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社内SE・院内SEへの転職を成功させるには、IT職種に精通した転職エージェントの活用が最短ルートです。
転職エージェントはすべて無料で利用でき、書類添削・面接対策・年収交渉まで一貫してサポートが受けられます。
本記事では、社内SE・院内SE転職に強いエージェント11社の特徴と強みを公式データにもとづいて比較し、年収アップ・未経験・院内SE転職という3つの目的別に最適な組み合わせを解説します。
国税庁の令和6年分民間給与実態統計調査によると、正社員の平均給与は545万円で過去最高水準にあり、IT職種のエンジニアが社内SEへ転職した際の年収水準は全体平均を上回る可能性があります。
エージェント選びと活動方針の両方を押さえて、最適な転職を実現しましょう。

社内SE・院内SEへの転職を成功させるには、IT専門に特化した転職エージェントを活用することが最も効率的である。
転職エージェントはすべて無料で利用でき、非公開求人へのアクセスや年収交渉の代行まで一貫してサポートしてもらえる点が、求人サイトを使った自己応募との大きな違いです。
社内SE・院内SE職は、一般的なSEポジションと求められるスキルセットが異なるため、IT業界に精通したアドバイザーが在籍するエージェントを選ぶことが転職の質を大きく左右します。
厚生労働省の令和4年賃金構造基本統計調査によると、情報システム担当者の平均年収は約534万円で、国税庁の令和4年民間給与実態統計調査で示された給与所得者全体の平均461万円を73万円以上上回っています。
こうした高水準の条件を引き出せるかどうかは、エージェント選びにかかっているといっても過言ではないでしょう。
以下では、社内SE・院内SEへの転職支援実績や求人の質・量の観点から、特におすすめできる11社を紹介します。
※2026年8月時点の調査情報です。求人数・条件は変動するため最新情報は公式サイトをご確認ください
社内SE・院内SEへの転職を検討しているITエンジニアがまず登録すべきエージェントは、レバテックキャリアです。
IT・Web業界に完全特化した転職エージェントで、2026年7月時点の公開求人数は52,697件にのぼり、社内SE求人だけで約280件を保有しています。
IT専門職の認知率・登録率でNo.1を獲得(GMOリサーチ&AI株式会社、2024年12月調査)しており、ITエンジニアの転職市場でもっとも利用されているエージェントです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | レバテック株式会社 |
| 公開求人数 | 52,697件(2026年7月時点) |
| 社内SE求人数 | 約280件(公式サイト掲載) |
| 対応エリア | 全国(関東・東海・関西・九州を中心) |
| 利用料金 | 無料 |
| 面談方法 | オンライン・オフィス |
| 公式サイト | https://career.levtech.jp/ |
社内SE転職に特に強い理由
レバテックキャリアが社内SE・院内SE転職で頭一つ抜けている理由は、在籍するキャリアアドバイザーの専門性の高さにあります。
ITエンジニア出身または業界経験のあるアドバイザーが多く在籍しており、社内SEの業務内容や求められるスキルを正確に理解したうえで求人を紹介してもらえます。
「求人票に書かれていない情報」を提供してくれる点も、このエージェントならではの強みです。
システムの老朽化度合い、社内SEが1人体制かチーム体制か、裁量の大きさ、残業の実態といった、求人票には掲載されない現場の情報を、10,000社以上との取引で蓄積してきたデータをもとに開示してもらえます。
社内SE・院内SEはひとつの職場で長く働くケースが多いだけに、入社前に職場環境をしっかり把握できるこの点は非常に重要です。
年収交渉の実績も数字として確認できます。
レバテックキャリアの公式データでは、内定承諾者のうち3人に2人が転職後の年収を70万円以上引き上げています(2023年1月〜2024年3月の実績)。
社内SEへの転職では年収が下がるリスクを懸念する声も少なくありませんが、専門エージェントによる適切な市場価値の提示と交渉代行があれば、むしろ年収アップを実現できる可能性は十分あるといえます。
求人紹介満足度は94%以上(公式サイト)を維持しており、ミスマッチの少ない提案力も高く評価されています。
注意しておきたいポイント
レバテックキャリアはITエンジニア・Webクリエイター専門のエージェントであるため、IT業務の実務経験がない場合は利用しにくい傾向があります。
未経験から社内SEを目指す場合は、後述するウズキャリITなど未経験者向けのエージェントを組み合わせて利用するとよいでしょう。
また、地方在住の場合は取り扱い求人が首都圏・関西圏に集中しやすい点も把握しておく必要があります。
求人の地域別割合として、社内SE求人では関東圏が約70%、近畿地方が約25%を占めており(公式サイト掲載データ)、地方移住前提の転職活動には向かないケースがあります。
※2026年8月時点の調査情報です。求人数・条件は変動するため最新情報は公式サイトをご確認ください
社内SEへの転職で年収アップを最優先に考えるなら、Geekly(ギークリー)は特に注目しておきたいエージェントです。
利用者の年収UP額の平均が84万円という数字は、IT特化型エージェントの中でもトップクラスの水準にあります。
2026年2月には東京証券取引所スタンダード市場に上場しており、組織の安定性という面でも信頼性が高まっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社Geekly |
| サービス開始 | 2011年 |
| 上場 | 2026年2月27日(東証スタンダード市場) |
| 求人数 | 40,000件以上(2026年7月時点) |
| 転職支援実績 | 22,000名以上(2026年2月時点) |
| 取引企業数 | 3,400社以上(2026年2月時点) |
| 対応エリア | 東京23区内中心 |
| 利用料金 | 無料 |
| 公式サイト | https://www.geekly.co.jp/ |
書類添削専門チームが在籍する手厚いサポート
Geeklyが他のIT転職エージェントと大きく異なる点として、書類添削の専門チームが社内に在籍していることが挙げられます。
一般的なエージェントでは担当アドバイザーが兼任で書類添削を行いますが、Geeklyでは書類作成・添削を専門とするチームが職種・業界ごとのノウハウをもとにサポートします。
社内SE職は求人票の要件定義が曖昧なケースも多く、職務経歴書の表現次第で書類通過率が大きく変わります。
この専門体制は、社内SE転職を初めて経験する方にとって特に心強い仕組みといえます。
レジュメ代行作成にも対応しており、職務経歴書をゼロから作るのが難しい方でも、アドバイザーとのヒアリングをもとに仕上げてもらえます。
また、面接対策の深さもGeeklyの特徴です。
過去に同企業を受験した方の面接質問内容まで共有してもらえるため、企業研究だけでは得られない実践的な準備が可能です。
年収UP実績と交渉の実情
公式FAQによると、Geekly経由での転職者の年収UP額の平均は84万円(2026年4月時点)です。
年収交渉の仕組みとしては、エージェントが企業への推薦時に現年収と希望年収を同時に提示する形を取っており、転職者本人が直接交渉する場面を回避できます。
上積みのケースでは5〜10%程度の年収増加が実現できることが多いと公式で説明されています。
複数社から内定を得た状態で交渉に臨むと条件引き上げの余地が広がるため、Geeklyでは複数社への並行応募を推奨するスタイルをとっています。
書類選考への提出数の目安は平均20社、面接は4〜8件程度です(公式FAQ掲載データ)。
社内SEの転職では、経験してきた業務領域が年収査定に大きく影響します。
ERP導入経験やセキュリティ管理経験など、付加価値の高い実績をしっかり言語化できるよう、書類段階からの丁寧なサポートが年収交渉の土台になる点でも、Geeklyの書類添削体制は合理的といえます。
注意しておきたいポイント
取り扱い求人は東京23区内が中心という点は、公式FAQでも明記されています。
地方からのUターン転職や地方在住のままリモート勤務で社内SEを目指す場合は、他のエージェントとの併用が現実的でしょう。
また、IT・Web・ゲーム業界特化のエージェントであるため、社内SEといっても一般事業会社(非IT業種)の情報システム部門の求人よりも、IT企業内の情報システム担当ポジションの求人が中心になる傾向があります。
院内SEを含む医療・ヘルスケア分野の求人については、別途エージェントとの組み合わせを検討する余地があります。
※2026年8月時点の調査情報です。求人数・条件は変動するため最新情報は公式サイトをご確認ください
20代・30代のIT系エンジニアが社内SEへのキャリアチェンジを検討する際、マイナビITエージェント(現・マイナビ転職 IT AGENT)は最初に登録しておくべき選択肢のひとつです。
2025年12月にブランドリニューアルを経て名称が変わりましたが、マイナビグループが長年かけて構築してきた企業ネットワークと、IT業界専任のキャリアアドバイザーによるサポートは変わらず評価されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社マイナビ(設立1973年) |
| 現サービス名 | マイナビ転職 IT AGENT(2025年12月17日リニューアル) |
| SE・システムエンジニア求人数 | 31,178件(2026年8月7日時点、うち非公開求人9,328件) |
| 対応エリア | 全国(東京・大阪の求人が中心) |
| 利用料金 | 無料 |
| 面談方法 | 来社・Web・電話 |
| 公式サイト | https://mynavi-agent.jp/it |
マイナビグループのネットワークが生み出す社内SE求人の強み
マイナビ転職 IT AGENTの最大の特徴は、マイナビグループが持つ取引企業との幅広いネットワークにあります。
IT専門特化型のエージェントが得意とするIT企業内の情報システム担当求人に加えて、メーカー・流通・金融・医療といった非IT業種の事業会社が設ける情報システム部門(いわゆる社内SE・情シスポジション)の求人も豊富に保有しています。
社内SEという職種は、IT企業よりも一般事業会社の情報システム部門での募集が実態として多く、その意味でマイナビグループの総合的な企業ネットワークは転職先の選択肢を広げるうえで効果的に働きます。
院内SEを含む医療IT系の情報システム担当ポジションについては、担当アドバイザーへ直接確認したうえで求人紹介を受けるとよいでしょう。
また、マイナビキャリアリサーチLabが公開している中途採用状況調査などの独自データを通じて、現在のIT転職市場のトレンドを把握しやすい環境も整っています。
転職のタイミングを計りたい方にとっても参考になる情報源といえます。
20代・30代の転職支援で積み上げた実績
マイナビ転職 IT AGENTは、20代に信頼されている転職エージェントNo.1に選ばれており(マイナビエージェント公式サイト掲載データ)、特に転職経験が少ない20代から30代前半のITエンジニアの転職支援に強みがあります。
SIerやSES企業から社内SEへのキャリアチェンジを初めて検討する方にとって、IT業界専任のアドバイザーから業界の実情を含めたアドバイスを受けられる点は実用的です。
また、職務経歴書の添削・模擬面接・面接後のフォローまで一貫して無料で対応しており、在職中でも転職活動を進めやすい体制が整っています。
公開求人のみでSE・システムエンジニア職で31,178件、うち非公開求人が9,328件(2026年8月7日時点)というボリュームは、地方を含む幅広い勤務地・業種の選択肢を担保しています。
毎日更新されるため、登録後も定期的に最新の求人状況を確認できます。
注意しておきたいポイント
東京・大阪の求人が中心という特性上、地方でのUターン転職や地方在住のままリモート勤務を前提とした転職活動には、リクルートエージェントなど全国カバー型のエージェントとの併用が現実的です。
また、マイナビ転職 IT AGENTは総合型エージェントとIT専任アドバイザーの両面を持つため、IT専門特化型エージェントと比べると、ゲームやスタートアップなど特定の業界分野へのマッチング精度ではやや差が出ることもあります。
社内SE・院内SE転職という明確な目的がある場合は、初回面談の段階でその旨を明確に伝えることが重要です。
※2026年8月時点の調査情報です。求人数・条件は変動するため最新情報は公式サイトをご確認ください
社内SE・院内SEへの転職で選択肢の幅を最大限に広げたいなら、リクルートエージェントは必ず併用しておくべきエージェントです。
公開求人約78万件・非公開求人約28万件(2026年7月31日時点)という規模は業界最大級で、厚生労働省「人材サービス総合サイト」に基づく転職支援実績でNo.1を獲得しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社リクルート |
| 公開求人数 | 約78万件(2026年7月31日時点) |
| 非公開求人数 | 約28万件(2026年7月31日時点) |
| 転職支援実績 | No.1(厚生労働省「人材サービス総合サイト」2025年度実績) |
| 対応エリア | 全国 |
| 利用料金 | 無料 |
| 面談方法 | 対面・オンライン・電話 |
| 公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
業界最大級の求人数が生み出す社内SE転職の選択肢
リクルートエージェントが社内SE・院内SE転職で果たす役割は、IT専門特化型のエージェントとは性質が異なります。
公式サイトには社内システムエンジニア専用の求人ページと社内SE特集ページが設けられており、社内SEに精通した専任のキャリアアドバイザーが担当につく体制が整っています。
最も際立つのは求人の幅広さです。
IT専門特化型エージェントが中心に扱うIT企業・Web企業の情報システム担当求人に加え、製造業・流通・金融・医療・官公庁・教育機関など、一般事業会社のあらゆる業種における情報システム部門のポジションを豊富に保有しています。
院内SEを含む医療機関のIT担当ポジションも、このカバー範囲の広さを活かして探しやすいエージェントのひとつです。
非公開求人が約28万件という規模も特筆すべき点です。
一般の求人サイトには掲載されない大手企業・優良企業のIT担当ポジションが多数含まれており、登録後にキャリアアドバイザーと面談を進めることで、自分では発見できなかった求人と出会える可能性が高まります。
また、全国の拠点ネットワークを持つため、地方でのUターン転職や地方在住のままIT・社内SEへのキャリアチェンジを考えている方にも対応できます。
これはIT専門特化型エージェントが首都圏・関西圏中心であることと比べると、大きな差別化要素といえます。
転職支援実績と手厚いサポート体制
転職支援実績No.1という数字は、累積の支援経験の豊富さを裏付けます。
書類添削・面接対策・内定後の年収交渉・入社日の調整まで、転職活動の全フェーズにわたってキャリアアドバイザーがサポートします。
企業から独自に収集した情報をもとに、求人票だけでは得られない社内の状況や面接傾向を提供してもらえる点も強みです。
在職中で転職活動の時間が取りにくい方向けに、土日・平日夜間の面談対応もしており、相談だけの利用(転職を検討中の段階)にも対応しています。
注意しておきたいポイント
求人数の多さは選択肢の豊富さを意味しますが、IT・社内SE領域に特化した深い業界知識という観点では、IT専門エージェントの方が強みを持つ場合があります。
アドバイザーによって業界知識の深さに差が出ることもあるため、初回面談では社内SE転職の経験があるアドバイザーを希望する旨を伝えておくとよいでしょう。
また、求人数が多い分、希望条件を明確に伝えないと求人の量が多すぎて絞り込みに時間がかかることがあります。
事前に職種・勤務地・年収・業種の優先順位を整理したうえで面談に臨むことをおすすめします。
※2026年8月時点の調査情報です。求人数・条件は変動するため最新情報は公式サイトをご確認ください
転職サイトとエージェントサービスを一体で活用できる点でdodaは他のエージェントとは異なる強みを持ちます。
社内SE(社内情報システム)の公開求人だけで8,594件(公式サイト掲載)を保有し、非公開求人を含む総求人数は29万件以上(2026年1月時点)に達します。
オリコン顧客満足度ランキング 転職エージェント部門では2026年に総合第3位を獲得し、利用のしやすさ部門では6年連続トップ3入りを継続しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
| 社内SE(社内情報システム)公開求人数 | 8,594件(公式サイト掲載) |
| 総求人数(非公開含む) | 29万件以上(2026年1月時点) |
| 顧客満足度 | オリコン顧客満足度ランキング 転職エージェント 2026年 総合第3位 |
| 対応エリア | 全国 |
| 利用料金 | 無料 |
| 面談方法 | オンライン・対面 |
| 公式サイト | https://doda.jp/ |
転職サイトとエージェントが一体となったサービス設計
dodaの構造は他のエージェントとやや異なります。
転職サイト(自分で求人を検索・応募できるサービス)とエージェントサービス(キャリアアドバイザーが求人紹介・サポートするサービス)を同じアカウントで並行して活用できます。
これにより、エージェントからの求人紹介を受けながら、自分のペースで気になった求人に直接応募するといった柔軟な転職活動が可能です。
エージェントサービスの内部では、転職希望者を担当するキャリアアドバイザーと、企業との連絡・交渉を専門に担う採用担当(リクルーティングアドバイザー)が分業体制を取っています。
企業担当者が直接採用現場に足を運んで情報を収集するこの体制は、求人票には載らない社内の状況・採用背景・職場環境の把握精度を高めており、ミスマッチを防ぐうえで機能しています。
社内SE・院内SE求人においても、メーカー・流通・金融・医療など幅広い業種の事業会社ポジションが掲載されています。
公式サイトでは「医薬品・医療機器・ライフサイエンス・医療系サービス」業界における社内SE求人が独立したカテゴリとして存在しており、院内SEを含む医療機関のIT担当職種を探している方にも選択肢が広がります。
未経験・第二新卒歓迎求人の充実
doda公式の社内SE求人検索データでは、職種未経験歓迎が381件、業種未経験歓迎が1,162件、第二新卒歓迎が3,376件と、社内SE職でのキャリアチェンジを目指す方向けの求人が豊富に掲載されています。
SIerやインフラエンジニアから社内SEへの転向はもちろん、他業種からのキャリアチェンジを検討している方にとっても選択肢を見つけやすい構成です。
転職セミナーや転職フェアの開催を業界内で最も積極的に行っているエージェントのひとつとして知られており、転職活動のノウハウ習得という観点でもサポートが厚い印象があります。
注意しておきたいポイント
dodaはITエンジニア専門のキャリアアドバイザーのみが在籍するサービスではなく、総合型の転職エージェントです。
担当アドバイザーのIT業界知識の深さは個人差が出やすいため、社内SEや情シスの業務内容を熟知したアドバイザーに担当してもらえるよう、初回面談で希望を伝えておくとよいでしょう。
また、転職サイトとエージェントが一体化している特性上、登録後に求人メールが多く届く場合があります。
事前に受け取りたい情報の範囲を設定しておくと管理しやすくなります。
※2026年8月時点の調査情報です。求人数・条件は変動するため最新情報は公式サイトをご確認ください
社内SE転職で地方在住の方や、ITエンジニア職への未経験転職を考えている方に特に向いているのがワークポートです。
全国47都道府県すべてに拠点を設けており、どのエリアに住んでいても対面でキャリア相談できる環境が整っています。
社内情報システム・社内SE(開発)の求人が1,631件、社内SE(インフラ)の求人が1,763件(いずれも公式求人ページ掲載)と、社内SE職種の求人を専門カテゴリとして分類・管理している点が特徴的です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ワークポート |
| 社内SE(開発)求人数 | 1,631件(公式求人ページ) |
| 社内SE(インフラ)求人数 | 1,763件(公式求人ページ) |
| 月間登録者数 | 4万人以上(2026年3月実績) |
| 拠点数 | 全国47都道府県 |
| 人材紹介実績 | 20年以上 |
| 非公開求人比率 | 約70〜95%(公式) |
| 利用料金 | 無料 |
| 公式サイト | https://www.workport.co.jp/ |
転職コンシェルジュという独自体制と非公開求人の厚さ
ワークポートが他のエージェントと大きく異なる点として、キャリアアドバイザーを転職コンシェルジュ(登録商標)と呼ぶ独自体制があります。
コンシェルジュとしてのマインドで転職活動にまつわる幅広い要望に応えるというスタンスを公式サイトで明言しており、求職者の理想を引き出しながら転職成功まで伴走する体制を取っています。
非公開求人の比率が約70〜95%に達する点も際立った特徴です。
大手企業からの採用案件や専門スキルを求める求人ほど非公開で扱われる傾向があり、登録後に転職コンシェルジュを通じて初めてアクセスできる選択肢が多いことを意味します。
社内SEや情シスのポジションは、募集件数が少ない分だけ非公開で扱われるケースが多く、エージェント経由でないと辿り着けない好条件求人が存在しやすい職種です。
また、転職支援ツールとして独自のアプリ「eコンシェル」を提供しており、紹介された求人の閲覧・管理から、担当転職コンシェルジュへのチャット連絡、選考状況の一括管理まで、スマートフォンから転職活動全体を管理できる設計になっています。
在職中で電話が取りにくい方にとっては、テキストでのやりとりが中心にできるこの仕組みは実用的です。
未経験・第二新卒の社内SE転職支援
ワークポートは20代の5人に1人が未経験職種への転職を成功させているデータを公式で開示しています。
IT・エンジニア系への未経験転職支援に実績があり、社内SEというポジションの特性上、ITの実務経験が浅い方やSIer・インフラエンジニアからの転職、さらには異業種からのキャリアチェンジを目指す方向けの求人も保有しています。
人材紹介20年以上の実績から蓄積してきた業界情報と、月間4万人以上の登録者数がもたらす企業側からの求人集積が、幅広い条件の求人選択肢を生み出しています。
注意しておきたいポイント
社内SE・院内SEへの転職を目指す場合、IT専門特化型エージェントとは求人の性質が異なります。
ワークポートはIT・営業・製造など多業種を扱う総合型エージェントのため、IT業界の深い知識よりも汎用的なアドバイスが中心になる場合があります。
社内SEというポジションを深く理解した担当につきたい場合は、初回面談で社内SE転職の経験と希望を具体的に伝えておくことが重要です。
また非公開求人比率の高さは強みである反面、登録後のコンシェルジュとの面談をしっかり行わないと保有求人が見えにくいという側面もあります。
できるだけ早期に面談を完了させ、求人提案フェーズに進むことをおすすめします。
※2026年8月時点の調査情報です。求人数・条件は変動するため最新情報は公式サイトをご確認ください
社内SEとしてのキャリアをマネジメント層やIT部門責任者クラスへ引き上げたい方、外資系企業や大手グローバル企業の情報システム部門への転職を検討している方には、JACリクルートメントが有力な選択肢になります。
ハイクラス・ミドルクラス転職に特化したエージェントであり、IT(PM・SE)を独立した職種カテゴリとして公式に設け、約2万社との取引実績を背景に質の高い求人を提供しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント(東証プライム上場) |
| 設立 | 1975年(イギリス)、日本での展開は30年以上 |
| コンサルタント数 | 約1,600名(グループ連結数) |
| 取引企業数 | 約2万社 |
| グローバル拠点 | 世界11カ国・34拠点(2026年3月時点) |
| 対応エリア | 全国主要都市(東京・大阪・名古屋ほか) |
| 利用料金 | 無料 |
| 公式サイト | https://www.jac-recruitment.jp/ |
コンサルタント型が生み出す質の高いIT転職支援
JACリクルートメントの根幹をなすのが、コンサルタント型と呼ばれる独自体制です。
企業側と求職者側の双方を同一のコンサルタントが担当するため、採用背景や企業課題を深く把握したうえで求職者とのマッチングを行います。
多くのエージェントが採用している分業型(企業担当と求職者担当が別の担当者)と異なり、「なぜこの企業がこのポジションを採用するのか」というコンテキストごと伝えてもらえます。
社内SEの転職では、この情報の厚さが選考通過率に直結します。
情報システム部門の新設なのか、DX推進プロジェクトの強化なのか、既存システムの刷新なのかによって、書類の切り口も面接でのアピール方法も大きく変わります。
JACのコンサルタントはその背景を企業訪問で直接把握してきているため、的確な書類添削と面接対策が受けられます。
また約1,600名のコンサルタント(グループ連結数)が各業界・職種に特化しており、医療(メディカル)業界の専門コンサルタントも在籍しています。
院内SEを含む医療系情報システム担当ポジションへの転職を検討している場合、医療ITに精通したコンサルタントのサポートを受けられる可能性があります。
外資系・グローバル企業の社内SE求人
JACリクルートメントがとりわけ強みを持つのが、外資系企業と日系グローバル企業の求人領域です。
外資系企業の日本法人における情報システム部門ポジションや、グローバル展開をする日系大手メーカーのIT責任者ポジションは、他のエージェントではアクセスしにくい非公開求人として多数保有しています。
英語でのコミュニケーションが求められるグローバル環境でIT部門を率いる経験を持つ方や、英語力を活かした社内SEへの転職を目指している方にとって、JACは他エージェントでは代替しにくい選択肢です。
英文レジュメの作成アドバイスや英語面接対策も提供しており、グローバル転職に必要な準備を一貫してサポートしてもらえます。
注意しておきたいポイント
JACリクルートメントはミドル・ハイクラス転職に特化しており、現年収の目安として600万円以上が中心となります。
IT経験が浅い方や転職回数が多い方、20代前半の若手にとっては、担当コンサルタントのサポート対象外になるケースもあります。
経験やスキルに自信がある場合は積極的に活用すべきエージェントですが、まだキャリア形成の途中にある方は他のエージェントを主軸にしつつ、必要に応じてJACを活用するという段階的な使い方が現実的でしょう。
また拠点数がリクルートエージェントやワークポートと比べると限定的なため、地方在住の場合はオンライン面談で対応してもらうことになります。
※2026年8月時点の調査情報です。求人数・条件は変動するため最新情報は公式サイトをご確認ください
Greenは、IT・Web業界に特化した転職サイトです。
他のエージェントサービスとは異なり、担当のキャリアアドバイザーは付かず、求職者自身が求人を探して応募するか、企業から直接スカウトを受け取る形で転職活動を進めます。
公式サイトのキャッチコピーにある通り「IT・Web企業が最も多く利用する転職・求人サイト」であり、社内情報システムエンジニア(社内SE)の求人が1,094件(公式)、576社が掲載されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | アトラエ株式会社 |
| サービス種別 | 転職サイト(エージェントサービスではない) |
| 社内SE(社内情報システム)求人数 | 1,094件(公式サイト掲載) |
| 掲載企業数 | 576社(社内SE職種) |
| 対応エリア | 全国(フルリモート求人含む) |
| 利用料金 | 無料 |
| 公式サイト |
IT・Web業界のスタートアップ・ベンチャー求人が充実
GreenがIT転職市場において高く評価されている理由は、掲載企業の質にあります。
IT・Web企業が採用活動に最も活用している転職サイトという位置づけのため、ベンチャー企業やスタートアップ、上場済みのIT企業など、他の汎用型エージェントでは接点を持ちにくい企業の社内SE求人が多数掲載されています。
社内SE求人では、IT・Web企業の情報システム担当ポジション(コーポレートエンジニアという職名のケースも多い)、DX推進担当、コーポレートIT担当といった、よりモダンな職種名で掲載される求人が多い点が特徴的です。
求人ページには各企業の社内写真や社員インタビューが掲載されており、選考前から企業カルチャーや職場の雰囲気を把握できる情報設計になっています。
また、カジュアル面談歓迎の求人が多い点も社内SE転職との相性がよい要因です。
社内SEは企業側の情報システム部門の人数が少ないケースが多く、カジュアル面談を通じて現場の実態を直接確認しながら応募を検討するスタイルが取りやすくなっています。
企業からのスカウトで出会える求人
Greenでは、求職者が登録した経歴・スキルをもとに企業の採用担当者が直接スカウトを送る仕組みが整っています。
自分では見つけていなかった企業から声をかけてもらえる点は、転職活動の選択肢を広げるうえで有効です。
スカウトを通じてカジュアル面談に進むルートは、社内SE転職においても有効に機能します。
特に情報システム部門が小規模な企業では、採用担当者が求める人物像を一般的な求人票だけでは伝えきれないケースがあり、カジュアル面談で直接話すことで「この会社のSEがどんな仕事をしているか」を具体的に確認しながら応募判断できます。
エージェントと組み合わせての活用が最も効果的
Greenは転職サイト型のサービスであるため、書類添削・面接対策・年収交渉といったサポートは原則として提供されません。
そのため、単独で利用するよりも、レバテックキャリアやdodaなど担当アドバイザーが付くエージェントサービスと並行して使うことで、互いの弱点を補い合える構成になります。
エージェントを通じて非公開求人にアクセスしながら、Greenで公開されているIT企業の社内SE求人をチェックし、カジュアル面談でカルチャーフィットを確認する、という使い方が実践的です。
※2026年8月時点の調査情報です。求人数・条件は変動するため最新情報は公式サイトをご確認ください
IT業界への転職経験がなく、社内SEというポジションをゼロから目指したい20代の方に向いているのがウズキャリIT(UZUZ)です。
既卒・第二新卒・フリーターなど、IT業界での職歴がない方の転職支援に特化しており、入社1年後の定着率が94.7%(公式)という数字は、ミスマッチを防ぐための丁寧なサポート体制の表れです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社UZUZ |
| 対象 | 20代・既卒・第二新卒・フリーター・IT未経験者 |
| 入社1年後の定着率 | 94.7%(公式サイト掲載) |
| サポート時間 | 1人あたり平均20時間 |
| 月間登録者数 | 3,000名超(20代若手人材) |
| 拠点 | 東京・大阪・北海道(2026年7月時点) |
| 利用料金 | 無料 |
| 公式サイト | https://uzuz.jp/ |
未経験から社内SEを目指すための手厚いサポート
ウズキャリITが他のエージェントと一線を画しているのが、1人あたり平均20時間という徹底した個別サポートです。
書類添削にとどまらず、面接対策・ビジネスマナー研修まで含むオーダーメイド型の支援を無料で受けられます。
このサポート時間の長さは、職歴がない・浅い方が転職市場で競争力を持てるよう、基礎から積み上げることを重視する姿勢の現れです。
また、社員の40名が元既卒・元第二新卒という体制も独自の強みです。
アドバイザー自身が「職歴なしからのスタート」を経験しているため、求職者の不安な気持ちや転職市場での弱点を具体的に理解したうえでサポートしてもらえます。
これは、IT業界を熟知したコンサルタントが揃うレバテックキャリアやGeeklyとは異なる、共感ベースのサポートスタイルです。
独自のITスクール「ウズウズカレッジ」も運営しており、IT知識がゼロの状態からインフラエンジニア・社内SE向けのスキルを学び、その後の転職支援に連携するルートも用意されています。
社内SEという職種はネットワーク・サーバーの基礎知識が求められるため、スキルを身につけながら転職活動を並行できる環境は、未経験者にとって現実的な入口になります。
ブラック企業排除の独自審査体制
ウズキャリITは、紹介する全企業に対して事前の訪問またはオンライン面談を実施し、労働環境を確認したうえで求人を取り扱う体制をとっています。
離職率・残業時間・ハラスメントの有無などを審査基準に設け、基準を満たさない企業の求人は掲載しません。
経済産業省の予測では2030年時点のIT人材不足が最高約80万人規模に達するとされており(経済産業省「IT人材の供給動向の予測」)、IT職種の求人は今後も増加傾向にあります。
この需要の高まりを背景に、未経験でも採用を検討する企業は着実に増えていますが、なかには定着率の低いIT企業も存在します。
ウズキャリITのブラック企業排除体制は、未経験で社内SEへの転職を試みる方にとって、入社後のトラブルリスクを下げる実用的な仕組みです。
注意しておきたいポイント
ウズキャリITのサポート対象は20代が中心であり、30代以上や、すでに複数年のIT実務経験を持つ方には向いていません。
また、求人の地域カバレッジは東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪が中心で、地方求人は限られます。
IT実務経験がある方で年収アップや社内SEへのキャリアチェンジを目指す場合は、レバテックキャリアやGeeklyを主軸に転職活動を進めるほうが効果的です。
※2026年8月時点の調査情報です。求人数・条件は変動するため最新情報は公式サイトをご確認ください
Spring転職エージェントは2023年4月3日をもって「LHH転職エージェント」へとブランド名を変更しています。
アデコ株式会社が運営するハイクラス転職エージェントであり、社内SE(IT戦略・システム企画)・社内SE(アプリ担当)を独立した求人カテゴリとして公式サイトに設けています。
世界最大級の総合人材サービス企業Adecco Groupのグローバルネットワークを背景に、外資系企業・大手グローバル企業の社内SE求人へのアクセスを強みとしています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | アデコ株式会社(Adecco Group) |
| 現サービス名 | LHH転職エージェント(2023年4月3日にSpring転職エージェントより変更) |
| 対応職種(社内SE) | 社内SE(IT戦略・システム企画)、社内SE(アプリ担当)(公式カテゴリ) |
| 国内拠点数 | 全国190拠点(公式) |
| 拠点(主要) | 東京(秋葉原)・大阪・名古屋 |
| 利用料金 | 無料 |
| 公式サイト | https://www.lhh.com/ja-jp |
職種別の専門チームが提供するIT転職サポート
LHH転職エージェントは「業界別ではなく職種別」の担当制を採用しています。
IT・クリエイティブ・Webマーケティング専門チームが社内SE転職を担当するため、社内SEという職種が求めるスキルセットや市場価値を深く理解したコンサルタントからサポートを受けられます。
専門チームのコンサルタントは企業の採用担当者と直接連携して情報を収集しており、求人票には記載されない社内SEポジションの採用背景・評価制度・職場環境を把握したうえで求人を紹介します。
社内SEという職種は、企業ごとのシステム環境や情報システム部門の規模・体制によって実態が大きく異なるため、こうした詳細情報を選考前に得られる点は実用的です。
また、コンサルタントが企業・求職者の双方を担当する360度式コンサルティング体制をとっており、企業側のニーズと求職者側の希望を同一のコンサルタントが把握してマッチングを行います。
この体制は、JACリクルートメントと同様の両面型で、企業情報の濃さという点で総合型エージェントの分業型とは異なる強みを持ちます。
Adecco Groupは世界60カ国・地域で事業を展開するグローバル企業であり、その独自ネットワークを通じて国内大手企業だけでなく外資系企業・海外進出企業の社内SE求人へのアクセスが可能です。
日本法人で情報システム担当者を探している外資系企業や、グローバルITシステムに関与できるポジションを探している方にとって、LHH転職エージェントのグローバルネットワークはほかのエージェントでは代替しにくい強みです。
全国190拠点という拠点数は地方在住の方にも対応しやすく、オンライン面談(Skype/Zoom)にも対応しているため遠方からの利用も可能です。
LHH転職エージェントはハイクラス転職に特化したサービスであり、IT未経験者や社会人経験が浅い方には紹介できる求人が限られるケースがあります。
ターゲット層は実務経験のある中堅〜ベテランのITエンジニアや、IT部門のマネージャークラスへの転身を目指す方が中心です。
また、2023年4月のブランド変更以降はサービス名が「LHH転職エージェント」になっているため、最新情報はLHH転職エージェントの公式サイト(jp.lhh.com)で確認するとよいでしょう。
※2026年8月時点の調査情報です。求人数・条件は変動するため最新情報は公式サイトをご確認ください
社内SEとして30代以降のキャリアアップや年収アップを目指している方に、パソナキャリアは有力な選択肢となります。
累計転職支援実績59万人以上(2024年5月時点)・取引実績企業30,000社以上・国内上場企業の約7割との取引実績という規模感は業界最大級水準であり、それを支える400名のコンサルタントが全国47都道府県の拠点をカバーしています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社パソナ(パソナグループ) |
| 累計転職支援実績 | 59万人以上(2024年5月時点) |
| コンサルタント数 | 400名(2024年5月時点) |
| 公開求人数 | 53,069件(2026年8月25日時点) |
| 非公開求人比率 | 61.0%(ハイクラス) |
| 取引実績企業数 | 30,000社以上 |
| 日本の上場企業との取引 | 約7割(2024年5月時点) |
| 年収アップ率 | 61.7%(公式トップページ掲載) |
| 対応エリア | 全国47都道府県 |
| 利用料金 | 無料 |
| 公式サイト | https://www.pasonacareer.jp/ |
上場企業ネットワークが生む社内SE・IT求人の質
パソナキャリアが社内SE転職において際立つのは、国内上場企業の約7割との取引実績という広範な企業ネットワークです。
社内SEのポジションは非IT業種の大手事業会社の情報システム部門での募集が多く、こうした上場企業との深いパイプを持つエージェントは、他社では出会えない社内SE求人を保有しやすい構造にあります。
非公開求人の比率が61%という点も、登録後のカウンセリングを経て初めてアクセスできる求人が多いことを意味します。
パソナキャリア限定求人も1,200件以上(2024年5月時点)あり、転職サイトで自力検索しても辿り着けない独占案件への接点となります。
IT・Webエンジニアの求人カテゴリが独立して設けられており、職種ごとに専任のコンサルタントが担当する体制から、IT業界・社内SE職に精通したアドバイザーにサポートを依頼できます。
実績最多の年齢帯が30〜45歳という点は、社内SEという職種との相性の良さを示しています。
社内SEは30代以降に職種未経験でも転職に挑戦しやすい職種であり、一定の社会人・IT経験を持ちながらキャリアチェンジを考えている30〜40代の方が多く利用するエージェントとして機能しています。
サポート品質の高さで評価される転職エージェント
顧客満足度94.56%(公式サイト「パソナキャリアの強み」ページ掲載)という数字は、オリコン顧客満足度調査でも裏付けられています。
「担当者の対応」部門において長年トップクラスの評価を受けており、書類添削・1対1の模擬面接・年収交渉・退職サポートまで転職活動の全フェーズにわたって手厚いフォローを受けられます。
年収アップ率61.7%(公式)という実績は、企業との強いパイプを活かした年収交渉力の高さを示しています。
なお、パソナキャリアは厚生労働省関連の「職業紹介優良事業者」に認定されており、サービスの質と透明性という観点でも信頼性のある転職エージェントです。
注意しておきたいポイント
パソナキャリアはハイクラス転職を主軸としており、年収800万円以上の求人が約半数を占めます。
IT実務経験が浅い方や20代前半の若手にとっては、紹介される求人の水準が現在のキャリアと合わないケースも出てきます。
社内SEへの転職を目指す場合、現在の年収帯やスキル水準を初回カウンセリングで正直に伝えたうえで、どのような求人が紹介できるかを確認してから進めるとよいでしょう。
拠点は全国47都道府県をカバーしていますが、主要拠点は東京・大阪・名古屋・横浜・広島・福岡です。
地方エリアはオンライン(Web・電話)カウンセリングでの対応が中心になります。

社内SE・院内SE転職でエージェントを選ぶ際に最も重要なのは、担当アドバイザーが社内SEという職種の特性を理解しているかどうかです。
社内SEはSIerやSES企業のエンジニアとは職務内容が大きく異なるため、汎用型の転職サービスでは「なぜ社内SEが転職先として魅力的なのか」「どのスキルをアピールすべきか」という解像度の高い支援を受けにくい場合があります。
以下の5つの観点を軸に選ぶことで、転職活動の質が大きく変わります。
IT・SE職種の専門求人をどれだけ保有しているか
社内SEの求人は、IT専門特化型エージェントよりも、各社の保有求人総数と社内SE職種専用カテゴリの充実度を比較して判断するのが正確です。
各エージェントの公式サイトで確認できる社内SE求人数を比較すると、レバテックキャリアが社内SE求人約280件、doda(デューダ)が社内情報システム担当のカテゴリで8,594件、リクルートエージェントは社内SE特集ページと全国対応の非公開求人約28万件という体制をとっています。
注目すべき点は求人数の絶対値だけでなく、「社内SEというポジションが独立したカテゴリとして存在するか」という構造です。
社内SE(開発)と社内SE(インフラ)を別カテゴリで管理しているワークポート(それぞれ1,631件・1,763件)のように、細分化された求人管理をしているエージェントは、担当アドバイザーの職種理解も深い傾向があります。
院内SEを目指す場合は、医療・ヘルスケア業界の求人カテゴリが独立しているか、または医療ITに精通したコンサルタントが在籍しているかを確認することが重要です。
社内SE・院内SEの転職支援実績があるか
エージェントが「社内SEへの転職を支援した実績」を持っているかどうかは、サービスの質を測る重要な指標です。
しかしこの数字は各社が公式に開示していないケースが多いため、代替指標として「転職事例のページ」や「職種別の転職ノウハウコンテンツ」の充実度を確認するとよいでしょう。
マイナビ転職 IT AGENTは「社内SEへの転職を成功させるための志望動機とは」「社内SEに転職したい!求められるスキルや資格とは?」など、社内SE向けの転職ノウハウ記事を複数公式サイトで公開しています。
これはアドバイザーが社内SE転職に関する知見を蓄積していることの証左といえます。
ウズキャリITのように「入社後定着率94.7%」という具体的な数字を開示しているエージェントは、転職後のミスマッチ防止を重視した体制の証明になります。
定着率の高さは、求職者と求人企業の両方を深く理解したマッチングが機能している結果です。
キャリアアドバイザーがIT業界の事情に詳しいか
社内SE転職では、キャリアアドバイザー自身のIT業界知識の深さが、サポートの質を大きく左右します。
確認すべき観点は大きく2つです。
1つ目は「アドバイザーがIT業界の実務経験を持っているか」です。
レバテックキャリアやGeeklyはIT業界出身または業界知識のあるアドバイザーが在籍していると公式サイトで明示しています。
IT経験者のアドバイザーは、社内SEが扱うERP・業務システム・クラウド基盤・セキュリティといった技術領域の業務内容を理解したうえで求人を紹介できます。
2つ目は「求人票の裏側にある企業情報を持っているか」です。
JACリクルートメントやGeeklyのように、過去に同企業の面接を受けた方の実際の質問内容まで共有できる体制は、社内SE転職の選考通過率を高める実用的な情報です。
面接官が求めている人物像を具体的に教えてもらえるかどうかが、準備の質の差になります。
非公開求人の比率と質はどうか
社内SEのポジションは、一般公開されない非公開求人として扱われるケースが多い職種です。
情報システム部門の採用は競合他社に露出させたくない、または少人数精鋭チームの補充で大量応募を避けたい、という理由から非公開での採用が行われやすい構造があります。
各エージェントの非公開求人比率を公式データで確認すると、パソナキャリアが61%、ワークポートが70〜95%、リクルートエージェントが非公開求人約28万件(2026年7月31日時点)という規模感で保有しています。
非公開求人へアクセスするためには、必ずキャリアアドバイザーとの面談が前提となります。
このため、複数のエージェントに登録して面談を行うことで、各社が保有する非公開求人の重複を避けながら幅広い選択肢を確保できます。
IT専門特化型は他社にない独占求人を持ちやすく、総合型の大手は量と多業種カバーで補完し合う関係にあります。
年収・条件交渉まで代行してくれるか
社内SE転職を検討している方の多くが不安に感じるのが「転職によって年収が下がらないか」という点です。
厚生労働省の令和4年賃金構造基本統計調査によると情報システム担当者の平均年収は約534万円であり、国税庁の令和4年民間給与実態統計調査が示す給与所得者全体の平均461万円を73万円上回る水準にあります。
この差を維持・拡大するために、年収交渉の代行は重要な機能です。
各エージェントが開示している年収UP実績として、Geeklyが転職者の年収UP額平均84万円(2026年4月時点)、レバテックキャリアが転職者の3人に2人が年収70万円以上UP(2023年1月〜2024年3月実績)、パソナキャリアが年収アップ率61.7%という数字を公式で開示しています。
これらはいずれも公式データに基づく数字です。
年収交渉はエージェントが企業に対して代行して行うため、求職者が自分で希望年収を交渉するよりも受け入れられやすい傾向があります。
複数の内定を獲得した状態で交渉に臨むと上積みの余地が広がるため、Geeklyが推奨するように並行応募で複数の選択肢を確保しておくことが有効です。
また、JACリクルートメントのように企業と求職者の双方を同一のコンサルタントが担当する体制では、企業側のフレキシビリティ(年収上限の実態)を把握したうえで交渉できるため、一般的な分業型よりも精度の高い交渉が期待できます。

社内SE・院内SEへの転職を成功させるには、転職エージェントを1社だけ使うよりも2〜3社を目的別に組み合わせるほうが効率的です。
各エージェントは保有する求人の性質・担当者の専門性・サポートの強みがそれぞれ異なるため、「年収アップを最優先にしたい」「未経験から挑戦したい」「院内SE専門の求人を探したい」という目的に応じて、組み合わせを変えることで相互補完できます。
競合サイトの多くが「おすすめエージェント一覧」を羅列するだけにとどまっているのに対し、ここでは目的ごとの具体的な掛け合わせ方を提示します。
年収アップを最優先に社内SE転職を進める場合、公式で年収UP実績を開示しているエージェントを軸にすることが出発点です。
推奨の組み合わせは、レバテックキャリアとGeeklyの2社です。
レバテックキャリアは転職後に3人に2人が年収70万円以上UP(2023年1月〜2024年3月実績)という実績を、Geeklyは転職者の年収UP額の平均84万円(2026年4月時点)という数字をそれぞれ公式で開示しています。
いずれもIT専門特化型エージェントで、社内SEの市場価値を正確に評価できるアドバイザーが在籍しており、複数内定を取得した状態での年収交渉を組み立てやすい環境があります。
2社を並行して使う合理性は、求人の重複を避けながら年収交渉の比較材料を増やせる点にあります。
一方のエージェントで内定が出た段階で、もう一方のエージェントに状況を共有し、より高条件の求人を引き出す素地をつくれます。
年収600万円以上のハイクラス求人への転職を目指す場合は、JACリクルートメントまたはパソナキャリアを3社目として加える選択肢もあります。
JACリクルートメントの両面型コンサルタント体制は企業の採用予算を把握したうえで交渉できる強みがあり、パソナキャリアの年収アップ率61.7%(公式)は大手上場企業とのパイプを活かした交渉力の証です。
| 目的 | 1社目(軸) | 2社目(補完) | 必要に応じた3社目 |
|---|---|---|---|
| 年収アップ重視 | レバテックキャリア | Geekly | JACリクルートメントまたはパソナキャリア |
IT業界の実務経験がない状態から社内SEを目指す場合、サポートの手厚さと求人のミスマッチ防止体制を重視した組み合わせが有効です。
推奨の組み合わせは、ウズキャリITとマイナビ転職 IT AGENTの2社です。
ウズキャリITは20代の未経験者に特化したエージェントで、1人あたり平均20時間のサポート(公式)と全求人での企業審査(ブラック企業排除)体制が強みです。
入社1年後の定着率94.7%(公式)という数字は、未経験者でも長期的に働ける職場とのマッチングが機能していることを示します。
特に社内SEという職種はヘルプデスク業務からスタートして上流工程に移行できるキャリアパスが多く、未経験でも採用対象としている企業が存在するため、ウズキャリITのブラック企業排除体制は未経験者の転職において特に実用的です。
マイナビ転職 IT AGENTはSE・システムエンジニアの公開求人31,178件(2026年8月7日時点)・非公開求人9,328件を保有し、20代に信頼されている転職エージェントNo.1という実績(公式)から、業界に精通したアドバイザーによる書類添削・面接対策を受けながら、大手から中小・ベンチャーまで幅広い選択肢の中から社内SE求人を探せます。
ITスキル習得も並行して進めたい場合は、ウズキャリITが運営するウズウズカレッジ(独自のITスクール)で基礎知識を身につけながら転職活動を進める選択肢もあります。
| 目的 | 1社目(軸) | 2社目(補完) | 追加オプション |
|---|---|---|---|
| 未経験から社内SE | ウズキャリIT | マイナビ転職 IT AGENT | ウズウズカレッジ(ITスクール)と並行 |
院内SEはシステムエンジニアの中でも特殊な職種であり、電子カルテ・医事システム・画像診断システムなど医療情報技術に関する知識が求められます。
一般的なIT転職エージェントでは院内SE求人の取り扱い数が少ない場合があるため、医療IT・ヘルスケア業界の求人カテゴリを持つエージェントと、総合型の大手エージェントを組み合わせるアプローチが現実的です。
推奨の組み合わせは、リクルートエージェントとJACリクルートメントの2社です。
リクルートエージェントは公開求人約78万件・非公開求人約28万件(2026年7月31日時点)という業界最大規模の求人を持ち、医療機関・ヘルスケア業界の情報システム担当ポジションも包含しています。
社内SEの求人特集ページを公式に設け、全国対応の体制から地方の病院・クリニックにおける院内SE求人にもアクセスしやすい環境があります。
JACリクルートメントは医療(メディカル)業界の専門コンサルタントを公式サイトで明示しており、医療IT領域に精通したコンサルタントが院内SEポジションを担当するケースが期待できます。
両面型コンサルティング体制から、病院側の採用背景を把握したうえで求職者の市場価値と照らし合わせたマッチングを提供できる強みがあります。
院内SEを目指す場合、一般的な転職サイトには掲載されないコンフィデンシャルな求人(病院の方針刷新・電子カルテ刷新に伴うIT担当の採用など)が非公開求人として扱われることが多いため、エージェント経由でのアプローチが特に有効です。
医療情報技師の資格を持っている場合は、その点を初回面談で明示することで、より条件のよい院内SE求人を引き出しやすくなります。
| 目的 | 1社目(軸) | 2社目(補完) |
|---|---|---|
| 院内SEへの転職 | リクルートエージェント | JACリクルートメント |

転職エージェントへの登録から内定獲得まで、活動の進め方次第で結果は大きく変わります。
単に登録してアドバイザーの連絡を待つだけでは、ありきたりな求人紹介にとどまりやすく、社内SE・院内SEという職種特有の市場価値を引き出せません。
このセクションでは、登録・面談・内定という各フェーズで押さえておくべきポイントを解説します。
転職エージェントの同時複数登録は、社内SE転職において特に有効な方法です。
その理由は3点あります。
まず、各エージェントが保有する求人に重複が少ないという点です。
IT専門特化型(レバテックキャリア・Geekly・マイナビ転職 IT AGENT)と総合型(リクルートエージェント・doda・パソナキャリア)では、取引先企業の性質が異なるため、どちらか一方だけでは見えない求人が生まれます。
特に社内SEの求人は、非公開求人として扱われるケースが多く、エージェントを増やすほど非公開求人へのアクセス総量が増えます。
次に、アドバイザーの質を見極める比較軸ができるという点です。
社内SEという職種を理解しているアドバイザーかどうかは、最初の面談での質問内容と求人の紹介精度でわかります。
「どんなシステム環境の会社を希望しますか」「ベンダーコントロール経験はありますか」といった踏み込んだ質問ができるアドバイザーと、職種名だけを把握して汎用的な求人を送ってくるアドバイザーでは、サポートの質が全く異なります。
複数社と面談することで、どのアドバイザーが社内SE転職に精通しているかを比較できます。
最後に、内定後の年収交渉において複数の選択肢が材料になる点です。
Geeklyが公式FAQで推奨しているように、複数社の内定を取得した状態で交渉に臨むと年収の上積みを求める根拠になります。
1社だけから内定が出た状態では、企業側の提示額を受け入れるか辞退するかの二択になりがちです。
複数登録の際は、同じ求人への重複応募を避けるため、担当アドバイザーに他社登録の事実をあらかじめ伝えておくことをおすすめします。
これはマナーの問題であると同時に、アドバイザーが被っていない求人を優先して紹介してくれる実用的な効果もあります。
社内SE・院内SEへの転職活動の期間は、現在のスキル水準・希望条件の絞り具合・在職中か離職中かによって異なります。
一般的なモデルは以下の通りです。
| フェーズ | 期間の目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 登録・初回面談 | 登録後5〜10営業日以内 | 経歴ヒアリング・求人紹介の開始 |
| 書類選考・応募 | 1〜3週間 | 職務経歴書の添削・20社前後に応募 |
| 面接(1〜2次) | 2〜4週間 | 各社1〜3回の面接 |
| 内定・年収交渉 | 内定後1〜2週間 | 条件確認・複数内定での交渉 |
| 入社準備・退職手続き | 最大3ヶ月 | 現職での引き継ぎ・入社日調整 |
在職中の転職活動として現実的なトータル期間は2〜4ヶ月が目安です。
Geeklyの公式FAQでは転職活動期間の目安を30〜90日間と示しており、書類提出が平均20社・面接が4〜8件程度という実態が紹介されています。
社内SEは求人数がSIerやインフラエンジニアの案件と比較してボリュームが少ないため、希望条件が絞り込まれすぎている場合は選考に進む求人数が少なくなり、活動期間が長引く傾向があります。
まずは第一希望のポジション像を持ちながら、業種・企業規模・システム規模の条件を柔軟に設定しておくことで、選考の機会を増やすとよいでしょう。
院内SEを専門的に狙う場合は、医療IT分野の求人ボリュームが少ないため一般的な社内SE転職より時間がかかることが多く、3〜6ヶ月のスパンで計画を立てておくことをおすすめします。
転職エージェントの初回面談は、その後の求人紹介の質を決める最重要ステップです。
アドバイザーへの情報提供が曖昧なほど、求人の精度が下がります。
社内SE・院内SE転職を目指す場合に、特に伝えておくべき内容は以下の5点です。
まず、現在の技術スタックと担当業務の具体的な内容です。
「社内SEをしていました」という説明だけでは不十分で、「ERPの導入・保守を3年担当し、ベンダーへの要件定義と進捗管理が主な役割でした」のように、扱ったシステムの種類・規模・上流工程か下流工程かを伝えることで、アドバイザーが次の職場での役割を具体的にイメージできます。
次に、転職の目的と今の職場を変えたい理由を整理して伝えることです。
「ベンダーからユーザー企業の情報システム部門に移りたい」「現在はSIerだが、特定の業種の社内SEとして腰を据えて働きたい」という形で言語化しておくと、アドバイザーが求人の絞り込みを正確に行えます。
3点目は、院内SEを目指す場合に医療ITへの関心の背景を伝えることです。
電子カルテ・医事システムの経験があるかどうか、医療情報技師などの関連資格を持っているかどうかを伝えることで、医療機関向けの非公開求人の紹介を優先的に受けやすくなります。
4点目は、希望年収のラインと現年収の開示です。
年収交渉はエージェントが代行してくれますが、「最低このラインは譲れない」という数字と「できれば達成したい」という理想の数字の両方を伝えることで、アドバイザーが現実的な交渉プランを組み立てやすくなります。
5点目は、複数のエージェントに登録している事実です。
これを伝えることで、他社との求人重複を防ぎ、アドバイザーが独自求人を優先的に紹介するよう促せます。

社内SEと院内SEは転職先として注目を集めている職種ですが、具体的な業務内容や年収水準については正確に理解されていないことも多くあります。
転職エージェントを活用する前提として、これらの職種の特性・年収・市場動向を把握しておくことが、適切なエージェント選びと活動方針の設定につながります。
社内SEと院内SEはいずれも「自社・自組織のITシステムを内部から管理・運用する」という役割を持ちますが、働く組織と扱うシステムの特性が大きく異なります。
社内SEは一般事業会社の情報システム部門に在籍し、社内業務システム(ERPや販売管理・人事給与など)・PCキッティング・社内ネットワーク管理・セキュリティ対応・ベンダーコントロールといった業務を幅広く担当します。
DX推進が加速している現在では、SaaS導入・クラウド基盤の整備・RPAによる業務自動化といった企画・上流工程への関与も社内SEの業務範囲に含まれるようになっています。
院内SEは主に病院・診療所・医療機関の情報システム担当者として、電子カルテ・医事会計システム・PACS(画像診断システム)・病院情報システム(HIS)などの管理・保守・更新を担います。
医療機器とシステムの連携対応も業務に含まれ、システム停止が患者の安全に直結する環境のため、高い安定稼働要件と24時間対応が求められるケースがあります。
病院によってはオンコール(緊急時対応)が発生するかどうか、事前に確認しておく必要があります。
| 比較軸 | 社内SE | 院内SE |
|---|---|---|
| 主な勤務先 | 一般事業会社・IT企業 | 病院・クリニック・医療機関 |
| 扱うシステム | ERP・業務系・インフラ全般 | 電子カルテ・医事システム・PACS |
| 特有の知識 | 業種に応じた業務知識 | 医療情報・医療法規・診療報酬 |
| 関連資格 | 情報処理技術者試験 | 医療情報技師・診療情報管理士 |
| オンコール対応 | 少ない | 施設による(ある場合も) |
国税庁が令和7年9月に公表した令和6年分民間給与実態統計調査によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は478万円(前年比3.9%増)で過去最高を更新しています。
正社員・正職員に絞ると545万円(同2.8%増)となっています。
厚生労働省の令和4年賃金構造基本統計調査における情報システム担当者の平均年収は約534万円であり、給与所得者全体の水準を上回る水準を維持しています。
社内SEの年収は担当するシステムの規模・経験年数・業種によって幅があり、ヘルプデスク中心の担当では400万円台が中心となる場合がある一方、DX推進や上流工程を担うプレイングマネージャーポジションでは700〜1,000万円に達するケースもあります。
転職によって年収が変わる方向性としては以下の傾向があります。
SIerやSES企業から事業会社の社内SEに転職する場合、客先常駐や残業の多い環境から脱出できるワークライフバランスの改善が主な目的となるケースが多く、必ずしも年収アップが見込めるとは限りません。
一方、IT企業やDX推進に積極的な上場企業の情報システム部門では、SIer出身者のプロジェクト管理経験やベンダーコントロールスキルが高く評価され、年収アップと環境改善を同時に実現できるケースもあります。
院内SEの年収水準は社内SEと比較すると同等か若干低い傾向がありますが、公的病院や医療法人系列の大規模医療機関では待遇が安定しており、長期就業の観点で評価される職場も多くあります。
社内SE・院内SEの採用は、求人サイトへの直接掲載よりも転職エージェント経由での採用が選ばれやすい構造的な理由があります。
第1に、情報システム部門の採用は戦略的な機密性が高い点です。
基幹システムのリプレイスや組織再編に伴うIT体制強化の採用は、競合他社に採用の背景を知られたくないという理由から、非公開求人として扱われます。
求人票として一般公開すれば採用背景が読み取られるリスクがあるため、信頼関係のあるエージェントへの限定的な委託が選ばれます。
第2に、社内SEは人数が少なく「ピンポイントで合う人を見つけたい」という採用ニーズが多い点です。
1人の社内SEが退職した場合の補充採用や、新規にIT部門を立ち上げる際の初代社内SEの採用は、大量応募より少数精鋭の候補者紹介が求められます。
こうした「質重視の採用」ではエージェントを通じたスクリーニングが機能しやすく、エージェントへの依頼が増えます。
経済産業省が予測した「2030年時点で最高約80万人規模のIT人材不足が生じる懸念」という状況のもとで、社内SEを求める企業は今後も増加する見通しにあります。
この需要の高まりを背景に、転職エージェントが保有する社内SE・院内SE関連の求人数は継続的に増加傾向にあり、エージェントを活用した転職活動の有効性は高まっています。
転職エージェントは求職者にとって完全無料です。
エージェントの収益は求職者が内定・入社した際に企業側から受け取る成功報酬(採用費用)から発生するため、求職者からは一切費用が発生しません。
本記事で紹介した11社はいずれも無料で利用でき、書類添削・面接対策・年収交渉といったサポートも含まれます。
IT専門特化型1〜2社と総合型1〜2社を組み合わせた計2〜3社への同時登録が現実的です。
エージェントによって保有する非公開求人が異なるため、1社だけでは見えない求人が出てきます。
ただし多すぎると選考状況の管理が複雑になるため、3社程度を上限として絞り込むとよいでしょう。
本記事の「転職目的別の組み合わせ」セクションに具体的な組み合わせ例を掲載しています。
IT未経験からの社内SE転職は可能ですが、どのエージェントを選ぶかが重要です。
ウズキャリITのように20代の未経験者に特化したエージェントであれば、ブラック企業を排除した求人の中から未経験歓迎の社内SE求人を紹介してもらえます。
一方でレバテックキャリアやJACリクルートメントのようなIT経験者向けのエージェントは、未経験では紹介できる求人が限られる場合があるため、自分の経験年数に合ったエージェントを選ぶことが先決です。
多くのエージェントでは登録後5〜10営業日以内に初回面談の案内が届き、面談後に求人紹介が始まります。
Geeklyの公式FAQによると、転職活動期間の目安は30〜90日間、書類提出数は平均20社程度とされています。
在職中の方はオンラインや電話での面談に対応しているエージェントがほとんどです。
登録情報や職務経歴が不十分な場合は面談の案内が遅れることもあるため、登録時点で職務経歴書の概要を入力しておくとスムーズです。
年収が下がるかどうかは転職先の企業規模・業種・ポジションによって異なります。
一般的にSIerや大手SES企業から中小事業会社の社内SEへ転職する場合は年収が下がりやすい傾向がありますが、DX推進に積極的な上場企業の情報システム部門やIT企業の社内SEでは年収アップを実現しているケースも多くあります。
Geeklyの公式データでは転職者の年収UP額の平均が84万円(2026年4月時点)、レバテックキャリアでは3人に2人が年収70万円以上アップ(2023年1月〜2024年3月実績)という数字が示されており、専門エージェントを活用することで年収を維持・引き上げながらの社内SE転職を実現している方は少なくありません。
院内SEの求人は一般の求人サイトにも掲載されることがありますが、採用背景の機密性から非公開求人として扱われるケースが多く、エージェント経由でないと辿り着けない求人が存在します。
また院内SEは採用人数が少ないため、求人票が出てから募集終了までが短い傾向があります。
リクルートエージェントのような総合型エージェントや、医療(メディカル)業界専門チームを持つJACリクルートメントへの登録が、院内SE求人へのアクセスを広げる実用的な方法です。
エージェントに登録しただけでは会社にバレることはありません。
エージェントには個人情報保護の義務があり、登録した情報は本人の同意なく現職企業に共有されることはありません。
現職の取引先企業や関連会社が転職先候補になっている場合は、コンサルタントに事前に伝えて応募先から除外してもらうよう依頼することをおすすめします。
参考文献・出典
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