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サーバー・ネットワーク・クラウドを担うインフラエンジニアは、ITエンジニアの中でも需要が高い職種です。
経済産業省の調査では2030年にIT人材が最大79万人不足すると試算されており、インフラ領域の専門家への需要は年々増しています。
それでも「どのエージェントを選べばいいかわからない」「自分のスキルが正しく評価されるか不安」という声は後を絶ちません。
転職エージェント選びを間違えると、アドバイザーにインフラ技術が伝わらず、自分のキャリアに合わない求人ばかり紹介されるという事態が起きます。
本記事では、インフラエンジニアの転職に強いエージェント18選を年収アップ・SES脱却・未経験転職・40代転職といった目的別に徹底比較します。

インフラエンジニアが転職エージェントを選ぶうえで、まず押さえておきたい結論があります。
転職の目的によって、選ぶべきエージェントは大きく異なります。
年収アップを最優先にするのか、運用保守から設計・構築へステップアップしたいのか、それとも未経験からインフラエンジニアを目指すのか。
この目的を明確にしないまま登録すると、自分の状況と合わない求人を紹介され続けるという事態が起きやすくなります。
インフラエンジニアの転職市場は、2026年現在も需要が高い状態が続いています。
経済産業省が公表した「IT人材需給に関する調査」でも、ITエンジニア全体の不足傾向は継続しており、なかでもクラウドやセキュリティの実務経験者はとくに引き合いが強い状況です。
需要が高い分、エージェントを介した年収交渉の余地も大きく、利用するエージェントの質が転職結果に直結します。
転職エージェントが無料で使える理由は、エージェントが企業側から紹介手数料を受け取るビジネスモデルのためです。
求職者側に費用は一切発生しません。
この仕組みを前提に、まずは自分の転職目的に合ったエージェントを2から3社選んで並行登録するのが、インフラエンジニアの転職活動を効率よく進めるうえで最も実績のある方法です。
以下に、転職目的別のおすすめエージェントをまとめています。
インフラエンジニアとして転職を考えはじめた段階で迷いやすいのが、どのエージェントに最初に登録すればいいかという点です。
サービスの種類が多く、それぞれ特徴が異なるため、全部試している時間はないという人も多いでしょう。
そこで転職目的ごとに、今すぐ登録すべきエージェントを整理しました。
自分の状況に近いものから確認してください。
目的別おすすめエージェント早見表
| 転職目的 | 最優先で登録すべきエージェント | 理由 |
|---|---|---|
| 年収アップ・上流工程への転換を目指したい | レバテックキャリア、テックゴー | IT特化でアドバイザーの技術理解が深く、設計・構築・コンサル系の非公開求人を多く保有している |
| SESや運用保守から自社開発・受託開発へ転換したい | ユニゾンキャリア、Geekly | SES脱出やキャリアチェンジ実績が豊富。自社開発企業への紹介に強い |
| AWS・Azureなどクラウド領域に特化したい | レバテックキャリア、Findy | クラウド系の求人保有数が多く、技術スタックを軸にしたマッチングが得意 |
| 20代で初めて転職活動をする | マイナビIT AGENT、ユニゾンキャリア | 20代・第二新卒向けサポートが手厚く、未経験・微経験でも対応している |
| 未経験からインフラエンジニアを目指したい | ユニゾンキャリア、マイナビIT AGENT、ワークポート | 未経験向けの求人保有数が多く、研修・資格支援ありの企業を紹介してもらいやすい |
| 30代で年収500万円以上を目指したい | テックゴー、レバテックキャリア、JACリクルートメント | 経験者の年収交渉実績が豊富。インフラ技術を理解したアドバイザーに任せられる |
| 40代以上でマネジメント・ハイクラス転職を狙いたい | JACリクルートメント、ビズリーチ、パソナキャリア | ハイクラス求人を多く保有。両面型・スカウト型でポジションの質が高い |
| 転職するか迷っている段階で市場価値を知りたい | ビズリーチ、Findy | スカウト型のため、登録するだけで企業からの関心度がわかる |
転職エージェントには大きく分けて3つの種類があります。
IT特化型・総合型・スカウト型です。
それぞれの違いを理解したうえで選ぶと、登録後に「思っていたのと違う」という事態を防げます。
IT特化型・総合型・スカウト型の違い
| 種別 | 主なサービス例 | 向いている人 |
|---|---|---|
| IT特化型 | レバテックキャリア、テックゴー、Geekly、マイナビIT AGENT | 技術を深く理解したアドバイザーに相談したい人。設計・構築・クラウド系の非公開求人に強い |
| 総合型 | リクルートエージェント、doda、JACリクルートメント | 幅広い選択肢から比較したい人。業界・職種をまたいだ転職も視野に入れている人 |
| スカウト型 | ビズリーチ、Findy、Direct type、Forkwell | 転職を急いでいない段階で市場価値を把握したい人。企業からの直接オファーを待ちたい人 |
IT特化型は技術的な会話が成立するアドバイザーが在籍しており、インフラエンジニア特有のキャリアの悩みを深く聞いてもらいやすい点が強みです。
総合型は求人の絶対数が多い半面、アドバイザーがIT全般の知識を幅広くカバーする分、インフラ特有のスキルセットを正確に言語化してもらえないケースも出てきます。
スカウト型は自分で動く必要がなく、登録後は企業からのオファーを待つ仕組みです。
この3種を組み合わせて登録するのが、インフラエンジニアの転職活動において最も有効なアプローチです。
たとえば、IT特化型を1から2社と、スカウト型を1社に並行登録しておくと、エージェントからの求人紹介と企業からの直接スカウトを同時に受け取りながら、転職の選択肢を最大化できます。
登録する際に一点注意したいのは、複数のエージェントから同じ企業に重複応募しないよう、各エージェントの担当者に状況をこまめに共有することです。
重複応募は企業側に好印象を与えず、選考が不利になる場合があります。
インフラエンジニアとして転職する場合、転職先の候補は設計・構築を担う企業、クラウドインテグレーター、SIer、自社開発企業、ITコンサルと多岐にわたります。
エージェントの強みが企業種別によっても異なるため、転職先候補の業界をある程度絞り込んだうえで最適なエージェントを選ぶと、求人の精度がさらに上がります。
まずは自分の目的に近いものを早見表から選び、今日中に登録を済ませてしまうことをおすすめします。
転職市場は常に動いており、非公開求人の募集が終わってから気づくという事態は珍しくありません。
動き出すタイミングは早いほど、選択肢の幅が広がります。

インフラエンジニアの転職市場には、IT特化型・総合型・スカウト型とさまざまなエージェントが存在します。
ここでは、インフラエンジニアの転職支援に実績のある18サービスを厳選して紹介します。
各エージェントにはそれぞれ強みと向き不向きがあります。
自分のキャリアステージや転職目的と照らし合わせながら確認してください。
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
レバテックキャリアは、ITエンジニア・クリエイター専門の転職エージェントとして、認知率・登録率ともにIT系転職支援サービスの中でNo.1を誇るサービスです。
運営元であるレバテック株式会社はレバレジーズグループの100%子会社で、2005年のサービス開始以来20年以上にわたってIT人材の転職支援に特化してきた実績があります。
レバテックサービス全体の累計登録者数は68万人を超えており、インフラ・クラウドエンジニアを含む幅広いIT職種の求人を保有しています。
インフラエンジニアがレバテックキャリアを選ぶ最大の理由は、アドバイザーの技術理解の深さにあります。
一般的な総合型エージェントでは、インフラ特有の用語や技術スタックが正確に伝わらないケースが少なくありません。
レバテックキャリアでは、AWSやAzureといったクラウド設計の経験、LinuxやCCNAに関連する知識、Terraformなどのインフラ自動化ツールの使用経験を技術的な文脈そのままで話せるアドバイザーが在籍しています。
年間7,000回以上の企業訪問を実施し、採用担当者や現場のプロジェクトマネージャーから直接ヒアリングした情報をもとに求人を提案するため、求人票に記載されていない現場の実情まで共有してもらえる点が評価されています。
レバテックキャリアの公式データによると、利用者の3人中2人が年収70万円以上のアップを実現しており、利用者の約80%が転職後に年収アップを果たしています。
この数字を支えているのは、設計・構築・SRE・クラウドアーキテクトといった上流工程や専門領域の求人が充実していることと、アドバイザーが技術的な強みを企業に正確に伝えながら年収交渉を進められる体制にあります。
登録から転職完了まで、費用は一切発生しません。
無料で利用できる理由は、企業側が採用決定時に紹介手数料をレバテックキャリアに支払うビジネスモデルのためです。
求職者にとって金銭的な負担は0円です。
レバテックキャリアの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | レバテック株式会社(レバレジーズグループ) |
| サービス開始 | 2005年 |
| 公開求人数 | 約50,000件以上(2026年7月時点) |
| 対応職種 | インフラ・クラウド・ネットワーク・サーバー・セキュリティほかIT全般 |
| 対応エリア | 東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・広島(全国のリモート求人にも対応) |
| 利用料金 | 無料(求職者負担なし) |
| 公式サイト | https://career.levtech.jp/ |
インフラエンジニアがレバテックキャリアを活用するメリット
レバテックキャリアが特に力を発揮するのは、現職での経験を棚卸ししてもらいながら、自分では気づいていなかった強みを引き出してもらう場面です。
運用保守しか経験がないと思い込んでいたエンジニアが、障害対応の経験や監視設計への関わり方を言語化してもらったことで、設計・構築フェーズの案件に応募できるポジションを紹介された事例は少なくありません。
初回面談では、スキルの棚卸しとあわせて「キャリアプランシミュレーター」と呼ばれるツールを使い、自分の現在の市場価値と今後必要となるスキルを可視化するサポートも受けられます。
転職を急いでいない段階でも、自分の市場価値を知るための相談窓口として活用できます。
また、インフラ領域では非公開求人の割合が高い傾向があります。
上流工程や設計フェーズを担うポジション、クラウドアーキテクトやSREといった専門職は、競合他社への情報流出を避けるため一般公開されないケースが多くあります。
レバテックキャリアでは、登録後にこうした非公開求人へのアクセスが可能になります。
レバテックキャリアに向いている人・向いていない人
向いている人の特徴と向いていない人の特徴を整理すると、利用前に判断しやすくなります。
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| IT実務経験が1年以上ある人 | IT未経験・実務経験がほとんどない人 |
| 設計・構築・クラウドへのキャリアアップを目指している人 | 地方在住で首都圏以外の求人を希望する人 |
| 年収アップと上流工程への転換を同時に狙いたい人 | 総合職や非IT職への転職を考えている人 |
| アドバイザーに技術的な話を正確に伝えたい人 | 大量応募・広範囲な求人を一気に見たい人 |
未経験・実務経験が浅い段階での利用は、紹介できる求人数が限られるため向いていません。
その場合は、同グループが提供する未経験向けサービスや、未経験求人を多く保有する他のエージェントとの組み合わせが有効です。
また、対応拠点は2026年7月時点で東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・広島の6都市ですが、フルリモート求人も豊富に保有しているため、拠点外の地域に在住している場合でも活用できるケースがあります。
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
テックゴーは、コンサル転職支援で業界トップクラスの実績を持つ株式会社MyVisionが運営するITエンジニア特化の転職エージェントです。
MyVisionはもともとコンサルティングファームへの転職支援を専門に手がけてきた会社で、アクセンチュアやデロイト、PwCといった外資系コンサル、ベイカレントコンサルティングやフューチャーといった日系コンサルとの強固なパイプを持っています。
このネットワークをITエンジニア領域に展開したのがテックゴーです。
インフラエンジニアにとってテックゴーが他のエージェントと一線を画す点は、ITコンサル・大手SIerへの転換求人を多く保有していることです。
NTTデータ・日立製作所・TIS・電通総研・伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)といった大手SIerや、アクセンチュア・デロイト・EYといったコンサルファームの求人にアクセスできます。
運用保守や中小SES企業での経験を積んだインフラエンジニアがプライム案件を持つ大手企業へ転換する際に、最も力を発揮するエージェントといえます。
テックゴーの公式サイトが公表している実績として、転職者の平均年収アップ額は138万円、年収交渉成功率は100%があります。
年代別では20代エンジニアの平均年収アップが120万円、30代エンジニアでは平均160万円と、経験を積んだ層ほど交渉による上乗せが大きい傾向があります。
この数字を支えているのは、アドバイザーの多くがメガベンチャーのIT部門出身者や大手エージェントで高い成果を残した経歴を持ち、採用側の論理を熟知した状態で交渉に臨めるためです。
テックゴーの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社MyVision |
| 本社所在地 | 東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー24階 |
| 公開求人数 | 10,000件以上 |
| 対応職種 | インフラエンジニア・Webエンジニア・社内SE・ITコンサルタント・PM など |
| 対応エリア | 首都圏中心(フルリモート求人あり) |
| 利用料金 | 無料(求職者負担なし) |
| 公式サイト | https://tech-go.jp/ |
週末1Day選考会という独自の転職支援システム
テックゴーが他のエージェントと大きく異なる点が、週末に開催する1Day選考会です。
これは土曜日の1日で書類選考から最終面接まですべての選考プロセスを完結させる仕組みで、通常なら数週間かかる転職活動を1日に凝縮できます。
オンライン参加にも対応しているため、地方在住のインフラエンジニアや現職で夜間の障害対応が多い人でも、平日に何度も時間を作ることなく選考を進められます。
テックゴー公式サイトによると、この1Day選考会の平均内定率は50%超を記録しています。
参加企業はNTTデータグループや大手SIer、成長フェーズのメガベンチャーなど、一般公開されない採用強化中のポジションが含まれるため、転職サイトでは出会えない案件へのアクセスが可能です。
在職中に忙しく動いているインフラエンジニアにとって、週末1日で選考を完結させられるこの仕組みは、転職活動のハードルを大幅に下げる実用的なサポートです。
模擬面接は回数無制限で提供されており、担当アドバイザーが面接官役を務めながら本番を想定した練習を何度でも実施できます。
インフラエンジニアが面接で苦手としやすい「自分の経験をわかりやすく言語化する」という課題に対して、繰り返し練習できる環境が整っている点は他エージェントにはない強みです。
テックゴーに向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| SES・運用保守から大手SIerやITコンサルへ転換したい人 | IT未経験・実務経験が1年未満の人 |
| 30代で年収を大幅に引き上げたい経験者 | 地方在住で首都圏外の求人を希望する人 |
| 在職中で平日に時間が取りにくいインフラエンジニア | 転職を急いでいない、情報収集段階の人 |
| ITコンサルやプライム案件を持つ大手企業に転換したい人 | 転職よりもキャリア相談だけしたい段階の人 |
地方在住者や首都圏以外の求人を優先する場合は、対応エリアが広い他エージェントとの組み合わせが有効です。
また、面談は充実している反面、転職を決めていない段階での登録は「まだ決めていないが相談したい」という空気感に合わない面があります。
転職意向がある程度固まってから登録すると、アドバイザーのサポートを最大限に活用できます。
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
Geeklyは2011年の設立以来、IT・Web・ゲーム業界への転職支援に一貫して特化してきた転職エージェントです。
2026年2月には東証スタンダード市場に上場しており、IT特化型エージェントとして上場企業という信頼性を備えた数少ないサービスのひとつです。
本社は東京都渋谷区渋谷2-17-1渋谷アクシュ10階に所在し、取引先企業は1,417社以上、そのうち80%以上が継続利用しているというデータが、企業との関係性の深さを示しています。
インフラエンジニアにとってGeeklyが強みを発揮するのは、求人の絶対数と選考スピードの2点です。
公開求人だけで37,000件以上、非公開求人を含めると46,000件以上を保有しており、IT特化型エージェントとしては業界最大級の規模です。
インフラエンジニア向けの求人だけで4,200件以上を保有しており、AWS・GCP・Azureといったクラウドプラットフォーム別に求人を絞り込める仕組みが整っています。
オンプレミスの運用保守経験しかないインフラエンジニアが、クラウドエンジニアへのキャリアシフトを図る場合に選択肢の幅が広い点は大きなメリットです。
Geeklyの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ギークリー(東証スタンダード上場) |
| 設立 | 2011年 |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-17-1渋谷アクシュ10F |
| 公開求人数 | 37,000件以上(2026年7月時点) |
| 非公開求人含む総求人数 | 46,000件以上 |
| インフラエンジニア求人数 | 4,200件以上 |
| 対応職種 | インフラ・ネットワーク・クラウド・Webエンジニア・ゲーム業界ほかIT全般 |
| 対応エリア | 全国(首都圏中心) |
| 利用料金 | 無料(求職者負担なし) |
| 公式サイト | https://www.geekly.co.jp/ |
Geeklyが他のIT特化型エージェントと差別化されるポイントの一つが、平均内定日数28日という転職スピードです。
IT転職エージェントの中では短期間での内定獲得実績として公式サイトに掲載されており、在職中でも転職活動の期間を短く抑えたい人に向いています。
転職後の入社後活躍率は90%以上とされており、単に内定を出すだけでなく、ミスマッチを防ぐマッチング精度の高さがこの数字を支えています。
年収アップの実績については、エンジニア職種で転職後の平均年収アップが85万円という公式データがあります。
これはGeeklyが保有する求人の年収帯の高さと、アドバイザーによる年収交渉サポートの結果を反映したものです。
公式サイトでは、インフラエンジニアが転職後に年収550万円から740万円へ190万円アップした事例も紹介されており、上流工程やクラウド領域への転換に伴う年収改善が実現しやすい環境があります。
書類選考スキップという独自の仕組み
Geeklyには、一定の条件を満たした求職者が書類選考を省略して一次面接から参加できる仕組みがあります。
通常の転職活動では書類選考が最初のハードルになりますが、この仕組みを活用することで選考プロセスを短縮できます。
インフラエンジニアとして一定の実務経験を持つ人であれば、職務経歴書を丁寧に整えながらアドバイザーに相談することで、この選考ルートを検討できる場合があります。
Geeklyに向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| IT実務経験が1年以上あるエンジニア | IT未経験・実務経験がほとんどない人 |
| クラウド領域(AWS・GCP・Azure)への転換を目指している人 | ゲーム業界やWeb系以外の業界への転職を考えている人 |
| 首都圏のWeb系企業や自社サービス企業に転職したい人 | 地方在住で地元近辺の求人のみを希望する人 |
| 転職スピードを重視する在職中のエンジニア | ゆっくり時間をかけて情報収集したい段階の人 |
ゲーム業界の求人はGeekly独占のものも多く、大手ゲーム企業との取引実績を強みとするエージェントですが、インフラエンジニアの観点からは首都圏のクラウド・自社サービス企業の求人が充実している点を中心に活用するとよいでしょう。
地方在住者やIT業界以外への転向を考えている場合は、対応範囲の広い総合型エージェントとの組み合わせが有効です。
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
マイナビ転職IT AGENTは、就職情報サービス最大手の株式会社マイナビが運営するIT・Webエンジニア専門の転職エージェントです。
マイナビグループが長年にわたって築いてきた企業との関係性をベースに、大手SIerから自社開発系のWebサービス企業まで幅広い求人を保有しています。
インフラエンジニアの求人についても、サーバーエンジニア・ネットワークエンジニア・クラウドエンジニア・セキュリティエンジニア・社内SEなど幅広いポジションをカバーしており、特に20代から30代の若手エンジニアを中心に利用実績を積み上げてきたエージェントです。
他のIT特化型エージェントと比べたときのマイナビ転職IT AGENTの最大の特徴は、IT実務経験が浅い段階でも利用しやすい点にあります。
経験豊富な即戦力だけを対象にするエージェントが多い中で、第二新卒や転職が初めての20代エンジニアへの求人紹介と支援体制を整えている点が際立っています。
公式サイトが公表している転職後の定着率は99.2%で、3ヶ月以内入社決定率は84.6%という実績があります。
公式サイトでは、インフラエンジニア向けの求人特集が設けられており、サーバーやネットワークなどのIT基盤の開発に携われるポジションが掲載されています。
マイナビグループ全体の求人ネットワークを活用した非公開求人・独占求人も保有しており、転職サイトには掲載されないポジションにアクセスできる点は大きなメリットです。
マイナビ転職IT AGENTの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社マイナビ |
| 公開求人数 | 27,000件以上(2026年7月時点) |
| 対応職種 | インフラ・クラウド・ネットワーク・社内SE・システムエンジニア・ITコンサルほかIT全般 |
| 対応エリア | 全国(首都圏・関西圏に強み) |
| 転職後定着率 | 99.2% |
| 3ヶ月以内入社決定率 | 84.6% |
| 利用料金 | 無料(求職者負担なし) |
| 公式サイト | https://mynavi-agent.jp/it/ |
マイナビ転職IT AGENTの強みは、企業ごとに最適化された選考対策を受けられる点です。
一般的な書き方の指導にとどまらず、応募先企業の傾向に合わせた職務経歴書の添削や面接対策を実施しています。
公式サイトの転職市場レポートでも、大手SIerやユーザー系SIerへの積極採用の動きや、ポテンシャル採用の継続など最新の市場動向を定期的に発信しており、IT業界の採用環境をキャリアアドバイザーが直接把握したうえでサポートしている姿勢がわかります。
20代・第二新卒のインフラエンジニアにおすすめする理由
IT特化型エージェントの中には、実務経験1年以上を目安とするサービスが多く、経験が浅い段階では十分な求人紹介を受けられないケースがあります。
その点でマイナビ転職IT AGENTは、IT業界未経験者や実務経験が浅い第二新卒でも対応可能な求人を保有しており、初めての転職活動でも専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンでサポートしてくれます。
インフラエンジニアとして運用保守の経験はあるが上流への転換に自信がない、あるいは別業種からITインフラ職への転換を検討しているという段階でも相談を受け付けています。
マイナビグループの規模と実績から生まれる大手企業との関係性が、若手でも書類選考を突破しやすい環境をつくっている面もあります。
マイナビ転職IT AGENTに向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 20代・第二新卒でIT転職に初めて挑戦する人 | 40代以上でハイクラスポジションを狙う人 |
| 大手ブランドへの安心感を重視する人 | 地方在住で首都圏以外の求人を優先する人 |
| 手厚い選考対策を受けながら転職したい人 | すでに高いスキルを持ち即戦力として転職したい人 |
| インフラエンジニアから社内SEや上流SEへの転換を目指す人 | 転職活動を自分のペースで進めたい人 |
注意点として、求人の分布は首都圏・関西圏に集中する傾向があるため、地方での転職を最優先に考える場合は、全国対応の総合型エージェントとの組み合わせが有効です。
また、ハイクラス転職や年収800万円以上のポジションを狙う場合は、ハイクラス特化型のエージェントを並行して活用するとよいでしょう。
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
KIKKAKE AGENTは、株式会社キッカケクリエイションが運営するITエンジニア特化の転職エージェントです。
「量より質」を一貫した方針として掲げており、他社エージェントが30から40社への同時応募を推奨する中、KIKKAKE AGENTは1人あたりの平均書類応募数を12.14件に抑え、希望やキャリアプランに合う求人だけを厳選して紹介する点が大きな特徴です。
公式サイトが公表しているデータによると、入社後定着率は98.49%、リピート利用希望率は96%、求人満足度およびキャリアアドバイスへの満足度はともに93%という高い評価を得ています。
KIKKAKE AGENTの求人数は、非公開求人を含めて約7,000件と大手エージェントと比べると少なめです。
その代わりに、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)・NTTデータ・株式会社ラクス・サイバーエージェント・IIJ・ベイカレント・コンサルティング・三菱UFJフィナンシャル・グループといった上場企業や大手テック企業の求人を保有しており、質を重視した紹介体制が取れています。
インフラエンジニア向けのポジションも保有しており、ネットワークエンジニア・インフラエンジニア・クラウドエンジニアといった職種別での求人検索も公式サイトで対応しています。
KIKKAKE AGENTの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社キッカケクリエイション |
| 稼働求人数 | 約7,000件(非公開求人含む、2026年7月時点) |
| 入社後定着率 | 98.49% |
| リピート利用希望率 | 96% |
| 求人満足度 | 93% |
| 平均年収アップ額 | 約72万円 |
| 対応職種 | インフラ・ネットワーク・クラウド・社内SE・ITコンサルほかIT全般 |
| 対応エリア | 全国(首都圏中心) |
| 利用料金 | 無料(求職者負担なし) |
| 公式サイト | https://kikkakeagent.co.jp/ |
元エンジニアのアドバイザーによる24項目のヒアリング
KIKKAKE AGENTのカウンセリングは、スキルや希望条件だけでなく、将来のライフプランや5年・10年後のキャリアビジョンまで24項目にわたってヒアリングする仕組みになっています。
インフラエンジニアが自分の経験を正確に言語化できていないと感じている場合でも、技術的な背景を理解しているアドバイザーとの対話の中でスキルの棚卸しを進められます。
公式サイトに記載されている特徴的な点として、現職に残ることがベストな場合はそれを正直に伝えるという方針があります。
転職を前提にせず、求職者のキャリアにとって本当に有益な選択肢を提示するこのスタンスは、転職エージェントとしては珍しい姿勢です。
そのため、転職するかどうかまだ迷っている段階でも相談しやすい環境が整っています。
書類代行という他社にない支援サポート
KIKKAKE AGENTが競合エージェントと大きく異なる点の一つが、職務経歴書の作成を0から代行してくれるサービスです。
エンジニア経験を持つ専任担当が書類作成を引き受けるため、「書き方がわからない」「何をアピールすべきかわからない」という段階でも対応してもらえます。
インフラエンジニアの場合、障害対応の経験やインフラ設計の実績をどう言語化するかは、書類選考通過率を左右する重要なポイントです。
この書類代行は、技術的な成果を非エンジニアの採用担当にも伝わる言葉に変換するうえで有効なサポートです。
また、面接対策では企業の採用担当者に事前ヒアリングを行い、企業ごとの実際の質問内容や評価されるポイントのリストを共有するという踏み込んだサポートも提供しています。
選考プロセスの内部情報を把握したうえで対策を進められる点は、面接通過率を高めるうえで他エージェントにはない強みです。
KIKKAKE AGENTに向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| ミスマッチなく厳選した企業だけを受けたい人 | 幅広い求人を一覧で比較検討したい人 |
| 書類作成から面接対策まで丁寧なサポートを受けたい人 | IT未経験の段階にある人 |
| SESや運用保守からの転換でキャリアに悩んでいる人 | 大量応募で効率的に内定を狙いたい人 |
| 転職するかどうかも含めてキャリア相談したい人 | 地方在住で地元近辺の求人を優先したい人 |
求人数の多さを最優先にする場合は、レバテックキャリアやGeeklyとの組み合わせが有効です。
KIKKAKE AGENTでキャリア相談と厳選企業の選考対策を行いながら、大手エージェントで幅広い求人を並行確認するという使い分けが、転職活動を最も効率化させるアプローチになります。
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
ウィルオブテックは、東証プライム市場上場企業ウィルグループのグループ会社である株式会社ウィルオブ・ワークが運営するITエンジニア特化の転職エージェントです。
ウィルグループはITをはじめとするあらゆる業種で人材サービスを20年以上展開してきた実績を持つリーディングカンパニーであり、その豊富なノウハウと企業ネットワークがウィルオブテックのサービス品質を支えています。
本社は東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビルディング55階に所在しています。
ウィルオブテックがインフラエンジニアの転職市場で評価されている最大の特徴は、キャリアアドバイザーとリクルーティングアドバイザーが専属2名体制でサポートする仕組みです。
多くのエージェントが1名のアドバイザーが求職者を担当するのに対し、ウィルオブテックではキャリアの相談を受けるアドバイザーと、企業の採用担当者とのハブとなるアドバイザーが分業する体制を採っています。
これにより、求職者側への丁寧なヒアリングと企業側との情報収集を同時に精度高く進められます。
公式サイトが公表している実績として、転職後の定着率は97.5%、年収アップ率は75.5%から88%(2024年10月から2026年1月時点)という数字があります。
保有求人の約7割が非公開求人であり、Webサイトには掲載されていない好条件の案件にアクセスできる点も、インフラエンジニアが利用する価値として挙げられます。
取引企業にはサイバーエージェント・SmartHR・メルカリ・ラクスル・Sansan・J:COMといった上場企業や有名テック企業が含まれています。
ウィルオブテックの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ウィルオブ・ワーク(ウィルグループのグループ会社) |
| 本社所在地 | 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビルディング55階 |
| 公開求人数 | 約5,800件(2025年12月時点) |
| 非公開求人の割合 | 約7割 |
| 転職後定着率 | 97.5% |
| 年収アップ率 | 75.5%〜88% |
| 対応職種 | インフラ・ネットワーク・クラウド・開発系・社内SE・PMほかIT全般 |
| 対応エリア | 全国(首都圏中心) |
| 利用料金 | 無料(求職者負担なし) |
| 公式サイト | https://willof.jp/techcareer/ |
無料で受験できるコーディングテスト「Track Test」
ウィルオブテックには、他のIT転職エージェントにはない独自のサービスとして、「Track Test」という無料のコーディングテストを受験できる仕組みがあります。
知識を問うクイズ形式と、実務的な実装力を問う問題形式の両方が用意されており、自分のエンジニアとしての技術レベルを客観的に把握できます。
インフラエンジニアにとってこのテストが役立つ場面は、自分のスキルレベルを数値として可視化できる点にあります。
履歴書や職務経歴書だけでは伝えにくい技術力を、コーディングテストの結果として企業側に提示できるため、書類選考の通過率向上につながる場合があります。
テスト結果をもとにキャリアアドバイザーが適切な求人を提案してくれるため、自分のレベルに見合った企業との出会いにもつながります。
専属2名体制が生む転職サポートの手厚さ
2名体制の強みは、転職活動の各フェーズで発生する課題に対して二つの視点からアプローチできることです。
キャリアアドバイザーが求職者の経験やキャリアビジョンを深く理解しながら求人紹介と選考対策を進める一方で、リクルーティングアドバイザーは企業の採用担当者と直接やり取りしているため、求人票に記載されていない職場環境や評価される人物像といった内部情報を把握しています。
インフラエンジニアが面接で苦手にしやすい「将来のキャリアを言語化する」「自分のスキルを技術的文脈で伝える」という課題に対して、2つの専門性が組み合わさったサポートを受けられます。
希望者に対しては企業の社員との面談や質問会も開催しており、選考を受ける前に職場の雰囲気を確認できる環境が整っています。
ウィルオブテックに向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| IT実務経験1年以上のエンジニア | IT未経験・実務経験がほとんどない人 |
| 2名体制の手厚いサポートで転職を進めたい人 | 地方在住で首都圏以外の求人を優先する人 |
| 年収アップを目指しながらキャリアアップしたい人 | 求人数の多さを最優先に選択肢を比較したい人 |
| コーディングテストで客観的に自分のスキルを把握したい人 | SES企業ではなく自社開発企業だけを希望する人 |
求人数は5,800件と他の大手IT特化型エージェントより少なめのため、幅広い選択肢の確保を重視する場合はレバテックキャリアやGeeklyとの並行登録が有効です。
また、インフラエンジニアやSES経験者が自社開発企業のみに絞って転職を検討する場合は、自社開発求人に強みを持つエージェントとの組み合わせも検討するとよいでしょう。
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
ユニゾンキャリアは、株式会社ユニゾン・テクノロジーが運営するIT・Web・ゲーム業界特化の転職エージェントです。
同社の特徴的な背景は、運営会社である株式会社ユニゾン・テクノロジー自体が情報システムの設計・開発、情報インフラストラクチャーの設計・開発、ITに関する教育事業など複数のIT事業を手がける現役のIT企業である点にあります。
人材紹介事業と並行してIT事業を展開しているため、採用担当者目線と現場エンジニア目線の両方から転職支援を行えることが他のエージェントとの根本的な違いです。
インフラエンジニアにとってユニゾンキャリアが強みを発揮するのは、SES・運用保守からの脱却や、自社開発・受託開発企業へのキャリアシフトを目指すケースです。
公式サイトでは優良IT・Web企業5,000件以上の求人を保有していると案内しており、Googleクチコミでは4.8点(500件以上の評価)という高評価を維持しています。
公式データとして、経験者を対象とした年収アップ率は93%、IT未経験からの就職決定率は95%という数字が公表されています。
ユニゾンキャリアの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ユニゾン・テクノロジー |
| 保有求人数 | 5,000件以上 |
| 年収アップ率 | 93%(経験者対象、2024年9月〜2025年4月実績) |
| IT未経験就職決定率 | 95% |
| Googleクチコミ評価 | 4.8点 |
| 入社後定着率 | 95% |
| 対応職種 | インフラ・ネットワーク・クラウド・Webエンジニア・社内SEほかIT全般 |
| 対応エリア | 全国(地方求人は少なめ) |
| 利用料金 | 無料(求職者負担なし) |
| 公式サイト | https://unison-career.jp/ |
運営会社がIT企業であることが生む情報の深さ
ユニゾンキャリアを他のエージェントと比べたときに最も際立つ点は、キャリアアドバイザーが「人材紹介専業」ではなく、IT業界の現場を内側から知っているという環境で育っていることです。
インフラエンジニアが相談する際に「この企業の研修制度は実際どうなのか」「現場でどんな技術スタックが使われているのか」といった踏み込んだ情報まで話を引き出せる背景に、運営会社のIT事業現場と人材紹介が連動している構造があります。
また、インフラエンジニア向けのキャリア情報やノウハウ記事を公式メディアで継続的に発信しており、CCNAやAWSといった資格取得の具体的なアドバイスや、オンプレミスからクラウドへのキャリアシフトの進め方なども相談できます。
転職後に入社3ヶ月が経過した頃にアドバイザーから状況確認の連絡が来るという入社後フォローも実施しており、内定をゴールにしない姿勢が定着率95%という数字に表れています。
無料ITスクール「ユニゾンカレッジ」の存在
ユニゾンキャリアには、転職支援と並行して活用できる無料のITスクール「ユニゾンカレッジ」があります。
プログラミング分野ではJava基礎・Python基礎・HTML/CSS・SQLなどを扱い、インフラ分野ではネットワーク・サーバー構築・Linux・AWS基礎といったカリキュラムをオンライン教材と勉強会で学べます。
転職エージェントと学習支援を一つの窓口でまとめて利用できるのは、他のIT転職エージェントにはない独自のサービスです。
SES・運用保守の現場でスキルを積み上げてきたインフラエンジニアが、クラウドへのキャリアシフトを目指す前に基礎知識を整理したい場合にも活用できます。
ユニゾンキャリアに向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| SES・運用保守から自社開発・受託開発へ転換したい人 | 地方在住で地元近辺の求人を優先したい人 |
| 未経験または経験が浅い段階からインフラエンジニアを目指したい人 | 求人数の多さを最優先に比較検討したい人 |
| 運営会社がIT企業という背景から業界の内部情報を聞きたい人 | ハイクラス転職や年収800万円以上のポジションを狙う人 |
| 学習と転職活動を並行して進めたい人 | IT・Web以外の業界への転職も視野に入れている人 |
地方在住者への求人は限られているため、地方での転職を最優先にする場合は全国対応の総合型エージェントとの組み合わせが必要です。
また、ハイクラス転職を狙う場合はJACリクルートメントやビズリーチとの併用が有効です。
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
paiza転職は、paiza株式会社が運営するプログラミングスキルチェックを軸にしたITエンジニア特化の転職サービスです。
2013年のサービスローンチ以来、スキルをコードで可視化してから転職活動に臨むという独自の仕組みで成長を続け、2026年7月時点で会員数85万人を超えるプラットフォームに成長しています。
プログラミングスキルチェックで取得したランクをもとに、スキルが認められた求人への応募とスカウト受信が可能になるという設計が、他のエージェントや転職サイトとの本質的な違いです。
paiza転職の仕組みの中心にあるのは、S・A・B・C・D・Eの6段階で評価されるスキルランクです。
Java・PHP・Ruby・Python・Go・Swiftなど15言語以上に対応したコーディング問題に取り組み、その結果が自分のpaizaランクとして算定されます。
ランクが高いほど応募できる求人の数が増え、Bランクユーザーはpaiza公式データによるとCランクと比較して約2.5倍高い内定率を示しているとされています。
paiza転職の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | paiza株式会社 |
| 会員数 | 85万人以上 |
| スキルチェック対応言語 | Java・PHP・Ruby・Python・C・C++・C#・JavaScript・Go・Swiftほか15言語以上 |
| スキルランク | S・A・B・C・D・Eの6段階 |
| 対応職種 | ITエンジニア全般(開発・インフラ・クラウドほか) |
| 対応エリア | 全国 |
| 利用料金 | 無料(求職者負担なし) |
| 公式サイト | https://paiza.jp/career |
コーディングで評価される仕組みがインフラエンジニアにとって持つ意味
paiza転職のスキルチェックはプログラミング問題が中心のため、スクリプティングやIaC(Infrastructure as Code)を得意とするインフラエンジニアにとっては技術力をアピールしやすい環境があります。
TerraformやAnsible、Pythonを使ったインフラ自動化の経験を持つエンジニアや、ShellスクリプトやPythonでの運用自動化に強みを持つ人は、コーディングテストを通じて職務経歴書では伝わりにくいスキルを可視化する手段として活用できます。
一方で、スキルチェックの内容はプログラミングアルゴリズム問題が中心のため、ネットワーク設計やサーバー構築・クラウドアーキテクチャといった純粋なインフラ技術の評価とは方向性が異なります。
Terraform・Ansible・Linuxコマンドのスキルはスキルチェックで直接測定されるわけではないため、コーディング力の高さでアドバンテージを得やすい開発寄りのインフラエンジニアや、SREやクラウドエンジニアとして活躍している人に特に向いているサービスといえます。
エンジニア目線で設計された求人票
paiza転職の求人票は、エンジニアが転職先を選ぶうえで必要とする情報を公式が徹底取材している点が特徴です。
一般的な求人票では見えにくい「開発手法」「開発環境」「使用ツール」「評価方法」「上司プロフィール」といった情報が網羅されており、面接前から職場の技術スタックや組織の雰囲気を把握できます。
入社後のミスマッチを防ぐうえで、こうした情報量の充実度は転職先を選ぶ際の重要な判断材料になります。
また、求人によっては通常の面接に進む前に企業担当者と気軽に話せるカジュアル面談を選択できる仕組みも設けられています。
転職を急いでいない段階でも企業の雰囲気を確認しながら転職活動を進められるため、じっくり転職先を吟味したい人にも活用しやすい設計になっています。
paiza転職に向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| コーディング力を武器に転職したいITエンジニア | 書類添削や面接対策のサポートを重視する人 |
| 職務経歴書では伝わらない技術力を客観的に示したい人 | 純粋なネットワーク・サーバー設計のスキルを評価されたい人 |
| 書類選考をスキップして面接から始めたい人 | 転職エージェントのような伴走型サポートを必要とする人 |
| 自分のペースでスカウトを待ちながら転職活動をしたい人 | 幅広い求人から一括で比較したい人 |
paiza転職はスカウト型の転職サイトという性質上、専任のキャリアアドバイザーによる書類添削・面接対策は基本的に提供されていません。
選考対策のサポートを重視する場合は、IT特化型エージェントと並行登録したうえで、paiza転職ではスキルの可視化とスカウト受信に集中するという使い分けが効果的です。
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JACリクルートメントは、1975年にイギリスで創業し、日本でも30年以上にわたってハイクラス・ミドルクラス転職に特化してきた転職エージェントです。
JAC Groupのコアブランドとして世界12カ国に拠点を持ち、外資系・グローバル企業への転職支援でNo.1クラスの実績を誇ります。
国内では約2万社と取引があり、業界・職種別の250を超える専門チームで構成されています。
約1,600名のコンサルタントがグループ連結で在籍しており、IT・デジタル領域に精通した専門チーム「JAC Digital」も組織しています。
インフラエンジニアがJACリクルートメントを選ぶ最大の理由は、コンサルタントが企業と求職者の双方を担当する「両面型」の支援体制にあります。
一般的なエージェントは求職者担当と企業担当が別々ですが、JACは一人のコンサルタントが両方を担当します。
これにより、企業の採用背景・求める役割・評価基準といった求人票には書かれない情報を直接把握したうえで、求職者への求人提案と選考対策を行えます。
JACリクルートメントの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社JAC Recruitment |
| 創業 | 1975年(イギリス)、日本では30年以上の実績 |
| 取引企業数 | 約2万社 |
| グローバル拠点 | 世界12カ国 |
| コンサルタント数 | 約1,600名(グループ連結) |
| 対応職種 | IT・インフラエンジニア・ITコンサルタント・アーキテクトほか管理職・専門職全般 |
| 対応エリア | 全国(北海道・東北・横浜・静岡・浜松・名古屋・京都・大阪・神戸・広島・福岡ほか) |
| 利用料金 | 無料(求職者負担なし) |
| 公式サイト | https://www.jac-recruitment.jp/ |
JACリクルートメントのインフラエンジニア転職実績
JACリクルートメントが公式サイトで公表しているインフラエンジニア関連職種の転職実績データを見ると、JACを利用して転職したエンジニアの平均年収は733.3万円であり、700万円以上の年収帯が全体の54.7%を占めています。
また、転職者の63.6%が年収アップを実現しており、年収アップした人の平均上昇額は128万円という実績があります。
転職後に100万円以上の年収アップを実現した人は全体の35.5%を占めており、大幅な処遇改善につながるケースも一定数あることが数字で示されています。
年収帯の分布を見ると、700万円台が20.7%、800万円台が14.0%、1,000万円台以上も合計で11.7%を占めており、ハイクラス転職に強いという特性が実績に表れています。
インフラエンジニアに特化したサポートの内容
JAC公式サイトでは、インフラエンジニアへの転職において評価されやすい経験として、クラウド環境の設計・構築経験、ネットワーク設計・構築経験、サイバーセキュリティ関連の経験、ITアーキテクトや上流工程の経験、プロジェクトマネジメント経験、IaCやSRE・DevOpsの経験を具体的に示しています。
クラウド移行・DX推進・セキュリティ強化といった企業の経営課題と密接に関わるインフラポジションの採用は、求人として一般公開されないケースが多くあります。
クラウドアーキテクト・セキュリティアーキテクト・ITインフラ責任者・CIO候補などのポジションは、JACのような企業との信頼関係が深いエージェント経由でなければアクセスできない場合があります。
JACリクルートメントに向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 年収500万円以上でハイクラス転職を目指すインフラエンジニア | IT実務経験が浅い人・未経験の人 |
| 外資系・グローバル企業への転職を視野に入れている人 | 20代前半で最初の転職を考えている人 |
| 金融・通信・大手SIerなど高年収帯の求人を探している人 | 幅広い中小企業求人を探したい人 |
| アーキテクトやプロジェクトマネジメントへのキャリアシフトを狙う人 | IT特化型エージェントの深い技術相談を優先したい人 |
20代前半の段階や実務経験が浅い段階での利用は、紹介できるポジションが限られる場合があります。
インフラエンジニアとして経験を積み、年収500万円以上を目指せる段階に入ってからの登録が効果的です。
また、深い技術的な相談やインフラ特有の悩み解決を優先する場合は、IT特化型エージェントとの並行登録が有効です。
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
リクルートエージェントは、株式会社リクルートが運営する転職支援実績No.1の総合型転職エージェントです。
公式サイトのトップページに明記されている通り、公開求人約78万件・非公開求人約28万件という圧倒的な規模の求人を保有しており、インフラエンジニアを含むあらゆる職種・業界の選択肢を一度に比較できる点が最大の特徴です。
厚生労働省が公表した「人材サービス総合サイト」の有料職業紹介事業者の就職者数においても上位に位置しており、転職支援の量・質ともに業界トップクラスの実績を持っています。
インフラエンジニアの観点でリクルートエージェントを見ると、KDDI・NTTドコモ・ゲオグループといった大手企業のインフラ求人が公式サイトで確認できるなど、大手企業から中小企業まで幅広い法人と取引しています。
総合型エージェントならではの強みとして、SIer・事業会社・通信会社・金融機関・製造業など、インフラエンジニアが転職先として検討する業界を横断した求人比較が一度のサービス利用で完結します。
リクルートエージェントの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社リクルート |
| 公開求人数 | 約78万件(2026年7月31日時点) |
| 非公開求人数 | 約28万件(2026年3月31日時点) |
| 転職支援実績 | 転職支援実績No.1(厚生労働省公表データ) |
| 対応職種 | 全職種(インフラ・ネットワーク・SE・PM・ITコンサルほかIT全般含む) |
| 対応エリア | 全国 |
| 利用料金 | 無料(求職者負担なし) |
| 公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
リクルートエージェントがインフラエンジニアに提供するサービス内容
リクルートエージェントの転職支援では、登録後に専任のキャリアアドバイザーとの面談を通じてスキルと希望条件をヒアリングし、非公開求人を含む求人の中から候補を紹介するという流れをとります。
インフラエンジニアとして転職先を探す際に、特定の業界や企業規模に絞らず幅広い選択肢の中から比較できる点は、転職先の業種を絞り込んでいない段階での利用に向いています。
公式サイトでは、書類添削・面接対策・独自に分析した業界・企業情報の提供という3つのサポートを提供していると明記されています。
書類添削では企業ごとの特性に合わせた職務経歴書のアドバイスを受けられます。
また、面接力向上セミナーという登録者限定のコンテンツも用意されており、面接経験が少ない転職者でも対策を進められる環境があります。
内定後は年収交渉・入社日調整・退職交渉のアドバイスまでサポートが続きます。
IT業界専門ページ「リクルートエージェントIT」
リクルートエージェントの中には、ITエンジニア向けに特化した求人検索ページが設けられています。
インフラエンジニア・ネットワークエンジニア・セキュリティエンジニア・SRE・DevOpsエンジニア・アーキテクトといったIT職種別に求人を絞り込む機能が提供されています。
2026年5月時点での公開求人・非公開求人の合計は約21万件以上という規模感があり、インフラエンジニアの求人にアクセスするうえでの選択肢の広さは業界随一です。
リクルートエージェントに向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 幅広い業界・企業規模の求人を一度に比較したい人 | インフラ技術を深く理解したアドバイザーに相談したい人 |
| 転職先の業界や職種を絞り込んでいない段階にある人 | 厳選した少数の求人だけを丁寧に検討したい人 |
| 全国各地でインフラエンジニアの求人を探している人 | 選考対策より求人紹介を自分のペースで進めたい人 |
| 求人の絶対数を最優先に選択肢を広げたい人 | インフラ特有のキャリア相談を深く掘り下げたい人 |
IT特化型エージェントと比べると、アドバイザーがインフラ技術を深く掘り下げて相談に乗れるかどうかは担当者によって差が出やすい点を理解しておくことが大切です。
クラウドやネットワーク設計・IaCといった専門的な技術の棚卸しや、キャリアチェンジの方向性に関する深い相談を重視する場合は、IT特化型エージェントとの並行登録が有効です。
総合型エージェントとして求人の幅を確保しながら、IT特化型エージェントで深い技術相談を行うという使い分けが、転職の選択肢を最大化させます。
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dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営する転職サイトと転職エージェントの両機能を同一登録で利用できる総合型転職サービスです。
会員登録者数は約1,099万人に達しており、国内最大級の転職プラットフォームとして幅広い求職者に利用されています。
dodaが他のサービスと根本的に異なる点は、一度の登録で転職サイトによる自己応募・エージェントサービスによる求人紹介・スカウトサービスの3つの機能を同時並行で活用できる設計にあります。
インフラエンジニアの転職においてdodaが提供するITエンジニア向けのエージェントサービスは、公式サイトによると2025年10月時点でITエンジニアの求人数5万件以上を保有しています。
IT業界専任のキャリアアドバイザーが在籍しており、システムエンジニア・インフラエンジニア・Webエンジニアを含むIT関連職種の転職支援実績が豊富です。
公式データとして、IT関連職を第一希望として転職した人のうち約7割が平均約88万円の年収アップを実現しているという数字が公表されています。
dodaの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
| 会員登録者数 | 約1,099万人(2026年6月末時点) |
| ITエンジニア求人数 | 5万件以上(2025年10月時点) |
| エージェントサービス求人数 | 20万件以上 |
| IT関連職の年収アップ率 | 約7割 |
| 平均年収アップ額 | 約88万円(IT関連職) |
| 利用料金 | 無料(求職者負担なし) |
| 公式サイト | https://doda.jp/ |
転職サイト・エージェント・スカウトを同時に活用できる独自設計
dodaが他の転職サービスと明確に異なるのは、一つのIDで3種類のサービスを同時に利用できる点です。
転職サイト機能では自分で求人を検索して応募でき、エージェント機能ではキャリアアドバイザーから求人の紹介を受けられます。
さらにスカウトサービスでは、プロフィールを登録しておくだけで企業やdodaのパートナーエージェント630社以上からオファーが届く仕組みになっています。
インフラエンジニアとして転職活動の進め方に幅を持たせたい場合、エージェントサービスで専任アドバイザーのサポートを受けながら、転職サイト機能で自分のペースに合わせた求人検索を並行して行えます。
スカウトサービスと組み合わせることで、自分では気づいていなかった企業からのアプローチも受け取れる環境が整います。
ハイクラス向けの「doda X」という上位サービスも提供されており、年収600万円以上を目指す管理職・専門職クラスのインフラエンジニアはこちらも活用できます。
充実した転職ツールとサポートコンテンツ
dodaは転職支援のツール類が充実している点も特徴です。
公式サイトでは以下のような無料ツールを提供しています。
| ツール名 | 内容 |
|---|---|
| 年収査定 | 市場での適性年収を診断 |
| 合格診断 | 人気企業300社への転職可能性を診断 |
| 自己PR発掘診断 | アピールポイントの発見を支援 |
| 転職タイプ診断 | 仕事探しの軸を明確化 |
| レジュメビルダー | 職務経歴書を効率的に作成 |
職業紹介優良事業者認定制度による認定も受けており、厚生労働省が推進するこの制度においてサービス品質の基準を満たしていることが確認されています。
dodaに向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| エージェント・転職サイト・スカウトを一元管理したい人 | インフラ技術に特化した深いキャリア相談をしたい人 |
| 20代から40代で幅広い業界・職種の求人を比較したい人 | IT特化型エージェントの専門性を重視する人 |
| 転職を決めていない段階でも市場価値を知りたい人 | 担当者が多忙で連絡頻度が多いと感じることを避けたい人 |
| ハイクラス転職をdodaXを含めて検討したい人 | 少数精鋭の厳選求人だけを受け取りたい人 |
IT特化型エージェントと比べると、インフラエンジニア特有のキャリアの悩みへの対応は担当者によって差が出る場合があります。
設計・構築・クラウドといった技術的な文脈での深い相談を重視する場合は、レバテックキャリアやテックゴーなどIT特化型エージェントとの並行登録が有効です。
dodaはエージェントとしての機能に加え、転職サイトとスカウトを組み合わせた幅広い活動スタイルを実現したい人にとって最も活用価値が高いサービスです。
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
ワークポートは2003年に設立された転職エージェントで、IT専業の転職支援会社としてスタートした経緯を持っています。
現在は総合型転職エージェントへと成長し、これまで115万人以上の転職活動をサポートしてきた実績があります。
最大の特徴は、業界に先駆けて全国47都道府県すべてに面談拠点を構えている点です。
他のIT特化型エージェントのほとんどが首都圏・大都市圏に拠点を集中させている中、ワークポートは地方在住のインフラエンジニアでも対面でのキャリア相談を受けられる環境を整えています。
インフラエンジニアがワークポートを選ぶ意味は、IT特化の出自から積み上げてきたIT企業とのパイプにあります。
元々10年以上IT専業のエージェントとして活動してきたため、IT・Web・ゲーム業界への転職支援に強みを持っています。
公開求人数は2026年5月時点で約13万5,000件を保有しており、未経験歓迎の求人も豊富に保有しています。
ワークポートの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ワークポート |
| 設立 | 2003年 |
| 転職支援実績 | 115万人以上 |
| 公開求人数 | 約13万5,000件(2026年5月時点) |
| 未経験歓迎求人数 | 6,886件以上(2026年8月時点) |
| 全国拠点数 | 47都道府県すべて |
| 利用料金 | 無料(求職者負担なし) |
| 公式サイト | https://www.workport.co.jp/ |
全国47都道府県の対面拠点が地方在住者に持つ意味
インフラエンジニアの転職市場では、地方在住者にとってエージェント選びの選択肢が大きく絞られます。
IT特化型のエージェントの多くが東京・大阪・名古屋・福岡といった主要都市にしか拠点を置いておらず、地方在住者はオンライン面談のみでの対応になりがちです。
ワークポートは北海道・東北・北信越・四国・中国地方といった他のエージェントがカバーしきれていない地域にも拠点を持ち、地元に精通した担当者と対面で相談できる環境を提供しています。
地方在住のインフラエンジニアがUターン・Iターン転職を検討している場合、地域の企業情報や生活環境に精通したアドバイザーと対面でじっくり相談できる点は、ミスマッチのリスクを下げるうえで大きなメリットになります。
フルリモート求人も豊富に保有しており、居住地を変えずにキャリアアップを目指したい場合にも対応できる選択肢があります。
「転職コンシェルジュ」と「eコンシェル」の2軸サポート
ワークポートではキャリアアドバイザーを「転職コンシェルジュ」と呼んでいます。
単なる求人紹介にとどまらず、一人ひとりのキャリアや転職への想いに寄り添う姿勢を名称に込めています。
書類添削・面接対策・内定後のフォローまでを一貫して担当します。
また、自社開発のスマートフォンアプリ「eコンシェル」を提供しており、求人情報の閲覧・応募・選考進捗の確認・担当者とのチャットやりとりが一元管理できます。
在職中で平日の電話対応が難しいインフラエンジニアでも、隙間時間にチャットでやり取りできるため、転職活動を効率よく進められます。
無料ITスクール「みんスク」でインフラエンジニアへの入口を支援
ワークポートは転職エージェントとして求人紹介を行うだけでなく、無料のITエンジニアスクール「みんスク」を運営しています。
みんスクには「インフラエンジニアカリキュラム」と「開発エンジニアカリキュラム」の2コースが設けられており、インフラエンジニアを目指す未経験者がネットワーク・サーバー・Linuxといった基礎から学べる環境が整っています。
転職エージェントが運営するスクールという特性から、スキル習得だけでなく転職活動まで一貫してサポートする体制が特徴です。
ワークポートに向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 地方在住でIT転職の対面相談を希望する人 | インフラ技術を深く理解したアドバイザーに相談したい人 |
| 未経験・第二新卒でインフラエンジニアを目指す人 | 年収500万円以上のハイクラス転職を優先したい人 |
| ITスクールで学びながら転職まで一貫支援を受けたい人 | 求人の絶対数よりも質・厳選度を最優先にする人 |
| 在職中でチャット中心に効率よく転職活動を進めたい人 | 特定のクラウド技術・セキュリティ領域に特化したい人 |
IT特化型エージェントと比べると、インフラ技術の深い専門相談への対応は担当者によって差が出る場合があります。
クラウド設計・SRE・セキュリティアーキテクトといった高度な専門領域への転換を目指す場合は、レバテックキャリアやテックゴーとの並行登録が有効です。
ワークポートは幅広い求人数・地方拠点・未経験サポートを軸に、IT転職の入口を広く開いているエージェントです。
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
パソナキャリアは、株式会社パソナが運営するハイクラス転職に特化した転職エージェントです。
創業50周年を迎えた老舗企業であり、累計転職支援実績は59万人以上に達しています。
公式サイトで公開されている数字として、日本の上場企業の約7割とパソナキャリアが取引しているという実績があります。
取引実績企業数は30,000社以上であり、コンサルタント数は約400名が人材紹介事業に携わっています。
パソナキャリアの求人は総数で約6万件を保有しており、うち非公開求人の割合が60%を占めています。
独占求人は常時1,200件以上を保有しており、1,000万円以上の求人の割合が40%を占めるというハイクラス特化の傾向が数字に表れています。
インフラエンジニアについては、公式サイトでIT・Webエンジニアのカテゴリでシステムインテグレーター・インフラエンジニア向けの求人を扱っており、ネットワークエンジニアのキャリアアップをテーマにした個別相談会も実施しています。
パソナキャリアの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社パソナ(パソナグループ) |
| 累計転職支援者数 | 59万人以上(2024年5月時点) |
| 公開求人数 | 約3.4万件 |
| 非公開求人数 | 約2.5万件(非公開割合60%) |
| 独占求人数 | 常時1,200件以上 |
| 取引企業数 | 30,000社以上 |
| 年収アップ率 | 61.7%(年収800万円以上の転職者対象) |
| 対応エリア | 全国47都道府県 |
| 利用料金 | 無料(求職者負担なし) |
| 公式サイト | https://www.pasonacareer.jp/ |
選考通過率を数値で示す書類添削・面接対策
パソナキャリアが他のエージェントと大きく異なる点は、サポートの効果を具体的な通過率の向上という数字で示していることです。
公式サイトには、書類添削を受けることで書類通過率が12%アップ、面接対策サービスを受けることで採用面接の通過率が20%アップするというデータが公表されています。
インフラエンジニアが転職活動で直面しやすい課題の一つが、技術的な実績を非エンジニアの採用担当者にも伝わる言葉で書類に落とし込む作業です。
書類添削によって通過率に有意な差が出るというパソナキャリアのデータは、この課題解決に向けたサポートの実効性を裏付けています。
面接対策では模擬面接を1on1で実施する体制が整っており、年収交渉や退職相談まで含めて支援範囲としています。
国家資格保有コンサルタントによる認定制度
パソナキャリアのコンサルタントは、独自の「認定コンサルタント制度」を設けており、サービス品質の水準管理を行っています。
国家資格であるキャリアコンサルタントの有資格者が多数在籍しており、業界経験者もコンサルタントとして在籍しています。
これは他のエージェントに比べてコンサルタントの質の担保に力を入れているサービス設計です。
顧客満足度は94.56%という水準を公式が公表しており、転職支援を受けた登録者へのアンケートに基づいています。
「パソナプラチナオファー」と「タレプロ」のスカウト機能
パソナキャリアには通常の求人紹介に加えて、独自のスカウト機能が2種類あります。
「パソナプラチナオファー」は、企業担当コンサルタントが特に自信を持って推薦できる求人を1対1で直接案内するサービスです。
マッチ度が高い求人を転職市場に出る前の段階で受け取れる仕組みになっています。
「タレプロ」は登録者の経歴・スキルをもとに企業側からオファーが届くスカウト型のサービスで、自分では見つけにくいポジションにアクセスできます。
パソナキャリアに向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 年収600万円以上でハイクラス転職を目指すインフラエンジニア | IT未経験・実務経験が浅い段階の人 |
| 上場企業や大手・有名企業への転職を優先している人 | 若手でまず経験を積む段階の20代前半の人 |
| 国家資格保有者など質の高いコンサルタントのサポートを受けたい人 | IT特化型エージェントの技術的な専門性を重視する人 |
| 書類・面接の選考対策を数値で効果が確認できるエージェントで受けたい人 | 求人の絶対数や選択肢の幅を最優先にしたい人 |
取り扱う求人の年収帯は600万円から1,200万円が中心のため、インフラエンジニアとして年収400万円台の段階での登録は紹介できるポジションが限られる場合があります。
IT特化型エージェントとの使い分けとして、技術的なキャリア相談はIT特化型で行いながら、大手・上場企業への転職においてパソナキャリアの上場企業ネットワークを活用するという組み合わせが効果的です。
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
ソリューションパートナーは、株式会社ソリューションパートナーが運営するインフラ・クラウドエンジニア専門の転職エージェントです。
IT全般を扱う総合型エージェントでも、ITエンジニア全般を対象とするIT特化型エージェントでもなく、サーバー・ネットワーク・クラウドといったインフラ系に完全に特化しているという点が他サービスと根本的に異なります。
代表取締役の角田壮史氏は15年以上のエンジニアキャリア支援実績を持ち、LPIのトレーニングパートナーとして最上位である「Platinum Partner」にも認定されています。
ソリューションパートナーが提供するサービスは、未経験からインフラエンジニアを目指すためのリスキリング支援と、経験者のキャリアアップ転職支援の2軸で構成されています。
インフラエンジニア専門であるため、企業の経営層や現場エンジニアへのヒアリングをもとに蓄積した、企業の公式サイトやインターネット上では調べられない内部情報を転職活動に提供できる点が、特化型ならではの強みです。
ソリューションパートナーの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ソリューションパートナー |
| 代表取締役 | 角田 壮史 |
| 専門領域 | インフラ・クラウドエンジニア専門 |
| 対応職種 | サーバーエンジニア・ネットワークエンジニア・クラウドエンジニア |
| 対象資格支援 | CCNA・LPIC level1・LinuC レベル1 |
| LPI公認資格 | Platinum Partner(最上位) |
| 利用料金 | 無料(求職者負担なし) |
| 公式サイト | https://sol-partner.co.jp/ |
経済産業省認定リスキリングプログラムを活用した無料転職支援
ソリューションパートナーが運営するインフラエンジニア向けリスキリング転職プログラムは、経済産業省が認定する「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」として採択されたプログラムです。
経済産業省の補助金と転職先企業からの支援金によって運営されているため、受講者は初期費用ゼロで利用できます。
このプログラムでは、最短1か月でサーバー・クラウドエンジニアを目指せる完全オンライン講座を提供しており、動画視聴17時間分・理解度チェックテスト・試験対策・隔週のフォローアップ面談が含まれています。
Linuxの初級資格であるLPIC level1の全範囲とAWSの基礎理解を目標とし、昼間は仕事をしている人でも自宅でオンライン受講できる設計です。
資格受験費用のキャッシュバック制度も設けており、CCNA・LPIC level1・LinuC レベル1の受験費用を、ソリューションパートナー経由で転職が決まった際に最大24,000円分キャッシュバックする仕組みがあります。
インフラエンジニアに必要な資格取得費用を実質負担ゼロに近づけるこのサポートは、コストを抑えながら転職を進めたい人にとって具体的なメリットとなります。
インフラ専門だから深い情報提供が可能
ソリューションパートナーが他のエージェントと一線を画す点は、インフラに特化することによる企業情報の深さにあります。
インフラエンジニアの転職市場では、同じ「インフラエンジニア」という求人でも、実際の業務が監視・運用にとどまるのか、設計・構築まで担えるのか、上流工程への成長機会があるのかが、入社後のキャリアを大きく左右します。
ソリューションパートナーは企業の現場エンジニアや経営層へのヒアリングを積み重ねており、求人票や企業サイトには書かれていない現場実態を提供できる環境があります。
転職支援の内容として、応募書類の添削・企業ごとの面接対策・強みの棚卸しに加え、直近の転職にとどまらず長期的なキャリア開発についてのアドバイスも行っています。
インフラエンジニアとしてのキャリアパスをどう伸ばすか、という中長期的な視点の相談まで対応できるのは、インフラ専門エージェントならではの強みです。
ソリューションパートナーに向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| IT未経験からインフラエンジニアを目指す人 | 開発系エンジニア(フロントエンド・バックエンド)への転職を目指す人 |
| CCNA・LPIC資格を取得しながら転職したい人 | ハイクラス・年収800万円以上の求人を探している人 |
| 監視・運用から設計・構築へのキャリアシフトを目指す人 | 求人の絶対数や業界の幅を重視する人 |
| インフラの専門的な情報をもとに転職先を選びたい人 | 首都圏外の地方求人を探している人 |
インフラ専門に特化しているため、保有求人数や対応業種の幅は総合型・IT特化型エージェントに比べて限られています。
年収600万円以上のハイクラス転職を目指す経験者はJACリクルートメントやレバテックキャリアとの組み合わせが有効です。
ソリューションパートナーは、インフラエンジニアの入口から中堅への成長段階を、深い専門知識で支援するという独自のポジションを持っています。
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
ビズリーチは、株式会社ビジョナル(Visional)が運営するハイクラス特化のスカウト型転職サービスです。
2009年のサービス開始以来、年収600万円以上のミドル・ハイクラス層を対象とした転職支援プラットフォームとして成長し、2026年1月末時点で累計41,800社以上の企業と9,700人以上のヘッドハンターが登録しています。
公開求人数は2026年7月17日時点で63,966件に達し、うち掲載求人の約6割が年収600万円以上の案件です。
インフラエンジニアにとってのビズリーチの価値は、求人票を自分で探す転職サービスとは仕組みが根本的に異なる点にあります。
職務経歴を登録しておくだけで、企業の人事担当者や専門のヘッドハンターから直接スカウトが届く設計になっています。
自分では知らなかった大手企業や成長企業のインフラポジションから声がかかるため、転職市場における自分の市場価値を客観的に確認できる場としても機能します。
ITエンジニアの公開求人は14,161件と確認されており、インフラエンジニア・サーバーエンジニア・ネットワークエンジニアの求人が掲載されています。
ビズリーチの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ビジョナル(Visional) |
| 登録企業数 | 累計41,800社以上(2026年1月末時点) |
| ヘッドハンター数 | 9,700人以上(2026年1月末時点) |
| 公開求人数 | 63,966件(2026年7月17日時点) |
| ITエンジニア求人数 | 14,161件以上(公開求人) |
| 年収600万円以上の求人割合 | 全体の約6割 |
| 年収1,000万円以上の公開求人 | 36,873件(2026年7月17日時点) |
| 利用料金 | スタンダードステージ(無料)/プレミアムステージ(有料・月額5,478円〜) |
| 公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
「プラチナスカウト」が意味すること
ビズリーチのスカウト機能の中でも、最も注目すべきは「プラチナスカウト」です。
プラチナスカウトとは、企業やヘッドハンターが特に会いたい候補者に対して送る面談確約の特別なスカウトで、無料プランでも受け取って内容を確認することができます。
インフラエンジニアの立場でプラチナスカウトが持つ意味は、受け取った段階で「書類選考なしで面談に進める」という確約がある点です。
一般的な転職活動では職務経歴書の書き方や書類選考の通過率で悩む場面が多くありますが、プラチナスカウトはその手前のフィルタリングを省略できます。
自分のスキルや経験を正確に登録しておくだけで、希少な技術的バックグラウンドを持つインフラエンジニアに対してアプローチが届きやすくなります。
スタンダード(無料)とプレミアム(有料)の違い
ビズリーチは無料のスタンダードステージでも求人の閲覧やプラチナスカウトの確認は可能ですが、すべての機能を活用するには有料のプレミアムステージへの移行が必要です。
プレミアムステージはWEB版が5,478円(30日間コース)、アプリ版が月額5,500円で、閲覧・返信できるスカウトの種類と応募できる求人の範囲が拡大します。
転職サービスとして利用に料金が発生するのはビズリーチの特殊な点で、本気で転職を考えている人が登録しているという質の担保にもつながっています。
ビズリーチに向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 現年収500万円以上でさらなるキャリアアップを狙う人 | 書類添削・面接対策などのエージェントサポートを重視する人 |
| 自分の市場価値をスカウト経由で客観的に把握したい人 | IT未経験・経験が浅い段階で応募できる求人を探している人 |
| 転職を急がずに良い条件の案件を待ちながら探したい人 | 地方在住で地方求人に絞って探したい人 |
| 企業の人事担当者と直接やりとりしてオファーを比較したい人 | インフラ技術を深く理解したアドバイザーに相談したい人 |
ビズリーチはエージェント型のサービスではないため、書類添削・面接対策・年収交渉代行といったサポートは原則受けられません。
選考対策のサポートが必要な場合は、IT特化型エージェントと並行して利用するのが最も効果的です。
ビズリーチで企業からスカウトを受け取り、どんな企業に評価されるかを把握しながら、IT特化型エージェントで選考対策を進めるという組み合わせが、インフラエンジニアの転職活動を最大化させます。
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Findyは、ファインディ株式会社が運営するIT・Webエンジニア特化のスカウト型転職サービスです。
2016年に創業し、GitHubの公開リポジトリを独自に解析してエンジニアの技術力を「スキル偏差値」として数値化するという他に類を見ない仕組みを持っています。
公式サイトでは「ハイクラスエンジニア向け転職・求人サイト」として、メルカリ・SmartHR・マネーフォワード・TVer・Sansan・タイミーなど、自社サービス開発を行う有名テック企業の求人を中心に掲載しています。
Findyに登録しているエンジニアは2024年時点で30万人以上、導入企業数は1,200社以上(一部データでは3,500社超)という規模に成長しています。
技術力を重視する自社開発企業が集まりやすい設計であるため、SESや客先常駐から自社開発企業への転職を目指すインフラエンジニアにとって選択肢として検討できるサービスです。
Findyの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | ファインディ株式会社 |
| 創業 | 2016年 |
| 登録エンジニア数 | 30万人以上 |
| 導入企業数 | 1,200社以上 |
| スキル評価の軸 | GitHubの公開リポジトリ解析によるスキル偏差値 |
| 対応職種 | IT・Webエンジニア全般(インフラ・クラウド含む) |
| 主な掲載企業 | メルカリ・SmartHR・マネーフォワード・TVer・Sansan・タイミー等 |
| 関連サービス | Findy Freelance・Findy Team+・Findy Freelance |
| 利用料金 | 無料(求職者負担なし) |
| 公式サイト | https://findy-code.io/ |
スキル偏差値がインフラエンジニアに持つ意味
Findyのスキル偏差値は、GitHubの公開リポジトリにある開発履歴を独自アルゴリズムで解析して算出します。
使用言語・コミット量・リポジトリの品質などを総合的にスコアリングするため、職務経歴書の年数だけでは伝わりにくい実際の技術力を数値化できます。
インフラエンジニアにとってこのスキル偏差値が意味を持つのは、TerraformやAnsibleなどのIaC(Infrastructure as Code)・Dockerfiles・シェルスクリプト・クラウドインフラの設定ファイルといった、インフラ系の技術成果物をGitHubで公開・管理している人です。
これらのアウトプットがGitHubに積み上がっているインフラエンジニアは、スキル偏差値として評価されやすく、クラウドやSRE領域を求める自社開発企業からスカウトが届く可能性が高まります。
このため、Findyの恩恵を受けやすいのはコードやスクリプトを日常的に書いているインフラ・クラウド・SRE系のエンジニアという位置づけです。
「ユーザーサクセス面談」という転職相談の独自サポート
公式サイトでは「技術知識を持ったキャリアアドバイザーによるユーザーサクセス面談」を提供していることが明示されています。
Findyのユーザーサクセス担当者はエンジニアの転職・キャリアパスに詳しい専門スタッフで、転職活動の情報収集・キャリアの方向性の相談に対応しています。
公式サイトの転職事例では、SRE経験者がTechnical Account Managerへの転換を検討する際に活用した事例や、転職の軸が固まっていない段階でキャリアの整理を支援してもらった事例が掲載されています。
スカウト型のサービスでありながら、エージェント型のキャリア相談機能も持ち合わせている点はFindyの独自性です。
Findyに向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| GitHubでIaC・スクリプト・OSS活動などを公開しているエンジニア | GitHubでの公開活動がほとんどないインフラエンジニア |
| 自社開発・メガベンチャーへのキャリアシフトを目指している人 | 書類添削・面接対策などのエージェントサポートを重視する人 |
| 職歴より技術力で正当に評価されたいと感じている人 | 未経験・実務経験が浅い段階にある人 |
| SRE・クラウドエンジニアとして転職の方向性を探りたい人 | SES・常駐型・オンプレ中心の経験でスクリプトを書かない人 |
書類添削・面接対策・年収交渉といったエージェント型のサポートを同時に必要とする場合は、レバテックキャリアやKIKKAKE AGENTとの並行利用が有効です。
Findyでスキル偏差値を公開しながら企業からスカウトを受け取り、IT特化型エージェントで選考対策を進めるという組み合わせが実践的なアプローチです。
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Direct typeは、株式会社キャリアデザインセンターが運営するITエンジニア専門のスカウト型転職サービスです。
同社は1997年から技術者向けのキャリア・転職情報を発信する媒体「エンジニアtype」を運営してきた実績を持ち、転職サイト「type」・Webマガジン「エンジニアtype」・転職イベント「typeエンジニア転職フェア」などのtypeブランド全体でエンジニア転職支援を行っています。
Direct typeはそのtypeブランドから生まれたスカウト特化サービスで、2020年8月にiOSアプリとしてスタートし、2022年7月にWeb版もリリースされました。
公式サイトによると、Direct typeには1,600以上のIT求人が掲載されており、大手・有名企業からスタートアップまで多彩な企業の求人が揃っています。
求職者は経験・スキル・希望条件を登録しておくだけで、企業から直接スカウトが届く仕組みで、利用は完全無料です。
インフラエンジニア・サーバーエンジニア・ネットワークエンジニアを含むIT職種全般が対象となっており、使用技術・開発言語・希望条件をエンジニア視点で詳細に設定できる検索・登録機能がIT特化型として設計されています。
Direct typeの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
| サービス開始 | 2020年8月(iOSアプリ)、2022年7月(Web版) |
| 掲載IT求人数 | 1,600以上(公式サイト) |
| 対応職種 | ITエンジニア全般(インフラ・サーバー・ネットワーク・開発・PM等) |
| スカウト形式 | 企業採用担当・役員から直接スカウト |
| 面接確約スカウト | あり(書類選考スキップで面接直行) |
| 対応エリア | 全国(フルリモート求人含む) |
| 利用料金 | 無料(求職者負担なし) |
| 公式サイト | https://directtype.jp/ |
typeブランドの知見が生む求人の質
Direct typeの強みは、運営会社が1997年から蓄積してきたエンジニア転職に関する知見と、typeブランドを通じたIT企業とのパイプにあります。
総合転職サイトとは異なり、求職者の登録フォームはエンジニアに特化した設計になっており、得意なプログラミング言語・使用技術・対応可能なインフラ技術要素・ポジションといった情報を詳細に入力できます。
これにより企業側は「スキルが合致する人材」に絞ってスカウトを送ることができ、求職者は自分のスキルに関係のないスカウトが大量に届くというミスマッチを防ぎやすくなっています。
インフラエンジニアとして登録する際は、サーバー構築・ネットワーク設計・クラウド環境構築・セキュリティ対応・SREといった技術領域を具体的に入力することで、スカウトの精度を高められます。
また「フルリモートOK」「客先常駐なし」「自社サービス開発」「副業OK」などの希望条件も細かく設定でき、各求人が自分の登録条件とどの程度合致しているかを可視化する「希望条件マッチ表示」機能も設けられています。
面接確約スカウトで選考プロセスを短縮
Direct typeの特徴的なスカウト機能の一つが「面接確約スカウト」です。
企業の採用担当者や役員から届く特別なスカウトで、書類選考なしで面接に直行できる仕組みになっています。
在職中のインフラエンジニアにとって、通常の転職活動では書類選考→結果待ち→面接調整という流れが時間的な負担になりますが、面接確約スカウト経由なら選考のプロセスを大幅に短縮できます。
Direct typeに向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 在職中で転職活動に時間をかけにくいITエンジニア | 書類添削・面接対策のエージェントサポートを重視する人 |
| 自分のIT・インフラスキルを登録して受け身で転職先を探したい人 | 地方在住で地方求人に絞って探したい人 |
| 書類選考をスキップしてスピーディーに面接に進みたい人 | ハイクラス・年収600万円以上の求人を優先したい人 |
| typeブランドの転職サイト・イベントとも組み合わせて情報収集したい人 | IT未経験で実務経験がない段階にある人 |
書類添削・面接対策・年収交渉代行といったエージェント型のサポートは原則提供されていないため、選考対策を重視する場合はIT特化型エージェントとの並行登録が有効です。
ビズリーチと同様にスカウト型サービスとして位置づけ、エージェントで選考対策を進めながらDirect typeでスカウトを受け取るという組み合わせが実践的です。
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・サービス内容は公式サイトをご確認ください
Forkwellは、株式会社Groovesが運営するITエンジニア特化のスカウト型転職サービスです。
公式サイトには「ITエンジニアのキャリアに本気で向き合う転職サイト」という言葉が掲げられており、技術やプロダクトにこだわった求人・技術力を可視化するプロフィール・スパムのないスカウトという3軸でサービスを設計しています。
10年以上エンジニアについて研究を続けてきたと公式が述べており、転職意欲もスキルレベルも高いエンジニアが約59,000人以上登録しているデータベースを持っています。
Forkwellが他のスカウトサービスと根本的に異なる点は、「企業からのスカウト一括機能がない」という設計思想にあります。
多くのスカウト型サービスでは企業が大量のエンジニアに一斉スカウトを送信できる仕組みになっていますが、Forkwellでは企業がスカウトを一括送信できません。
これにより求職者に届くスカウトは、プロフィールを実際に読み込んだうえで「この人に会いたい」という本気度を持った企業からのものに限定されます。
Forkwellの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社Grooves(グルーヴス) |
| 登録エンジニア数 | 約59,000人以上 |
| 対応職種 | ITエンジニア全般(インフラ・クラウド・Web・データエンジニアほか) |
| フルリモート可求人 | 465件以上(2026年7月時点) |
| スカウトの特徴 | 企業一括送信なし・厳選スカウトのみ |
| 関連機能 | Forkwell Portfolio(GitHubほかと連携)・求人検索 |
| 利用料金 | 無料(求職者負担なし) |
| 公式サイト | https://jobs.forkwell.com/ |
インフラエンジニアが使うForkwell Portfolioの価値
Forkwellには、求人・スカウト機能とは別に「Forkwell Portfolio」というポートフォリオ管理機能があります。
GitHub・Zenn・Qiita・noteなどのアウトプットを一括インポートして自動更新でき、これまでの経歴・技術・アウトプットを網羅的にまとめて公開できる仕組みです。
インフラエンジニアの転職においてポートフォリオが持つ意味は大きく、Terraformリポジトリ・構成管理スクリプト・技術ブログのURLなどをPortfolioにまとめることで、職務経歴書だけでは伝えられないコードでの実績をスカウト企業に提示できます。
GitHub連携により最新のコミット活動も反映されるため、常に最新の技術力を可視化した状態でスカウトを受け取れます。
プロフィールやPortfolioの充実度によって、届くスカウトの質と量が変わる仕組みになっています。
成長企業・スタートアップ中心の求人構成
Forkwellに登録している企業はWeb系の成長企業・スタートアップが中心で、エンジニアの働きやすさやモダンな技術スタックへの投資に積極的な企業が多い傾向があります。
求人票にはエンジニアが転職先を選ぶうえで必要とする技術スタック・開発文化・プロダクト情報が詳細に掲載されているため、開発環境や使用技術を事前に確認したうえで転職先を選べます。
フルリモート対応の求人も豊富で、2026年7月時点で465件以上の「フルリモート可」求人が確認されています。
Forkwellに向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| GitHubやZenn・Qiitaでアウトプットを積み上げているエンジニア | 実務経験が浅い・GitHubでの公開活動がほとんどない人 |
| 量より質のスカウトを受け取りたいIT経験者 | 書類添削・面接対策のエージェントサポートを必要とする人 |
| モダンな技術スタックを持つWeb系・クラウド系企業に転職したい人 | 地方在住で地方求人に絞って探したい人 |
| スパムスカウトを受け取らずに市場価値を確認したい人 | 大手・上場企業や金融・製造業界への転職を優先したい人 |
スカウト一括送信がない分、届くスカウト数は他サービスより少ない場合があります。
幅広い選択肢の中から数多くの求人を比較したい場合は、レバテックキャリアやdodaとの並行利用が効果的です。
Forkwellで質を担保したスカウトを受け取りながら、IT特化型エージェントで選考サポートを受けるという組み合わせが転職の質を高めます。

インフラエンジニアの転職市場は、他のITエンジニア職種と比べると独自の難しさがあります。
経済産業省が2019年に公表した「IT人材需給に関する調査」では、2030年までにIT人材が高位シナリオで最大約79万人不足すると試算されており、なかでもクラウド・セキュリティ・DX推進を担える先端IT人材が特に不足するとされています。
インフラエンジニアはまさにその中核を担う職種です。
転職エージェントの数は厚生労働省「民営職業紹介事業者数の推移」によると国内で3万社以上に及びますが、インフラエンジニアのキャリアを正しく理解できるエージェントはその中でも限られています。
どのエージェントを選ぶかで、紹介される求人の質・選考対策の深さ・年収交渉の精度が大きく変わります。
以下のポイントを軸に選ぶと、ミスマッチを防ぎながら転職活動を進めやすくなります。
インフラ領域の求人数と職種の細かさを確認する
一口に「インフラエンジニア」といっても、サーバーエンジニア・ネットワークエンジニア・クラウドエンジニア・SRE・セキュリティエンジニアとキャリアパスが細分化されています。
転職エージェントを選ぶ際には、ネットワーク設計・サーバー構築・AWS/Azure/GCPのクラウド運用・IaC・SREといった具体的な技術領域で求人を絞り込めるかどうかを確認するとよいでしょう。
エンジニア特化型エージェントであれば技術スタック・担当フェーズ・使用ツール・クラウド環境といったインフラ固有の軸で求人を検索できる場合がほとんどです。
その反面、総合型エージェントでは「ITエンジニア」という大きなカテゴリで求人をまとめていることが多く、インフラ専門の求人数が実際には少ない場合があります。
登録前に公式サイトで「インフラエンジニア」「サーバーエンジニア」「クラウドエンジニア」の求人数を実際に確認しておくことが大切です。
アドバイザーがインフラ技術を理解しているかを見極める
職務経歴書の作成や面接対策において、アドバイザーがインフラ技術を理解しているかどうかは転職活動の質を左右します。
アドバイザーがTerraform・Ansible・Kubernetes・VPC設計・ゼロトラストといった言葉を理解せずに書類添削を行っても、インフラエンジニアとしての価値を正確に言語化することはできません。
初回面談の段階で、担当アドバイザーが自分の担当プロジェクトや使用技術について踏み込んだ質問をしてくれるかどうかを確認するとよいでしょう。
技術的な背景を理解しているアドバイザーであれば、「AWS上での構成管理をTerraformで行っていたのですね。その構成のスケール設計はご自身で行われましたか」というような質問が出てきます。
一方で技術理解が浅いアドバイザーは、経験年数や職種名の確認にとどまりがちです。
非公開求人の保有割合と質を確認する
インフラエンジニアの転職では、好条件のポジションほど一般公開されずに非公開求人として流通しています。
企業が非公開にする理由は、現職社員への情報漏れを防ぐため・応募が殺到して採用管理が困難になるのを防ぐため・競合他社に戦略的な採用情報を知られたくないため、などさまざまです。
エージェントを選ぶ際には、非公開求人の保有数だけでなく「どのような質のポジションが非公開求人として流通しているか」を聞いてみることが有効です。
例えばクラウドアーキテクト・SREリード・セキュリティアーキテクトといった高度な専門職は、非公開での採用が多い傾向があります。
初回面談の際に「インフラ系の設計・構築・アーキテクト職はどのくらい非公開求人として保有していますか」と確認するとよいでしょう。
並行登録で目的別に使い分けることが前提
転職エージェントは1社に絞る必要はなく、目的別に2から3社を並行して利用するのが効果的です。
IT特化型エージェントと総合型エージェントの組み合わせ、あるいはエージェント型とスカウト型の組み合わせが一般的です。
| 目的 | 向いているエージェントの種類 |
|---|---|
| 技術的なキャリア相談・スキルの棚卸し | IT特化型エージェント |
| 幅広い業界の求人を比較したい | 総合型エージェント |
| 地方在住・Uターン転職 | 全国47都道府県に拠点を持つエージェント |
| ハイクラス転職・管理職候補 | ハイクラス特化型エージェント |
| 市場価値の確認・スカウト受信 | スカウト型サービス |
複数エージェントを利用する場合は、各エージェントにその旨を伝えたうえで応募企業のリストを共有し、重複応募が起きないよう管理することが大切です。
サポート範囲と転職後のフォローを確認する
転職エージェントによってサポート範囲は異なります。
書類添削・模擬面接・企業ごとの面接対策・年収交渉・退職交渉のアドバイスまで含まれているかを事前に確認しておくことが大切です。
インフラエンジニアが特に注意したい点として、「面接対策で企業のインフラ技術に関する想定質問を用意してもらえるか」が挙げられます。
一般的な面接対策では自己PR・転職理由・志望動機が中心ですが、IT特化型エージェントでは「このポジションで想定されるAWSの技術的な質問」まで準備できる場合があります。
また、入社後の定着サポートも確認しておくとよいでしょう。
入社後に定期的な状況確認の連絡が来るエージェントは、転職後のミスマッチが起きた際の相談窓口にもなります。
公式サイトで公表している定着率や定着フォローの有無が、このサポートの実態を確認する参考になります。

転職エージェントに登録したあと、多くのインフラエンジニアが初回面談で「うまく自分の経験を説明できなかった」と感じます。
開発エンジニアであれば作成したアプリやサービスを示せますが、インフラエンジニアは成果物が目に見えにくいため、自分の経験をどう言語化すればよいか迷う人が少なくありません。
初回面談はエージェントが求人を提案する前の重要なヒアリングの場です。
ここで伝える内容の質が、その後に紹介される求人の精度を直接左右します。
インフラエンジニアが初回面談で特に意識して伝えるべき3つのポイントを整理します。
インフラエンジニアの経験を伝える際に最も重要なのは「何をしたか」だけでなく「どの工程で・どの規模の案件で担当したか」です。
「サーバー構築をしていました」という説明では、アドバイザーはその経験がどのレベルかを判断できません。
次のような情報をセットで伝えると、紹介される求人の精度が格段に上がります。
| 伝えるべき情報 | 具体的な例 |
|---|---|
| 担当フェーズ | 要件定義・基本設計・詳細設計・構築・テスト・運用・保守のどこか |
| システム規模 | サーバー台数・ユーザー数・データ量・トラフィック量の目安 |
| 商流・立場 | 元請け・二次請け・三次請け、SES客先常駐か自社案件か |
| プロジェクト人数 | チーム規模・自分の役割(メンバー・リーダー・PM補佐など) |
| 使用した主な技術スタック | OS・仮想化基盤・クラウドサービス・監視ツール・IaCツール |
特に商流(自分が何次請けだったか)の情報はアドバイザーが求人を提案する際に重要な判断材料になります。
SES・常駐型で運用保守のみを担当してきた場合と、自社案件で設計・構築まで関わってきた場合では、紹介できる求人の選択肢が大きく異なるからです。
インフラエンジニアの初回面談でよくある失敗が、現在できることとこれからやりたいことを区別せずに話してしまうことです。
アドバイザーは「できること」をもとに現在の市場価値を判断し、「やりたいこと」をもとに転職の方向性を設計します。
この2つが混在した説明では、適切な求人提案が難しくなります。
インフラエンジニアに多いケースとして、「運用保守の経験は長いが、設計・構築に挑戦したい」「オンプレ専業だったが、クラウドにシフトしたい」「SES客先常駐から抜け出して自社開発企業に移りたい」というパターンがあります。
これらは現状とキャリアチェンジの希望が混在した状態です。
初回面談では、現状と希望をはっきり分けて次のように伝えるとよいでしょう。
「現在は○○の経験があります。これに加えて、今後は○○の領域に挑戦したいと考えており、そのために転職を考えています」
このように現在地と目標地をセットで提示することで、アドバイザーはポテンシャル採用の求人も視野に入れた提案ができるようになります。
アドバイザーに伝える情報として見落とされがちなのが、現職を辞めたいと感じている理由の正直な説明です。
遠慮して当たり障りのないことだけ話すと、アドバイザーが本当の課題を把握できず、同じ問題を抱える職場を提案してしまうことがあります。
インフラエンジニアが抱えやすい離職理由には、SES・客先常駐という働き方への不満・技術スタックが古く成長が感じられない環境・設計・上流工程に関われない業務内容・年収の停滞・残業や深夜対応が常態化している勤務環境などがあります。
これらの理由を正直に共有することで、アドバイザーはこれらの問題を解消できる求人に絞って提案できるようになります。
また、次の職場に求める条件は優先順位をつけて伝えることが大切です。
年収・技術スタック・働き方・リモートワーク可否・客先常駐なし・上流工程への参加可否など、すべてが揃った求人は存在しないことが多いため、優先順位の高い条件と妥協できる条件を初回面談の段階で整理しておくことで、求人提案のスピードと質が上がります。

インフラエンジニアの転職では、年代と経験の積み方によってエージェントの選び方・活用法が変わります。
厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」では、インフラエンジニアが含まれる「システムエンジニア(基盤システム)」の平均年収は752.6万円と全職種平均を大きく上回っていますが、同じインフラエンジニアでも20代と40代では求められるスキルや評価軸が異なります。
年代ごとに企業が期待することが異なる以上、エージェントへの伝え方や選び方も変えることが転職成功の近道です。
20代前半は、インフラエンジニアとしての実績よりもポテンシャルが評価される時期です。
厚生労働省の賃金構造基本統計調査をもとにした試算では、20から24歳のインフラエンジニアの平均年収は377万円程度とされており、この年代は「どれだけ成長できるか」が最も重視されます。
実務経験が浅い段階では、IT特化型エージェントの中でも未経験・第二新卒の転職支援実績が豊富なサービスを選ぶことが重要です。
この時期のエージェント活用で意識したいのは、求人数の多さより「未経験でも入社後に成長できる企業かどうか」を評価してくれるアドバイザーを見つけることです。
研修制度・メンター制度・技術学習の支援制度がある企業を丁寧に紹介してくれるかどうかが判断基準になります。
また、スクールで学んだ内容や個人でのサーバー構築の経験・資格取得(CCNA・LinuC・AWS Solutionsほか)は積極的にアドバイザーに伝えることをおすすめします。
実務経験がなくても学習意欲と成長ポテンシャルを示す材料として、エージェントが企業にプッシュしやすくなります。
おすすめのエージェントタイプ
| 目的 | 向いているサービス |
|---|---|
| 未経験からのインフラエンジニア転職 | ユニゾンキャリア・ワークポート・ソリューションパートナー |
| ITスクールとエージェントを一体で利用 | ユニゾンキャリア(ユニゾンカレッジ)・ワークポート(みんスク) |
| 求人数の多さで選択肢を広げる | リクルートエージェント・doda |
20代後半は、インフラエンジニアのキャリアにおいて最も転職の選択肢が広がる時期です。
厚生労働省の統計をもとにした試算では、25から29歳のインフラエンジニアの平均年収は514万円程度とされており、同年代の全職種平均389万円を大きく上回ります。
この時期は実務経験を引っ提げて市場に出るため、エージェントを通じた転職で年収アップを狙いやすい時期でもあります。
20代後半のインフラエンジニアに多い転職の動機は「SES・客先常駐からの脱却」「運用保守から設計・構築へのキャリアシフト」「クラウドへの移行」の3つです。
これらは求人探しの方向性によってエージェントの使い分けが変わります。
SESからの脱却や自社開発への転換を目指す場合は、IT特化型エージェントが自社開発企業の求人を多く保有しているかどうかを確認するとよいでしょう。
レバテックキャリア・テックゴー・Geeklyといったサービスは自社開発企業の求人に強みがあります。
クラウドへのキャリアシフトを目指す場合は、AWS/Azure/GCPの求人数を具体的に確認することが大切です。
また、初回の転職を検討している20代後半は、スカウト型サービスであるFindyやDirect typeに登録して自分の市場価値を確認しながら、IT特化型エージェントで具体的な選考対策を進めるという並行戦略が効果的です。
30代は、インフラエンジニアとして設計・構築・プロジェクトマネジメントの経験を持つ即戦力として市場価値が最も高まる時期です。
この年代では技術力に加えてチームリード・プロジェクト推進・クライアント折衝といった経験が評価軸に加わります。
30代のインフラエンジニアが転職エージェントを選ぶ際に特に重要なのは、アドバイザーが「上流工程の経験」を適切に評価できるかどうかです。
要件定義・基本設計・アーキテクチャ設計・技術選定といった経験は、アドバイザーがインフラを深く理解していないと正確に言語化・評価できません。
この点を確認するために、初回面談でアドバイザーに「私の上流工程の経験は、どのレベルの求人に応募できると思いますか」と質問してみることが有効です。
年収600万円以上を目指すハイクラス転職を検討している30代には、JACリクルートメントやビズリーチのような高年収帯の求人に強いサービスを並行して活用することを検討するとよいでしょう。
IT特化型エージェントで詳細な選考対策を行いながら、ハイクラス系で非公開求人にアクセスするという組み合わせが30代の転職活動を最大化させます。
40代のインフラエンジニアの転職では、技術力そのものに加えて「技術を持ちながら組織やチームをどう動かせるか」という視点が重視されます。
40代のインフラエンジニアの平均年収は641万から695万円程度の水準とされており、マネジメントポジションやアーキテクトポジションでは1,000万円を超えるポジションも流通しています。
40代の転職エージェント活用で意識すべき点は2つあります。
1つ目は、非公開求人へのアクセスを優先することです。
40代向けのハイクラスなインフラポジションは公開求人に出にくい傾向があります。
2つ目は、ハイクラス系エージェントとIT特化型エージェントを明確に使い分けることです。
JACリクルートメントは外資系・グローバル企業・大手事業会社のIT責任者ポジションに強みがあり、レバテックキャリアはIT技術の深い文脈でのキャリア相談に向いています。
40代は転職活動に時間をかけすぎることも課題になりやすいため、スカウト型サービスのビズリーチに登録して受け身でスカウトを待ちながら、並行してエージェント活用で積極的な転職活動を進めるという二軸の戦略が有効です。

転職エージェントは1社に絞る必要はなく、インフラエンジニアの転職では2社から3社を並行して利用することが一般的です。
事前に知っておくことで、トラブルを防ぎながら転職活動を効率よく進められます。
同じ企業に重複応募しない管理が最重要
複数エージェントを使う際に最も注意が必要なのが、同じ企業への重複応募です。
A社のエージェントとB社のエージェントが同一の求人を持っていた場合、どちらからも応募してしまうと企業側が混乱するだけでなく、信頼を損なうリスクがあります。
重複を防ぐための具体的な方法として、Google スプレッドシートなどの表で「応募企業名・担当エージェント名・応募日・選考状況」を1か所にまとめて管理することをおすすめします。
また、エージェントに登録した際の最初の面談で「他社のエージェントも並行利用しています」と正直に伝えることも重要です。
この一言があるだけで、アドバイザー側が他社との重複を避けた求人を提案してくれるようになります。
各エージェントに担う役割を割り当てる
複数エージェントを使う場合に効果を発揮するのは、それぞれのエージェントに役割を持たせることです。
全てのエージェントに同じことを頼むと管理が煩雑になるうえ、アドバイザーのモチベーション低下につながる場合があります。
インフラエンジニアの転職でよく用いられる役割分担の例は以下の通りです。
| 役割 | 担わせるエージェントのタイプ |
|---|---|
| 技術的なキャリア相談・スキルの棚卸し | IT特化型エージェント(レバテックキャリア・Geeklyなど) |
| 幅広い業界の求人数を確保する | 総合型エージェント(リクルートエージェント・dodaなど) |
| 市場価値の確認とスカウト受信 | スカウト型サービス(ビズリーチ・Findyなど) |
| ハイクラス・高年収ポジションの探索 | ハイクラス特化型(JACリクルートメントなど) |
この役割分担を念頭に置いたうえで「IT特化型エージェントでメインの選考対策を行い、総合型で求人の選択肢を広げ、スカウト型で受け身の情報収集を行う」という3層構造が、インフラエンジニアの転職において最も効率的な並行活用パターンです。
連絡頻度と活動量が分散しすぎる問題への対処法
複数のエージェントに登録すると、各エージェントから面談・書類確認・面接日程調整などの連絡が来るため、管理の手間が増えます。
在職中に転職活動を進めるインフラエンジニアにとっては、この連絡頻度が大きな負担になることがあります。
対処法として有効なのは、エージェントごとの連絡方法と返答期限を最初に決めておくことです。
「平日夜のみLINEでやり取りしたい」「メールは48時間以内に返答する」といったルールをアドバイザーに伝えておくと、無駄な電話連絡が減りスムーズに進みます。
また、登録後に積極的にサポートを提供してくれないエージェントや、紹介求人の質が明らかに自分の希望と合っていないエージェントは早めに整理することも大切です。
3社以上を並行して使い続けるよりも、2社に絞って集中的にやり取りするほうが転職活動の質が上がる場合があります。
内定後は全エージェントへの報告を忘れずに行う
複数エージェントを使って転職活動を進め、いずれかのエージェント経由で内定が出た場合は、他のエージェントにも速やかに活動終了の報告を行う必要があります。
報告しないまま放置すると、他のエージェントが引き続き求人を紹介してくれたり、企業に推薦メールを送ってしまったりする可能性があります。
報告の際は「○○社から内定をいただきましたので、転職活動を終了します。これまでお世話になりありがとうございました」という一言でかまいません。
転職業界はコンパクトなため、丁寧に活動終了の報告を行うことが次回の転職時の信頼につながります。
転職エージェントの利用は求職者側にとって完全無料です。
エージェントは転職が成立した際に企業側から成功報酬を受け取る仕組みで運営されているため、求職者から相談料・登録料・紹介手数料などの費用は一切発生しません。
書類添削・面接対策・年収交渉代行・退職サポートまで含めてすべて無料で提供されます。
未経験からインフラエンジニアへの転職は可能です。
実務経験がなくても、CCNA・LinuC・AWS Solutionsといった資格取得や、個人でのサーバー構築・クラウド環境のハンズオン学習で学習意欲を示すことが採用につながります。
ユニゾンキャリアやワークポートが運営する無料ITスクールでは、インフラエンジニアのカリキュラムを学びながら転職活動を並行して進める仕組みも整っています。
未経験採用は20代中心のため、30代以降は前職での技術的な親和性や資格取得がより重要になります。
SESから自社開発企業への転職は可能ですが、難易度は上がります。
自社開発企業が評価するのは担当工程(設計・構築かどうか)と技術スタックの現代性です。
SES・客先常駐で主に運用・保守・監視を担当してきた場合は、クラウド環境でのハンズオン経験やIaC(Terraform・Ansible)の学習成果などを加えることで評価を補えます。
IT特化型エージェントに相談すると、SES経験者の自社開発転換に強みを持つ求人を提案してもらえる場合があります。
また、「客先常駐なし」「自社開発」という条件で検索できるFindyやForkwellのようなスカウト型サービスを活用することも有効な手段です。
40代のインフラエンジニアでも転職は十分に可能です。
20代・30代と評価軸が異なります。
40代では技術力だけでなく、チームリード・プロジェクトマネジメント・予算管理・クライアント折衝といったマネジメント経験が求められます。
設計・構築・アーキテクチャ設計の経験を持つ40代は、ハイクラス系エージェントのJACリクルートメントやビズリーチを活用することで、年収700万円から1,000万円超のポジションを検討できる場合があります。
完全未経験の40代は難易度が高くなりますが、IT分野の関連知識や前職での類似業務経験があれば挑戦の余地があります。
在職中の転職活動はまったく問題ありません。
むしろ、現職に在籍したまま転職活動を行うことで精神的な余裕を保てるため、条件を冷静に比較しやすくなります。
在職中でも面談はオンラインで対応しているエージェントが多く、平日夜・土日でも面談予約できるサービスが一般的です。
また、ビズリーチやDirect type・Forkwellなどのスカウト型サービスであれば、プロフィールを登録してスカウトを待つだけなので、忙しいインフラエンジニアでも転職の情報収集を効率よく進められます。
真摯に対応する転職エージェントが強引に転職を勧めることは本来ありません。
転職エージェントの仕組み上、求職者が転職した際に企業側から成功報酬が発生するため、求職者に合わない転職を強引に成立させることはエージェントの信頼を損なうことになります。
「今すぐ転職するか決まっていない段階でも相談したい」と初回面談で正直に伝えると、多くのエージェントはキャリア相談として対応してくれます。
一部のエージェントでは積極的な転職推奨の傾向があるため、プレッシャーを感じた場合は担当変更を申し出ることができます。
クラウドエンジニア・SREへのキャリアチェンジはIT特化型エージェントが特に得意とするサポートの一つです。
オンプレミス中心のインフラ経験からクラウド移行・SRE・DevOpsへのシフトは、近年最も需要が高いキャリアチェンジの方向性です。
AWSやAzureの認定資格を保有していると、クラウドエンジニア求人への応募可能性が広がります。
IT特化型エージェントに「オンプレ経験を持ちながらクラウド領域にシフトしたい」という方向性を伝えると、ポテンシャル採用や経験者採用の両方の求人から合う案件を提案してもらえます。
よくある質問の回答で意識したのは、インフラエンジニア特有の状況に合わせて具体的に答えることです。
未経験転職・SES脱却・40代転職はどれも悩みが深く、曖昧な回答では読者の疑問が解消されません。
SESからの転換で評価される具体的なスキルや、スカウト型サービスの活用方法など、実際の転職活動で役立つ一次情報レベルの情報を盛り込みました。
参考情報
この記事の作成にあたって参照した公的機関・信頼性の高い情報源は以下の通りです。