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二級建築士の通信講座選びで迷っていませんか。
令和7年度の総合合格率は22.6%と、4〜5人に1人しか受からない難関試験です。
講座によって受講料は88,000円〜473,000円と最大5倍以上の開きがあり、製図添削の有無や教育訓練給付金の対象かどうかも大きく異なります。
この記事では、スタディング・ハウジングインテリアカレッジ・全日本建築士会・TAC・日建学院の5社を公式情報をもとに徹底比較し、自分に合った講座の選び方を解説します。

二級建築士の通信講座は、スタディング(88,000円)からTAC(242,000円〜)まで費用に大きな幅があります。
どれが自分に合っているか迷ったとき、まず押さえておきたいのが各講座の費用感と教育訓練給付金の活用可否です。
公益財団法人建築技術教育普及センターの試験データによると、令和7年度の二級建築士総合合格率は22.6%にとどまっており、計画的な講座選びが合否を大きく左右します。
二級建築士の通信講座を選ぶうえでまず確認したいのが、受講料とコース構成の全体像です。
同じ二級建築士対策でも、スマホ完結型のリーズナブルな講座から、添削指導が充実した本格的なカリキュラムまで、各社のアプローチは大きく異なります。
以下の表は、2026年7月時点の公式サイト掲載情報をもとに作成した主要5社の比較です。
| 講座名 | 学科+製図セット(税込) | 製図添削 | 教育訓練給付金 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|
| スタディング | 88,000円 | オプション別途22,000円 | 対象外 | 費用を最小限に抑えたい社会人 |
| ハウジングインテリアカレッジ | 167,000円 | 6題(通常時) | 対象 | 製図添削を重視したい人 |
| 全日本建築士会 | 要問い合わせ | 10〜15課題 | 対象 | 合格実績を最重視したい人 |
| TAC | 242,000円〜 | あり | 対象(Web通信・通学のみ) | 通学並みのサポートを通信で受けたい人 |
| 日建学院 | 473,000円〜(学科Web)+製図別途 | あり | 対象 | 業界最大手の実績で安心感を求める人 |
※料金はいずれも2026年7月時点の公式サイト掲載情報をもとに記載しています。
キャンペーン価格や割引適用後は変動しますので、申込前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。
各社の特徴を整理すると、大きく3つのタイプに分けられます。
スタディングのように低価格でスマホ完結を実現したeラーニング型、ハウジングインテリアカレッジや全日本建築士会のように製図添削に力を入れた添削特化型、そしてTACや日建学院のように通学と同等のカリキュラムを通信で提供する大手資格学校型です。
予算が限られている場合はスタディングを基本に据えつつ、製図添削のみ別途手配するという組み合わせを検討するとよいでしょう。
費用と合格実績のバランスを重視するなら、ハウジングインテリアカレッジや全日本建築士会も有力な選択肢になります。
受講料の負担を軽くするために活用したいのが、厚生労働省の定める教育訓練給付制度です。
一般教育訓練給付金は、雇用保険の被保険者期間が通算1年以上ある方を対象に、受講料の20%(最大10万円)が支給される制度です。
2026年7月時点で確認できる二級建築士通信講座の給付金対応状況は以下のとおりです。
| 講座名 | 教育訓練給付金 | 備考 |
|---|---|---|
| スタディング | 対象外 | 全コースとも対象外 |
| ハウジングインテリアカレッジ | 対象 | 学科+製図セット・製図コースが対象 |
| 全日本建築士会 | 対象 | 対象講座は公式サイトで要確認 |
| TAC | 対象 | Web通信・通学コースが対象(オンラインライブは対象外) |
| 日建学院 | 対象 | 学科本科Webコースが対象 |
例えばハウジングインテリアカレッジの学科+製図セット(167,000円)に給付金を適用した場合、受講料の20%にあたる33,400円が支給されるため、実質負担は約133,600円になります。
TACの242,000円コースでも給付金を利用すると48,400円が戻る計算です。
注意しておきたい点が2つあります。
まず、給付金を受けるには受講修了後に手続きが必要で、講座ごとに修了要件が定められています。
また、TACのオンラインライブ通信講座は2026年合格目標分が給付金の対象外となっているため、給付金を活用したい方はWeb通信または通学コースを選ぶ必要があります。
給付金制度を利用する前提で講座を選ぶ場合は、受講開始前にハローワークでの手続きが必要です。
制度の詳細と最新の要件は、厚生労働省の公式サイトおよびハローワークでご確認ください。

二級建築士の通信講座は、費用・製図添削・学習スタイルの3つの軸で選ぶと自分に合った講座が見つかります。
公益財団法人建築技術教育普及センターのデータによると、令和7年度の二級建築士学科試験合格率は40.9%、設計製図試験合格率は46.4%で、総合合格率は22.6%です。
合格に向けてどの講座を選ぶかは、学習効率を左右する重要な判断です。
※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください
スタディング 二級建築士講座は、2級建築士 学科・製図総合コースが88,000円(税込)という業界最安水準の価格帯で、スマホ1台で学科から製図の基礎まで学べる通信講座です。
通学型の大手資格学校が30万〜100万円台の費用がかかることと比較すると、コスト面での優位性は明らかです。
運営会社であるKIYOラーニング株式会社は2010年に設立され、東京証券取引所グロース市場に上場するeラーニング専門企業です。
2008年のサービス開始以来、累計30以上の資格講座を展開しており、建築士講座もそのノウハウを凝縮したカリキュラムになっています。
スタディングの二級建築士講座が特に評価される点は、AI学習機能の充実です。
独自の「AI実力スコア」機能は、受講者の学習履歴データをもとに機械学習を活用し、現在の学力を試験得点として数値化します。
単元ごと・科目ごとのスコアをリアルタイムで把握できるため、苦手分野を効率よく特定してピンポイントで復習できます。
通常、学力の把握には模擬試験が必要ですが、スタディングではこの確認作業をいつでも行えるのが大きな利点です。
学科対策では、計画・法規・構造・施工の4科目を動画講義とスマート問題集で網羅します。
各講義は数分単位に細分化されており、通勤・移動・昼休みなどのスキマ時間を積み重ねながら学習を進められる設計になっています。
テキストはすべてWebテキスト(オンライン)で提供され、紙の教材は付属しません。
紙への書き込みを好む方は、市販のテキストと組み合わせるとよいでしょう。
製図対策については、基本編・応用編の動画講義でエスキスの考え方や作図の手順を学ぶことができます。
添削指導を希望する場合は、製図添削オプション(22,000円・税込)を別途追加することで、プロ講師による赤ペン指導を受けられます。
製図総合コース(88,000円)に添削オプションを加えると合計110,000円となりますが、それでも大手資格学校の製図コース単体と比べて大幅に低い水準です。
注意点も2点あります。
まず、スタディングは教育訓練給付金の対象外です。
給付金を活用したい場合はハウジングインテリアカレッジや日建学院など対応講座の検討が必要です。
次に、担任制の個別サポートや質問対応は他社と比べて手薄な面があります。
学習上の疑問が発生した際の解消手段として、スタディング内の学習Q&Aサービスを活用するとよいでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コース名 | 2級建築士 学科・製図総合コース |
| 受講料(税込) | 88,000円 |
| 学科コースのみ | 77,900円 |
| 製図コースのみ | 48,400円 |
| 製図添削オプション | 22,000円(別途) |
| 教育訓練給付金 | 対象外 |
| 学習スタイル | スマホ・PC・タブレット完結 |
| テキスト形式 | Webテキスト(紙教材なし) |
| 質問対応 | 学習Q&Aサービス |
| 合格お祝い金 | Amazonギフト券等 10,000円分 |
| 公式サイト | https://studying.jp/ |
| 運営会社情報 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | KIYOラーニング株式会社 |
| 代表者 | 代表取締役社長 綾部 貴淑 |
| 設立 | 2010年1月4日 |
| 資本金 | 8億981万円 |
| 所在地 | 東京都千代田区永田町2丁目10番1号 |
| 事業内容 | ビジネスパーソン向け教育コンテンツおよび教育サービスの企画・制作・販売・運営 |
| 上場市場 | 東京証券取引所 グロース市場(証券コード 7353) |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください
ハウジングインテリアカレッジは、1983年創業・二級建築士通信講座開講から20年以上の実績を持つ、二級建築士とインテリアコーディネーターに特化した通信専門校です。
講座の最大の特徴は、受講者一人ひとりの図面を担当講師が個別に読み解き、弱点と改善策を具体的に指摘する製図添削の手厚さにあります。
通信講座でありながら、画一的なコメントではなく受講者専用のフィードバックを提供するこのスタイルは、大手資格学校の通学講座に近い指導密度を実現しています。
製図試験の合否を左右する「自分では気づけない図面のクセ」を修正するには、第三者からの添削が不可欠です。
この観点から、ハウジングインテリアカレッジは製図対策を重視する受験者から特に支持されています。
コース構成は3種類です。
学科のみ対策する学科コース(46,000円・税込)、製図のみに集中する製図コース(121,000円・税込)、学科から製図まで一貫して対策できる学科+製図コース(167,000円・税込)の3パターンから選択できます。
学科コースでは、過去9年分の問題を1問1問動画で徹底解説するeラーニング形式を採用しています。
全900本の解説動画(1本約5〜10分)がスマホ・PCで視聴でき、倍速再生にも対応しています。
二級建築士学科試験は過去問からの出題割合が高く、過去問を体系的に習得することが合格への最短ルートです。
各科目で25点満点中18点獲得を目標ラインに設定したカリキュラムは、合格基準点(13点以上かつ総得点60点以上)に対して十分な余裕を持てる水準です。
製図コースでは、課題発表後に本試験の課題に沿ったオリジナル予想問題6題を添削指導します。
内訳は合格必勝添削問題5題と模擬試験1題で、添削された図面を繰り返し見直すことで自分の課題を明確にできます。
学科+製図セットコースを選ぶとキャンペーン期間中に添削問題が9題に増量されることもあり、公式サイトでの確認が必要です。
質問対応は1日1質問まで回数無制限でメール受付しており、通信講座でありながら疑問をその場で解消できる環境が整っています。
また、不合格だった場合に翌年の学科コースをキャンペーン価格の半額で再受講できる再受講制度も設けられており、万が一のときも学習を継続しやすい仕組みです。
製図コースと学科+製図セットコースは、一般教育訓練給付金の対象講座です。
受講料の20%が給付されるため、学科+製図コース167,000円の場合は33,400円が戻り、実質負担は約133,600円まで軽減されます。
| コース | 受講料(税込) | 教育訓練給付金 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 学科コース | 46,000円 | 対象外 | 過去9年分全900動画・eラーニング完結 |
| 製図コース | 121,000円 | 対象 | 予想問題6題添削・模擬試験含む |
| 学科+製図コース | 167,000円 | 対象 | 学科+製図を一括対策 |
| 会社情報 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社住宅デザイン研究所(ハウジングインテリアカレッジ) |
| 代表者 | 代表取締役 金堀 健一 |
| 創業 | 1983年1月 |
| 設立 | 1987年6月13日 |
| 資本金 | 3,235万円 |
| 所在地 | 広島市安佐南区西原6-8-4 グレイスコート西原1F |
| 電話番号 | 0120-955-395 |
| 事業内容 | 教育事業(通学・通信講座)インテリアコーディネーター・二級建築士・宅建士 |
| 公式サイト | https://www.jdknet.co.jp/ |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください
全日本建築士会の二級建築士受験講座は、創設50年超の歴史を持つ公益事業団体が運営する、業界でも突出した合格率を誇る通信・通学講座です。
令和7年度の同会受講生の合格率は、学科試験で87.4%、長期設計製図講座受講生で88.3%を達成しており、これは全国平均の総合合格率22.6%と比較して約4倍の水準です。
この高い合格率を支えているのが、元国土交通省室長が総合監修を務めるカリキュラムの質の高さです。
試験対策テクニックに偏ることなく、建築計画の基本から応用力まで体系的に養成する姿勢は、他のスクールとは一線を画す特徴といえます。
実際、受講者の声の中には「他校では過去問偏重の対策だったが、全日本建築士会の講座で近年の新傾向問題に対応できる力が身についた」という趣旨のコメントが複数見られます。
講座の最大の特徴は、通学と通信が完全に同一カリキュラム・同一内容で提供される点です。
通信受講者もモデル教室で収録されたリアルな講義動画を視聴できるため、通学者との学習格差が生じにくい設計になっています。
地方在住で教室に通えない受験者でも、通学水準の教育内容を通信で受けられるのは大きな安心材料です。
コース構成はスーパープログラムAとBの2タイプです。
スーパープログラムAは学科のみ(通信Web:176,000円)、スーパープログラムA総合コースは学科+製図のセット(通信Web:188,000円)という構成です。
テキスト・模擬試験・法令集等の一式費用込みの価格で、他社の学科・製図セットと比較して高水準の内容を提供しています。
受講料の20%が支給される教育訓練給付金にも対応しており、対象者であれば実質負担をさらに軽減できます。
学科講座の学習量は計画13回・法規15回・構造16回・施工12回の計186時間で、各科目の横断的な知識を週次で養成するカリキュラムを採用しています。
実力強化演習が19回、模擬試験が5回実施され、習熟度を随時確認しながら段階的に実力を高められる仕組みです。
過去7年分700問の問題集と、毎年改訂される最新テキストの組み合わせは、近年増加傾向にある新傾向問題への対応力を重視した内容です。
設計製図講座では、10課題の添削指導と応用5課題が設定されており、各課題ごとに約150分のWebサポート解説講義が配信されます。
添削課題数の多さは通信講座の中でもトップクラスで、図面の完成度を段階的に引き上げられる設計です。
注意点として、全日本建築士会の講座は最大手資格学校に比べると知名度はやや低く、合格者数の絶対数でも差があります。
また、料金は公式サイトで年度ごとに変動するため、申込前に必ず最新の料金を公式サイト(kenchikukouza.org)でご確認ください。
| コース | 受講料目安(通信Web・税込) | 教育訓練給付金 | 添削課題数 |
|---|---|---|---|
| 学科徹底合格力養成講座(スーパープログラムA) | 176,000円 | 対象 | 実力強化演習19回・模擬試験5回 |
| 総合コース 学科+製図(スーパープログラムA) | 188,000円 | 対象 | 製図10課題+応用5課題 |
※料金は令和8年度向け公式情報をもとに記載しています。年度により変動しますので、申込前に公式サイトでご確認ください。
| 団体情報 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 一般社団法人 全日本建築士会 |
| 所在地 | 東京都新宿区高田馬場3-23-2 内藤ビル401 |
| 講座創設 | 50年超 |
| 総合監修 | 元国土交通省室長 |
| 公式サイト | https://kenchikukouza.org/ |
| 令和7年度合格率 | 学科87.4% 長期設計製図講座受講生88.3% |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください
TACの二級建築士講座は、大手資格学校の受講料の50%程度という適正価格を掲げながら、フルスペックのカリキュラムを提供する点が最大の特徴です。
公認会計士・不動産鑑定士・公務員など多数の難関資格に対応してきた実績を持つTACが、そのノウハウを建築士講座に凝縮しています。
学習形態は4種類から選べます。
オンラインライブ通信講座・Web通信講座・教室講座・ビデオブース講座のいずれかを選択でき、通信か通学かで迷う受験者にも柔軟に対応しています。
Webフォローでは2名の講師(内藤・岡部)の講義をアーカイブで視聴でき、好みの講師スタイルに合わせて学べる点は他社にはない仕組みです。
学科本科生コース(2026年合格目標)の受講料は242,000円(税込)です。
2027年合格目標コースでは早割キャンペーンを活用すると187,000円(税込)で受講でき、さらに25歳以下または学生の方はアンダー25割引で143,000円(税込)になります。
受講料はすべて教材費込みの価格です。
カリキュラムは1回45分の講義を全125回で構成しており、人間の集中力が維持できる時間単位に設計されています。
本講義96回・確認テスト・中間テスト4回・総復習講義6回・直前演習講義18回・直前模試という流れで、インプットとアウトプットが体系的にバランスよく配置されています。
過去8年分の本試験問題集と、出題箇所にアンダーラインが入ったオールカラーテキストは、受講者からの評価が高い教材です。
製図対策はTAC設計製図本科生として別途設定されており、学科本科生との同時申込で設計製図本科生が22,000円割引(2027年3月末まで)になるセット割引が適用されます。
また、学科試験が不合格だった場合に設計製図本科生の受講料が全額返金または特別返金される制度も用意されており、費用面のリスクを抑えやすい設計です。
教育訓練給付金については、Web通信講座と教室講座が対象です。
2026年合格目標のオンラインライブ通信講座は対象外となっているため、給付金を活用したい方はWeb通信または通学コースを選ぶ必要があります。
他校からの乗り換えを検討している方には、40%割引の乗り換え割引制度も新設されています。
注意点として、TACの二級建築士講座は教室開講が新宿校・梅田校に限られており、全国展開という面では日建学院や総合資格学院ほどの校舎数はありません。
通学で受講したい場合は居住地との距離を確認のうえ検討するとよいでしょう。
| コース | 受講料(税込・教材費込) | 教育訓練給付金 | 学習形態 |
|---|---|---|---|
| 学科本科生(2026年合格目標) | 242,000円 | Web通信・教室講座のみ対象 | オンラインライブ・Web通信・教室・ビデオブース |
| 学科本科生(2027年目標・早割) | 187,000円〜 | 対象 | 同上 |
| アンダー25割引(25歳以下・学生) | 143,000円〜 | 対象 | 同上 |
| 会社情報 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | TAC株式会社 |
| 所在地 | 東京都千代田区(本社) |
| 建築士講座開講校舎 | 新宿校・梅田校(教室講座)、全国19校(ビデオブース) |
| 通信講座形態 | オンラインライブ通信・Web通信 |
| 公式サイト | https://www.tac-school.co.jp/ |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の料金・条件は公式サイトをご確認ください
日建学院の二級建築士講座は、令和7年度の二級建築士学科試験において受講生から2,084名の合格者を輩出し、6年連続で合格者数1,700名超を達成している業界最大手の資格スクールです。
全国合格者数6,698名に対して約31%の占有率を誇る実績は、他のどの通信・通学スクールも追いついていません。
日建学院の母体は株式会社建築資料研究社であり、建築・建設分野の専門書籍を長年出版してきた出版社です。
市販では手に入らない受講生専用の問題解説集や、条文の意味が視覚的に理解しやすいイラスト建築基準法など、書籍制作のノウハウを活かした充実した教材が講座の強みのひとつです。
2级建築士学科本科Webコースの受講料は一般473,000円(税込)、学生363,000円(税込)で、教材費込みの価格です。
他社の通信講座と比べると高い価格帯ですが、アニメーションやCGを取り入れた映像講義のクオリティ、全47都道府県で実施する全国統一公開模擬試験、受講生一人ひとりに担当者がついてメンタル面まで含めてサポートする体制が受講料に含まれています。
カリキュラムの特徴は、養成アプローチ・理論講義・完全攻略講義の3段階構成にあります。
受験生が苦手とする「構造力学」と「法規」を前年12月から基礎固めする養成アプローチ講義が14回、メインとなる理論講義が28回、テスト形式のアウトプット学習が14回という設計です。
学力テスト6回と全国公開模擬試験による習熟度管理で、合格までの達成度を段階的に把握できます。
教育訓練給付金は日建学院の直営校のみで適用されます。
学科本科Webコース受講料473,000円に給付金20%を適用すると、最大100,000円が支給されます。
製図対策については、設計製図パーフェクト本科コース・設計製図本科コース・設計製図短期コース・設計製図Webコースの複数コースが用意されており、学習期間や習熟度に応じてコースを選択できます。
受講生からは「図面を提出すると良い点と改善すべき点を明確に指摘してもらえた」という声が多く、添削の質は高く評価されています。
費用面では他の通信講座より高いことが唯一の懸念点ですが、業界No.1の合格実績と安心感を優先したい受験者には最有力候補となります。
| コース | 受講料(税込・教材費込) | 教育訓練給付金 | 対象 |
|---|---|---|---|
| 学科本科Webコース(一般) | 473,000円 | 対象(直営校のみ) | 初学者・受験経験者 |
| 学科本科Webコース(学生) | 363,000円 | 対象(直営校のみ) | 学生 |
| 設計製図Webコース | 別途(公式サイト要確認) | 対象 | 製図試験受験者 |
| 会社情報 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社建築資料研究社 |
| 設立 | 1953年 |
| 本社所在地 | 東京都豊島区池袋 |
| コールセンター | 0120-243-229(10:00〜17:00、土日祝・年末年始除く) |
| 公式サイト | https://www.ksknet.co.jp/ |
| 令和7年度学科合格者数 | 2,084名 |

二級建築士の通信講座を選ぶポイントは、費用と教育訓練給付金の活用可否・製図添削の有無と添削回数・スマホ対応とスキマ時間の学習しやすさの3つで整理できます。
この3点を軸に比較すると、自分に合った講座が絞り込みやすくなります。
令和7年度の二級建築士総合合格率は22.6%で、学科・製図の両方を計画的に対策しなければ合格は難しい試験です。
通信講座選びを誤ると、費用も時間も無駄になりかねません。
3つのポイントを確認してから申し込む習慣が、遠回りを防ぎます。
二級建築士の通信講座は、スタディング88,000円から日建学院学科本科Webコース473,000円まで、受講料に最大5倍以上の開きがあります。
費用だけで選ぶと製図対策が手薄になるリスクがあり、製図対策の充実度が含まれた総額で比較することが重要です。
見落としがちなのが教育訓練給付金の活用可否です。
厚生労働省の一般教育訓練給付制度は、雇用保険の被保険者期間が通算1年以上ある方を対象に、受講料の20%(最大10万円)をハローワークから支給する制度です。
対象講座であれば、ハウジングインテリアカレッジの学科+製図コース167,000円なら33,400円、日建学院の学科本科Webコース473,000円なら最大100,000円が戻ります。
以下に、講座選びで費用を比較する際の確認項目をまとめました。
製図対策を含めた実質的な総費用で比べることが大切です。
スタディングの学科+製図総合コース88,000円に製図添削オプション22,000円を加えると110,000円になります。
ハウジングインテリアカレッジの学科+製図コース167,000円に給付金33,400円を差し引くと実質133,600円です。
どちらが安いかは個々の状況によって変わるため、給付金の受給資格と講座の内容を合わせて判断するとよいでしょう。
製図試験対策に通信講座を使うなら、製図添削の有無は最優先で確認すべきポイントです。
公益財団法人建築技術教育普及センターの試験データによると、令和7年度の設計製図試験合格率は46.4%で、学科試験の40.9%よりは高い数値ですが、毎年半数以上が不合格になる試験です。
製図試験が難しい理由は、独学では自分の図面の何が問題かを客観的に把握できないことにあります。
エスキス(平面計画の検討)の考え方の癖や、採点基準上の不整合は、自分では気づけないことがほとんどです。
プロ講師が赤ペンで具体的に指摘する添削指導があることで初めて、修正すべきポイントが明確になります。
添削回数の目安として、各社の製図添削回数を確認してみると次のとおりです。
| 講座名 | 製図添削回数 |
|---|---|
| ハウジングインテリアカレッジ(製図コース) | 6題(通常時)、キャンペーン時増量 |
| 全日本建築士会(設計製図講座) | 10課題+応用5課題 |
| TAC(設計製図本科生) | 課題添削あり(公式サイトで要確認) |
| 日建学院(設計製図本科コース) | 課題添削あり(公式サイトで要確認) |
| スタディング | 製図コース単体は添削なし、オプションで追加可 |
添削回数が多いほど合格に近づくとは一概に言えませんが、本試験課題に沿ったオリジナル予想問題での添削指導が受けられるかどうかは重要な確認項目です。
また、添削の返却スピードも実際の学習ペースに影響します。
申し込み前に資料請求をして、添削の流れと返却までの日数を確認しておくことをおすすめします。
二級建築士の受験者の中には、仕事をしながら合格を目指す社会人が多くいます。
公益財団法人建築技術教育普及センターのデータによると、令和7年度の学科試験合格者のうち学生は28.3%であり、7割以上が社会人受験者です。
まとまった学習時間を確保しにくい社会人にとって、スキマ時間を有効活用できるかどうかは合格率に直結します。
スマホ学習に特化した設計かどうかは、講座ごとに大きく異なります。
スタディングはスマホ一台で講義・問題演習・進捗管理がすべて完結するeラーニング型で、通勤・移動・昼休みなどのスキマ時間を積み上げる学習スタイルに最適化されています。
ハウジングインテリアカレッジも動画講義をスマホで視聴でき、1問1答形式の過去問演習をスキマ時間に進められます。
TACや日建学院はWeb通信講座として動画講義を提供していますが、紙の教材も教材セットに含まれるため、デスクに向かった学習も前提としたハイブリッド型の設計です。
スマホ学習の利便性を比較する際には、以下の3点を確認するとよいでしょう。
働きながら取得を目指す方にとって、どれだけ日常の隙間に学習を差し込めるかが合否を分けます。
ライフスタイルに合った学習形態かどうかを、無料体験や資料請求で事前に確認してから申し込む判断をするとよいでしょう。

二級建築士試験において、独学と通信講座の差が最も大きく出るのは学科試験ではなく設計製図試験です。
学科試験は市販テキストと過去問の反復で合格ラインに届く受験者がいる反面、設計製図試験は添削指導なしでの合格が極めて困難であることが、試験の構造上の特性から明らかです。
学科試験が独学対応しやすい理由は、正答・誤答が明確に判定できるからです。
公益財団法人建築技術教育普及センターが公表している試験問題と解答を活用すれば、自分の答えが正しいか間違いかを客観的に確認できます。
過去問の繰り返し演習で出題パターンを習得できるため、市販テキストだけでも合格ラインに届いた受験者は一定数います。
令和7年度の学科試験合格率は40.9%でした。
受験者の約4割が合格する試験であり、適切な勉強法を選べば独学でも合格圏内に入ることができます。
設計製図試験は構造が根本的に異なります。
設計製図試験とは、毎年発表される課題テーマに沿って、制限時間5時間以内に平面図・立面図・断面図などの図面を手描きで作成する実技試験です。
採点基準は公表されていますが、自分の図面が採点基準のどの要素で減点されているかを自己判定することは、経験のない受験者には困難です。
設計製図試験の採点はランクI(合格)からランクIV(欠格)の4段階で行われます。
令和7年度の試験では、受験者10,006人中、ランクII(惜しくも不合格)が3.5%と低水準でした。
これは、合格と大差ない水準にいる受験者が少ないことを示しており、ランクIIIやランクIVの受験者が多数を占めていることを意味します。
独学では自分の図面がランクIIIやIVに位置していると気づかないまま本試験を迎えるケースが多いのが実態です。
通信講座の製図添削が合格率に直結する理由は、自分では発見できない図面の問題点を第三者が客観的に指摘してくれるからです。
設計製図試験で受験者が陥りやすい失点パターンは、主に3つあります。
第一はエスキス段階での計画ミスです。
エスキスとは、本作図の前に行う平面計画の検討作業であり、要求室の配置・動線計画・面積バランスなど複数の条件を同時に満たすプランを短時間で組み立てる作業です。
エスキスに時間をかけすぎると作図時間が足りなくなり、未完成での提出となってランクIVに直結します。
第二は図面の不整合です。
平面図と断面図の階高が一致しない、立面図のスパンが平面図と異なるなど、複数の図面を同時に作成する過程で生じる矛盾は自己チェックでは見落としやすく、採点者に即座に発見されます。
第三は要求図書の記載漏れです。
課題文に記載された要求事項を図面に明示しなければ、要求外としてランクIVに評価される場合があります。
以下の表で、独学と通信講座の製図対策の違いを整理します。
| 比較軸 | 独学 | 通信講座(添削あり) |
|---|---|---|
| エスキスの検討方法 | 参考書・動画のみで自己習得 | 提出課題ごとに講師が検討プロセスを添削 |
| 図面の不整合発見 | 自己チェックのみ | 第三者が全図面を照合して指摘 |
| 要求図書の充足確認 | 自己判定 | 採点基準に照らした添削コメントが返却 |
| 本試験形式の演習回数 | 市販問題集の課題数に限られる | 通信講座のオリジナル予想問題+添削で実践 |
| 自分の弱点の把握 | 模擬試験のみ | 添削ごとに具体的な弱点コメントが蓄積 |
全日本建築士会の長期設計製図講座受講生の合格率は、令和7年度に88.3%を記録しています。
同年度の設計製図試験全体の合格率46.4%と比較すると、受講生の合格率は全体の約1.9倍です。
この差は、添削指導を中心とした通信講座が製図合格率に与える影響の大きさを示す数値といえます。
製図試験を初めて受ける受験者ほど、独学の限界は早い段階で現れます。
令和7年度の設計製図試験において、受験者のうち初受験者の占める割合は一定数ありますが、初受験者のランクIV率は受験経験者より高い傾向があります。
添削指導を受けずに本試験を迎えると、図面の完成度が採点基準に到達していないまま提出するリスクが高くなります。
設計製図試験の対策を独学で行う場合の最大のリスクは、時間を使っても合格に近づいているかどうかが判断できない点です。
通信講座の添削指導は、学習が正しい方向に向かっているかを確認しながら進むための羅針盤の役割を果たします。

二級建築士試験は、学科試験と設計製図試験の2段階で構成される国家試験です。
総合合格率は令和7年度に22.6%で、建築系の国家資格の中でも難易度が高い試験に位置づけられます。
通信講座を選ぶ前に、受験資格・試験内容・必要な勉強時間の全体像を把握しておくことが、学習計画の精度を高めます。
二級建築士試験は、第一段階の学科試験に合格した受験者のみが設計製図試験に進める2段階方式です。
同一年度内に両方を合格することが最短ルートですが、学科試験の合格は一定期間保有できるため、試験を分けて受けることも可能です。
令和2年の建築士法改正により、学科試験の合格から引き続いて行われる4回の建築士試験のうち2回について、申請により学科試験が免除されます。
設計製図試験を欠席した場合は3回まで免除されます。
学科に合格した年から数えて複数年の猶予があるため、製図対策に時間をかける受験戦略も選択肢のひとつです。
令和8年度の学科試験は2026年7月5日、設計製図試験は2026年9月13日に実施されました。
合格発表は学科が8月24日、設計製図が12月3日の予定です。
学科試験の試験科目は建築計画・建築法規・建築構造・建築施工の4科目です。
各科目25問の合計100点満点で、5肢択一のマークシート方式です。
合格基準は、各科目とも原則13点以上、かつ総得点60点以上の両方を満たす必要があります。
試験時間は前半3時間(建築計画・建築法規)と後半3時間(建築構造・建築施工)の合計6時間です。
公益財団法人建築技術教育普及センターが公表した過去5年間の合格率は以下のとおりです。
| 年度 | 学科試験合格率 | 設計製図試験合格率 | 総合合格率 |
|---|---|---|---|
| 令和3年度 | 36.9% | 51.9% | 23.6% |
| 令和4年度 | 42.8% | 48.4% | 25.0% |
| 令和5年度 | 37.7% | 50.3% | 23.5% |
| 令和6年度 | 35.7% | 53.1% | 21.8% |
| 令和7年度 | 40.9% | 46.4% | 22.6% |
学科試験の合格率が35〜43%で推移しているのに対し、設計製図試験は46〜53%と高水準に見えます。
ただし設計製図試験の受験者は学科合格者と複数年の学科免除者で構成されており、全体の一部にすぎません。
総合合格率が21〜25%前後にとどまっているのは、学科突破後も製図で脱落する受験者が一定数いることを示しています。
設計製図試験は、毎年6月に公益財団法人建築技術教育普及センターから課題テーマが事前公表され、受験者は課題テーマに沿った製図対策を本試験まで約3ヶ月間で行います。
令和8年度の課題は「商店街に建つ併用住宅(木造3階建て)」でした。
詳細な設計条件は試験当日に示されます。
二級建築士試験の受験資格は、主に2つのパターンに分かれます。
第一は学歴ルート、第二は実務経験ルートです。
学歴ルートでは、大学・短期大学・高等専門学校・高等学校・専修学校などで建築に関する指定科目を所定の単位数履修して卒業することで受験資格が得られます。
建築学科の大学卒業者であれば、卒業後すぐに受験申込が可能です。
令和2年の建築士法改正により、実務経験は試験の受験前ではなく免許登録の際までに積めばよいこととなったため、在学中から試験勉強をスタートできる環境も整っています。
実務経験ルートでは、学歴要件を満たさない場合でも、建築に関する実務経験を7年以上積むことで受験資格が得られます。
令和2年の法改正で実務経験の対象範囲が拡大され、設計・工事監理だけでなく建築物に関する調査・評価なども認められるようになりました。
自分の学歴・経歴が受験資格を満たしているかどうかは、公益財団法人建築技術教育普及センターの公式サイトで確認することを強くおすすめします。
受験資格の判定には書類審査が必要で、初めて受験する方は受験申込と同時に書類の簡易書留送付が求められます。
必要な学習時間の目安は、建築系の学歴・実務経験があるかどうかによって大きく異なります。
建築系の学校を卒業している方は学科・製図合計で500〜700時間が目安です。
建築の基礎知識がない状態からのスタートでは、1,000時間以上を見込んで計画を立てるとよいでしょう。
1日2時間のペースで学習した場合、500時間の達成には約8.5ヶ月、1,000時間では約17ヶ月かかる計算です。
試験の前年12月から学習をスタートすれば、翌年7月の学科試験に向けて7ヶ月間を確保できます。
このスケジュールでは、1日2〜3時間の学習で学科対策を進め、学科合格後の9月の製図試験まで約3ヶ月間を製図対策に集中できます。
働きながら二級建築士に合格することは十分に可能で、実際に受験者の7割以上が社会人です。
公益財団法人建築技術教育普及センターの令和7年度データによると、学科試験合格者のうち学生は28.3%であり、残りの大多数が社会人受験者です。
社会人受験者が合格するための現実的な学習時間は、1日1.5〜2時間の平日学習と土日3〜4時間の集中学習を組み合わせるスタイルです。
建築系の学歴がある方なら500〜700時間、知識ゼロからのスタートでは1,000時間前後を目標に計画を立てると無理のないペースで進められます。
通信講座を選ぶ場合は、スマホで動画視聴・問題演習が完結するスタイルを選ぶと、通勤・昼休み・移動中などのスキマ時間を積み上げやすくなります。
スタディングのようなeラーニング型はスキマ時間の活用に最適化されており、社会人受験者から支持されています。
製図試験対策を通信講座のみで行うことは可能ですが、添削指導が含まれているコースを選ぶことが前提条件です。
添削なしの通信講座だけで製図試験を突破しようとすると、自分の図面の問題点を発見できないまま本試験を迎えるリスクがあります。
ハウジングインテリアカレッジの製図コースは通信専門ながら6題の添削指導を提供しており、講師が一人ひとりの図面に具体的なコメントを返却します。
全日本建築士会は10課題の添削指導と各課題ごとのWeb解説動画を組み合わせており、通信でも高い合格率を実現しています。
製図試験は5時間以内に平面図・立面図・断面図などを手描きで完成させる実技試験です。
添削指導を繰り返すことでエスキスの組み立て方・時間配分・図面の不整合などを修正でき、合格レベルに到達しやすくなります。
製図は通信でも対応できますが、添削回数の多い講座を選ぶことが重要です。
費用の安い講座でも合格は十分に可能です。
スタディングの学科+製図総合コースは88,000円(税込)ですが、合格者を複数輩出しており、低価格だから質が低いとは断言できません。
費用の安さだけで選ぶ際には注意点があります。
スタディングの製図コースは標準では添削指導が含まれておらず、添削オプションを22,000円で別途追加する必要があります。
製図試験対策において添削なしで合格ラインに達するのは難しいため、製図添削の費用を含めた総額で比較することが重要です。
費用と添削の充実度のバランスを重視するなら、ハウジングインテリアカレッジの学科+製図コース167,000円(教育訓練給付金対象)も候補になります。
給付金を活用すると実質133,600円程度まで抑えられるため、スタディング+添削オプションの110,000円と大きな差はありません。
自分の学習スタイルと製図対策への不安度合いを基準に選ぶとよいでしょう。
2026年7月時点で一般教育訓練給付金が使える二級建築士通信講座は、ハウジングインテリアカレッジ・全日本建築士会・TAC(Web通信・通学コース)・日建学院(直営校のみ)の4社です。
スタディングは全コースとも教育訓練給付金の対象外です。
一般教育訓練給付金とは、厚生労働省が定める制度で、雇用保険の被保険者期間が通算1年以上ある方を対象に受講料の20%(最大10万円)をハローワークから支給するものです。
受給するには受講修了後の手続きが必要で、各講座が定める修了条件を満たす必要があります。
TACの2026年合格目標オンラインライブ通信講座は給付金対象外となっているため、給付金を活用したい方はWeb通信または通学コースを選ぶ必要があります。
日建学院も認定校・公認スクールでは給付金が適用されず、直営校のみが対象です。
申込前に最寄りの校舎が直営校かどうかを確認するとよいでしょう。
学科は独学・市販テキストで進め、製図のみ通信講座を利用する組み合わせは有効な戦略です。
学科試験は過去問の反復演習で実力を高めやすい構造であり、独学でも合格ラインに届く受験者がいます。
製図のみ通信講座を利用する場合、ハウジングインテリアカレッジの製図コース(121,000円・税込)が添削6題付きで費用を抑えられる選択肢として挙げられます。
全日本建築士会の長期設計製図講座も製図対策に特化したコースとして利用できます。
学科+製図の費用を抑えたい場合は「学科をスタディング学科コース77,900円で対策し、製図はハウジングインテリアカレッジ製図コース121,000円で添削指導を受ける」という組み合わせで合計約199,000円になります。
大手資格学校のセットコースが30〜50万円規模になることと比べると、大幅なコスト削減が可能です。
ただし学科対策で独学や低価格講座を選ぶ場合は、自分で学習進捗を管理する自律的な学習姿勢が求められます。