2025年9月26日
鍼灸師科
ハイサイ(^O^)/
鍼灸師科教員のヒガです。
今回は、「痛み学習:実技編」の授業についてご紹介します。
痛みを体験しながら学ぶ
鍼灸臨床において、患者さんの多くが訴える症状の一つが「痛み」です。
痛みの理解は、鍼灸師として必ず押さえておくべき重要なテーマ。
今回の授業では、学生が互いに施術を行い、
痛みに対する鍼灸治療の効果を実際に体感しながら理解を深めていきます。
実技内容
授業はまず「痛みのメカニズム」の確認からスタート。
基礎理論を復習し整理してから実技に入ることで、治療の意味や効果を意識しやすくなります。
今回は経穴(ツボ)に鍼を刺して電気を流す「鍼通電療法」という治療法です。
学生はペアを組み、実際に鍼通電療法を行いました。
手足に鍼通電療法を行うことで、人に元来から備わっている
痛みを止めるためのシステム(専門的には下行性疼痛抑制系といいます)を
活性化することができると言われています。
授業後には、学生から「ほんとに痛みが軽くなった!」、「刺激の加減が難しかった。」など
実際に感じてみないとわからないような感想が出ました。鍼灸治療の可能性を体験的に理解する貴重な機会となりました。
本校ではこのように実技と理論を組み合わせた授業を通じて、
学生が臨床の場で自信をもって活躍できるよう育成しています。
興味のある方はぜひ一度、オープンキャンパスにもご参加ください!