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経理・財務職への転職を検討しているなら、エージェント選びが成功の鍵を握ります。
転職エージェントは種類によって保有する求人・対象年収・サポート体制が大きく異なるため、自分の状況に合ったサービスを選ぶことが重要です。
この記事では2026年7月時点の各社公式サイトを直接調査し、経理転職を支援する専門型5社・総合型6社の計11社を厳選して比較しました。
各社の求人数・年収実績・サポート内容に加え、未経験・30代40代・外資系ハイクラス志望など状況別の最適な選び方と、経理求人が増えるベストタイミングも詳しく解説しています。

経理転職を効率よく進めるには、専門特化型エージェントを軸に、総合型を1〜2社組み合わせて登録するのが、2026年時点でもっとも成果を出しやすい戦略です。
厚生労働省の一般職業紹介状況によると、2025年度の有効求人倍率の平均は1.20倍で、2026年に入っても1.1倍台が続いています。
これは全職種を対象とした数値です。
dodaが公表した2026年6月の転職求人倍率は2.55倍に達しており、経理・財務の専門人材に対する企業のニーズは引き続き高い水準にあります。
本記事で紹介する11社の経理転職エージェントを、種別・特徴・おすすめ対象ごとに一覧でまとめました。
| エージェント | 種別 | 特徴・強み | おすすめ対象 |
|---|---|---|---|
| MS-Japan | 専門型 | 管理部門・士業特化、全求人10,000件以上、35年の実績 | 経理経験者・管理職候補・士業資格保有者 |
| ヒュープロ | 専門型 | 会計事務所求人No.1、全求人9,000件以上 | 会計事務所・事業会社経理の両方を検討している人 |
| 会計求人プラス | 専門型 | 会計業界専門の求人サイト兼エージェント、スカウト機能あり | 会計資格保有者・会計事務所志望者 |
| BEET-AGENT | 専門型 | 管理部門特化の両面型サポート、非公開求人4,000件以上 | 経理経験者・IPO準備企業や上場企業のポジション志望者 |
| LHH転職エージェント | 専門型 | アデコグループ運営、外資・グローバル経理に強み | 外資系・グローバル財務経理ポジション志望者 |
| リクルートエージェント | 総合型 | 国内最大規模の求人数、転職決定数No.1の実績 | 幅広い選択肢から経理求人を比較したい人全般 |
| doda | 総合型 | 30万件以上(2026年6月時点)、求人サイトとエージェントが一体型 | 20〜30代・複数ルートで転職活動を進めたい人 |
| JAC Recruitment | 総合型 | 外資系・大手経理ポジションに強い専門コンサルタント制 | 年収500万円以上・外資系や大手の経理財務志望者 |
| ビズリーチ | 総合型 | スカウト型、公開求人226,519件(2026年8月時点) | 30代以上・管理職・経理責任者クラスへのキャリアアップ志望 |
| マイナビエージェント | 総合型 | 20代・第二新卒のサポートに強み、丁寧な対応が評判 | 初めての転職・20代の経理転職希望者 |
| パソナキャリア | 総合型 | 女性の転職支援実績が豊富、サポート満足度の高さ | 女性・手厚いサポートで経理転職を進めたい人 |
求人数は各社の公式サイトや公表データをもとにしており、時期によって変動します。
登録前に最新情報を各公式サイトでご確認ください。
経理転職では、専門型エージェントと総合型エージェントを組み合わせるのがもっとも効果的な選択です。
それぞれの役割を理解し、自分の状況に合わせて使い分けることが転職成功の近道となります。
専門型エージェントとは、経理・財務・会計など特定の職種や業界に絞って転職支援を行うサービスです。
担当アドバイザーが経理職の実務に精通していることが多く、企業の採用基準や職場環境を具体的なレベルで把握しています。
MS-Japan、ヒュープロ、BEET-AGENTなどが代表的です。
一般公開されない非公開求人の比率が高く、専門型エージェントを経由してしかアクセスできない案件が相当数あります。
注意点として、専門外の職種の求人は扱っていないため、経理以外の選択肢と比較しながら検討したい場合には向きません。
経理転職に軸足を置いているなら、専門型を主軸に据えるのがよいでしょう。
総合型エージェントとは、業種・職種を問わず幅広い求人を扱う転職エージェントです。
リクルートエージェントやdodaが代表的で、求人総数の多さが最大の強みです。
全国各地・さまざまな業界の経理求人にアクセスできるため、志望する業界や勤務地を絞り込んでいる段階に活用しやすいです。
簿記の等級や決算業務の詳細など専門的な内容まで深いアドバイスを期待するより、選択肢の幅を広げる役割として位置づけるとよいでしょう。
| 比較軸 | 専門型 | 総合型 |
|---|---|---|
| 経理求人への特化度 | 高い(経理・財務・会計に絞る) | 低い(幅広く扱う) |
| アドバイザーの経理専門知識 | 経理実務を熟知していることが多い | 職種によってばらつきがある |
| 非公開求人の比率 | 高め | 比較的低め |
| 求人の総数 | 経理・管理部門の分野に集中 | 全職種で圧倒的な数を誇る |
| 地方・多様な業界への対応 | 首都圏中心になりやすい | 全国・全業界に対応しやすい |
| 向いている場面 | 経理でのキャリアアップ・専門性向上を狙う場合 | 選択肢を広く持ちたい・初めての転職の場合 |
状況別に見ると、次のような組み合わせが効果的です。
経理経験が3年以上ある人は、MS-JapanやBEET-AGENTを主軸に、リクルートエージェントかdodaを1社補完として組み合わせるとよいでしょう。
専門型で求人の質を担保しながら、総合型で選択肢の幅を広げる戦略です。
経理未経験からチャレンジしたい人は、未経験歓迎求人を多く持つヒュープロや会計求人プラスを優先しつつ、マイナビエージェントを加える組み合わせが効果的です。
初転職のサポート体制が充実したエージェントを軸にすることで、書類作成から面接対策まで一貫した支援を受けられます。
外資系・ハイクラスの経理ポジションを狙っている人は、JACリクルートメントやビズリーチをベースに、LHH転職エージェントを加えるとよいでしょう。
年収500万円を超えるポジションほど非公開率が高い傾向があり、複数のハイクラス対応サービスを組み合わせることで接触できる求人の幅が広がります。

経理転職でもっとも手ごたえを感じやすいのが、自分では探せない非公開求人に出会えた瞬間です。
専門型エージェントは、経理・財務の採用担当者と直接太いパイプを持っており、求人サイトには掲載されない案件を多数保有しています。
ここでは、経理・財務の専門求人に強みを持つ特化型エージェント5社を、それぞれの特徴・強み・注意点まで含めて詳しく解説します。
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・条件は公式サイトをご確認ください
MS-Japanは、管理部門・士業に特化した転職支援で35年以上の実績を持ち、厚生労働省の人材サービス総合サイトのデータをもとに、この分野における転職支援実績No.1を公式に証明している専門エージェントです。
MS-Japanの核心的な強みは、取り扱い求人の約90%が非公開求人・独占求人である点にあります。
求人サイトや転職メディアには掲載されない案件が圧倒的多数を占めており、MS-Japanに登録しなければ存在すら知ることができない求人が多数あります。
経理・財務だけに絞っても管理部門求人が7,000件以上あり、その大半がMS-Japan独占の非公開案件です。
求人情報を広く比較してから行動するタイプの方ほど、登録のタイミングが遅れると知らないうちに選択肢が狭まっているリスクがあります。
年収水準の高さも、MS-Japanの際立った特徴のひとつです。
ミドル層向け求人の60%以上が年収700万円以上のハイクラス求人で構成されており、東証プライム企業の経理課長・IPO準備中企業の経理リーダー候補など、具体的なキャリアアップポジションが揃っています。
公式サイトで公開している転職成功事例では、Big4監査法人のシニアアソシエイト(年収800万円)が東証プライム企業の経理課長(年収930万円)へ転職したケースや、IPO準備中企業の経理担当(年収770万円)がリーダー候補(年収870万円)に昇格したケースが紹介されています。
年収帯から見ても、中堅〜ベテランの経理経験者にとって最も利用価値の高いエージェントのひとつといえます。
担当アドバイザーは経理・財務の実務に精通した専任制で、応募書類の添削・面接対策・年収交渉・入社後フォローまで一貫して対応します。
東京・名古屋・大阪の3拠点では、30・40代の経理・財務人材向けの個別相談会を常時開催(日曜・祝日除く)しており、平日10時から、土曜日は9時からオンライン・対面を選んで相談を予約できます。
在職中で時間の確保が難しい方でも活用しやすい体制です。
また、MS-Japanは東京証券取引所プライム市場に上場しており、財務状況や経営方針の透明性が高い点も、長期的な信頼性の裏付けになります。
注意点として、求人の多くは東京都・神奈川県・愛知県・大阪府の4都市圏に集中しており、地方勤務を希望する方は選択肢が限られます。
また、経理の実務経験がない方や未経験からの転職を希望する場合は、紹介できる求人が少なくなる可能性があります。
パート・アルバイト・派遣形態の求人はほぼ扱っていないため、正社員以外の雇用形態を検討している方には向きません。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社MS-Japan |
| 設立 | 1990年4月26日 |
| 上場市場 | 東京証券取引所プライム市場 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム4F |
| 拠点 | 東京本社、名古屋支社、大阪支社 |
| 求人数 | 10,000件以上(非公開求人約90%) |
| 取り扱い職種 | 経理・財務、人事・総務、法務、経営企画、内部監査、公認会計士、税理士、弁護士 など |
| 利用料金 | 無料(求職者) |
| 公式サイト | https://www.jmsc.co.jp/ |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・条件は公式サイトをご確認ください
ヒュープロは、会計事務所・税理士法人への転職と、事業会社の経理ポジションへの転職を、同一のプラットフォームで同時に比較・検討できる点が、他の専門型エージェントにはない最大の特徴です。
税理士・会計業界専門求人サイトにおける公開求人数No.1を証明しており、経理か会計事務所かを迷っている段階の方に最も向いているサービスといえます。
ヒュープロの求人の内訳は、会計事務所・税理士法人が全体の約60%、経理・財務が約20%という構成になっています。
この比率は経理転職において重要な意味を持ちます。
現在は事業会社の経理で働きながら税理士資格の取得も視野に入れている方、あるいは会計事務所出身で事業会社の経理へ転身を考えている方にとって、両方の選択肢を1つのサービス内で並べて検討できる環境は、ヒュープロ以外ではなかなか実現できません。
運営の株式会社ヒュープロの公式コーポレートサイトによると、これまでに2万件以上の転職事例データが蓄積されており、業界特有の環境や評価基準を熟知した提案につながっています。
経理職や会計業界への転職を初めて検討する方や、簿記資格取得後に転職を目指している方にも対応できる点が、ヒュープロのもうひとつの強みです。
公開されている未経験歓迎求人は約1,200件あり、税理士試験の受験生・科目合格者向けに設けられた専用求人も約600件ほど確認されています。
勉強しながら転職先を選びたい方にとって、これほど受け皿が広い専門エージェントは多くありません。
また、働き方にこだわった特集も充実しており、残業20時間以内の求人、リモートワーク可能な求人、子育て中の方を対象とした求人など、ライフスタイルに合わせた絞り込みが可能です。
サービス設計の面では、求人サイト機能とエージェント機能が一体型になっています。
自分で求人を検索しながら気になる求人に応募し、必要なタイミングでエージェントのサポートも受けるという使い方ができます。
また、LINEでの相談受付や、10分の無料電話相談で市場価値を確認できる仕組みも整えており、在職中で細かく時間が取れない方でも気軽に接点を持てます。
ITを活用したマッチング基盤と専任エージェントのサポートを組み合わせているため、登録後の対応スピードが速いという評価も多く寄せられています。
注意点として、ヒュープロの求人の中心はあくまでも会計事務所・税理士法人であり、事業会社における上位ポジション(経理マネージャー・経理部長・CFO候補など)の求人については、MS-Japanと比較して選択肢が限られるケースがあります。
また、東京都内の求人が全体の半数を占めており、地方での転職活動を希望する方は選べる案件に制約が出る場合があります。
公認会計士向けの求人数はヒュープロ全体に占める割合が比較的小さいため、会計士資格を活かしたキャリアアップを主目的とする方は、他のサービスと組み合わせて利用するとよいでしょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ヒュープロ |
| 設立 | 2015年11月19日 |
| 代表取締役 | 山本 玲奈 |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区道玄坂2-16-4 野村不動産渋谷道玄坂ビル 4階/6階(受付) |
| 有料職業紹介認可 | 13-ユ-310213 |
| 求人数 | 9,000件以上(参考:2026年1月時点) |
| 取り扱い職種 | 経理・財務、税理士・税務スタッフ、公認会計士、社会保険労務士、弁護士、人事・労務、法務・知財、CFO、M&A・FAS |
| 未経験歓迎求人 | 約1,200件 |
| 税理士受験生向け求人 | 約600件 |
| 相談方法 | 電話(10分から)・LINE |
| 利用料金 | 無料(求職者) |
| 公式サイト | https://hupro-job.com/ |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・条件は公式サイトをご確認ください
会計求人プラスは、会計事務所・税理士法人の転職に特化した求人サイトで、自己検索・スカウト・エージェントの3つを組み合わせたハイブリッド型のサービスです。
MS-Japanやヒュープロのようにエージェントが中心のサービスとは異なり、自分のペースで求人を確認しながら、必要に応じてエージェントのサポートも追加できる設計になっています。
会計求人プラスで最も目立つ強みは、業界内でもとくに多様な雇用形態の求人を一括で扱っている点にあります。
正社員・パート・アルバイト・契約社員・派遣社員・業務委託と全6種類の雇用形態に対応しており、主要転職エージェントが正社員案件を中心に扱っている状況と大きく異なります。
週2〜3日・1日4時間から働ける会計事務所、税理士試験の勉強と両立できるパート、業務委託での税務スタッフなど、ライフスタイルに合わせた細かい条件で絞り込める点が特徴です。
育児・介護・資格取得と並行しながら会計業界でのキャリアを積みたい方には、他の専門型エージェントにはない選択肢が揃っています。
スカウトサービスの仕組みも独自性のひとつです。
会員登録時にプロフィールを登録すると、条件にマッチした会計事務所や税理士法人から直接スカウトが届きます。
プロフィールは匿名で公開できるため、現在の勤務先に転職活動を知られる心配がありません。
在職中で積極的に動きにくい方でも、企業側からのアプローチを受け取りながら情報収集を続けられます。
エージェントサービスは、会員登録時にオプションとして申し込む方式です。
エージェントに相談することで、一般公開されていないプレミアム求人の紹介を受けられます。
公式サイトではKPMG税理士法人、PwC税理士法人、辻・本郷税理士法人、OAG税理士法人など大手税理士法人の掲載実績も確認できます。
また、資格学校への通学を前提として勤務時間を配慮してくれる求人や、独立開業支援のある事務所求人なども専用特集として掲載されており、会計業界でのキャリアパスを見据えた求人探しに向いています。
注意点として、会計求人プラスの公開求人数はMS-Japanの10,000件以上やヒュープロの9,000件以上と比べると少なく、数百件規模にとどまります。
求人の選択肢を最大化したい場合は、他の専門型または総合型エージェントとの併用をおすすめします。
また、会計求人プラスは会計事務所・税理士法人が主体で、事業会社の経理ポジションは数が限られます。
事業会社の経理・財務部門への転職を主な目的とする場合は、MS-JapanやBEET-AGENTを主軸に活用するとよいでしょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社アグリード |
| 公式サイト | https://kaikeiplus.jp/ |
| 取り扱い対象 | 会計事務所・税理士事務所、税理士法人、監査法人、一般企業の経理・財務部門 |
| 雇用形態 | 正社員、パート・アルバイト、契約社員、派遣社員、業務委託 |
| サービス種別 | 転職サイト+スカウト+エージェントサービス(オプション) |
| 特徴的な求人特集 | 独立開業支援、資格学校通学配慮、未経験OK、テレワーク推進、子育て応援、簿記2級から応募可 |
| 利用料金 | 無料(求職者) |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・条件は公式サイトをご確認ください
BEET-AGENTは、管理部門・バックオフィスに特化した両面型エージェントで、年収600万〜1,000万円以上を目指す経理経験者の転職支援を強みとしています。
キャリアアドバイザーと企業担当のリクルーティングアドバイザーが連携して動く体制が、ミスマッチの少ない精度の高いマッチングを実現しています。
両面型エージェントとは何かを理解すると、BEET-AGENTを選ぶ意味が明確になります。
多くの転職エージェントでは、求職者を担当するキャリアアドバイザーと求人企業を担当するリクルーティングアドバイザーが分業体制を取っています。
BEET-AGENTでは両者が密に連携する両面型で動いており、企業側の採用ニーズを深く把握したうえで求職者に提案できます。
経理職の転職では、求人票に書かれた要件よりも、実際に連結決算の経験が必要か、IFRS対応が求められるか、管理会計の比重が高いかといった内情が合否を分けるケースが多く、こうした企業の実態を把握したうえで紹介できる体制は、経理転職において特に有効です。
BEET-AGENTが得意とする企業は、プライム・スタンダード上場企業、IPO準備中企業、成長期のベンチャースタートアップです。
コンセプトとして掲げているバックオフィスが評価される企業への紹介という方針は、管理部門の評価体系・人員配置・予算が整った企業のみを紹介するという姿勢の表明でもあります。
IPO準備中企業の経理部門は、上場審査に向けた内部統制整備・管理会計体制の構築・税務申告精度の向上など、通常業務とは質の異なる高度な業務が集中します。
このフェーズの経理経験は市場価値を大きく高めるため、IPO準備企業の求人へのアクセスルートを持っているかどうかは、経理キャリアの観点から見ると重要な判断軸のひとつです。
サポートの手厚さも、BEET-AGENTの特徴として多くの利用者から評価されています。
求人紹介から応募書類の作成・面接対策・年収交渉まで一気通貫でカバーするうえ、転職後もキャリアパートナーとして継続的なフォローを行っています。
公式サイトで公開している利用者の声では、面接ごとに具体的なフィードバックをもらえて選考を乗り越えられた、他社では全く選考を通過できなかったが手厚いサポートで内定を取得できた、企業の担当者の特徴まで事前に把握していて情報が的確だった、という実際の経験が紹介されています。
面談形式は対面・オンライン・電話から選択できるため、在職中でも活動しやすい環境です。
注意点として、BEET-AGENTのターゲットは年収600万〜1,000万円以上を目指すリーダークラス・ミドルクラスに明確に絞られています。
経理の実務経験が浅い方や、この年収帯を下回る条件での転職を希望する方は、紹介できる求人が限られる可能性があります。
会計事務所・税理士法人の求人はほぼ取り扱っておらず、事業会社の経理職が中心です。
公認会計士・税理士資格を活かした転職を主目的とする場合は、同グループが運営するハイスタ(hi-standard.pro)を活用するとよいでしょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | BEET-AGENT(ビートエージェント) |
| 運営会社 | 株式会社アシロ |
| 本社所在地 | 東京都新宿区西新宿6丁目3番1号 新宿アイランドウイング4F |
| 上場市場 | 東証グロース市場(証券コード7378) |
| サービス開始 | 2022年10月 |
| 取り扱い職種 | 経理・財務、人事・労務、法務・コンプライアンス、内部監査、経営企画、CXO候補など |
| 主な対象 | 年収600万〜1,000万円以上を目指す管理部門・バックオフィス人材 |
| 対象企業 | 上場企業、IPO準備企業、ベンチャースタートアップ |
| 求人数 | 非公開を含む4,000件以上 |
| エージェント体制 | 両面型(キャリアアドバイザー+リクルーティングアドバイザー) |
| 利用料金 | 無料(求職者) |
| 公式サイト | https://beet-agent.com/ |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・条件は公式サイトをご確認ください
Spring転職エージェントは、2023年4月にLHH転職エージェントへブランド統合されており、現在はアデコ株式会社がLHH転職エージェントの名称で同サービスを運営しています。
外資系・グローバル企業の経理・財務ポジションへの転職を目指すなら、国内エージェントの中でも最も有力な選択肢のひとつです。
名称変更後も、サービスの核心的な強みは継承されています。
世界60の国と地域、5,000か所以上の拠点を持つアデコグループの一員として、グローバル企業との長年の取引ネットワークをそのまま引き継いだうえで、LHHブランドとして提供する転職支援が強化されています。
経理・財務の領域では、HR&ファイナンス紹介部という専任チームが設置されており、外資系・日系グローバル企業のCFO候補・財務コントローラー・FP&A担当などのポジションを専門的に扱っています。
360度式コンサルティングと呼ばれるサービス体制も、LHH転職エージェントの大きな特徴です。
多くのエージェントでは求職者担当と企業担当が分かれていますが、LHH転職エージェントでは1人のコンサルタントが企業と求職者の双方を担当します。
この体制により、企業の採用背景・職場カルチャー・評価制度・キャリアパスまでを直接把握したコンサルタントが提案できるため、外資系企業ならではの雰囲気の把握や企業文化との相性まで踏み込んだマッチングが期待できます。
経理・財務に関する求人の質も高い水準を保っています。
LHH転職エージェントを通じた転職成功者の62%が年収アップを実現しており、平均年収増加額は101万円に達しています。
また、転職成功者の10人に1人が年収1,000万円以上のポジションに就いており、高年収・ハイクラスの案件へのアクセスという観点では国内最高水準のエージェントといえます。
2026年7月時点の公開求人20,178件のうち、年収600万円以上の求人が18,826件と全体の90%以上を占めており、高年収帯での転職を狙う方にとっての求人母集団として優れています。
注意点として、LHH転職エージェントのターゲットは年収500万円以上のハイクラス層に絞られています。
経理の実務経験が浅い方や、現年収がこれより低い方は紹介できる求人が限られる場合があります。
また、積極的に情報を引き出そうとする姿勢が求められる傾向があり、連絡待ちのスタンスでいると担当者からのフォローが薄くなったという声も一部見受けられます。
国内中小企業の経理ポジションを志望する場合は、MS-JapanやBEET-AGENTの方が選択肢が広いでしょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 旧サービス名 | Spring転職エージェント |
| 現サービス名 | LHH転職エージェント(旧Spring転職エージェント) |
| 運営会社 | アデコ株式会社 |
| グループ | アデコグループ(世界60の国と地域、5,000か所以上の拠点) |
| グループ本部 | スイス・チューリッヒ |
| 日本の担当部署住所 | 東京都千代田区外神田4丁目14-1 秋葉原UDXビル8F |
| ブランド統合 | 2023年4月(Spring→LHH転職エージェント) |
| 経理担当チーム | HR&ファイナンス紹介部 |
| コンサルティング方式 | 360度式(企業・求職者を同一コンサルタントが担当) |
| 求人数 | 約65,000件(うち非公開約55,000件、2026年時点) |
| 年収アップ率 | 転職成功者の62%が年収アップ(平均増加101万円) |
| 主な対象 | 年収500万円以上のハイクラス層 |
| 利用料金 | 無料(求職者) |
| 公式サイト | https://jp.lhh.com/ |

総合型エージェントは、特定の職種や業界に絞らず、幅広い企業・業界の求人を扱う大手転職エージェントです。
経理転職においては、IT・製造・小売・金融・エンタメなどあらゆる業界の経理ポジションにアクセスできる点が専門型エージェントにはない強みです。
非公開求人の絶対数も多く、専門型エージェントと組み合わせることで転職の選択肢を最大化できます。
このセクションでは、経理求人への対応力が高い総合型エージェント6社を詳しく紹介します。
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・条件は公式サイトをご確認ください
リクルートエージェントは、厚生労働省の実績データをもとに転職支援実績No.1を証明する国内最大規模の総合型エージェントで、経理・財務事務の公開求人だけで914件以上を保有しています。
経理転職の選択肢を最大化するうえで、まず登録を検討するべき基盤となるエージェントです。
総求人数は、公開求人と非公開求人を合わせた採用人数ベースで100万件以上(2026年6月時点)に達します。
非公開求人だけでも約25万件(2026年3月31日時点)を保有しており、登録後に紹介される案件のうち多くが一般公開されていない求人です。
経理・財務事務に絞った公開求人でも914件以上が確認でき、公式サイトでは未経験者を歓迎するポジションから、パナソニック、テレビ東京、東宝、セコム、ソニー・インタラクティブエンタテインメントなどの大手・有名企業の経理ポジションまで幅広く掲載されています。
経理職の転職でリクルートエージェントを選ぶ意義は、求人数の圧倒的な多さにあります。
IT・エンタメ・メーカー・金融・商社・公共機関など、業界を横断した比較が同一サービス内でできる点は総合型ならではの利点です。
経理キャリアの方向性をまだ絞り込んでいない段階や、希望の業界・企業規模に幅を持たせて選択肢を広げたい段階では、リクルートエージェントの網羅的な求人データベースが特に有効に機能します。
求職者向けにはPersonal Desktopという会員専用システムが用意されており、紹介された求人への応募状況や選考の進捗をオンラインで一元管理できます。
また、職務経歴書エディター機能を使うと経理職向けの職務経歴書を効率よく作成でき、在職中で時間が取りにくい方でも転職活動を進めやすい設計になっています。
企業とのやり取りや面接日程の調整を代行するサービスも対応しており、転職のコア作業をエージェントに委ねながら進められます。
注意点として、担当アドバイザーが必ずしも経理職の専門知識を持っているとは限りません。
連結決算・IFRS対応・管理会計など経理特有のスキルについて詳細なアドバイスが必要な場合は、MS-JapanやBEET-AGENTなどの専門型エージェントと並行して登録するとよいでしょう。
また、求人数の多さゆえに、自分から積極的に求人を絞り込んでいく姿勢が求められます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社リクルート |
| 公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
| 転職支援実績 | No.1(厚生労働省の実績データに基づく) |
| 総求人数 | 100万件以上(2026年6月時点、採用人数ベース) |
| 非公開求人数 | 約25万件(2026年3月31日時点) |
| 経理・財務事務の公開求人 | 914件以上(公式サイト確認) |
| 対応地域 | 全国 |
| 利用料金 | 無料(求職者) |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・条件は公式サイトをご確認ください
dodaは、転職サイトと転職エージェントの両機能を1つのサービスで同時に利用できる点が最大の特徴で、会員登録者数約1,099万人(2026年6月末時点)を持つ国内最大級の転職プラットフォームです。
経理専門のキャリアアドバイザーが在籍しており、経理・財務職に特化した転職支援を受けながら、自分でも求人を自由に検索できる設計になっています。
dodaの大きな利点は、エージェント機能と求人サイト機能が同一サービス内で動く仕組みにあります。
専任のキャリアアドバイザーに求人紹介・書類添削・面接対策を任せるエージェントモードと、自分で28万件以上の公開求人を自由に検索して応募する転職サイトモードを、登録後いつでも切り替えながら活用できます。
在職中で転職活動に割ける時間が限られている方にとって、サポートの量を自分でコントロールできるこの柔軟性は実践的な強みです。
また、新着求人は毎週月曜・木曜に更新されるため、良い求人を見逃しにくい設計になっています。
経理転職における市場データについては、dodaが公式に公表している数値が参考になります。
dodaの2026年時点の仕事データによると、経理・財務・税務・会計職の平均年収は566.2万円で、月間平均残業時間は20.3時間、年間休日は120.7日という数値が示されています。
これらは実際の転職成功者のデータをもとにしており、経理職の転職時に年収交渉や条件比較の基準として活用できます。
dodaが公表している転職市場予測によると、2026年下半期(7月〜12月)の経理職の求人数は全体として増加傾向となる見込みです。
3月決算企業の業務が落ち着くタイミングと年度末に向けた採用計画の前倒しが重なり、6〜8月にかけて求人が増加する傾向があるとされています。
また、シェアードサービスやBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)企業での経理採用が増加しており、こうした成長領域の求人へのアクセスも充実しています。
dodaの経理市場予測レポートは毎年更新され、2022年入社・国家資格キャリアコンサルタントを持つ経理専門のアドバイザーが監修しており、信頼性の高い情報として活用できます。
スカウトサービスも充実しており、プロフィールを登録しておくと企業の採用担当者やdodaのキャリアアドバイザーから直接オファーが届きます。
書類選考なしで面接に進める確約オファーも一定数あり、応募の手間を省きながら転職機会を広げられます。
さらに、管理職・ハイクラス向けには別サービスのdodaXも展開されており、年収800万円以上のポジションへの転職を目指す経理経験者はこちらを組み合わせるとよいでしょう。
注意点として、エージェントサービスに登録すると担当者からの電話・メール連絡が増える傾向があります。
連絡頻度が多いと感じる場合は、マイページや初回面談時に希望する連絡頻度を伝えることで対応できます。
また、求人数が多い分、提案される求人の中に希望条件から外れたものが混在することもあるため、最初の面談でキャリアの希望を詳細に伝えておくことが重要です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
| グループ | パーソルグループ(東証プライム上場) |
| 公式サイト | https://doda.jp/ |
| 会員登録者数 | 約1,099万人(2026年6月末時点) |
| 公開求人数 | 28万件以上 |
| 転職者満足度 | オリコン顧客満足度調査 転職エージェント 20代 第1位(2022〜2024年) |
| 経理の平均年収 | 566.2万円(doda公式データ) |
| 経理の月間残業時間 | 20.3時間(doda公式データ) |
| サービス種別 | 転職サイト+エージェント+スカウト一体型 |
| 利用料金 | 無料(求職者) |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・条件は公式サイトをご確認ください
JACリクルートメントは、1975年のイギリス・ロンドン創業から50年以上の歴史を持つハイクラス転職エージェントで、経理・財務を含む管理部門専門領域において、外資系・グローバル企業のCFO候補・財務コントローラー・FP&A担当などの高度なポジションを紹介できる体制が最大の特徴です。
東証プライム市場に上場しており、国内外の累計支援実績は約43万人に達しています。
JACリクルートメントが経理転職において際立つのは、外資系・日系グローバル企業の財務部門への転職支援に特化した実績とネットワークです。
公式サイトでは経理・財務を職種カテゴリの筆頭に掲げており、管理部門専門の特化サイトも設置しています。
グループ連結で約1,600名のコンサルタントが各業界に精通し、それぞれが担当業界の企業に直接訪問しているため、求人票に現れない企業内部の評価制度・組織体制・採用背景まで把握したうえで提案を受けられます。
経理職の転職では、求人票の業務内容より、どのような会計システムを使うか・月次決算のクローズ期間は何日か・CFOとの距離感はどうかといった内情が職場満足度に大きく影響します。
コンサルタントがこうした情報を事前に持っている点は、転職後のミスマッチを防ぐ観点から非常に有効です。
サービス体制は、企業と求職者の双方を同一コンサルタントが担当するコンサルタント型を採用しています。
この仕組みにより、企業側の採用ニーズと求職者のキャリア志向を同じ視点から照合できるため、求人の内容と求職者のスキルのズレが生じにくくなります。
異業種からグローバル企業の経理部門への転職など、通常では難しい越境転職においても、コンサルタントが双方の情報を持つことで橋渡しが可能になるケースがあります。
外資系企業への経理転職を志望する場合、英文レジュメの作成支援も受けられる点は特筆に値します。
グローバル企業の採用プロセスでは英語での書類提出が求められることが多く、英文レジュメの書き方はノウハウが必要です。
JACリクルートメントはイギリス発祥のグローバルエージェントとして、英文レジュメ作成のアドバイスを含む支援体制を整えており、外資系企業の採用文化に精通したコンサルタントから実践的なフィードバックを受けられます。
また、11カ国34拠点のグローバルネットワークを活用することで、海外拠点を持つ企業の経理・財務ポジション(海外勤務含む)へのアクセスも可能です。
注意点として、JACリクルートメントのターゲットは年収500万円以上のミドル・ハイクラス層が中心です。
経理の実務経験が浅い方や現在の年収がこれより低い方は、紹介できる求人が限られる可能性があります。
公開求人数は約57,700件(2026年7月時点)で、リクルートエージェントやdodaと比較すると規模は小さめです。
これはミドル・ハイクラスに特化して案件を厳選しているためで、求人の幅よりも質を優先するサービス設計になっています。
国内中小企業の経理ポジションを主に検討している場合は、MS-JapanやBEET-AGENTとの組み合わせが実践的です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
| 上場市場 | 東証プライム市場 |
| グループ創業 | 1975年(イギリス・ロンドン) |
| 日本でのサービス | 30年以上 |
| グローバル展開 | 11カ国34拠点 |
| コンサルタント数 | 約1,600名(グループ連結) |
| 取引企業数 | 約2万社 |
| 累計支援実績 | 約43万人 |
| 公開求人数 | 約57,700件(2026年7月時点) |
| 主な対象年収 | 年収500万円以上 |
| 経理・財務の対応 | 管理部門専門サイトあり、専門コンサルタント在籍 |
| 利用料金 | 無料(求職者) |
| 公式サイト | https://www.jac-recruitment.jp/ |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・条件は公式サイトをご確認ください
ビズリーチは、管理職・専門職・グローバル人材などのハイクラス人材に特化した国内最大級のスカウト型転職サイトで、年収1,000万円以上の求人が全体の5割以上を占めています。
経理・財務職での年収アップ・管理職昇格を目指す経験者にとって、他のエージェントとは根本的に異なる転職チャネルです。
ビズリーチが他の転職エージェントと大きく異なるのは、ビズリーチ自体がキャリアアドバイザーを通じて求人を紹介するわけではないという点です。
公式FAQにも明記されているとおり、ビズリーチは企業やヘッドハンターが保有する求人を掲載するプラットフォームです。
職務経歴書を登録すると、企業の採用担当者やCFO、あるいは経理に精通したヘッドハンターから直接スカウトが届きます。
経理の高度なポジションでは、採用権限を持つ人物から直接コンタクトが来るケースがあり、このルートでの転職はエージェント経由では得にくい情報の密度と迅速さがあります。
スカウトの中でも特に注目すべきがプラチナスカウトです。
プラチナスカウトを受け取ると、その時点で書類選考は通過し面接・面談が確約される仕組みになっています。
無料のスタンダードプランのまま内容を閲覧してメッセージを返信することも可能で、登録から追加費用なしでこのメリットを享受できます。
書類選考で落とされることが多い経理経験者の方や、同じ経理スキルでも企業によって評価が異なると感じている方にとって、自分への関心を示した企業と直接やり取りできるプラチナスカウトは効果的な入口となります。
経理・財務に関する求人規模も見逃せません。
キーワード検索では経理財務の求人が1,650件以上確認でき、公開求人全体では64,252件(2026年8月21日時点)に上ります。
年収1,000万円以上の公開求人だけで37,080件(同時点)あり、アサヒ、味の素、キーエンス、住友商事、ソニー、トヨタ、NTTなどの大手・有名企業の求人が公式サイトでも確認できます。
ヘッドハンターは9,700人以上が登録しており、そのうち経理・財務専門のヘッドハンターから業界の水準を踏まえた率直なアドバイスを受けることができます。
注意点として、ビズリーチはスカウトを待つ受け身の使い方が主体のため、転職エージェントのように担当者が求人の条件交渉や面接スケジュール調整を代行してくれるわけではありません。
書類添削や面接対策のサポートが必要な場合は、ヘッドハンターに依頼するか、専門型エージェントと並行して登録するとよいでしょう。
また、現在の年収が低め(目安として500万円未満)の場合、スカウトがほとんど届かない可能性があります。
ビズリーチは経理でのキャリアアップを目指す中堅〜ベテラン層に最も力を発揮するサービスです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ビズリーチ(ビジョナル株式会社の完全子会社) |
| 公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
| サービス種別 | スカウト型ハイクラス転職サイト(転職エージェントではない) |
| 公開求人数 | 64,252件(2026年8月21日時点) |
| 年収1,000万円以上の求人 | 全体の5割以上(2026年1月末時点) |
| 累計導入企業数 | 41,800社以上(2026年1月末時点) |
| 登録ヘッドハンター数 | 9,700人以上(2026年1月末時点) |
| 経理財務の求人 | 1,650件以上(公式サイトでのキーワード検索) |
| 基本利用料金 | 無料(プレミアムステージへのアップグレードは任意・有料) |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・条件は公式サイトをご確認ください
マイナビエージェントは、マイナビグループが運営する総合型転職エージェントで、全求人の約80%が非公開求人という高い比率を誇り、20代・第二新卒・初めての転職者への手厚いサポート体制が特徴です。
公開求人140,001件・非公開求人33,230件(2026年8月時点)という豊富な求人数を背景に、経理・財務職への転職支援も積極的に行っています。
マイナビエージェントの経理転職で際立つのは、全求人の約80%が非公開求人である点です。
公式サイトの経理・財務求人ページでもこの比率を明示しており、企業が採用活動を他社に知られたくない・応募の殺到を避けたいなどの理由から、一般に公開できない求人が多数含まれています。
キャリアアドバイザーへの登録後にはじめて紹介される案件の多くが非公開求人であり、自分で求人を検索するだけでは出会えない経理ポジションへのアクセスが可能になります。
20代・第二新卒からの経理転職を検討している方にとって、マイナビエージェントは特に頼りになる選択肢です。
マイナビグループは新卒採用領域で国内トップクラスの実績を持っており、新卒採用を積極的に行う大手・中堅企業との取引が多い点が特徴です。
これらの企業は第二新卒・若手の採用にも積極的で、経理未経験からのスタートや、実務経験1〜3年の方が経理職へステップアップするための求人が充実しています。
専任のキャリアアドバイザーが5年・10年後のキャリアプランを踏まえて求人を提案するため、目先の転職だけでなく、経理としての長期的なキャリア設計を相談しながら進められます。
サービスの使いやすさも特徴のひとつです。
来社・Web・電話から面談形式を選べるため、在職中でも日程を合わせやすく、書類添削・面接対策・面接日程調整まで一貫してサポートが受けられます。
全国に30拠点(2026年5月時点)を持つ地方展開の強さも注目点で、東京・大阪・名古屋以外の地方都市での経理求人にも対応しています。
地方勤務を希望する方や地元でのキャリアを積みたい方には、リクルートエージェントに並んで選択肢として有力です。
注意点として、マイナビエージェントは20〜30代向けの求人が中心のため、年収600万円超・管理職クラスのハイクラスポジションは他のエージェントと比べて求人が少ない傾向があります。
経理でのキャリアアップを目指すミドル・ベテラン層は、MS-JapanやBEET-AGENTなどの専門型エージェントと組み合わせた活用が実践的です。
また、担当者からの電話・メールが多いという声もあるため、連絡頻度は初回面談時に伝えておくとよいでしょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社マイナビ(マイナビグループ) |
| 公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
| 全国拠点数 | 30拠点(2026年5月時点) |
| 公開求人数 | 140,001件(2026年8月時点) |
| 非公開求人数 | 33,230件(2026年8月時点) |
| 非公開求人の比率 | 全求人の約80%(公式サイト掲載) |
| 主な対象 | 20〜30代・第二新卒・初めての転職者 |
| 経理・財務 | 専用求人ページあり、5年・10年後のキャリアプランを考慮した提案 |
| 利用料金 | 無料(求職者) |
※2026年8月時点の調査情報です。最新の求人数・条件は公式サイトをご確認ください
パソナキャリアは、株式会社パソナが運営する総合型転職エージェントで、経理・財務・会計の求人を2,711件保有しており、そのうち年収800万円以上の求人だけで1,480件を占めるハイクラス求人の層が厚いことが特徴です。
上場企業の約7割と連携しており、大手・優良企業の経理ポジションへの転職を目指す方に向いたエージェントです。
パソナキャリアの経理転職における強みは、ハイキャリア層向けの求人の豊富さです。
公式サイトの経理・財務・会計ページでは役員候補・事業部長候補・部長候補・課長クラスのポジションをポジション別に絞り込める設計になっており、経理でキャリアアップを目指す30代〜50代のミドル層に対応した求人が充実しています。
経理の転職成功者の年収アップ率61.7%という数値も公式サイトに掲載されており、経理での年収向上を目指す方にとって実績の裏付けがある選択肢です。
非公開求人の比率も60%程度と高く、公開求人に載らない経理ポジションへのアクセスが登録後に可能になります。
取引企業数は16,000社以上にのぼり、公開されている求人では東京エレクトロン・野村総合研究所・日本特殊陶業・三菱重工業・NTTデータグループ・サイバーエージェントなど各業界を代表する大手企業の経理・財務・会計求人が確認できます。
サポートの手厚さは他のエージェントと比較したときの際立った特徴のひとつです。
書類添削・1対1の模擬面接・年収交渉・退職相談まで一貫してサポートする体制が整っており、顧客満足度94.56%(公式サイト掲載)という数値に反映されています。
特に1対1の模擬面接は、経理のマネージャークラスへの転職で重視される管理職候補としての自己PR方法やキャリアストーリーの整理に有効です。
全国47都道府県に拠点を持つ希少なエージェントでもあります。
地方での経理求人に対応している総合型エージェントとしては、リクルートエージェントと並んでパソナキャリアは数少ない選択肢のひとつです。
地方移住・Uターン転職を検討しながら経理職を探している方にも対応力があります。
注意点として、パソナキャリアは管理職・ハイキャリア層の転職支援が中心のため、経理経験が浅い方や現在の年収が低めの方は紹介できる求人が限られる可能性があります。
経理未経験や経験3年未満の若手の方は、まずマイナビエージェントやdodaとの並行登録で選択肢を補うとよいでしょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社パソナ(パソナグループ) |
| 公式サイト | https://www.pasonacareer.jp/ |
| 全国拠点数 | 47都道府県に拠点 |
| 総求人数 | 約6万件(公開求人約3.4万件・非公開求人約2.5万件) |
| 経理・財務・会計の求人 | 2,711件(公式サイト確認) |
| 年収800万円以上の経理求人 | 1,480件(公式サイトのよくある質問より) |
| 年収アップ率 | 経理転職成功者の61.7%が年収アップ(公式サイト掲載) |
| 取引企業数 | 16,000社以上 |
| 顧客満足度 | 94.56%(公式サイト内のパソナキャリアの強みページより) |
| サポート内容 | 書類添削・1対1模擬面接・年収交渉・退職相談 |
| 利用料金 | 無料(求職者) |

経理転職エージェントを選ぶ際に最も重要なのは、現在の経験年数・年収帯・希望する転職先の企業規模の3つの軸です。
状況に合わないエージェントを選ぶと、紹介できる求人がほとんどないというミスマッチが起こりやすく、転職活動が長期化する原因になります。
以下では、4つの状況別に最適なエージェントの選び方を解説します。
経理未経験や第二新卒の方が最初に登録するべきエージェントは、マイナビエージェント・doda・リクルートエージェントの3社です。
これらの総合型エージェントは求人数が多く、未経験歓迎の経理ポジションへのアクセスが充実しています。
登録前の準備として、日商簿記3級以上を取得しておくことを推奨します。
経理の実務経験がゼロの状態でも、資格があるとキャリアアドバイザーとの面談の質が大きく変わります。
日本商工会議所のデータによると、日商簿記検定は年間約100万人が受験する国内最大規模の会計資格であり、経理求人の多くが3級以上を優遇条件または応募条件として設定しています。
未経験から経理を目指す場合、まず簿記3級を取得してから転職活動を始める段取りが最も成功しやすいといえます。
専門型エージェントのMS-Japanは管理部門に特化していますが、未経験者向けの求人は少なめです。
BEET-AGENTはミドル・ハイクラス層向けのため、経理の実務経験がない段階では後回しにするとよいでしょう。
会計求人プラスやヒュープロは会計事務所・税理士法人の求人が中心で、会計知識を実務で積みたい方には選択肢になります。
| 状況 | おすすめエージェント | 理由 |
|---|---|---|
| 経理完全未経験(資格なし) | doda・マイナビエージェント | 未経験歓迎求人が豊富で丁寧なサポートが受けられる |
| 経理未経験(簿記3級以上) | doda・リクルートエージェント・会計求人プラス | 資格が評価されやすく会計事務所ルートも使える |
| 他職種経験あり・第二新卒 | マイナビエージェント・リクルートエージェント | 第二新卒歓迎求人と若手向けポジションが多い |
30代・40代の経理経験者が転職エージェントを選ぶ際は、管理職・課長以上のポジションへの対応力があるかどうかが判断基準になります。
MS-Japan・BEET-AGENT・リクルートエージェント・パソナキャリアが優先して登録する対象です。
30代は管理職昇格・大手企業への転籍・年収アップの3つを同時に狙いやすい時期です。
MS-Japanは管理部門特化のコンサルタントがミドル層の転職支援を数多く手がけており、公式サイトでも年収700万円以上の求人が60%以上を占めています。
BEET-AGENTは年収600万〜1,000万円以上のミドル・ハイクラス層に特化しており、上場企業やIPO準備企業の経理マネージャー候補ポジションを探している30代に特に向いています。
40代は選考のハードルが上がる傾向がありますが、即戦力性と専門性が高い経理職では40代での転職成功例も多数あります。
厚生労働省の令和5年版労働経済白書でも、専門的・技術的職業においてはミドル層の転職ニーズと企業側の採用ニーズの一致率が高い傾向が示されています。
BEET-AGENTやJAC Recruitmentのように、採用企業のニーズを直接把握したコンサルタントが求人を提案するタイプのエージェントは、経験・スキルを正当に評価した案件紹介につながりやすい点で優位性があります。
外資系企業の経理・財務部門や年収800万円超のハイクラスポジションを目指す方に最も適したエージェントは、JAC Recruitment・LHH転職エージェント(旧Spring転職エージェント)・ビズリーチの3つです。
外資系経理への転職では、英文レジュメの作成・英語面接対策・外資系企業特有の評価制度の理解が不可欠です。
JAC Recruitmentは1975年のロンドン創業から50年以上の実績を持ち、外資系企業とのネットワークが国内エージェントの中でも特に厚く、英文レジュメ作成の支援体制も整っています。
LHH転職エージェントはアデコグループが運営するグローバルエージェントで、公開求人の90%以上が年収600万円以上という高い年収水準を誇り、FP&A担当・財務コントローラー・CFO候補などのポジションを専門的に扱っています。
ビズリーチはスカウト型のため、外資系企業の採用担当者が自社ポジションにマッチすると判断した経歴の持ち主に直接コンタクトしてくれます。
年収1,000万円以上の公開求人だけで37,080件(2026年8月21日時点)を保有しており、外資系経理を目指す現年収600万円以上の方は登録しておく価値があります。
年収500万円未満の方は、まず総合型エージェントで実務経験を3〜5年積んでから、外資系・ハイクラス向けエージェントを利用するルートが現実的です。
経理転職の成功率を高めるには、2〜3社のエージェントを並行して活用する複数登録が有効です。
各エージェントが保有する求人は重複しないものも多く、1社だけでは出会えない選択肢が広がります。
推奨する組み合わせパターンは、専門型エージェント1社と総合型エージェント1社を組み合わせる基本パターンです。
専門型で高精度な求人紹介を受けながら、総合型で選択肢の幅を広げられます。
この2社体制にビズリーチを加えた3社体制では、スカウト型のビズリーチはエージェントからの電話対応が発生しないため、在職中の多忙な時期でも自分のペースで進められる点が利点です。
登録しすぎると各社への対応に時間がかかりすぎる点が注意点です。
在職中の転職活動であれば3社を上限の目安にするとよいでしょう。
また、同じ求人に複数のエージェント経由で応募してしまうと企業側に印象が悪くなる場合があるため、どのエージェントからどの求人に応募したかを記録しておく管理が必要です。
| あなたの状況 | 推奨の組み合わせ(2〜3社) |
|---|---|
| 経理未経験・20代 | doda + マイナビエージェント(+リクルートエージェント) |
| 経理経験3年以上・30代 | MS-Japan + リクルートエージェント + ビズリーチ |
| 管理職狙い・30代後半〜40代 | MS-Japan + BEET-AGENT + パソナキャリア |
| 外資系・年収800万円超狙い | JAC Recruitment + LHH転職エージェント + ビズリーチ |
| 会計事務所・税理士法人希望 | ヒュープロ + MS-Japan + 会計求人プラス |

経理職の求人数が最も増えるのは6〜8月と10〜11月の2つの時期です。
この背景には、日本の上場企業の約7割を占める3月決算企業と、外資系企業を中心とした9月・12月決算企業という2つの決算サイクルがあり、それぞれの決算業務が落ち着いた後に採用活動が活発化するという構造的なパターンがあります。
東京証券取引所の開示データによると、国内上場企業の約7割が3月を決算月に設定しています。
3月決算企業では、5〜6月に有価証券報告書の提出・監査対応・株主総会準備などが一段落し、経理部門のリソースが空く時期に体制の見直しや欠員補充のニーズが表面化します。
dodaが公表する転職市場予測(2026年7月6日更新)でも、3月決算企業の業務が落ち着く6〜8月に経理求人が増加する傾向が明示されています。
9〜10月は外資系企業・一部の日本企業による第2の採用活動の波が来る時期です。
9月・12月を決算月に持つ企業では、決算が完了した直後から次の採用計画が動き出し、10〜11月にかけて求人の放出が見られます。
外資系企業の財務コントローラー・FP&A担当・CFO候補などのポジションはこのタイミングに集中しやすく、JACリクルートメントやLHH転職エージェントのようなグローバルエージェントの動きが活発になる時期でもあります。
また、12月から翌年1〜2月にかけては、1〜3月の繁忙期前に採用を完了させたい企業による前倒し採用が発生します。
これは転職希望者に見落とされやすいタイミングですが、ライバルの転職希望者が少ない分、相対的に採用されやすい時期でもあります。
| 時期 | 経理求人の動向 | 動く背景 |
|---|---|---|
| 1〜2月 | やや増加(前倒し型) | 3月繁忙期前の採用完了を目指す企業が動く |
| 3〜4月 | 少なめ | 決算・監査対応で経理部門が多忙 |
| 5〜6月 | 増加(第1ピーク) | 3月決算業務終了後の体制見直し・欠員補充 |
| 7〜8月 | 増加継続 | 採用計画の前倒し・下半期採用準備(doda予測と一致) |
| 9〜10月 | 増加(第2ピーク) | 9月・12月決算企業・外資系企業の採用活動 |
| 11〜12月 | やや増加(駆け込み型) | 翌年1月入社に向けた年末前の前倒し採用 |
エージェントへの登録からの内定取得までは平均で3〜6ヶ月かかるケースが多いため、求人が増えるタイミングの2〜3ヶ月前に登録・準備を始めるのが最も合理的です。
5〜8月の第1ピークを狙うなら2〜3月の登録が、10〜11月の第2ピークを狙うなら7〜8月の登録が理想的な行動スケジュールになります。
会計事務所・税理士法人・BPO企業については、決算期に関係なく通年で採用が発生する傾向があります。
ヒュープロや会計求人プラスなどの専門エージェントで扱う求人の多くはこのカテゴリで、時期を問わず登録できます。
転職活動を始めようとしたタイミングが3〜4月の繁忙期に重なった場合でも、経理転職の選択肢がゼロになるわけではありません。
厚生労働省の統計によると、経理事務を含む一般事務系職種の有効求人倍率は2025年度平均で0.5倍前後で推移しており、求人数が求職者を下回る状況が続いていますが、管理職・専門職クラスの経理は需要が安定しています。
繁忙期(3〜4月)に転職活動を本格的に開始する場合、在職中の業務と並行する負担が大きくなるリスクがあります。
この時期はスカウト型のビズリーチに登録して経歴を充実させ、スカウトが届くまで受け身で待機するという活用方法が現実的です。
エージェントからの電話対応が発生しないため、繁忙期でもストレスなく転職準備を進められます。
求人が少ない時期にあえて活動することで得られるメリットもあります。
競合となる転職希望者の数が減る分、企業からの注目が集まりやすく、特定の企業を狙い撃ちした場合の採用確率が上がる傾向があります。
また、この時期にエージェントと面談・書類整備を済ませておけば、求人が増える時期に即座に応募できる体制が整います。
会計事務所・税理士法人・BPO系企業への転職を検討している方は、時期をあまり気にせず通年で登録・活動をスタートできます。
これらの業態は常時採用ニーズがあり、5〜8月・10〜11月のピークに左右されにくい点で、いつでも動きやすい選択肢です。

転職エージェントを使うことで、個人では出会えない非公開求人へのアクセス・専門家による書類添削・年収交渉の代行など、経理転職の成功率を高める多くのサポートを無料で受けられます。
経理転職でエージェントを活用する最大の利点は、一般公開されていない非公開求人へのアクセスです。
本記事で紹介した各エージェントの非公開求人比率を見ると、MS-Japanでは非公開求人が90%以上、マイナビエージェントでは約80%、LHH転職エージェントでは約55,000件の非公開求人を保有しています。
自分でdodaやリクルートエージェントなどの転職サイトを検索するだけでは、そもそも存在すら知ることができない経理ポジションが大量に存在するのです。
職務経歴書と面接対策の支援も、経理転職では特に有効です。
経理職では月次決算・年次決算・連結決算・開示業務・内部統制・税務申告などの業務をどの程度主体的に担ってきたかが評価の核心になります。
汎用的な書き方では専門性が伝わりにくく、エージェントの担当者(特に経理専門チームを持つMS-JapanやBEET-AGENTのコンサルタント)のアドバイスを受けることで、経理特有のアピールポイントを整理した書類に仕上がります。
年収交渉の代行は、個人では行いにくい交渉をエージェントが代わりに行ってくれる機能です。
dodaの公式データによると経理・財務・税務・会計職の平均年収は566.2万円ですが、実際には会社規模・担当業務の深さ・管理職経験の有無によって300万円台から1,000万円超まで幅があります。
エージェントは企業側の採用予算を事前に把握していることが多く、その情報をもとに求職者が単独では提示しにくい年収水準を交渉してくれます。
在職中の転職活動を効率化できる点も見逃せません。
面接日程の調整・企業とのやり取りの代行・入社日の調整まで、エージェントが間に入ってくれるため、経理の決算期など繁忙時期でも転職活動を無理なく継続できます。
転職エージェントを利用する際に注意すべき最初のポイントは、担当者の質が一定ではないという点です。
大手のリクルートエージェントやdodaでも、担当アドバイザーによって経理への知識の深さや提案力に差があります。
経理の専門用語が通じない・求める企業像と的外れな求人を勧められるというケースは実際に起こりえます。
こうした場合は、担当変更を依頼するか、MS-JapanやBEET-AGENTのような経理・財務専門のエージェントに切り替えるとよいでしょう。
エージェント独自の都合が働く可能性も知っておく必要があります。
転職エージェントは成功報酬型のビジネスモデルで、転職希望者が入社決定した際に企業側から紹介料を受け取る仕組みです。
このため、内定が出やすい・紹介料が高い企業の求人を優先して提案するケースがまれに生じます。
エージェントが勧める求人だけを見るのではなく、dodaやリクルートエージェントの転職サイト機能を使って自分でも並行して求人を探す習慣を持つことで、バランスよく選択肢を確認できます。
連絡頻度が多いことを不快に感じる方もいます。
特に登録直後はキャリアアドバイザーからの電話・メール連絡が集中しやすい傾向があります。
初回面談の際に希望する連絡頻度(週1回・メールのみ等)を明確に伝えることが、負担を軽減するための最も効果的な対処法です。
連絡が煩わしい方は、ビズリーチのようなスカウト型を中心に置き、エージェントは補助的に使う体制が実践的です。
転職を急かされることがある点にも注意が必要です。
エージェントは転職成立が収益につながるため、意図せず内定のプレッシャーをかけてくることがあります。
内定が出た際は焦らず、入社日・年収・業務内容・勤務条件を自分の判断軸でしっかりと確認してから最終決断することが大切です。
経理転職では、特に月次・年次決算の体制・テレワーク可否・残業時間の実態などを事前に確認しておくとよいでしょう。
経理未経験でも転職エージェントへの登録は可能で、未経験歓迎求人を多数保有するdoda・マイナビエージェント・リクルートエージェントなどの総合型エージェントを中心に活動するとよいでしょう。
MS-JapanやBEET-AGENTは管理部門の実務経験者向けの求人が中心のため、経理経験がない段階では紹介できる案件が限られるケースがあります。
同様に、LHH転職エージェントやJAC Recruitmentはハイクラス層向けのため、経理未経験の方には向いていないエージェントです。
まず総合型エージェントに登録して未経験歓迎の経理ポジションで転職し、実務経験を2〜3年積んでから専門型エージェントに切り替えるという段階的なルートが現実的です。
登録前の準備として、日商簿記3級以上を取得しておくと選択肢が大きく広がります。
簿記の資格があると、キャリアアドバイザーとの初回面談でのインプットが具体的になり、未経験歓迎かつ資格者優遇という条件の求人にアクセスしやすくなります。
経理転職では2〜3社の並行登録が最も効果的です。
1社だけでは保有する非公開求人の網羅性に限界があり、3社を超えると各エージェントへの対応負担が増えて転職活動の質が下がります。
推奨する組み合わせは、専門型エージェント1社(MS-Japan・BEET-AGENT・ヒュープロなどから状況に合わせて1社)と総合型エージェント1社(リクルートエージェント・doda・パソナキャリアなどから1社)を組み合わせる基本パターンです。
スカウトも受け取りたい場合は、ビズリーチを3社目として加えることで、担当者からの電話対応なしに企業からの直接コンタクトを受け取る体制が整います。
同じ求人に複数のエージェント経由で応募してしまうと企業側に印象が悪くなるため、応募した求人とエージェントの組み合わせは記録しておくとよいでしょう。
簿記2級は経理転職で有効な資格で、特に未経験から経理へのキャリアチェンジや、中小企業の経理から大手企業・上場企業の経理への転職において明確なアドバンテージになります。
日商簿記2級では工業簿記・原価計算の範囲が含まれるため、製造業の経理・管理会計業務・原価管理ポジションでは評価されやすい資格です。
MS-Japanや会計求人プラスでは簿記2級保有者向けの求人が多数掲載されており、資格の有無で応募できるポジションの幅が変わるケースがあります。
大手上場企業の経理部長候補・CFO候補クラスを目指す場合は、公認会計士資格やUSCPA(米国公認会計士)の方が評価される場合もありますが、一般的な経理ポジションでは簿記2級が有力な武器になります。
経理職は他の職種と比べて年齢による採用制限が少なく、30代・40代でも転職しやすい職種です。
年齢に見合った経験・スキルの水準が求められます。
30代では、月次・年次決算・連結決算・監査対応・税務申告などの実務経験に加え、プロジェクト推進・後輩育成の経験があると評価が上がりやすい傾向があります。
40代は即戦力性と管理職・マネージャーとしての実績が問われます。
厚生労働省の令和5年版労働経済白書でも、専門的・技術的職業においてはミドル層の転職ニーズと企業側の採用ニーズが比較的一致しやすいことが示されています。
BEET-AGENTやパソナキャリア、MS-Japanなどは30代・40代向けの管理職候補求人に強みを持っており、経験豊富なミドル層の転職支援実績も多数あります。
転職を躊躇う理由に年齢を挙げる必要はなく、まずエージェントに現在の経験・スキルを整理してもらうところから始めるとよいでしょう。
転職エージェントを活用した経理転職で内定を得るまでの標準的な期間は3〜6ヶ月程度です。
ポジションの難易度・企業規模・転職希望者の経験水準によって大きく前後します。
一般的なスケジュールは、エージェント登録・初回面談(約2週間)→ 求人紹介・書類選考への応募(1〜2ヶ月)→ 面接・選考(1〜2ヶ月)→ 内定・条件交渉・入社準備(1〜2ヶ月)という流れです。
経理職では3〜4月・9月の決算期中に採用活動が一時停止する企業も多く、この時期をはさむと全体の期間が延びる場合があります。
管理職・ハイクラスポジションは選考回数が増えるため6ヶ月以上かかるケースもあります。
在職しながら転職活動をする場合は、本記事で解説したとおり、求人が増える時期の2〜3ヶ月前にエージェントへの登録・書類準備を開始しておくと、タイムロスなく選考に参加できます。
参考資料