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2023.01.05

【教員ブログ】鍼灸×栄養

あけましておめでとうございます。

 

鍼灸師科教員の芦沼です。

 

気づけば2022年は終わり、2023年となっていました(はやあ(‘_’))。

 

ある書類を提出するために年明け早々、

多くの書類に年月日(記入日)を記入していたのですが、

最後確認したとき、全て2022年と書いていて、白目になりました。

 

 

さて、私事ではございますが。愛娘が3歳になりました(昨年)。

某スタジオで七五三+お誕生日ということで、おべべを着て、ドレス着て、、、

カメラの前に立つと自分なりにポーズを考えて撮ってもらい大満足な母でございました。

 

 

かわいい♡

 

0歳~3歳までの写真を見返すと身長も伸び、

体重も増え、よくお話や歌を歌い、、、と、

どんどん成長している姿が見られて嬉しい限りです。

 

離乳食から乳児食に変わり、今じゃほぼほぼ大人と一緒の食事を楽しむようになりました。

好みもはっきりしてきたのもまた成長として実感できる毎日です。

こうして食事や栄養面は日々の中で成長にも、体質づくりにも関与するものであります。

 

 

そこで今回は「痛み × 栄養」についてお話したいと思うので、

これから鍼灸師になりたと考えている方は是非こういった部分にも

鍼灸師は介入する必要があるんだな~、と知っていただければと思います(^^)/

 

鍼灸師は気になる症状にアプローチをするだけではなく、

日常生活においての気になること(動作や食事、睡眠、排尿、排便など)を聴取し、

体質を確認して施術を行います。

 

慢性的に痛みを患っている人は『食』に対する満足感が不十分である。

 

そういった印象が臨床を通じ実感しています。

『食欲がない』『食事が楽しくない』『美味しく感じられない』

『偏食している』などの声をよく聞きます。

 

食事は基本的に1日3食、朝昼夜と食べるのが一般的ですが、

職業柄夜勤などがある方、朝忙しい主婦の方、授乳中で睡眠もままならないお母さんなど、

一方では1日3食ではなく1~2食になる方もいるとは思います。

まずはストレスを感じないような食事のとり方をすることが大事になります。

(*もちろん、食事を摂取する時間帯も大事ですが、

何よりストレスを感じないというところが大事です。

対象となる患者さんの基礎疾患や体質にもよっては伝える内容は異なりますので、

その点は患者さんによりけりと捉えてください。)

 

その上で重要なのが【栄養】なのです。

そもそも、人の身体には痛みを抑える鎮痛物質と言われるものが存在しています。

鍼灸治療ではこの鎮痛物質が働くよう刺激を入れ活性化させることで

痛みが抑えられるようになります。

 

この鎮痛物質は体の中で勝手に産生されるのではなく、

食物を摂取することで産生されることが分かっています。

 

ということは、、、?

 

痛みを抑えるための鎮痛物質は【栄養】が基本であり、要となっているのです。

なので、鍼灸師は【栄養】についても、また【食】についても学習をしておく必要があります!

鎮痛(痛みを鎮める、抑える)に関与する代表的な物質は

トリプトファンと言われる必須アミノ酸の1種です。

 

家庭科の授業でも習った方も多いのではないでしょうか?(^^)

 

栄養学担当の先生にも教わりましたが、幅広い年齢の方が接種するにあたっては

乳製品や動物性たんぱく質(肉・魚)に多く含まれているとのことなので、

患者さんへ説明する際もこういった情報をお伝えしたりすることで、

食事指導をしていくようしています。

 

いかがでしょう?鍼灸師は日常生活における部分にも配慮をし、

多角的視点でお話をすることがあります。

栄養学はもちろんのこと、日常生活動作や排泄に関することは

国家試験的に重要なポイント、また臨床的に重要なポイントを踏まえた上で、

授業やゼミを通じお伝えしています。

 

是非、何事にも興味を持って学習に励んでもらえればと思います☆彡

 

まじめに語りましたが!

実はこういった内容はオープンキャンパスでもお話しています!

鍼灸師の仕事について興味あるな~と思った人はぜひ、訪ねて下さいね!

 

 

▶オープンキャンパスはこちら

鍼灸師科はこちら

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