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トリマー資格の通信講座おすすめ4社を徹底比較【2026年最新】

愛犬を自分でトリミングしたい、ペットサロンへの就職を目指したい、でも専門学校は費用や時間の面でハードルが高い—そう感じている方は多いのではないでしょうか。

通信講座なら自宅で学びながら、最短1ヶ月からトリマー資格の取得が目指せます。

本記事では、2026年7月時点で受講できるトリマー通信講座おすすめ4社を徹底比較します。

受講料・学習期間・取得資格の違いはもちろん、目的別の選び方から就職・開業に通信資格が本当に役立つかどうかの現場目線での検証まで、資格選びに役立つ情報をまとめました。

この記事でわかること
  • 2026年時点で受講可能なトリマー通信講座おすすめ4社の特徴と料金比較
  • 目的別(就職・開業・セルフケア・費用重視)の最適な通信講座の選び方
  • 通信資格でペットサロンへの就職や自宅サロン開業が可能かどうかの現場検証
  • 通信講座と専門学校の費用・期間・取得資格の違い
  • 受験料を含めた総コストでの正確な費用比較と隠れコストの全体像

トリマー資格の通信講座おすすめ4選【2026年最新比較】

2026年7月時点でトリマー資格を取得できる通信講座は4社が受講可能で、受講料は59,800円から323,400円まで幅広く設定されています。

就職・転職を本格的に目指す方には実技研修制度があるヒューマンアカデミー通信講座が、費用を抑えて手軽に取得したい方にはキャリカレ・SARAスクール・諒設計アーキテクトラーニングがそれぞれ適しています。

なお、他の比較サイトに掲載されている日本ケンネルカレッジは2026年3月末をもって新規受講受付を終了し、公式サイトも閉鎖されています。

現在は新規申込ができないため、本記事では掲載対象から除外しています。

最新情報を確認せずに紹介しているサイトも見受けられるため、注意してください。

以下の比較表で4社の主な特徴を一覧確認できます。

項目ヒューマンアカデミー通信講座キャリカレSARAスクール諒設計アーキテクトラーニング
受講料(通常価格・税込)143,000円〜63,800円〜59,800円〜59,800円〜
標準学習期間10ヶ月4ヶ月6ヶ月6ヶ月
最短取得期間記載なし4ヶ月1ヶ月(オンライン)1ヶ月(オンライン)
取得可能資格数最大5資格1資格2資格同時2資格同時
実技研修制度あり(別途申込)なしなしなし
試験免除コースなしなしありあり
サポート期間24ヶ月700日6ヶ月6ヶ月
eラーニング対応ありありオンライン講座ありオンライン講座あり

ヒューマンアカデミー通信講座(旧たのまな)トリマー講座

トリマー 通信講座
実寸モデル犬で実技を練習 在宅でライセンス検定を受験 DVD+eラーニング教材 在籍期間24ヶ月 最大5資格を目指せるコースあり 更新料・年会費なし
費用目安 143,000円 トリマー講座(税込)/トリマープロフェッショナル講座は323,400円/ライセンス交付料14,000円は別途
標準学習期間 7ヶ月 在籍期間・eラーニング視聴期間はいずれも24ヶ月/添削回数は3回
取得できる資格 トリマー2級・ペット防災管理士 一般社団法人日本ペット技能検定協会認定/プロフェッショナル講座は最大5資格を取得可能
受験方法 在宅受験 検定用モデル犬を2つのスタイルから選んで仕上げ提出/ライセンス交付料14,000円が必要

※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください

ヒューマンアカデミー通信講座のトリマー講座は、通信でありながら実技研修制度を持つ数少ない講座で、一般社団法人日本ペット技能検定協会が認定するトリマー2級などを在宅受験で取得できます。

専門学校でも採用されているテキストを使い、自宅にいながら本格的なトリマー知識を習得したい方に向いています。

項目内容
運営会社ヒューマンアカデミー株式会社
公式サイトhttps://haec.athuman.com/
取得可能資格トリマー2級・トリマー1級・動物健康管理士・ペット販売士・ペット防災管理士
認定団体一般社団法人日本ペット技能検定協会
標準学習期間10ヶ月(サポート期間24ヶ月)
添削回数6回(トリマープロフェッショナル講座の場合)
質問サポート無制限

受講コースと料金は以下の通りです(2026年8月時点)。

コース名通常価格(税込)キャンペーン価格(税込)取得可能資格の目安
トリマー講座143,000円100,100円トリマー2級ほか最大2資格
トリマープロフェッショナル講座323,400円226,380円トリマー2級・1級ほか最大5資格

※キャンペーン価格は時期により変動します。受講前に公式サイトで最新価格を確認してください。

専門学校水準の教材が自宅に届く

本講座の教材は、テキスト1学科あたり約300ページというボリュームで、犬種標準学・ペット美容学・動物看護学など実際の専門学校でも採用されている内容が揃っています。

トリミング技法DVDは全30巻で、トリマープロフェッショナル講座では11犬種のカットスタイルを映像で確認しながら学べます。

通信講座でありながら紙面と映像の両面から知識を補える仕様は、他社と比較しても群を抜いています。

実寸モデル犬でカット技術を自宅練習できる

本講座では実寸大のトリミング練習用モデル犬が教材に含まれています。

テキストやDVDで確認した技術を実際に手を動かして練習し、完成したモデル犬のカット状態を課題として提出する仕組みです。

通信講座で悩みになりがちな技術練習の不足を、この実寸モデル犬がカバーしています。

添削では現役プロ講師から個別フィードバックが届くため、独学では気づきにくい技術のクセを修正できます。

トリマープロフェッショナル講座では、別途申込みにより全国のペットショップや美容院で現役トリマーからマンツーマン指導を受けられる実技研修制度を利用できます。

受講者のご要望に合わせたカリキュラムで行う超実践型の研修で、通信では補いにくい生きた動物でのカット経験を積める点が大きな魅力です。

就職を見据えて実技スキルを確実に伸ばしたい方には、この研修制度の活用をおすすめします。

トリマープロフェッショナル講座では、トリマー2級・1級に加えて動物健康管理士・ペット販売士・ペット防災管理士の計最大5資格が在宅受験で取得可能です。

いずれも一般社団法人日本ペット技能検定協会の認定資格で、履歴書の資格欄に明記できます。

ペットサロンへの就職はもちろん、ペットショップや動物病院でのキャリアにも幅広く活かせる資格セットです。

注意しておきたいポイント

受講料は4社の中で最も高く、通常価格のトリマー講座で143,000円、プロフェッショナル講座では323,400円となります。

キャンペーン価格が適用される時期もありますが、それでも他社と比べると費用負担は大きくなります。

実技研修は別途申込・費用が必要な点もあらかじめ確認しておきましょう。

費用よりも教材の充実度や実技サポートを重視する方に向いています。

こんな方に向いています
  • 将来のペットサロン就職・転職を本格的に目指している方
  • 通信でも実践的なトリミング技術をしっかり身につけたい方
  • 複数の資格をまとめて取得して、キャリアの幅を広げたい方

キャリカレ トリマー・ペットスタイリスト資格取得講座

トリマー 通信講座
人気5犬種のトリミングを習得 練習用ぬいぐるみ付属 道具一式のキット付きコースあり 添削5回 サポート期間内は質問無制限 映像講義つき
費用目安 39,800円 キットなしCコースの割引特価(通常53,800円)/キットありCコースは59,800円(通常101,100円)
標準学習期間 4ヶ月 学習サポート期間はコース別に600日〜800日
取得できる資格 トリマー・ペットスタイリスト 一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)認定
受験方法 在宅受験 カリキュラム修了後に随時受験可/受験料は学費に含まれない

※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください

キャリカレのトリマー・ペットスタイリスト資格取得講座は、一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)が認定するトリマー資格を標準4ヶ月で取得できる通信講座です。

4社の中で最も安い受講料水準で、通常価格のAコースは63,800円から受講できます。

犬・猫の基礎知識からプロのトリミング技術まで体系的に学べる構成で、ペットトリミングをゼロから始める方にとって入りやすい一講座です。

項目内容
運営会社株式会社キャリアカレッジジャパン
公式サイトhttps://www.c-c-j.com/
取得可能資格JADP認定 トリマー・ペットスタイリスト資格
認定団体一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)
標準学習期間4ヶ月(サポート期間700日)
添削回数5回
質問サポート無制限(学習サポート期間中)
返品制度受講後8日間

受講コースと料金は以下の通りです(2026年8月時点)。

Aコース(キットなし)Bコース(キット付)
通常価格(税込)63,800円111,100円
キャンペーン価格(税込)54,800円94,100円
分割払い例(24回)月々2,650円〜月々4,550円〜
テキスト3冊+副教材1冊3冊+副教材1冊
映像教材オンライン視聴オンライン視聴
添削回数5回5回
練習用ぬいぐるみ1体1体
付属道具なしクリッパー・ハサミ2本・コーム・スリッカー・爪切り・鑢・鉗子(計7点)

※キャンペーン価格は時期により変動します。受講前に公式サイトで最新価格を確認してください。

ペットサロンで需要の高い5犬種に的を絞った実践カリキュラム

本講座は、トイ・プードル・ミニチュア・シュナウザー・ポメラニアン・シー・ズー・マルチーズの人気5犬種を中心にカリキュラムを組んでいます。

この5犬種はいずれも被毛の手入れを定期的に必要とし、実際のペットサロンに頻繁に来店する犬種です。

特にトイ・プードルはカットスタイルのバリエーションが多く、一頭しっかりマスターするだけでもサロンワークの幅が広がります。

学習範囲をこの5犬種に絞ることで、初心者が情報の多さに圧倒されることなく基礎から応用へと段階的に習得できる構成になっています。

1日30分を目安にした効率的なカリキュラムで、忙しい社会人や育児中の方でも無理のない学習ペースを保てます。

犬だけでなく猫のグルーミング知識まで含まれている

本講座は犬のトリミング技術に加え、猫の特徴・性格・グルーミング知識も学習内容に含まれています。

猫は犬と異なり、施術中に体を固定しにくく扱い方に特有のコツが必要です。

入門レベルの通信講座でここまで網羅されているケースは多くないため、将来的に犬猫両対応のサロンや動物病院でのグルーミング業務を視野に入れている方にとって実用的な内容です。

AコースとBコースはどちらを選べばよいか

両コースの構成はまったく同じで、道具の有無だけが異なります。

すでにトリミング用品を持っている方や、道具を自分で選んで揃えたい方はAコースで問題ありません。

道具をゼロから揃える場合はBコースが効率的です。

プロ仕様のクリッパー・ハサミ・コームなど計7点がセットで届くため、教材が到着した日から練習を始めることができます。

トリミング道具はメーカーや仕様によって価格帯が幅広く、プロ用のセットを個別に揃えようとすると3万〜5万円程度かかるケースもあります。

Bコースの価格差(通常価格でAコースとの差額47,300円)と比較したうえで検討するとよいでしょう。

700日のサポートと無制限質問で長く続けやすい

サポート期間は700日(約1年10ヶ月)と、4社の中でも特に長期に設定されています。

出産・育児・繁忙期などで学習が止まる時期があっても焦らずに再開できます。

疑問が生じた際は専任講師にスマートフォンから質問できるため、テキストを読んでいてわからない部分が出てきたときも学習の流れを止めずに進められます。

添削は5回あり、自分の理解度を確認しながら学習を進めやすい設計です。

JADP認定資格は在宅受験で取得できる

受験は自宅で行える在宅受験形式です。

一般財団法人日本能力開発推進協会は200種類以上の資格認定を手がける民間認定機関で、本資格は履歴書の資格欄に記載できます。

ペットショップやペットサロンの就職・転職活動でアピール材料として活用できます。

なお、受講後8日間は返品制度が設けられています。

教材が届いてから実際に内容を確認し、自分に合うかどうか判断してから受講を継続するかどうかを決められる点は、初めて通信講座を申し込む方の不安を和らげる仕組みです。

注意しておきたいポイント

実技研修制度は含まれておらず、生きた犬・猫でのカット練習は本講座の範囲外となります。

付属の練習用犬ぬいぐるみを使った家庭内練習が学習の中心となるため、ペットサロンへの本格的な就職を目指す場合は、資格取得後に実技経験を積む機会を別途作ることを検討してください。

また、取得できる資格はJADP認定の民間資格1種類で、JKCのように業界団体が独自に認定するグレード制の資格とは性格が異なります。

資格の種類と自分の目的を照らし合わせて選ぶことをおすすめします。

こんな方に向いています
  • まず費用を抑えてトリミングの基礎をしっかり学びたい方
  • Bコースで道具ごとまとめて揃えてすぐに練習を始めたい方
  • 育児・仕事と並行しながら700日の余裕をもって資格を取得したい方
  • 愛犬・愛猫のセルフケアが主な目的で、資格取得も同時に目指したい方

SARAスクール ペットトリミング資格講座

トリマー 通信講座
W資格取得 試験免除で資格認定 オンライン講座あり 試験料が講座料金に込み 質問無制限 入学金無料
費用目安 79,800円 プラチナコース(試験料込み)/基本コースは59,800円
標準学習期間 6ヶ月 最短2ヶ月で取得可能/プラチナコースオンラインは最短1ヶ月
取得できる資格 2資格(ペットトリミングアドバイザー・トリマー開業インストラクター) 日本生活環境支援協会/日本インストラクター技術協会主催
受験方法 試験免除で認定 プラチナコースは修了・卒業した時点で資格取得/基本コースは在宅受験

※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください

SARAスクールのペットトリミング資格講座は、プラチナコースを選ぶことで試験免除・2資格同時取得が確実に完了できる通信講座です。

受講生満足度92%・教材満足度86.2%(SARAスクール2023年9月時点調べ)を達成しており、受講生の92%が初学者からスタートしています。

試験の合否を気にせず学習に集中したい方に向いています。

項目内容
運営会社SARAスクールジャパン
公式サイトhttps://www.saraschool.net/
取得可能資格ペットトリミングアドバイザー・トリマー開業インストラクター
認定団体日本生活環境支援協会(JLESA)・日本インストラクター技術協会(JIA)
監修講師なかむらあや先生(トリミングサロンわんすりーる代表)
標準学習期間6ヶ月(最短2ヶ月)、オンラインは最短1ヶ月
添削回数5回(プラチナコースは卒業課題1回を追加)
質問サポート無制限・何度でも再提出可能
支払い方法AmazonPay・PayPay・クレジットカード・代金引換・後払い・オリコ教育ローン

受講コースと料金は以下の通りです(2026年8月時点)。

コース名受講料(税込)受験方法最短取得期間添削
基本コース(紙教材)59,800円在宅受験・得点率70%以上で合格2ヶ月5回
プラチナコース(紙教材)79,800円試験免除・卒業課題提出で認定2ヶ月5回+卒業課題
プラチナコースオンライン79,800円試験免除・卒業課題提出で認定1ヶ月5回+卒業課題

初級・中級・上級の段階別カリキュラム構成

本講座のカリキュラムは初級・中級・上級の3段階で構成されており、段階を踏んで知識と技術を深められるよう設計されています。

初級編ではトリミングに必要な基礎知識を習得し、中級編では犬の種類やサイズに応じたトリミングのポイントや道具の選び方・使い方を学びます。

上級編では実践的なトリミング知識やトラブルへの対処法、開業に向けた準備まで学習範囲が広がります。

テキストは学習テキスト01・02の2冊が中心で、練習問題・模擬試験・添削課題がセットで届きます。

1日30分程度を目安に学習を続けることで、紙教材では最短2ヶ月・オンラインでは最短1ヶ月での修了が目指せます。

プラチナコースなら試験免除で2資格を100%取得できる

本講座最大の強みは、プラチナコースを選ぶと全添削課題と卒業課題を提出するだけで、試験を受けることなくペットトリミングアドバイザーとトリマー開業インストラクターの2資格が認定される点です。

基本コースでは試験を自宅で受験する必要があり、得点率70%以上で合格です。

全講座の平均合格率は80%以上(SARAスクール公表値)ですが、プラチナコースの卒業生は100%資格取得に成功しています。

受験料が別途かからないうえ、不合格リスクがゼロという点では、プラチナコースのほうが総コストで見ても合理的な選択肢となる場合もあります。

基本コースとプラチナコース、どちらを選べばよいか

費用を最小限に抑えたい方は基本コースを、資格取得を確実に完了させたい方はプラチナコースを選ぶのが基本的な判断軸です。

基本コースの試験受験料は各資格10,000円(合計20,000円)かかるため、受験費用を加えると実質の総額はプラチナコースの79,800円に近づきます。

不合格だった場合は再受験料もかかるため、確実性を重視するならプラチナコースを選ぶとよいでしょう。

現役トリマーが監修したプロ仕様の教材

教材はトリミングサロンわんすりーる代表のなかむらあや先生が監修しています。

なかむら先生は大手チェーン店舗から個人店舗まで様々なサロンで経験を積み、出張トリミングで独立後は半年で予約がとれなくなるほど人気を博した実績を持ちます。

2020年には東京都板橋区にサロンをオープンし、現在もトリマー向けのセミナーや講師活動で活躍中です。

現場を知るプロが監修した内容であることが、教材への信頼性につながっています。

紙教材とオンライン講座の違い

紙の教材を選んだ場合、テキスト一式が自宅に届いて添削指導者との郵便でのやり取りが発生します。

手元にテキストを置きながら書き込んで学ぶスタイルを好む方に向いています。

オンライン講座を選んだ場合は自動添削のため採点が速く、スマートフォンやタブレットでスキマ時間に学習できます。

どちらもプラチナコースであれば最終的な取得資格は同じで、受講スタイルの違いだけです。

卒業後のサポートで就職・開業への一歩を後押し

本講座を修了すると、仕事に役立つノウハウをまとめたお仕事お役立ちブックをプレゼントしています。

また、卒業・修了証明バナーや資格証明バナーを無料で使用でき、自身のSNSやホームページでの実績アピールに活用できます。

SARAスクールが運営するポータルサイトNOWSARAへの無料インタビュー掲載も対応しており、将来的に開業やフリーランスとして活動する方のブランディングを後押しする仕組みが整っています。

なお、実際にペット関連業種で開業する場合は第一種動物取扱業の登録が別途必要になります。

詳細な要件は各地方自治体に確認するとよいでしょう。

注意しておきたいポイント

実技研修制度は含まれておらず、生きた動物を使ったカット練習は本講座の範囲外です。

テキストと添削課題を通じてトリミングの知識と技術論を習得する形式のため、就職を視野に入れる場合は資格取得後に実技経験を積む場を別途確保することを検討してください。

取得できる資格はJKC公認トリマーなど業界団体独自の認定資格とは異なる民間資格のため、就職先によっては資格の内容について説明できる準備をしておくと安心です。

こんな方に向いています
  • 試験の合否に関わらず確実に2資格を取得したい方
  • 費用の総額を見てコスパよく資格取得したい方(プラチナコース)
  • オンラインで最短1ヶ月という最速ルートで修了させたい方
  • 将来の自宅サロン開業や出張トリミング独立を目指している方

諒設計アーキテクトラーニング ペットトリミングアドバイザー資格講座

トリマー 通信講座
W資格取得 試験免除で資格認定 オンライン講座あり 添削5回+卒業課題 開業ノウハウも学べる 多様な支払い方法に対応
費用目安 79,800円 W資格取得スペシャル講座(紙・オンライン共通)/基本講座は59,800円
標準学習期間 6ヶ月 最短2ヶ月で取得可能/スペシャル講座オンラインは最短1ヶ月
取得できる資格 2資格(ペットトリミングアドバイザー・トリマー開業インストラクター) 日本生活環境支援協会/日本インストラクター技術協会主催
受験方法 試験免除で認定 スペシャル講座は卒業課題の提出で認定/基本講座は在宅受験(受験料各10,000円・正答率70%以上で合格)

※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください

諒設計アーキテクトラーニングのペットトリミングアドバイザー資格講座は、スペシャル講座を選べば試験不要・2資格同時取得が確実に完了できる通信講座です。

累計70,000人以上の受講申込実績を持ち(同社公表値)、受講生満足度92%・教材満足度86.2%(同社2025年11月時点調べ)を達成しています。

受講生の92%が初学者からスタートしており、10代から80代まで幅広い年齢層が学んでいます。

項目内容
運営会社諒設計アーキテクトラーニング
公式サイトhttps://www.designlearn.co.jp/
取得可能資格ペットトリミングアドバイザー・トリマー開業インストラクター
認定団体日本生活環境支援協会(JLESA)・日本インストラクター技術協会(JIA)
監修講師なかむらあや先生(トリミングサロンわんすりーる代表)
標準学習期間6ヶ月(最短2ヶ月)、オンライン講座は最短1ヶ月
添削回数5回(スペシャル講座は卒業課題1回を追加)
質問サポート無制限・何度でも再提出可能
支払い方法AmazonPay・PayPay・クレジットカード・代金引換・後払い・オリコ教育ローン

受講コースと料金は以下の通りです(2026年8月時点)。

コース名受講料(税込)受験方法最短期間添削
基本講座(紙教材)59,800円在宅受験・得点率70%以上で合格2ヶ月5回
スペシャル講座(紙教材)79,800円試験免除・卒業課題提出で認定2ヶ月5回+卒業課題
スペシャル講座オンライン79,800円試験免除・卒業課題提出で認定1ヶ月5回+卒業課題

※基本講座で試験を受験する場合、各資格の受験料は別途10,000円(税込)ずつかかります。

取得できる2つの資格の内容

本講座では日本生活環境支援協会主催のペットトリミングアドバイザーと、日本インストラクター技術協会主催のトリマー開業インストラクターの2資格が取得対象です。

ペットトリミングアドバイザーはトリミング技術やケア方法の専門知識を証明する資格で、トリマー開業インストラクターはサロン経営・開業に必要な知識を含む資格です。

いずれも履歴書の資格欄に記載でき、ペットサロンや動物病院への就職・転職活動、将来の開業準備に活用できます。

スペシャル講座なら試験費用込みで2資格が確実に取得できる

スペシャル講座の最大の特徴は、コース料金79,800円が資格取得までの総費用となる点です。

基本講座を受講して試験を受ける場合は受験料が各10,000円ずつ、2資格合計で20,000円が別途かかります。

そのため、基本講座で2資格とも一発合格しても実質合計79,800円となり、スペシャル講座と同じ金額になります。

不合格だった場合は再受験料もかかるため、確実性とコストの両面からスペシャル講座を選ぶほうが合理的な場合があります。

スペシャル講座では添削課題を5回すべてクリアしたあと、卒業課題を提出すると試験免除で2資格が同時に認定されます。

全講座の平均合格率は80%以上、スペシャル講座修了者は100%が資格取得に成功しています。

基本講座とスペシャル講座の選び方

費用を抑えたい方には基本講座が、資格取得の確実性を重視する方にはスペシャル講座が向いています。

ただし前述のように試験受験料を考慮すると実質の費用差は縮まるため、試験に自信があるかどうかで判断するとよいでしょう。

基本講座の試験は在宅受験形式で得点率70%以上が合格基準となっており、テキストの内容を繰り返し学習することで対応できます。

紙教材とオンライン講座の違い

紙教材(基本講座・スペシャル講座)は自宅にテキスト一式が届き、添削指導者との郵便でのやり取りが発生します。

手元にテキストを置きながら書き込みやすいスタイルで、じっくりと学びたい方に向いています。

オンライン講座はスペシャル講座のみ対応で、スマートフォン・PC・タブレットから学習でき、自動添削のため採点が早く進みます。

どちらの形式を選んでも取得できる資格は同じで、最短期間は紙が2ヶ月・オンラインが1ヶ月の違いがあります。

24時間365日メールで質問できるサポートが充実

本講座の質問サポートはメール形式で、曜日・時間帯を問わずいつでも送れます。

育児・仕事・家事の合間に学習を進めることが多く、深夜や休日に疑問が生じやすい方にとって、時間を選ばないサポート体制は日々の学習を続けやすくする環境です。

添削課題も不合格でも何度でも再提出できるため、確実に理解を深めながら学習を進めることができます。

卒業後のサポートで活動の幅を広げやすい

本講座を修了すると、仕事に役立つノウハウをまとめたお仕事お役立ちブックを受け取ることができます。

卒業・修了証明バナーや資格証明バナーを無料で活用でき、SNSやホームページでの実績アピールに使えます。

また、卒業生が活躍するポータルサイトNOWSARAへの無料インタビュー掲載にも対応しており、将来の開業やフリーランス活動に向けたブランディングを後押しする仕組みが整っています。

なお、トリマーとして実際に営業する場合は第一種動物取扱業の登録が別途必要です。

詳細な要件は各地方自治体に確認することをおすすめします。

注意しておきたいポイント

実技研修制度は含まれておらず、生きた動物でのカット練習は本講座の範囲外です。

テキストと添削を通じてトリミングの知識と技術論を習得する形式のため、就職を目指す場合は資格取得後に実技を積む機会を別途確保することを検討してください。

SARAスクールとは取得できる資格・受講料・カリキュラムがほぼ同じ内容なので、どちらを選ぶか迷う場合は公式サイトの口コミや体験談を見比べて判断するとよいでしょう。

こんな方に向いています
  • 試験不要のスペシャル講座で2資格を確実・最速で取得したい方
  • 深夜や休日も含め時間を選ばず質問できるサポートを重視する方
  • 口コミ実績と累計受講者数が多い安心感を基準に選びたい方
  • 資格取得後の卒業生サポートを活用してブランディングも進めたい方

トリマー通信講座を選ぶ前に押さえておきたいポイント

トリマー通信講座を比較する前に、トリマーという職業の内容・資格の性格・専門学校との違いを理解しておくことが大切です。

この3点を把握してから講座を選ぶことで、自分の目的に合った通信講座を選びやすくなります。

トリマーとはどのような仕事か

トリマーとは、犬や猫などのペットのブラッシング・シャンプー・ドライング・カット・爪切り・耳掃除・肛門腺絞りなどを専門に行うペット専門の美容師にあたる職業です。

見た目を整えるだけでなく、施術中にペットの皮膚・被毛・耳・目・爪の状態を確認し、飼い主に健康面の変化を伝えることも業務の一部となります。

働く場所はペットサロン・ペットショップ・動物病院・ホームセンター内ペットコーナー・訪問トリミングなど多岐にわたります。

経験を積んだトリマーの中には、自宅にサロンを開業したり、フリーランスの出張トリマーとして独立したりするケースも見られます。

需要の背景として、一般社団法人ペットフード協会が2025年12月に発表した2025年全国犬猫飼育実態調査によると、国内の犬の飼育数は約682万頭・猫は約884.7万頭で、犬猫の合計は約1,566.7万頭に達しています。

被毛のお手入れが必要な犬種・猫種の飼育世帯数が一定数存在し続けており、トリミングの需要は継続して見込まれています。

トリマー資格は国家資格ではなく民間資格

トリマーには国家資格が存在しません。

2026年7月時点で、国が設けたトリマー専用の国家資格はなく、民間団体が認定するさまざまな資格が存在しています。

資格がなくてもトリマーとして働くことは法律上可能ですが、実際の求人では資格保有者を優遇したり、資格取得を採用条件の一つとしていたりするケースが多くあります。

主なトリマー民間資格の種類は以下の通りです。

資格名認定・主催団体特徴
JKC公認トリマー(C級〜師範)一般社団法人ジャパンケネルクラブ業界認知度が高い・C級から師範まで5段階
JDA公認トリマー(3〜1級)全日本愛犬技術者指導協会厚生労働省認可団体による認定
トリマー2級・1級一般社団法人日本ペット技能検定協会通信講座で在宅受験可能
JADP認定 トリマー・ペットスタイリスト一般財団法人日本能力開発推進協会通信講座で在宅受験可能
ペットトリミングアドバイザー日本生活環境支援協会(JLESA)通信講座で在宅受験・試験免除コースあり
トリマー開業インストラクター日本インストラクター技術協会(JIA)通信講座で在宅受験・試験免除コースあり

JKC公認トリマーはペット業界での認知度が高い資格ですが、取得には指定養成機関での学習または2年以上のJKC会員歴と実技経験が必要です。

通信講座で取得できる資格は主に日本ペット技能検定協会・JADP・JLESA・JIA認定のものが中心となります。

開業を目指す場合は第一種動物取扱業の登録が別途必要です。

動物の愛護及び管理に関する法律の規定により、ペット関連業種を営む事業者は都道府県知事への登録が義務付けられており、動物取扱責任者の選任が要件の一つです。

詳細な要件は各地方自治体の担当窓口に確認することをおすすめします。

通信講座と専門学校で取れる資格はどう違うのか

トリマーを目指す学習ルートとして代表的なのは、通信講座と専門学校の2つです。

費用・期間・取得できる資格・実技の有無には大きな違いがあります。

比較項目通信講座専門学校(2年制)
費用の目安59,800円〜323,400円年間80〜120万円程度(2年間合計で150〜250万円前後)
学習期間最短1ヶ月〜標準10ヶ月2年間
取得しやすい資格通信専用の民間資格(JADP認定・日本ペット技能検定協会など)JKC公認トリマー(C級〜)・JDA公認など業界認知度が高い資格
実技学習模型・映像中心・一部に実技研修制度あり実際の犬・猫を使った実技授業が中心
受講スタイル自宅学習・在宅受験通学必須
向いている人働きながら学びたい方・費用を抑えたい方本格的な実技スキルを体系的に身につけたい方

通信講座は費用の負担が小さく、自分のペースで学習できる点が強みです。

就職や開業を目指すというより、まずトリミングの基礎知識を身につけて愛犬のケアや趣味に活かしたい方、社会人として働きながら費用を抑えて資格を取得したい方には現実的な選択肢といえます。

その反面、実際の犬・猫を使った実技授業は専門学校のほうが圧倒的に充実しています。

ペットサロンへの本格的な就職を目指す場合、通信講座だけでは実技力の習得に限界があるため、資格取得後に現場での実技経験を積む場を別途確保することが重要です。

なお、ヒューマンアカデミー通信講座のように通信でも実技研修制度(別途申込)を持つ講座も存在するため、就職を視野に入れている方は実技サポートの有無も選び方の基準に加えるとよいでしょう。

目的別に見るトリマー通信講座の選び方

トリマー通信講座は、受講する目的によって最適な選択が変わります。

就職・転職・開業・セルフケア・費用重視のいずれを優先するかによって、重視すべきポイントが異なります。

目的を明確にしてから講座を選ぶことで、受講後のミスマッチを防ぐことができます。

ペットサロンへの就職・転職を目指す場合の選び方

就職・転職を目指す場合は、実技サポートが充実しているかどうかが最も重要な選択基準です。

通信講座4社の中で実技研修制度を持つのはヒューマンアカデミー通信講座のみで、全国のペットショップや美容院の現役トリマーからマンツーマン指導を受けられる体制が整っています。

選ぶ際の重視ポイント内容
実技研修制度就職を目指す場合は最重要・ヒューマンアカデミーのみ対応
取得資格の業界認知度日本ペット技能検定協会認定のトリマー2級が比較的業界に知られている
資格の等級やグレードJKC公認は通信での取得は難しいが、2級でも就職可能なケースが多い
教材ボリューム専門学校採用テキスト水準のヒューマンアカデミーが充実

また、就職活動では資格の名称だけでなく、面接でどれだけ学習内容を具体的に話せるかが評価されます。

ペット美容学・犬種標準学・動物看護学まで学べるヒューマンアカデミーのトリマープロフェッショナル講座は、面接でアピールできる知識の幅が広い点でも就職を意識した方に向いています。

なお、通信講座で取得できる民間資格と、JKC公認トリマーのような業界団体認定資格では採用担当者の受け止め方が異なる場合があります。

就職後に現場でスキルを伸ばしながら、JKCのC級試験にチャレンジするルートも選択肢の一つとして検討してみるとよいでしょう。

自宅サロン開業・独立を目指す場合の選び方

開業・独立を目指す場合は、トリミング技術の習得に加えてサロン経営の知識も学べるかどうかが重要な選択基準になります。

SARAスクールのプラチナコースや諒設計アーキテクトラーニングのスペシャル講座で取得できるトリマー開業インストラクター資格は、サロン経営・集客・開業準備に必要な基礎知識を含んでいます。

ヒューマンアカデミーのトリマープロフェッショナル講座では、ペット経営学まで含む5資格を取得でき、独立開業セミナーへの無料参加も用意されています。

開業を目指す際に知っておくべき重要な点として、ペット関連業種で実際に営業するには第一種動物取扱業の登録が必要です。

この登録には動物取扱責任者の選任が要件の一つで、通信講座の資格だけでは要件を満たさないケースもあります。

資格取得後に実務経験を積んでから開業を目指す流れが現実的な場合も多いため、各地方自治体の担当窓口で要件を事前に確認しておくことをおすすめします。

費用面では、SARAスクールや諒設計のスペシャル講座(79,800円)が比較的抑えられており、開業準備の初期費用を考慮しながら選ぶとよいでしょう。

愛犬・愛猫のセルフケアが目的の場合の選び方

愛犬・愛猫のセルフケアが主な目的であれば、就職を前提とした高度な実技スキルよりも、基礎的なトリミング知識と愛犬ケアに役立つ内容をコンパクトに学べる講座が向いています。

費用を抑えながら資格取得も同時に達成できる点も選び方のポイントです。

キャリカレのトリマー・ペットスタイリスト資格取得講座は、ペットサロンで来店頻度が高い5犬種に特化した内容で、愛犬のセルフケアに必要な基礎を効率的に習得できます。

Aコースであれば通常63,800円から受講でき、4社の中で最も費用を抑えられます。

SARAスクールや諒設計のスペシャル講座(オンライン)は最短1ヶ月で2資格を同時取得でき、試験の合否を気にせず学習に集中できる点が愛犬ケアを目的とする方にもメリットがあります。

目的おすすめ講座理由
費用を抑えて基礎を学ぶキャリカレ Aコース4社最安・5犬種特化
短期間で2資格を確実取得SARAスクール・諒設計 スペシャル講座オンライン最短1ヶ月・試験免除
猫のケアも学びたいキャリカレ猫のグルーミング知識も含む

できるだけ費用を抑えて取得したい場合の選び方

費用を最優先に考える場合は、受講料だけでなく受験料を含めた総コストで比較することが重要です。

通常価格の受講料では、SARAスクールと諒設計アーキテクトラーニングの基本講座・基本コースがともに59,800円と最安水準です。

キャリカレAコースは通常63,800円で、キャンペーン時は54,800円まで下がります。

SARAスクール・諒設計の場合、ペットトリミングアドバイザーとトリマー開業インストラクターの2資格受験で合計20,000円の受験料が加算されるため、基本コース(59,800円)と受験料(20,000円)の合計は79,800円となり、プラチナ・スペシャル講座の価格と並びます。

費用の総額を比較すると以下のようになります。

コース名受講料(税込)受験料総額(税込)
キャリカレ Aコース(通常)63,800円受験料なし(1資格のみ)63,800円
SARAスクール基本コース59,800円最大20,000円(2資格分)最大79,800円
諒設計基本講座59,800円最大20,000円(2資格分)最大79,800円
SARAスクール プラチナコース79,800円受験料込み(2資格・試験免除)79,800円
諒設計 スペシャル講座79,800円受験料込み(2資格・試験免除)79,800円

キャリカレAコースはJADP認定の1資格の取得が目的であれば受験料が別途かからず、総額で最も費用を抑えられます。

2資格同時取得を目指す場合は、SARAスクールや諒設計のプラチナ・スペシャル講座を最初から選ぶほうが費用対効果が高くなるケースが多くあります。

通信講座のトリマー資格で実際に就職・開業できるのか

通信講座で取得したトリマー資格でも就職・開業を目指すことは可能ですが、現実的には資格取得後に実技経験を別途積む必要があります。

就職と開業それぞれで求められる条件が異なるため、目的に応じた行動計画を立てることが大切です。

ペットサロンへの就職に通信講座の資格は評価されるか

結論からいうと、通信講座の資格でペットサロンに就職することは可能です。

求人サイトに掲載されているペットサロン・動物病院のトリマー求人を見ると、有資格者優遇・経験者優遇といった条件が多く見受けられます。

通信講座の資格でも応募資格を満たせるケースは少なくなく、応募段階でのハードルはそれほど高くありません。

ペットサロンの採用担当者が確認したいのは、実際にハサミを持ったときのカット技術・犬の扱い方・仕上がりのレベルです。

資格の種類や取得ルートよりも、実際に手を動かしてどのくらいできるかが重視されます。

通信資格だけを持った未経験者として就職した場合、多くのケースでは最初はシャンプー担当やアシスタントとしてスタートすることになります。

現場でトリマーとしての実技を積みながら、採用先のサロンのやり方を習得していく形が一般的な流れです。

したがって、就職自体を諦める必要はなく、現場で学ぶ姿勢を持って応募することが現実的なアプローチといえます。

また、ヒューマンアカデミー通信講座のように実技研修制度を持つ講座を活用すれば、資格取得と並行してある程度の実技経験を積んでから就職活動に臨める点でも有利です。

通信講座の資格でサロン開業はできるのか

ペットのトリミングを業として行うためには、動物の愛護及び管理に関する法律に基づく第一種動物取扱業の登録が必要です。

この登録には動物取扱責任者の選任が要件となっており、令和2年6月1日施行の改正法により動物取扱責任者になるための条件が厳しくなっています。

動物取扱責任者になるには、以下の条件をいずれも満たす必要があります。

動物取扱責任者になるための条件
  • 営む業種での実務経験(常勤職員として6ヶ月以上)が必須
  • かつ、都道府県・指定都市が認める資格を保有していること、または所定の教育機関の卒業要件を満たしていること

つまり、2026年7月時点では通信講座の資格だけを持っていても、実務経験がなければ動物取扱責任者にはなれず、開業の登録申請ができません。

ペットサロン開業を目指す場合は、まずどこかのサロンや動物関連業種で実務経験を6ヶ月以上積んでから開業申請を行うルートが現実的です。

なお、通信講座の資格が各都道府県・指定都市の認定リストに含まれているかどうかは、地域によって異なります。

JKC公認トリマーのような業界団体認定資格は多くの地域で認定されていますが、JADP認定やJLESA認定の資格が対象に含まれるかどうかは、各自治体の担当窓口に直接確認することをおすすめします。

資格取得後に現場で通用するために必要なこと

通信講座で資格を取得したあとに就職・開業を実現するために必要な実践的なステップは以下の通りです。

まず、就職を目指す場合はアシスタントとしての採用を積極的に狙うことをおすすめします。

通信資格を持ちながら未経験での応募であることを正直に伝え、現場で学ぶ意欲をアピールする方が採用されやすくなります。

シャンプーや乾燥・ブラッシングから始めてカット技術を徐々に習得していく流れは、通信卒業生がサロンで成長する典型的なルートです。

開業を将来的に目指す場合は、就職後6ヶ月以上の実務経験を積みながら動物取扱責任者としての要件を満たしていくことが合理的なアプローチです。

実務経験を積みながら開業資金を蓄え、第一種動物取扱業の登録申請に必要な書類を準備する期間として活用できます。

また、就職中にJKC公認トリマーのC級試験を受験することも検討してみてください。

JKC公認資格は多くの自治体で動物取扱責任者の認定資格として認められており、通信資格と組み合わせることで開業要件を満たしやすくなります。

下表に、通信資格取得後の現実的なキャリアパスをまとめました。

ステップ期間の目安内容
通信講座で資格取得最短1〜10ヶ月知識と資格の基礎を習得
ペットサロンへ就職(アシスタント・シャンプー担当)就職後すぐ現場実技の習得開始
実務経験6ヶ月以上を積む就職後6ヶ月〜動物取扱責任者の実務経験要件を満たす
JKC C級など業界資格の取得並行して準備開業登録申請に備えた資格要件の充実
第一種動物取扱業(保管)の登録申請実務経験要件を満たしたあと自治体窓口へ申請・開業へ

トリマー資格の通信講座にかかる費用と期間の全体像

トリマー資格の通信講座は、最安59,800円から受講でき、専門学校の年間費用の約1/10以下で資格取得が可能です。

受講料・試験費用・教材費を含めた実質的な総コストと、最短から標準までの学習期間を把握してから講座選びをすることで、予算と時間の両面で無理のない計画が立てられます。

各通信講座の受講費用と学習期間の比較

4社の通信講座について、2026年8月時点の通常価格(税込)と学習期間を一覧にまとめました。

講座名受講料(税込)最短期間標準期間取得可能資格数試験受験料
ヒューマンアカデミー トリマー講座143,000円記載なし10ヶ月最大2資格受験料込み(在宅)
ヒューマンアカデミー トリマープロフェッショナル講座323,400円記載なし10ヶ月最大5資格受験料込み(在宅)
キャリカレ Aコース(キットなし)63,800円4ヶ月4ヶ月1資格受験料込み(在宅)
キャリカレ Bコース(キット付)111,100円4ヶ月4ヶ月1資格受験料込み(在宅)
SARAスクール 基本コース59,800円2ヶ月6ヶ月2資格(試験要)別途10,000円×2資格
SARAスクール プラチナコース79,800円2ヶ月6ヶ月2資格(試験免除)受験料込み
SARAスクール プラチナコースオンライン79,800円1ヶ月6ヶ月2資格(試験免除)受験料込み
諒設計 基本講座59,800円2ヶ月6ヶ月2資格(試験要)別途10,000円×2資格
諒設計 スペシャル講座79,800円2ヶ月6ヶ月2資格(試験免除)受験料込み
諒設計 スペシャル講座オンライン79,800円1ヶ月6ヶ月2資格(試験免除)受験料込み

キャンペーン価格について

各社ともに時期によりキャンペーン価格が設定されることがあります。

キャリカレはWebからの申込で通常より安くなる場合があり、ヒューマンアカデミーも期間限定の割引が実施されることがあります。

受講を検討する際は公式サイトで最新の価格を確認することをおすすめします。

SARAスクールと諒設計の基本コース・基本講座では、受講料59,800円に加えて2資格分の受験料として最大20,000円が別途かかります。

試験に合格できた場合の総額は79,800円となり、プラチナ・スペシャル講座(79,800円・受験料込み)と同額になります。

万一不合格だった場合は再受験料も発生するため、確実性を重視するならプラチナ・スペシャル講座を最初から選ぶほうが費用効率はよくなります。

各社とも分割払いに対応しており、キャリカレAコースはキャンペーン時に月々2,650円(24回払い)から始められます。

一括払いが難しい場合も教育ローンを利用できる講座が多く、まとまった出費なく受講を開始できます。

通信講座と専門学校の費用・期間・取得資格の違い

通信講座と専門学校はコスト・期間・取得できる資格・実技環境のすべてにおいて大きく異なります。

比較項目通信講座専門学校(2年制)
費用(目安)59,800円〜323,400円年間80〜120万円程度(2年間合計で150〜250万円前後)
学習期間最短1ヶ月〜標準10ヶ月2年間
費用の支払い方法一括・分割・教育ローン学費ローン・奨学金(学校による)
取得できる主な資格JADP認定・日本ペット技能検定協会など通信専用民間資格JKC公認トリマーC級〜・JDA公認など業界認知度の高い資格
実技学習模型・映像中心・一部に実技研修制度あり実際の犬・猫での実技授業が中心
学習スタイル自宅学習・自分のペースで進められる通学必須・時間割に沿って学習

費用の差は最大でおよそ40倍

最も安い通信講座(SARAスクール基本コース59,800円)と専門学校の2年間合計費用(最大250万円程度)を比べると、差額は最大で約40倍になります。

専門学校は実技授業・業界ネットワーク・就職サポートといった充実したサポートがある分、費用負担が大きくなります。

費用を大幅に抑えながら資格を取得することを優先したい場合や、社会人として働きながら学ぶ必要がある場合は通信講座が現実的です。

将来的にペットサロンへ本格就職や独立開業を目指す場合は、通信講座で基礎知識と資格を取得したあと、現場の実務経験を積む2段階のルートを検討するとよいでしょう。

通信講座費用の内訳と隠れコスト

受講料以外にかかる費用として、以下の点にも注意が必要です。

受講料以外にかかる追加費用
  • 基本コース・基本講座を受験する場合の受験料(各10,000円・SARAスクール・諒設計)
  • 道具類をAコースで受講する場合の自己調達費用(数万円程度)
  • ヒューマンアカデミーの実技研修を利用する場合の別途費用

これらの費用をあらかじめ把握したうえで、総コストとして比較することが重要です。

トリマー資格の通信講座でよくある質問

Qトリマー通信講座の資格って民間資格なの?
A

はい、すべて民間資格です。

2026年7月時点でトリマーに関する国家資格は存在しません。

通信講座で取得できるのは、日本能力開発推進協会(JADP)・日本生活環境支援協会・日本ペット技能検定協会などの民間団体が認定する資格です。

資格がなくてもトリマーとして働くことは可能ですが、資格取得は就職活動での自己アピールや開業準備に役立ちます。

Q通信だけで実技スキルって身につくの?
A

知識の習得は十分可能ですが、実際のカット技術はある程度現場での練習が必要です。

通信講座では模型や映像教材を使って基礎的な手順を学べますが、実際の動物の動きや毛質への対応は机上の学習だけでは限界があります。

ヒューマンアカデミー通信講座のように別途申込制の実技研修制度がある講座を活用するか、資格取得後にサロンで実際の技術を積んでいく流れが現実的です。

Q資格取得までどのくらいの期間がかかる?
A

通信講座によって異なりますが、最短1ヶ月から標準10ヶ月の範囲です。

SARAスクールや諒設計アーキテクトラーニングのオンラインコースでは最短1ヶ月での取得が可能で、ヒューマンアカデミーのトリマープロフェッショナル講座は標準10ヶ月のカリキュラムです。

自分の学習ペースや目的に合わせて期間を選ぶとよいでしょう。

Q働きながらでも通信講座は続けられるの?
A

問題なく続けられます。

通信講座はすべて自宅学習が基本で、時間や場所を選ばずに学習を進められます。

1日30分程度の学習時間を確保できれば、多くの講座では無理なく受講できるカリキュラムです。

キャリカレはサポート期間が700日と長く、育児や繁忙期で学習が一時的に止まっても安心です。

SARAスクールや諒設計はオンライン講座を選べばスマートフォン1台でいつでも学習を進められます。

Q通信講座の資格でペットサロンに就職できるの?
A

通信資格でも就職に応募できるケースは多いです。

ただし採用の決め手は実技力であることが多く、資格の種類よりも実際にどの程度トリミング技術があるかが評価されます。

通信資格を持った未経験者として就職する場合は、最初はシャンプー担当やアシスタントとしてスタートし、現場で技術を磨いていく流れが一般的です。

面接では取得した資格の内容と学習で得た知識を具体的に説明できるよう準備しておくとよいでしょう。

Q通信資格だけでサロン開業はできるの?
A

通信資格だけでは開業できないケースがほとんどです。

ペットのトリミングを業として行うためには第一種動物取扱業の登録が必要で、令和2年6月1日施行の改正動物愛護管理法により動物取扱責任者になるには対象業種での実務経験(常勤職員として6ヶ月以上)が必須要件となっています。

まずどこかのサロンで実務経験を積んでから開業申請するルートが現実的です。

詳細な要件は各地方自治体の担当窓口に確認してください。

Q実技研修があるのはどの通信講座?
A

4社の中で実技研修制度を持つのはヒューマンアカデミー通信講座のみです。

全国のペットショップや美容院の現役トリマーからマンツーマンで実技指導を受けられる制度で、別途申込が必要です。

キャリカレ・SARAスクール・諒設計アーキテクトラーニングの3社は実技研修制度を設けておらず、模型や映像を使った自宅学習が中心になります。

本格的な実技経験を積みたい場合は資格取得後にサロンでの経験を別途確保することになります。

Q通信講座でトリマー資格を取るなら費用が一番安いのはどれ?
A

受講料の通常価格でいえば、SARAスクールの基本コースと諒設計の基本講座がともに59,800円で最安です。

ただし2資格分の受験料(各10,000円)を含めた総額は最大79,800円となるため、試験免除のプラチナ・スペシャル講座(79,800円)と実質的な差がなくなります。

1資格の取得を目的とする場合はキャリカレAコース(通常63,800円)が受験料込みで最もコストを抑えやすい選択肢です。

参考資料

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