Your future is starting from HEISEI!
ミライは平成から!
「スポーツトレーナー編」
特別対談
GAMBA OSAKA
HEISEI
ガンバ大阪監督
宮本 恒靖
10歳より本格的にサッカーを始め、高校時代はガンバ大阪のユースチームに所属。高校卒業後、ガンバ大阪に入団と同時に同志社大学への入学を果たし、プロスポーツと学業の両立。1995年よりガンバ大阪で活躍、2005年にはJリーグ年間優勝を達成。2011年に現役を引退。現在、Jリーグ・ガンバ大阪現監督に就任。
平成医療学園専門学校卒業生
花木 滉司
高校卒業後、平成医療学園専門学校の柔道整復師科へ入学。卒業後は、HEISEIのトレーナー研修生として、ガンバ大阪アカデミーでトレーナーの経験を積む。2017年にJリーグのガイナーレ鳥取のトレーナーに就任。2018年、ガンバ大阪に戻りトップチームのトレーナーとして現在活動中。
現場で求められる
スポーツトレーナーとは??
小さな変化に気が付けること
宮本
僕がスポーツトレーナーに求めることは、練習などで生まれる様々な変化に対して、すぐに気が付く観察力。選手を見ているだけではダメで、スタッフの動きやサポーターの反応などにも気を配ることができるような広い視野を持つことが理想的ですね。
花木
海外ではスポーツトレーナーといってもその中でポジションが細分化されているので、特化したスキルを持っていれば活躍できますが、日本では1人のスポーツトレーナーが複合的な内容を求められることがほとんどなので、そこを理解している人間が現場では求められるのではないかなと思いますね。
選手の成長する姿を想像してほしい
宮本
そういったスキルを持ち合わせた上でトレーニング中や、練習内容に合わせて気を付けるべき点をサッと選手に伝えることができたらトレーナーとして優秀だと思います。トレーナーは選手のキャリア形成にも関わる仕事なので、どのような伝え方をしたらパフォーマンスが上がるのか、どのようにサポートすると長く活躍できる選手になれるのかなど、選手の将来を一緒に考えることができるトレーナーがこれから活躍するのではないでしょうか。
花木
そうですね。相手の気持ちに立って伝えることが大切ですね。
人間性もトレーナーの武器となる
宮本
スポーツトレーナーってキャラクターも大切ですよね。いじられて場を和ませたりすることも時に必要だし(笑)。
花木
そうですね(笑)。僕はいじられたり、いじられなかったり…。
宮本
メディカルの技術面を磨くには大前提として勉強が必要だけど、それだけでは活躍できないと思うので、技術に加えて人間性を高めることが大切。日常生活や実習などを通して、人としての魅力を身につけられると強いですね。
花木
チーム全体を見て必要な役割を見つけたり、どのように振る舞ったらチーム運営が円滑になり、チームや個人が成果を出せるようになるかを考えるようにしています。