多いですが、アガルートでは科目ごとの専門講師が1次と2次をつなぐ視点でテキストと講義を設計しているため、1次試験で身につけた知識を2次試験の記述でどう使うかを早い段階から意識して学べます。
この点が、ストレート合格を狙う受験生に向いている理由のひとつです。
2次試験対策においては、全36回の添削指導が用意されています。
添削は合格者スタッフではなく、指導経験豊富なプロ講師が担当する点も注目に値します。
単に〇×をつけるだけでなく、なぜその書き方が点につながるのか、あるいは減点要因になるのかを丁寧にフィードバックしてくれるため、答案作成のクセを修正するうえで大きな効果が期待できます。
フォロー制度も充実しています。
入門カリキュラム(フル)の受講生には「バーチャル校舎」が提供されており、オンライン環境でありながら通学制予備校に近い双方向のコミュニケーションが可能です。
月1回の「バーチャル校舎ゼミ」では講師への質問や添削済み答案へのフォローアップが受けられ、受講生同士の交流や自習室機能も備えています。
孤独になりがちな通信学習の弱点を、仕組みとして補っているといえるでしょう。
一方で、注意点もあります。
1次2次両方をカバーするフルカリキュラムは217,800円(税込)と価格帯が高く、スタディングや診断士ゼミナールと比べると大きな差があります。
費用を抑えたい場合は、ライトカリキュラム(107,800円・税込)や、1次試験対策のみの入門パック(60,280円・税込)を選ぶとよいでしょう。
また、再受講割引・他校乗換割引・受験経験者割引など複数の割引制度も設けられているため、申込前に確認することをおすすめします。
合格特典も充実しており、対象のフル・ライトカリキュラムで合格した場合には全額返金またはお祝い金がもらえます。
合格を条件とした特典は、受験勉強のモチベーションを支える仕組みとして機能します。
アガルートのコース・料金(2026年7月時点・公式サイト)
| コース名 | 受講料(税込) | 主な内容 |
|---|---|---|
| 入門カリキュラム(フル)2027年合格目標 | 217,800円 | 1次2次対応、添削36回、バーチャル校舎、質問50回 |
| 入門カリキュラム(ライト)2027年合格目標 | 107,800円 | 1次2次対応、質問20回(添削・バーチャル校舎なし) |
| 1次試験対策入門パック 2027年合格目標 | 60,280円 | 1次試験専用、導入講義・過去問9年分含む |
| 2次試験対策パック(添削あり)2027年合格目標 | 195,800円 | 2次試験専用、添削36回含む |
| 2次試験対策パック(添削なし)2027年合格目標 | 54,780円 | 2次試験専用、添削なし |
| 運営会社 | 株式会社アガルート |
|---|---|
| 公式サイト | https://www.agaroot.jp/shindanshi/ |
| 対応試験 | 1次試験・2次試験 |
| 学習スタイル | オンライン完結(スマホ・PC・タブレット対応) |
| 質問サポート | KIKERUKUNを通じた講師・有資格者への質問(回数はコースにより異なる) |
| 2次試験添削 | プロ講師による全36回の添削(フルカリキュラム・添削あり2次パック対象) |
| 合格特典 | 全額返金またはお祝い金(条件あり) |
| 教育訓練給付制度 | 対応(対象コースに限る) |
| 割引制度 | 再受講割引、他校乗換割引(20%OFF)、受験経験者割引(10%OFF)等 |
| 無料体験 | あり(資料請求で講義・テキストサンプルを無料閲覧可) |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください
診断士ゼミナールは、株式会社レボが運営する中小企業診断士試験に特化した通信講座です。
「低価格でも高品質な講座を提供したい」という理念のもと、中小企業診断士の指導に約20年間注力してきた専門特化型の通信講座として、費用を抑えながらも充実した教材を求める受験生に支持されています。
診断士ゼミナールが他社と大きく異なるのは、中小企業診断士に完全特化している点です。
一般的な通信講座は複数の資格に対応していますが、診断士ゼミナールは中小企業診断士1本に絞り込んでいます。
限られたリソースをひとつの試験の教材開発と講義品質に集中投下できるため、試験に出る論点の絞り込み精度が高く、効率的な学習が実現できます。
2025年度試験の合格実績として、公式サイトのアンケート調査では1次試験合格率64.3%(一般平均合格率23.7%の約2.71倍)、2次試験合格率41.7%(一般平均合格率17.6%の約2.37倍)という数値を公表しています。
アンケート回答者ベースの集計であることは留意が必要ですが、低価格帯の講座としては注目に値する数値です。
教材の品質も診断士ゼミナールの大きな特長です。
フルカラーのテキストは図やグラフを多用しており、視覚的に理解しやすい設計になっています。
映像講義は総時間約270時間(1.5倍速で135時間)で、イラストやアニメーションを使って概念を説明するため、受講者から「TV番組を見ているようで楽しい」という声が多く寄せられています。
テキスト・映像・問題集・過去問7年分がすべてスマホやタブレットで視聴できるため、通勤時間や休憩中のスキマ時間をフルに活用できます。
診断士ゼミナールには、他社にあまり見られない「3つの特別制度」が設けられています。
まず「3年間延長無料制度」は、1年分の受講料で最新の講座を最長3年間利用できる制度です。
1次試験の科目合格制度を活用しながら、費用の追加負担なく複数年にわたって学習を続けられます。
次に「合格お祝い金制度」では、1次2次プレミアムフルコースに申し込み、2029年度試験までに合格した方に最大30,000円を贈呈します。
さらに「不合格者返金制度」では、一定の得点基準を満たしたうえで不合格となった方に20,000円を返金する仕組みも設けられています。
2次試験対策においては、2027年度の1次2次プレミアムフルコース新規申込者を対象に2次論述試験の添削サービスも開始しました。
質問制度はメール形式で回数無制限・24時間365日対応しており、疑問点をその都度解消しながら学習を進められます。
注意点として、診断士ゼミナールの教材はすべてデジタル完結が基本です。
印刷テキストやDVDはオプション料金が別途かかるため、紙教材を重視する方は費用に加算して検討が必要です。
また、質問はメール形式のみであり、チャットやリアルタイムのオンライン質問には対応していません。
講師とのリアルタイムなやりとりを重視する方には不向きな面もあります。
診断士ゼミナールのコース・料金(2026年7月時点・公式サイト)は以下のとおりです。
| コース名 | 受講料(税込) | 主な内容 |
|---|---|---|
| 1次2次試験プレミアムフルコース | 54,780円 | 1次基礎・補習・問題演習・直前・過去問7年分、2次基礎・事例別講座、添削あり |
| 1次試験コース | 48,200円 | 1次基礎・補習・問題演習・直前・過去問7年分 |
| 2次試験コース | 27,280円 | 2次基礎・事例別講座 |
| 運営会社 | 株式会社レボ |
|---|---|
| 公式サイト | https://www.rebo-success.co.jp/ |
| 対応試験 | 1次試験・2次試験 |
| 学習スタイル | オンライン完結(スマホ・PC・タブレット対応)、映像のダウンロード視聴可 |
| 質問サポート | メール質問・回数無制限・24時間365日対応(無料) |
| 2次試験添削 | プロ講師による添削あり(2027年度1次2次プレミアムフルコース新規申込者対象・定員制) |
| 特別制度 | 3年間延長無料制度、合格お祝い金最大30,000円、不合格者返金制度(20,000円) |
| 教育訓練給付制度 | 非対応(2026年4月時点) |
| 無料体験 | サンプル教材・動画の閲覧可(公式サイトより申込不要で視聴可) |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください
クレアールは、公認会計士・税理士・社労士など難関資格の通信教育に長年実績を持つ資格予備校で、中小企業診断士講座もWeb通信専門で展開しています。
2次試験対策の独自メソッドと豊富なアウトプット演習量を強みとしており、特に2次試験の突破を重視した受験生から支持を集めています。
クレアールの中小企業診断士講座で最も特徴的なのは、2次試験に特化した独自の解法ツールである「ロジカル・チャート」です。
ロジカル・チャートとは、PAC思考(前提・仮定・結論の3段階で論理を組み立てる思考法)に基づいて、問題文の与件から解答を導き出すプロセスを視覚化したツールです。
中小企業診断士の2次試験は模範解答や採点基準が公開されておらず、「正しい与件の抽出」と「論理的な思考プロセス」が得点のカギとなります。
ロジカル・チャートを使うことで、与件から結論に至るまでの思考の流れを明確に整理できるため、答案のブレを防ぐ訓練が可能です。
2次試験対策の演習量もクレアールの大きな武器です。
「2次合格パーフェクトコース」では、事例演習50回・過去問25年分というボリュームを用意しています。
さらに「合格ゼミ」というグループ学習型の講義では、受講生同士がリアルまたはオンラインでディスカッションを行い、思考を深める訓練を積みます。
他社の通信講座では個別学習が中心になりがちですが、クレアールはグループによる対話学習を組み込むことで、2次試験特有の「与件の読み取りと適切な解答」の精度を高める仕組みが整っています。
添削指導の質も評価が高い点です。
一般的な通信講座の添削は「総評」という形で全体的なコメントを返すことが多いですが、クレアールでは設問ごとに講評を行います。
「与件に対してどう捉えるべきだったか」「一貫性のある記述ができているか」など、解答プロセスの具体的な改善点を把握できるため、繰り返し受講することで着実に答案作成力が向上します。
1次試験対策においても、クレアールのテキストには2001年度から直近までの出題実績と出題頻度が明示されており、重要論点に集中した学習が可能です。
また、科目別に受講できる設計になっているため、科目合格制度を活用して苦手科目に絞って学ぶことも選択肢のひとつです。
注意点として、2026年7月時点のクレアール公式サイトでは合格率の数値は明示されていません。
また、1次試験コースと2次試験コースが独立した提供形式が中心であるため、1次2次を一体的に学びたい場合は公式サイトの最新情報や受講相談で確認することをおすすめします。
クレアールのコース・料金(2026年7月時点・公式サイト)
| コース名 | 受講料(税込・一般価格) | 主な内容 |
|---|---|---|
| 2027年合格目標 1次合格パーフェクトコース(7科目) | 130,000円(7月割引後111,800円) | 1次テキスト7冊・過去問集・答練21セット・模試1回 |
| 2026年合格目標 2次合格パーフェクトコース | 120,000円(8月割引後105,600円) | 2次テキスト・過去問25年分・事例演習50回・答練45セット |
| 2026年合格目標 2次答練演習コース | 公式サイトで要確認 | 演習特化、1次合格者・2次受験経験者向け |
| 2026年合格目標 2次合格ハイスピードコース | 公式サイトで要確認 | 短期速習、1次合格者向け |
| 運営会社 | 資格合格クレアール |
|---|---|
| 公式サイト | https://www.crear-ac.co.jp/shindanshi/ |
| 対応試験 | 1次試験・2次試験(コース別) |
| 学習スタイル | Web通信(スマホ・PC・タブレット対応)、PDFダウンロード可 |
| 質問サポート | 電話・メール対応(専任スタッフ) |
| 2次試験添削 | 設問ごとの添削指導あり(2次コース対象) |
| 独自ツール | ロジカル・チャート、与件抽出シート、合格ゼミ |
| 合格特典 | 合格お祝い金30,000円(体験記提出が条件) |
| 教育訓練給付制度 | 対応(対象コースに限る) |
| 無料体験 | 受講体験・資料請求あり(公式サイトより申込可) |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください
資格の大原は、簿記・税理士・公認会計士など幅広い資格教育に実績を持つ大手教育機関で、中小企業診断士の通信講座は「パススル」ブランドのWeb通信講座として提供しています。
スマートフォンやタブレットで学習が完結するデジタル特化型の設計が特徴で、大手資格予備校の講義品質をオンラインで受けられる点に強みがあります。
資格の大原が中小企業診断士向けに展開する「パススル」は、すべての学習をスマホ・タブレットで完結できる新感覚のWeb通信講座です。
デジタルテキスト・映像講義・Web問題集・添削指導・Zoomホームルームを一つのシステムに統合しており、紙のテキストを持ち歩く必要がなく、通勤中や昼休みなどのスキマ時間を効率的に活用できます。
映像講義は1動画あたり約30分のコンパクトな設計で、繰り返し視聴しやすい長さに設定されています。
「個人カルテ」機能では自分の得意・苦手分野が一目でわかるように可視化されており、学習スケジュールの自動設定と組み合わせることで、いま何を優先的に学習すべきかを迷わずに判断できます。
2次試験対策においても大原は充実した内容を用意しています。
2次コース(パススル中小企業診断士2次)では全33事例の過去問題および模擬試験の添削が付属しており、事例の分析方法・解法プロセスの構築・制限時間内での記述の効率化を段階的に身につけられる設計です。
模擬試験はMobile-O-haraアプリでデジタル提出して添削を受けられるため、答案作成から振り返りまでのサイクルを速く回すことができます。
また、Zoomによるホームルームが定期的に開催されており、通信講座にありがちな孤独感を和らげながら2次対策の疑問を直接解消できる場が設けられています。
コース設計の柔軟性も大原の特徴のひとつです。
1次試験と2次試験をまとめて対策する「1次・2次」コース、まず1次試験合格に集中する「1次」コース、特定の科目だけ補強できる「1次科目別」コース、そして2026年の講義を活用しながら2027年試験まで視野に入れた早期学習に対応する「1次・2次inアドバンス」コースと、受験状況に応じて組み合わせを選べます。
科目ごとの単科受講に対応しているため、1次試験の科目合格制度を活用している再受験者が特定科目の補強だけに利用するという使い方もできます。
注意点として、2026年7月時点の情報によると、資格の大原のパススル中小企業診断士シリーズは教育訓練給付制度の指定対象外となっています。
大手資格学校としての信頼性と実績は高いものの、給付制度の活用を希望する方には対応できない点に留意が必要です。
また合格率は公式サイトでは公表されていません。
資格の大原のコース・料金(2026年7月時点・公式サイト)
| コース名 | 受講料(税込・一般価格) | 主な内容 |
|---|---|---|
| パススル 中小企業診断士(1次・2次)2026年受験対策 | 74,800円 | 1次基本・直前対策+2次対策、スマホ完結、添削・Zoomホームルームあり |
| パススル 中小企業診断士(1次)2026年受験対策 | 要確認 | 1次試験特化、基本対策・直前対策セット |
| パススル 中小企業診断士(2次)2026年受験対策 | 32,000円 | 2次試験特化、全33事例添削付き |
| パススル 中小企業診断士(1次科目別)2026年受験対策 | 18,000円前後(科目により異なる) | 7科目から必要な科目のみ受講可能 |
| パススル 中小企業診断士(1次・2次inアドバンス)2027年受験対策 | 107,800円 | 2026年講義で早期学習+2027年対策へ移行、1次2回転学習可能 |
※初めて大原グループの講座に申し込む方は、受講料のほかに入学金6,000円(税込)が別途必要です。
| 運営会社 | 大原学園グループ(社会人講座部門) |
|---|---|
| 公式サイト | https://www.o-hara.jp/course/shindanshi |
| 対応試験 | 1次試験・2次試験(コース別) |
| 学習スタイル | Web通信(スマホ・タブレット・PC対応)、デジタルテキスト |
| 質問サポート | Mobile-O-haraの質問フォーム経由 |
| 2次試験添削 | 全33事例(過去問題・模擬試験)の添削あり(1次2次コース・2次コース対象) |
| Zoomホームルーム | 定期開催あり |
| 合格特典 | 公式サイト上では記載なし |
| 教育訓練給付制度 | 非対応(2026年7月時点) |
| 無料体験 | 体験講義・学習ガイダンス動画を公式サイトで公開中 |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください
ユーキャンは、通信教育分野において国内屈指の知名度と受講者数を誇る教育事業者です。
中小企業診断士講座は一時期休講していましたが、2024年10月に「中小企業診断士合格指導講座」として大幅リニューアルのうえ再開講しました。
40年以上の指導実績を持つ早稲田出版(TBC受験研究会)のテキストを採用し、初学者でも取り組みやすいサポート体制を整えています。
ユーキャンの最大の特長は、テキストと動画講義を組み合わせたハイブリッド学習設計です。
メインテキストには早稲田出版が毎年改訂を行う実績テキストを使用しており、過去の試験傾向を徹底分析したうえで合格に必要な知識が凝縮されています。
さらにテキストと連動した早稲田出版講師陣による動画講義は、早稲田出版公式YouTubeチャンネルで無料公開されており、テキストと動画を行き来しながら理解を深めることができます。
1次試験と2次試験をコース追加なしで一貫対応している点も、受験生にとって負担の少ない設計です。
1次試験の7科目をインプットしながら、2次試験対策の添削課題も一つの講座内で受講できます。
添削は1次試験で6回・2次試験で2回の計8回用意されており、プロ講師からフィードバックを受けながら弱点を修正できます。
2次試験のサブテキストに収録されている「抽象化ブロックシート」は、ユーキャン講座の独自ツールです。
2次試験の事例問題で問われる内容と1次試験で習得した知識を論理的に紐づけ、課題の抽出から適切な改善施策の提案まで、解答を組み立てるプロセスをシートに沿って整理できます。
2次試験は模範解答が公開されないため、解答プロセスを型として持っておくことが重要であり、こうしたツールは初学者に特に役立ちます。
質問サポートはメール形式で回数無制限に対応しており、疑問が生じたときに即座に質問できる環境が整っています。
受講期間については、1〜4月開始の場合は翌年の10月末まで、5〜12月開始の場合は翌々年の10月末まで指導サポートを受けられるため、試験2回分の学習を1つの受講料でカバーできます。
この長期サポート体制は、1年目で合格できなかった場合にも追加費用なしで再挑戦できるという点で、長期的に学習を続けたい受験生に向いています。
注意点として、ユーキャンの中小企業診断士講座は2024年10月に再開講したばかりであるため、現在の新カリキュラムにおける合格者数や合格率は公式サイトで公表されていません。
また、2025年版の申込受付は2025年4月に終了しており、2026年版の申込再開は2025年10月上旬頃が予定されていましたが、2026年7月時点では最新の受付状況を公式サイトで確認することをおすすめします。
教育訓練給付制度の対応有無についても、最新情報を公式サイトでご確認ください。
ユーキャンのコース・料金(2026年7月時点・公式サイト記載情報をもとに確認)
| コース名 | 受講料(税込) | 主な内容 |
|---|---|---|
| 中小企業診断士合格指導講座 | 73,000円(一括払い) / 4,900円×15回(分割払い) | 1次2次一貫対応、添削8回、質問無制限、テキスト・動画連動学習 |
| 運営会社 | 株式会社ユーキャン |
|---|---|
| 公式サイト | https://www.u-can.co.jp/course/data/in_html/72/ |
| 対応試験 | 1次試験・2次試験(一括対応) |
| 学習スタイル | 紙テキスト中心+Web動画講義・ウェブテスト・過去問デジタル対応 |
| 質問サポート | メール質問・回数無制限 |
| 2次試験添削 | 添削2回(デジタルサポート経由提出) |
| 標準学習期間 | 10ヵ月 |
| 指導サポート期間 | 最長翌々年の10月末まで(受講開始時期による) |
| 教育訓練給付制度 | 公式サイトにて最新情報を要確認 |
| 無料体験 | 教材到着後8日以内の返品制度あり |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください
LEC東京リーガルマインドは、司法試験・行政書士・宅建士など幅広い資格対策で実績を持つ大手資格予備校で、中小企業診断士講座の提供歴は30年以上にのぼります。
通学と通信の両方に対応しており、「FOCUSテキスト」と呼ばれるオリジナル教材と、実務家講師による専門性の高い指導が強みです。
LECの最大の特徴は、オリジナルテキスト「FOCUS」の設計にあります。
FOCUSテキストは出題頻度の高い論点に絞り込んで作成されており、各論点に過去の出題年度・問題番号・選択肢への言及が記載されています。
テキストを読みながら「この論点は過去どういう形で出題されているか」を同時に確認できるため、インプットとアウトプットの学習効率が高く、特に1次試験の知識定着に優れた設計です。
カリキュラムの組み方も戦略的です。
LECでは1次試験の学習を「1次試験と2次試験に関連する主要3科目(企業経営理論・財務会計・運営管理)」と「2次試験との関連が薄い周辺4科目(経済学・経済政策、経営情報システム、経営法務、中小企業経営・政策)」に分けて捉え、学習戦略に応じて複数のコース設計を提供しています。
たとえば「1次2次プレミアム2回転合格コース」は、本開講前に周辺4科目の先取り学習を行い、本講義からは1次全7科目を2回転させることで、より安定した知識定着と2次試験への橋渡しを実現する設計です。
2次試験対策では、実務家講師が各科目を担当する点が際立っています。
2次試験の事例問題は「現実の中小企業でどのような助言が妥当か」を問う試験であるため、コンサルティング実務の最前線を知る講師が担当することは、採点者が求める解答の質感をリアルに伝えられるという点で大きな優位性があります。
2次試験の講義はゼミ形式で行われ、1クラスあたりの人数を少人数に抑えることで講師と受講生が個人レベルで向き合える環境を作っています。
フォロー制度としては、通学コースで行われた講義を通信でもライブ配信するハイブリッド方式を採用しており、出席できない日があっても翌日以降にアーカイブで確認できます。
また、1つのテーマを10分×15コマで構成した細分化講義により、通勤中などのスキマ時間でも効率的に学習を進められます。
1次試験の各科目に対応した「科目別過去問(過去5年分以上)の無料ダウンロードサービス」も提供しており、過去問を繰り返し活用できる環境が整っています。
合格特典として、対象コースで合格した受講生には合格お祝い金として3万円が進呈されます。
受験経験者向けのリピート割引・他校乗換割引など複数の割引制度も設けられており、早期申込み割引と組み合わせることで受講料の実質負担を下げることができます。
注意点として、LECの通信コースは価格帯が高めです。
2027年合格目標の「1次2次プレミアム2回転合格コース(全7科目・通信Web)」は363,000円(税込・一般価格)と、スタディングや診断士ゼミナールと比較すると7〜8倍の価格差があります。
ただし30年以上の実績をもとに磨かれた教材・ゼミ形式の2次講義・実務家講師陣という要素を総合すると、費用対効果をどう評価するかは学習スタイルと目標次第といえます。
合格率については公式サイトでの数値公表はありません。
LECのコース・料金(2026年7月時点・公式サイト)
| コース名 | 受講料(税込・一般価格) | 主な内容 |
|---|---|---|
| 1次2次プレミアム2回転合格コース(全7科目)通信Web | 363,000円〜 | 2027年合格目標、2回転学習、1次2次一貫対応 |
| 1次2次プレミアム2回転合格コース(主要3科目)通信Web | 297,000円〜 | 2027年合格目標、主要3科目特化版 |
| 1次2次プレミアム1.5年合格コース | 公式サイトにて要確認 | 2027年合格目標、1.5年かけて戦略的に攻略 |
| 1次2次プレミアム1年合格コース | 公式サイトにて要確認 | 2027年合格目標、1年集中型 |
| 2次上級合格ミドルコース | 公式サイトにて要確認 | 2026年合格目標、2次受験経験者向け |
| 運営会社 | 株式会社東京リーガルマインド |
|---|---|
| 公式サイト | https://www.lec-jp.com/shindanshi/ |
| 対応試験 | 1次試験・2次試験(コース別) |
| 学習スタイル | 通学(教室)・通信Web(ライブ配信・アーカイブ)の選択可 |
| 質問サポート | 講師への直接質問(通学)・チューターサービス(通信) |
| 2次試験添削 | ゼミ形式での答練・添削あり(対象コース) |
| 合格特典 | 合格お祝い金3万円(対象コースで合格した場合) |
| 割引制度 | 早期申込割引、リピート割引、他校乗換割引など |
| 教育訓練給付制度 | 対応(対象コースに限る) |
| 無料体験 | おためしWeb受講あり(公式サイトより申込可) |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください
TACは公認会計士・税理士・社会保険労務士など難関資格の合格者を多数輩出してきた大手資格予備校で、中小企業診断士講座も教室通学・ビデオブース・Web通信・オンラインライブ通信から学習スタイルを選べる充実した体制を整えています。
通学と通信の双方で同水準の教材・カリキュラムを提供しており、生活スタイルに合わせて受講形態を選べる柔軟性が支持を集めています。
TACの中小企業診断士講座の大きな特徴は、1次試験を3回転方式で学習するカリキュラム設計です。
広範な試験範囲を「基本編」「直前編」「最終仕上げ」の3段階で繰り返し学習することで、理解から定着、アウトプットへと段階的に実力を積み上げられます。
特に苦手科目に対してはWebトレーニング(過去問・トレーニング問題をスマホ・タブレットで解答できるデジタル機能)を活用した反復学習が有効で、テキスト学習と問題演習を切れ目なく組み合わせられる設計が初学者から支持されています。
教材の質もTACの大きな強みです。
本試験の出題傾向を徹底分析したうえで作成されたオリジナルの「基本テキスト」はデジタル教材として提供されており、1次試験7科目分のテキスト・トレーニング・過去問集が1つのパッケージに含まれています。
テキストと連動したWebトレーニングでは解答後すぐに正解・解説が表示されるため、紙の問題集と解説集を行き来する手間なく学習サイクルを回せます。
答練は「養成答練」(全7回)と「完成答練」(全14回)の2種類があり、各科目の習得度を段階的に確認できる設計になっています。
受講メディアの柔軟性もTACならではの優位点です。
教室講座では、出席できなかった日の講義をWebフォロー(アーカイブ映像)で後から視聴できる標準装備の補完機能が用意されています。
また、全国19校舎での校舎振替制度もあり、出張先や転勤先でも同じコースの別日程の講義に出席することが可能です。
通学と通信の垣根を低くしたハイブリッド設計は、働きながら学ぶ社会人にとって実質的な学習継続のしやすさに直結します。
2次試験対策においてもTACのカリキュラムは充実しています。
2次基本講義・2次基本演習・2次過去問演習・2次直前演習・2次公開模試と段階的に演習量を積み上げる構成です。
また、各試験終了後には解答速報・再現答案分析・2次事例Ⅳ特訓(計算問題特化)など、試験後の立て直しや弱点強化に向けたオプション講座も豊富に設けられています。
注意点として、TACの受講料は1次2次ストレート本科生(Web通信講座・2027年合格目標)の通常受講料が310,000円と高めの設定です。
また、入会金10,000円が別途かかります。
合格率の公式公開はありませんが、公式サイトには毎年多数の合格者の声が掲載されており、合格実績の積み重ねを確認できます。
TACのコース・料金(2026年7月時点・公式サイト)
| コース名(2027年合格目標) | 受講料(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 1次2次ストレート本科生 Web通信 | 295,000円(得々キャンペーン第3弾)/ 通常310,000円 | 教材費込み、入会金10,000円別途 |
| 1次2次ストレート本科生 オンラインライブ通信 | 300,000円(キャンペーン)/ 通常315,000円 | 教材費込み、入会金10,000円別途 |
| 1次2次ストレート本科生 教室講座 | 300,000円(キャンペーン)/ 通常315,000円 | 教材費込み、入会金10,000円別途 |
| 1次本科生 Web通信 | 公式サイトにて要確認 | 1次試験対策特化 |
| 1.5年本科生 | 公式サイトにて要確認 | 2026年暗記科目先行学習→2027年1次2次対策 |
| 2次本科生A(2027年目標) | 公式サイトにて要確認 | 2次試験対策専用、教育訓練給付対象 |
| 運営会社 | TAC株式会社 |
|---|---|
| 公式サイト | https://www.tac-school.co.jp/kouza_chusho/ |
| 対応試験 | 1次試験・2次試験 |
| 学習スタイル | 教室通学・ビデオブース・Web通信・オンラインライブ通信から選択可 |
| 開講校舎 | 全国19校舎(札幌・仙台・水道橋・新宿・池袋・渋谷・八重洲・立川・町田・横浜・大宮・津田沼・名古屋・京都・梅田・なんば・神戸・広島・福岡) |
| 質問サポート | 質問メール(通信講座は25回、教室講座は随時) |
| 答練 | 養成答練7回+完成答練14回+公開模試(1次・2次各1回) |
| デジタルツール | Webトレーニング・デジタル教材PDF・スマホアプリ対応 |
| 割引制度 | 得々キャンペーン(早割)・受験経験者割引・再受講割引・科目免除割引 |
| 教育訓練給付制度 | 対応(対象コース・メディア・開講月に条件あり) |
| 無料体験 | 開講日の無料体験入学・Web体験受講あり |

中小企業診断士の通信講座は本記事で紹介した8社だけでも料金・教材・サポート体制に大きな差があります。
費用だけで選ぶと「添削が受けられなかった」「質問できる機会が少なかった」と後悔するケースがあり、逆に高額な講座が必ずしも自分に合うとは限りません。
ここでは講座を選ぶときに本当に確認すべき5つのポイントを解説します。
令和7年度(2025年度)の中小企業診断士1次試験の合格率は23.7%、2次試験は17.6%で、1次から2次まで1年でストレート合格できる割合は4〜8%程度です。
この難易度の高さを踏まえたうえで、長期間継続して学習できる環境かどうかを判断軸にすることが、講座選びの核心です。
中小企業診断士の最大の難関は1次試験ではなく、記述式の2次試験です。
2次試験は中小企業の事例問題に対して助言を論述する形式で、模範解答も採点基準も公表されません。
そのため、2次試験対策は独学での攻略が特に難しく、「どの講座で2次対策を受けられるか」が合格率に直結します。
講座を選ぶ際は、受講料に1次試験と2次試験の両方の対策が含まれているかを必ず確認してください。
一部の講座は初期費用が安く見えても、2次試験対策が別途オプション料金になっている場合があります。
たとえばクレアールは1次コースと2次コースが独立して販売されており、両方を受講する場合は合計金額を正確に把握する必要があります。
令和8年度(2026年度)試験から2次試験の口述試験が廃止されました。
これは中小企業庁の公式発表による改正で、2次試験は筆記試験の合格がそのまま最終合格となる形式に変わりました。
この変更は試験全体の負担を若干軽減しますが、2次筆記試験の重要性はむしろ高まります。
講座選びでは2次筆記の添削指導・演習数・解法指導の充実度を重点的に比較することをおすすめします。
2次試験対策において、添削指導の有無と演習の絶対量は合否を分ける重要な要素です。
2次試験は「正解」のない記述試験であるため、自己採点では気づけない解答の論理ミスや与件文の読み取りの誤りがそのまま放置されるリスクがあります。
プロの講師・スタッフからの添削を受けることで、「自分の答案のどこが問題なのか」が初めて見えてきます。
本記事で紹介した講座の添削・演習数を整理すると以下のとおりです。
| 講座名 | 2次試験添削 | 2次試験演習数の目安 |
|---|---|---|
| アガルートアカデミー | 全36回(プロ講師) | 豊富な答練・模試 |
| クレアール | 設問ごとの個別添削 | 事例演習50回・過去問25年分 |
| 資格の大原 | 全33事例(過去問+模試) | Zoomホームルーム併用 |
| LEC東京リーガルマインド | ゼミ形式での添削あり | 2次専用の段階別答練 |
| TAC | 2次答練・模試 | 2次直前演習12回+公開模試1回 |
| 診断士ゼミナール | 定員制の添削あり(2027年度) | 事例別講座 |
| スタディング | AI添削(パーフェクトコース) | 科目別答練 |
演習量が多いほど解答のパターン認識が鍛えられ、時間内に論理的な答案を書く力が身につきます。
講座検討時は「添削が何回受けられるか」「どのような形式で返却されるか」を具体的に確認するとよいでしょう。
通信講座で挫折する原因の大半は、疑問が解消されないまま学習が止まることです。
中小企業診断士は7科目にわたる広い試験範囲を扱うため、学習の途中で理解できない箇所が生じることは避けられません。
そのときに「誰にも聞けない」状態が続くと、モチベーションの低下につながりやすくなります。
質問サポートについては「回数無制限」の講座と「回数制限あり」の講座に分かれます。
診断士ゼミナール・ユーキャンはメール質問が回数無制限で24時間受け付けており、疑問をためずに解消できます。
スタディングはQ&Aチケット制(コースにより枚数が異なる)で、チケットを使い果たした場合は追加購入が必要です。
TACはメール質問25回と上限があるものの、通学メディア利用者は直接講師に質問できる環境があります。
回数の多さだけでなく「回答の速さ」「回答の質」も確認できると理想的です。
無料体験や資料請求の段階で試しに問い合わせてみることで、対応の丁寧さを事前に把握できます。
通信講座の受講料は、スタディング・診断士ゼミナールの5万円台から、TACやLECの30万円超まで6倍以上の開きがあります。
受講料だけで比較すると低価格講座が有利に見えますが、「受講料を実質的に下げる手段」を組み合わせることで判断が変わる場合があります。
教育訓練給付制度は、一定の条件を満たした雇用保険加入者が厚生労働大臣の指定講座を修了した場合に、受講費用の20%(上限10万円)がハローワークから支給される制度です。
対応している主な講座は以下のとおりです。
| 講座名 | 教育訓練給付制度 |
|---|---|
| スタディング | 対応(一部コース・条件あり) |
| アガルートアカデミー | 対応(対象コースに限る) |
| クレアール | 対応(対象コースに限る) |
| TAC | 対応(対象メディア・開講月に条件あり) |
| LEC東京リーガルマインド | 対応(対象コースに限る) |
| 資格の大原(パススル) | 非対応(2026年7月時点) |
| 診断士ゼミナール | 非対応(2026年4月時点) |
| ユーキャン | 公式サイトにて最新情報を要確認 |
TACの場合、教室講座の通常受講料315,000円に教育訓練給付制度を適用すると給付額は63,000円となり、実質負担は252,000円まで下がる計算です。
給付金の受給には一定の加入期間などの要件があるため、ハローワークや各講座に事前に確認することをおすすめします。
中小企業診断士の試験対策には一般財団法人中小企業診断協会の目安として1,000時間以上の学習時間が必要とされています。
フルタイムで働きながら1年間で合格を目指す場合、1日あたり3〜4時間の学習が必要な計算です。
これを確保するには、通勤・昼休み・家事の合間といったスキマ時間をいかに有効活用できるかが鍵になります。
スマートフォン1台で講義動画・テキスト・問題集をすべて利用できる「スマホ完結型」の講座は、スキマ時間の活用に優れています。
スタディングやアガルートは動画のダウンロード機能でオフライン視聴に対応しており、電波の届かない移動中でも学習できます。
資格の大原(パススル)はスマホ完結を前提に設計された講座です。
その反面、紙のテキストを読み込みながら理解を深めたい、手元でノートを取りながら学習したいというスタイルの方には、紙教材が充実したTAC・LEC・クレアールが向いています。
クレアールは過去問25年分を紙+デジタル両方で提供しており、演習の量をこなしたい方に向いています。
受講前に無料体験や資料請求を活用し、自分の学習スタイルに合った教材を体感してから判断することをおすすめします。

中小企業診断士の合格に必要な勉強時間は、一般的に1,000時間程度とされています。
しかしこの1,000時間を7科目にどう配分するかが、合格の可否を大きく左右します。
科目別の特性を理解せずに均等に時間を割いてしまうと、「2次試験に直結しない科目に時間をかけすぎた」「財務・会計が弱いまま2次試験を迎えた」という事態が起きやすくなります。
本セクションでは、科目の特性から逆算して通信講座をどう活用すべきかを解説します。
1次試験7科目は、性質の異なる2つのグループに分けて考えることが合格の近道です。
1つは「理解型科目」で、概念の本質を把握しないと解けない問題が中心です。
もう1つは「暗記型科目」で、知識の量と正確さが得点に直結します。
理解型の代表は財務・会計・企業経営理論・運営管理・経済学・経済政策の4科目です。
この4科目はとくに時間をかけて理解を深める必要があり、なかでも財務・会計は2次試験の事例Ⅳでも直接問われる最重要科目です。
令和7年度(2025年度)1次試験において財務・会計の科目合格率は8.4%と全科目中で最も低く、多くの受験生が苦戦している実態があります。
一般財団法人中小企業診断協会の試験結果データでも、財務・会計は年度によってこの水準で推移しており、軽視できない難科目です。
暗記型の代表は経営情報システム・経営法務・中小企業経営・政策の3科目です。
これらは出題範囲が比較的明確で、インプットを集中的に行えば比較的短期間で得点が伸びやすい傾向があります。
令和7年度1次試験では、中小企業経営・政策の科目合格率は30.7%と高く、対策の投資対効果が高い科目です。
以下に科目別の勉強時間の目安と2次試験との関連性を整理します。
| 科目名 | 目安勉強時間 | 2次試験との関連 | 科目の性質 |
|---|---|---|---|
| 財務・会計 | 150〜200時間 | 高(事例Ⅳに直結) | 理解型・計算重視 |
| 企業経営理論 | 120〜150時間 | 高(事例Ⅰ・Ⅱに関連) | 理解型・概念重視 |
| 運営管理 | 100〜150時間 | 高(事例Ⅲに関連) | 理解型・知識重視 |
| 経済学・経済政策 | 80〜120時間 | 低 | 理解型・グラフ理論 |
| 経営法務 | 60〜100時間 | 低 | 暗記型・法令知識 |
| 経営情報システム | 50〜80時間 | 低 | 暗記型・IT知識 |
| 中小企業経営・政策 | 50〜70時間 | 低 | 暗記型・白書読み込み |
1次試験の合格条件は、総得点420点以上(7科目合計700点満点の60%)かつ各科目40点以上です。
全科目に均等な時間をかけるのではなく、財務・会計と企業経営理論に重点投資しつつ、暗記科目では直前期に集中して仕上げる配分が効率的です。
科目の性質に合わせて通信講座の機能をどう使い分けるかで、学習効率は大きく変わります。
理解型科目と暗記型科目では、求められる学習アプローチが異なるためです。
財務・会計・企業経営理論・運営管理の理解型3科目では、「動画講義で概念を理解してから問題演習で定着させる」というサイクルが有効です。
この3科目は問題を1度解いただけでは知識が定着しにくく、「理解→演習→間違え直し→再演習」を繰り返すことで徐々に解答精度が上がります。
このサイクルを回す際に、Webトレーニング(TACのスマホ問題集)やスタディングの問題演習機能のようなデジタルツールは非常に相性が良く、通勤中などのスキマ時間でも「間違えた問題だけ」を抽出して効率的に繰り返せます。
財務・会計については、2次試験の事例Ⅳで問われる財務諸表分析やCVP分析(損益分岐点分析)への橋渡しを意識した指導が受けられる講座を選ぶことが特に重要です。
クレアールやTACは1次の財務・会計テキストの内容を2次試験の思考法と連動させたカリキュラムを組んでいます。
LECでは1次の早い段階から「財務・会計先行アプローチ講義」というオプションがあり、基礎固めを早期に終わらせる戦略が取れます。
暗記型3科目(経営情報システム・経営法務・中小企業経営・政策)は直前2〜3ヵ月での集中学習が効果的です。
中小企業経営・政策は中小企業白書の最新版が出題根拠となるため、例年7〜8月の白書公開後に内容を一気にインプットする戦略が合理的です。
この科目は毎年の最新データが問われるため、通信講座が提供する「最新版の直前対策テキスト・レジュメ」の活用が得点に直結します。
TACの「1次最終講義レジュメ」やLECのアドバンス講義がこの役割を担っており、最新白書の要点を短時間でインプットできます。
科目合格制度を活用する場合は、勉強時間の逆算がとくに重要になります。
科目合格は合格した年度を含む3年間有効で、翌年度以降に免除申請ができます。
苦手科目を1年目に一部合格させ、2年目に残りの科目と2次試験を一括で受けるという2年計画を取る場合、理解型の主要3科目(財務・会計・企業経営理論・運営管理)と2次試験対策を後半年度に集中させるとバランスよく学習できます。
この戦略に対応しているのがLECの「1次2次プレミアム1.5年合格コース」や資格の大原の「1次・2次inアドバンス」などで、計画的な科目分割に対応したカリキュラムが組まれています。
どの通信講座を選ぶ場合も、開始時に「学習計画表」を作成し、科目ごとの勉強時間の配分を試験日の逆算で設定することをおすすめします。
1次試験は例年8月上旬に実施されるため、10月に学習を開始した場合は約9〜10ヵ月の期間があります。
この期間を科目ごとに配分する際に、財務・会計に全体の約15〜20%の時間を優先的に割り当てると、2次試験への橋渡しがスムーズになります。
中小企業診断士試験には受験資格の制限がありません。
年齢・学歴・職歴を問わず、誰でも受験できます。
一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会が公表する試験案内においても、受験資格の条件は設けられていません。
令和7年度(2025年度)の合格者の最年長は77歳、最年少は19歳であり、幅広い年代の方が受験していることがわかります。
働きながら学ぶ社会人はもちろん、学生や主婦・主夫の方も受験が可能です。
令和8年度(2026年度)の試験日程は以下のとおりです。
一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会の公式発表に基づく情報です。
| 試験区分 | 試験日 | 申込受付期間 |
|---|---|---|
| 1次試験 | 2026年8月1日(土)・2日(日) | 2026年4月23日〜5月27日 |
| 2次試験(筆記) | 2026年10月25日(日) | 2026年9月1日〜9月18日 |
| 最終合格発表 | 2027年1月13日(水) | – |
令和8年度から2次試験の口述試験が廃止されました。
中小企業庁の公式発表によるもので、2次筆記試験の合格がそのまま最終合格となります。
これに伴い、最終合格発表が従来より約3週間前倒しになっています。
試験会場は1次試験が10地区(札幌・仙台・東京・名古屋・金沢・大阪・広島・四国・福岡・那覇)、2次試験が7地区(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡)で実施されます。
最新の日程・会場情報は必ず一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会の公式サイトで確認してください。
令和8年度(2026年度)から受験料が改定されました。
1次試験は17,200円(税込)、2次試験は15,100円(税込)で、1次・2次合計は32,300円と前年度と同額です。
内訳が変わっただけで総額は据え置きとなっています。
科目合格制度とは、1次試験の7科目のうち合格基準点(各科目満点の60%)を満たした科目について、翌年度と翌々年度の試験で受験免除を申請できる仕組みです。
合格した科目は合格年度を含む3年間有効で、一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会の案内に基づいて免除申請を行います。
免除申請した科目はその年度の点数が「60点」として扱われます。
苦手科目を先に合格させ、2年目に残りの科目を受験するという戦略的な活用が可能で、本記事で紹介した通信講座のなかでもLEC・資格の大原・TACがこの2年計画に対応したコースを設けています。
結論からいうと、特に2次試験の対策においては通信講座の活用を検討することをおすすめします。
1次試験は市販テキストと過去問だけで合格した事例も多く、独学が不可能ではありません。
しかし2次試験は模範解答も採点基準も公開されないため、自己採点での弱点把握に限界があります。
プロの添削を通じて「与件文の読み取り誤り」や「解答の論理のズレ」を指摘してもらえる環境の有無が、最終合格率に大きく影響します。
令和7年度(2025年度)の2次試験合格率は17.6%(一般財団法人中小企業診断協会)であり、独学のみで2次試験を突破するのは相当の難易度があります。
費用を抑えながら2次対策を受けたい場合は、1次は独学・2次は通信講座という組み合わせも現実的な選択肢のひとつです。
2次試験に合格しただけでは中小企業診断士として登録されません。
合格後3年以内に以下のいずれかの方法で15日以上の実務経験を積んだうえで、経済産業大臣への登録申請が必要です。
最も一般的なのは「実務補習」の受講です。
実務補習は一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会が主催し、指導員のもとで5〜6人のグループが実際の企業へ経営コンサルティングを行う実習制度です。
15日間コースの費用は210,000円(税込)で、5日間コースを3回受講する方法や8日間コースを2回受講する方法でも合計15日間の要件を満たせます。
もう1つは「実務従事」で、すでにコンサルティング業務に就いている方や診断士仲間から案件を紹介してもらえる方の場合は、費用をかけずに登録要件を満たすことも可能です。
なお、中小企業診断協会への入会は任意であり、協会に入会しなくても中小企業診断士を名乗ることはできます。
通学講座は同じ場所で学ぶ仲間やリアルタイムの講師とのやりとりがある点でモチベーション維持に有利です。
その反面、決まった日時に通う必要があるため、残業や出張が多い方には継続が難しくなりやすいです。
通信講座はスキマ時間に自分のペースで学べる柔軟さが強みで、仕事との両立がしやすいのが大きなメリットです。
本記事で紹介したTACやLECは通学と通信のどちらも選べるハイブリッド型を採用しており、通学で受けられなかった日のWebフォロー視聴も可能です。
通信専用講座(スタディング・アガルート・診断士ゼミナールなど)は価格が抑えられている点が魅力で、スマホのみで完結する設計のものも増えています。
まずは無料体験や資料請求で講義スタイルを体験し、自分のライフスタイルと照らし合わせて判断することをおすすめします。