2026年10月6日
その他鍼灸師科
こんにちは!
鍼灸師科のショーヘーです。
10月に入り、朝晩は少しずつひんやりと感じるようになってきました🍂
10月8日頃からは、二十四節気のひとつ「寒露(かんろ)」を迎えます。
寒露とは、朝晩の冷え込みが増し、草花に降りる露にも冷たさを感じるようになる頃。
空気が澄み、少しずつ秋の深まりを感じる季節です。
今回は、そんな「寒露」の過ごし方を東洋医学の視点も交えながらご紹介します!
🍂 寒露は「頑張りすぎ」に注意?
秋といえば、「食欲の秋」「スポーツの秋」「勉強の秋」など、何かを始めたり活動したりするのにも気持ちの良い季節です。
一方で、過ごしやすいからこそ、ついつい頑張りすぎてしまうことも。
運動を頑張りすぎて身体を痛めたり、忙しい日が続いて疲れがたまったり……。
さらに朝晩と日中の気温差も大きくなるため、身体の調子にも気を配りたい時期です。
そんな寒露の養生で意識したいのが、
「頑張りすぎないこと」です。
何事も無理をしすぎず、自分にとっての「良い加減」を見つけながら秋を楽しみたいですね。
🍚 秋の味覚を楽しもう!
栗やきのこなど、秋はおいしい食材がたくさんあります。
私たちの身体をつくるためには、毎日の食事からさまざまな栄養素をバランスよく摂ることも大切です。
忙しいと、ついつい食事を簡単に済ませてしまいがちですが、旬の食材を楽しみながら、ゆっくり食事をする時間をつくってみるのも良いかもしれません。
身体だけでなく、気持ちも少しリラックスできそうですね😊
🌿 寒露のツボ「曲池」
今回ご紹介するツボは、「曲池(きょくち)」です。
曲池は、肘の近くにあるツボです。

探し方は簡単!
親指を上にして腕を前に出し、肘を曲げてみましょう。
そのときにできる肘の曲がりジワの外側の端あたりが「曲池」です。
曲池は「手の陽明大腸経」という経絡に属しており、鍼灸治療でもさまざまな場面で使われる代表的なツボのひとつです。
セルフケアとして刺激するときは、痛くしすぎず「気持ちいい」と感じる程度の力で、ゆっくり押してみましょう。
🏫 鍼灸学生はどうやってツボを探す?
鍼灸師を目指す学生にとって、ツボの位置を正確に探す「取穴(しゅけつ)」は大切な技術です。
例えば曲池なら、「だいたい肘のこの辺!」……ではいけません。
実際に身体に触れながら、骨や筋肉、肘のシワなどを目印にして、一つひとつツボの位置を確認します。
さらに、
「このツボはどの経絡?」
「どんなときに使う?」
「この周辺にはどんな筋肉や神経がある?」
といったことも一緒に勉強していきます。
東洋医学の「経穴」と西洋医学の「解剖学」。
一見すると違う分野のようですが、実際の鍼灸の授業では、こうした知識をつなげながら学んでいます📚
🍁 「良い加減」で秋を楽しもう
勉強も、仕事も、運動も、一生懸命取り組むことは大切です。
でも、時には少し肩の力を抜くことも必要かもしれません。
「最近、頑張りすぎていないかな?」
寒露をきっかけに、一度自分の身体や生活を振り返ってみてはいかがでしょうか。
旬の食べ物を楽しんだり、ゆっくり休んだり、ツボをセルフケアに取り入れたり。
自分にとっての「良い加減」を見つけながら、深まる秋を楽しんでいきましょう🍂
※ツボへの刺激は痛みを感じない程度にやさしく行いましょう。体調に不安がある場合や症状が続く場合は、医療機関などの専門家にご相談ください。